【共同通信杯2024予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

共同通信杯 中央競馬無料予想

共同通信杯は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。

春のクラシックレースを目指す3歳馬たちが出走し、共同通信杯を経てクラシックを勝つ馬も珍しくありません。

男性
ウマダネ
編集長

2021年は共同通信杯で1着だったエフフォーリアが皐月賞を、3着だったシャフリヤールが日本ダービーを制しました!

今回は2024年共同通信杯へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、予想界の大御所と言われている。
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「共同通信杯」出走馬情報

今年の共同通信杯で注目を集めているのは、昨年の朝日杯FSを制して最優秀2歳牡馬に選出された「ジャンタルマンタル」です。

無敗の3連勝中とまだ底を見せておらず、クラシックへ向けてどのような走りをするのか注目したい一頭です。

また、朝日杯FSで2着に入った「エコロヴァルツ」も出走します。

朝日杯FSでは「ジャンタルマンタル」に敗れる形となりましたが、上がり3ハロンは最速タイムであり、実力負けというよりは位置取りの差が影響した結果なので、逆転も十分期待できます。

その他、ホープフルSで5着と掲示板を確保した「ミスタージーティー」、母に伊オークスの勝ち馬ダンサーデスティネイションを持つ「ベラジオボンド」なども出走予定です。

「共同通信杯」注目馬

今年の共同通信杯にも、クラシックでの活躍が期待されている3歳馬たちが出走を予定しています。

そこで、2024年共同通信杯に出走予定の注目馬をご紹介します。

共同通信杯の注目馬
●ジャンタルマンタル
●ベラジオボンド
●エコロヴァルツ

注目馬①:ジャンタルマンタル

ジャンタルマンタル
性齢 牡3歳
通算成績 3戦3勝
主な勝鞍 GⅠ・朝日杯FS
GⅡ・デイリー杯2歳S
Palace Malice
インディアマントゥアナ
母の父 Wilburn

「ジャンタルマンタル」は、Palace Malice産駒の3歳牡馬です。

父のPalace Maliceはアメリカの元競走馬で、2013年のベルモントSを制しました。

本馬は2023年10月にデビューすると、2着に2馬身半差をつけて快勝。さらに、続くデイリー杯2歳Sで重賞制覇を達成すると、3連勝でG1・朝日杯FSも制しました。

その結果、最優秀2歳牡馬を受賞し、現3歳世代の中でも最もクラシックに近い存在となっています。

近走2走はマイル戦だったものの、デビュー戦で1800mは経験済みなので、中距離路線でも良いパフォーマンスが期待できそうです。

男性
ウマダネ
編集長

3戦3勝の朝日杯FS勝ち馬で、クラシックでの活躍が楽しみな存在です!

注目馬②:ベラジオボンド

ベラジオボンド
性齢 牡3歳
通算成績 1戦1勝
主な勝鞍 2歳新馬
ロードカナロア
ダンサーデスティネイション
母の父 Dubai Destination

「ベラジオボンド」は、ロードカナロア産駒の3歳牡馬です。

母は伊オークスの勝ち馬ダンサーデスティネイションで、注目産駒として千葉サラブレッドセールにおいて1億1,000万円の高額で落札されました。

そんな注目の競走馬として2023年12月の阪神競馬の新馬戦でデビュー。単勝オッズ2.3倍の人気を集めると、2着に3馬身差をつけて快勝しました。

1000m通過が61.0秒というゆったりとした流れでもしっかりと折り合うことができ、直線での末脚も非凡なものを持っています。

新馬戦は先々が楽しみになる内容だったので、いきなりの重賞制覇も期待できそうです。

男性
ウマダネ
編集長

将来性の高さを感じさせる新馬戦のレース内容でした!

注目馬③:エコロヴァルツ

エコロヴァルツ
性齢 牡3歳
通算成績 3戦2勝
主な勝鞍 OP・コスモス賞
ブラックタイド
プティプランセス
母の父 キングカメハメハ

「エコロヴァルツ」は、ブラックタイド産駒の3歳牡馬です。

2023年7月に福島競馬場の芝1800m戦でデビューして初戦を完勝すると、2戦目にはオープンクラスのコスモス賞も制し2連勝を果たしました。

そして、3戦目にはG1・朝日杯FSへと出走。後方集団からレースを進め、上がり3ハロン最速タイムの末脚で2着に食い込んでいます。

勝ち馬とは位置取りの差が出たと言える内容で、世代屈指の実力を持っていることは間違いありません。

デビューから2連勝はいずれも1800mという距離だったことを考えると、距離延長も大きなプラス材料となりそうです。

男性
ウマダネ
編集長

朝日杯FSは負けてなお強しと言えるレース内容でした!

「共同通信杯2023」予想に使えるコースの特徴

東京 1800m 芝

共同通信杯(G3)
競馬場 東京競馬場 コース 芝 1800m
性齢 3歳 負担重量 別定

共同通信杯は、東京競馬場の芝1800mで施行されます。

東京競馬場の芝1800mは、2コーナーに向かって斜めにスタートする特殊なレイアウトであり、外枠の馬は距離のロスを強いられるので、内枠が有利なコースと言えます。

また、先頭争いは激しくならず、レース前半のペースはスローペースになりがちです。

そのため、最後の直線での瞬発力勝負となることが多いので、共同通信杯では上がり3ハロンで優秀なタイムを出している馬を狙いたいところです。

「共同通信杯」過去3年のレース結果

2023年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 6 8 ファントムシーフ 牡3 ルメール 3 4.1
2 5 5 タッチウッド 牡3 バシュロ 5 9.2
3 1 1 ダノンザタイガー 牡3 川田 1 3.6
2022年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 8 10 ダノンベルーガ 牡3 松山 3 3.9
2 5 5 ジオグリフ 牡3 ルメール 1 3.4
3 7 8 ビーアストニッシド 牡3 岩田康 8 29.8
2021年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 6 7 エフフォーリア 牡3 横山武 4 6.8
2 7 9 ヴィクティファルス 牡3 松山 7 41.9
3 8 11 シャフリヤール 牡3 福永 2 4.9

近年の共同通信杯では、上位人気馬同士での決着が多いという傾向が見られます。

2023年の共同通信杯では3番人気ファントムシーフが、2番手から早め先頭で抜け出して勝利しました。

また、2022年でも3番人気ダノンベルーガが上がり3ハロン33.7秒の素晴らしい末脚を使って、1番人気ジオグリフを捕えて1着となっています。

近年3年の勝ち馬は全て4番人気以内であり、1番人気も2年連続で複勝圏内に入っています。

共同通信杯では出走馬の過去のレースデータが少ない中で予想をする必要がありますが、上位人気馬が好走しやすいという点は頭に入れておいてください。

要チェック✓
●2年連続で3番人気が勝利
●近年は堅い決着になっているが、上位人気馬の中での取捨選択が重要

「共同通信杯」過去10年のデータとレース傾向

共同通信杯で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、共同通信杯の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①:【血統】から見る「共同通信杯」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 3- 2- 5-10/20 15.0% 25.0% 50.0%
ハーツクライ 2- 1- 1- 5/ 9 22.2% 33.3% 44.4%
ハービンジャー 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
エピファネイア 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
フジキセキ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
オウケンブルースリ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
New Approach 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
キングカメハメハ 0- 1- 1- 2/ 4 0.0% 25.0% 50.0%
マンハッタンカフェ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
ドゥラメンテ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%

過去10年の共同通信杯での種牡馬別成績を調べると、最も良い成績を残していたのはディープインパクト産駒でした。

ただし、ディープインパクトは昨年の3歳世代がラストクロップなので、他の種牡馬に注目する必要があります。

そこで注目したいのは、ハーツクライ産駒が過去10年で3頭も2着以内に入っている点です。

共同通信杯が行われる東京競馬場は最後の直線で持久力が問われるコースなので、1800mながら中距離以上をこなせるスタミナも重要になってきます。

そのため共同通信杯では、スタミナに長けた産駒が多いハーツクライも積極的に狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

東京競馬場は最後の直線が長く末脚の持久力も問われるので、1800mでもかなりのスタミナが要求されます!

傾向②:【枠順】から見る「共同通信杯」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 3- 1- 1- 5/10 30.0% 40.0% 50.0%
2枠 0- 2- 0- 8/10 0.0% 20.0% 20.0%
3枠 0- 0- 0-11/11 0.0% 0.0% 0.0%
4枠 1- 1- 3- 6/11 9.1% 18.2% 45.5%
5枠 2- 2- 0-11/15 13.3% 26.7% 26.7%
6枠 3- 1- 2-11/17 17.6% 23.5% 35.3%
7枠 0- 2- 3-13/18 0.0% 11.1% 27.8%
8枠 1- 1- 1-15/18 5.6% 11.1% 16.7%

共同通信杯の過去10年の枠番別成績を調べると、1枠が好成績を残していることがわかります。

過去10年で1枠は連対率40.0%・複勝率50.0%と高確率で馬券に絡んでいます。

共同通信杯が行われる東京芝1800mはスタート直後にコーナーがあるため、内枠が有利です。

逆に8枠の馬の成績を見てみると、連対率11.1%・複勝率16.7%と大外に入った馬が苦戦していることがわかります。

5~7枠のやや外寄りの枠は成績が良いですが、大外は苦戦傾向にあるので、特に多頭数の場合は大外に入った馬の割り引きが必要です。

男性
ウマダネ
編集長

最内枠と真ん中からやや外寄りの枠に注目です!

傾向③:【人気】から見る「共同通信杯」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 1- 3- 2- 4/ 10 10.0% 40.0% 60.0%
2番人気 1- 0- 3- 6/ 10 10.0% 10.0% 40.0%
3番人気 5- 2- 1- 2/ 10 50.0% 70.0% 80.0%
4番人気 1- 1- 2- 6/ 10 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0- 2- 0- 8/ 10 0.0% 20.0% 20.0%
6番人気 2- 1- 0- 7/ 10 20.0% 30.0% 30.0%
7~9人気 0- 1- 1- 26/ 28 0.0% 3.6% 7.1%
10~12人気 0- 0- 1- 19/ 20 0.0% 0.0% 5.0%
13~15人気 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%

共同通信杯の過去10年の単勝人気別成績を調べると、3番人気以内の上位人気馬が好成績を残していることがわかります。

特に3番人気は連対率70.0%・複勝率80.0%と1番人気を大きく上回る成績を残しています。

そのため、共同通信杯では、1~3番人気を中心に予想を組み立てたいところです。

また、6番人気から2頭の勝ち馬が出ているものの、7~9番人気が連対率3.6%・複勝率7.1%、10~12番人気が連対率0.0%・複勝率5.0%と苦戦しています。

共同通信杯では7番人気以下の馬が上位に食い込めていないので、6番人気以内の馬を積極的に狙うようにしましょう。

男性
ウマダネ
編集長

上位人気馬が好走しやすいレースと言えます!
人気薄の大穴ばかりを狙うのは避けたいところです!

傾向④:【馬体重】から見る「共同通信杯」

馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
420~439kg 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0%
440~459kg 2- 0- 1- 10/ 13 15.4% 15.4% 23.1%
460~479kg 2- 3- 3- 37/ 45 4.4% 11.1% 17.8%
480~499kg 0- 5- 3- 17/ 25 0.0% 20.0% 32.0%
500~519kg 5- 0- 3- 10/ 18 27.8% 27.8% 44.4%
520~539kg 1- 2- 0- 1/ 4 25.0% 75.0% 75.0%
540~ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の共同通信杯における馬体重別成績を調べると、馬体重が重い馬が好走する傾向が見られます。

馬体重が500~519kgの馬は連対率27.8%、複勝率44.4%と好成績を残していました。

また、サンプル数は少ないですが馬体重520~539kgの馬も、連対率・複勝率共に75.0%と高確率で馬券に絡んでいます。

共同通信杯が行われる東京競馬場は最後の直線が長く、高低差2mの坂も待ち構えているタフなコースです。

タフなコースを苦にしないパワーも求められるので、馬体重が重い馬の評価は上げたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

馬体重の重い馬は馬力があるので、最後の直線で坂が待ち受けている東京競馬場で好走しやすいと言えます!

傾向⑤:【脚質】から見る「共同通信杯」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0- 2- 1- 9/ 12 0.0% 16.7% 25.0%
先行 6- 3- 5- 17/ 31 19.4% 29.0% 45.2%
差し 3- 5- 3- 26/ 37 8.1% 21.6% 29.7%
追い込み 1- 0- 1- 27/ 29 3.4% 3.4% 6.9%
まくり 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の共同通信杯の脚質別成績を調べると、先行馬が連対率29.0%、複勝率45.2%と好成績を残していました。

東京競馬場は最後の直線が長いため、差し・追い込み有利なコースですが、共同通信杯では差し馬よりも先行馬の方が良い成績となっています。

これは、共同通信杯が行われる芝1800mでは、スタートから最初のコーナーまでの距離が短く、前半がスローペースになりやすいことが理由として考えられます。

ただし、差し馬も東京競馬場の長い直線を活かし、連対率21.6%・複勝率29.7%と好成績です。

共同通信杯ではスローペースの中で好位に付けている先行馬や瞬発力勝負に強い差し馬を狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

東京芝1800mはスタート直後にコーナーがあるため、スローペースになりがちです!
スローペースで前残りになる可能性も考慮しましょう!

当日の東京競馬場の天気と馬場状態

当日の天気 馬場状態

2月11日の東京競馬場の天気予報は、「晴れ時々曇り」です。

前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

第1回東京競馬ではAコースから9メートル外に内柵を設置したDコースが使用されていて、まだ大きな馬場の傷みは見られません。

おおむね良好な状態をキープしているので、しっかりとスピードが出せる馬場状態です。

馬場の内側の傷みもあまり見られないので、コースロスの少ない逃げ馬や内枠の馬を積極的に狙いたいところです。

要チェック✓
●乾いた馬場状態での開催
●芝生は良好な状態をキープ
●内ラチ沿いを走れる逃げ馬や内枠の馬に注目

ウマダネが斬る!「共同通信杯」調教診断BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断BEST3
【A評価】エコロヴァルツ
【A評価】ミスタージーティー
【A評価】ジャンタルマンタル

調教診断【A】:エコロヴァルツ

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.12.13(水) 栗東 坂路 54.6 39.6 25.3 12.3
今回 2024.2.7(水) 栗東 坂路 54.7 39.7 25.7 12.4

朝日杯FSで2着と好走した「エコロヴァルツ」は、2月7日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン54.7秒-12.4秒をマークしました。

楽な手応えのまま半馬身差先着し、1週前追い切りも含め軽快な動きを見せています。

牧浦調教師は「リフレッシュできて順調な仕上がりを見せています。これからクラシックを見据えるうえでも、他馬の成長に負けないように対応できるようにしていきたいですね」と自信を覗かせていました。

朝日杯FSでの2着も強さを感じさせる内容だったので、クラシック路線へ向けて楽しみな一頭です。

調教診断【A】:ミスタージーティー

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.11.1(水) 栗東 坂路 53.4 37.7 24.7 12.6
今回 2024.2.7(水) 栗東 坂路 52.9 37.9 24.5 12.2

ホープフルS5着からの巻き返しを狙う「ミスタージーティー」は、2月7日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン52.9秒-12.2秒をマークしました。

鋭い脚捌きで好タイムを記録し、2歳馬離れした脚力を披露しています。

安藤調教助手は「前走は直線で脚を見せてくれましたが、狭くならなければさらに上位争いができたかなと思います。1週前に負荷をかけ、今週は輸送を考慮して馬なりで。その中でも弾むようないい動きをしていました。春のクラシックに向けて落とせない一戦に」と期待を寄せていました。

ホープフルSでは前が壁となってしまうシーンもあったので、スムーズな立ち回りなら好走が期待できそうです。

調教診断【A】:ジャンタルマンタル

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.12.13(水) 栗東 坂路 52.9 37.9 24.0 11.8
今回 2024.2.7(水) 栗東 坂路 55.6 40.3 25.4 11.9

昨年の朝日杯FSを制した最優秀2歳牡馬に選出された「ジャンタルマンタル」は、2月7日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン55.6秒-11.9秒をマークしました。

終い重視の調教のため全体の時計は平凡ですが、ラスト1ハロンで11.9秒を記録したのはさすがの一言です。

管理する高野調教師も「1ハロンずつ丁寧に。全く無理せず、いい動きでした。今日は非常に良かったです」と手応えを口にしていました。

前哨戦のため、メイチ仕上げとはいきませんが、それでも能力の高さで押し切ってしまうことが考えられそうです。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年の共同通信杯で馬券の中心にしたいのは、朝日杯FSを制した2歳王者「ジャンタルマンタル」です。

3戦3勝とまだ底を見せておらず、クラシックへ向けてどのような走りを見せてくれるのか注目です。

また、朝日杯FSで2着に入った「エコロヴァルツ」も無視できません。

朝日杯FSでは位置取りが悪い中でも、上がり3ハロン最速タイムで追い込んできたので、展開次第では逆転も期待できます。

その他、ホープフルS5着からの巻き返しを狙う「ミスタージーティー」、新馬戦で上がり3ハロン33.9秒を記録した「ベラジオボンド」なども馬券に絡めたいところです。

「共同通信杯」ウマダネの馬券予想

2024年共同通信杯のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

馬番 予想印 馬名
8 9 ジャンタルマンタル
6 6 エコロヴァルツ
4 4 ミスタージーティー
1 1 ベラジオボンド
7 8 ジャスティンミラノ
3 3 フォスターボンド

【馬連ボックス】
1.4.6.8.9
10通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:9
相手:1.3.4.6.8
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着:6.9
2着:1.4.6.8.9
3着:1.3.4.6.8.9
32通り各100円