
ニュージーランドトロフィーは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G2)です。
NHKマイルCのトライアルレースに指定されていて、優先出走権を目指して短距離路線で実績を残している3歳馬たちが出走します。

編集長
初期には1997年にシーキングザパール、1998年にエルコンドルパサーが勝利していて、スターホースの誕生にも注目です!
今回は2023年ニュージーランドトロフィーへ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
「ニュージーランドトロフィー」の出馬表
人気 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ドルチェモア | 牡3 | 56.0 | 横山和 | 1.4 |
2 | ウンブライル | 牝3 | 54.0 | ルメール | 4.6 |
3 | エエヤン | 牡3 | 56.0 | Mデムー | 11.4 |
4 | モリアーナ | 牝3 | 54.0 | 武藤 | 13.6 |
5 | シャンパンカラー | 牡3 | 56.0 | 内田博 | 27.9 |
6 | オマツリオトコ | 牡3 | 56.0 | 永野 | 29.3 |
7 | ルミノメテオール | 牝3 | 54.0 | 横山武 | 33.9 |
8 | メイクアスナッチ | 牝3 | 54.0 | ○○ | 38.8 |
9 | ダノンゴーイチ | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 44.9 |
10 | プッシュオン | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 54.6 |
11 | バグラダス | 牡3 | 56.0 | 三浦 | 64.5 |
12 | セッション | 牡3 | 56.0 | 菅原明 | 72.1 |
13 | ミスヨコハマ | 牝3 | 54.0 | ○○ | 100.9 |
14 | シーウィザード | 牡3 | 56.0 | ○○ | 100.9 |
15 | ミシシッピテソーロ | 牝3 | 54.0 | 柴田大 | 117.5 |
16 | ショウナンハクウン | 牡3 | 56.0 | ○○ | 136.2 |
17 | ロードディフィート | 牡3 | 56.0 | 田辺 | 145.4 |
18 | マルチャン | 牡3 | 56.0 | 丸田 | 155.9 |
19 | ダイシンヤマト | 牡3 | 56.0 | 吉田豊 | 168.2 |
20 | サンライズジーク | 牡3 | 56.0 | ○○ | 199.5 |
21 | ジョウショーホープ | 牡3 | 56.0 | 荻野極 | 209.2 |
22 | エイシンエイト | 牝3 | 54.0 | ○○ | 219.9 |
23 | ミラクルティアラ | 牝3 | 54.0 | ○○ | 231.8 |
24 | トーアライデン | 牡3 | 56.0 | ○○ | 259.9 |
今年のニュージーランドトロフィーでの注目馬は、無敗で朝日杯FSを制した「ドルチェモア」です。
3戦3勝でG1を制する圧倒的な成績を残していて、マイル戦なら現3歳世代のトップの実力を持っていると言えます。
今後のマイルG1での活躍が期待される一頭であり、5月のG1・NHKマイルCを見据えた走りに注目です。
また、マイルSCの勝ち馬ステルヴィオの妹「ウンブライル」も出走します。
前走のクイーンCでは6着に敗れていますが、2走目のもみじSでは2着に3馬身差をつける圧巻の走りで勝利しました。
本来の実力を発揮できれば、重賞で好走してもおかしくない存在です。
その他、2連勝中のシルバーステート産駒「エエヤン」、クイーンCで3着に食い込んだ「モリアーナ」などが出走予定です。
「ニュージーランドトロフィー」注目馬
今年のニュージーランドトロフィーにも、短距離路線での活躍を目指す3歳馬たちが出走を予定しています。
そこで、2023年ニュージーランドトロフィーに出走予定の注目馬をご紹介します。
●ドルチェモア
●ウンブライル
●シャンパンカラー
注目馬①:ドルチェモア
#ドルチェモア くんの可愛いお顔 pic.twitter.com/DmhqNcNu2K
— 俺ん家゛🍊 (@Gozen_1126) December 18, 2022
ドルチェモア | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 3戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・朝日杯FS | ||
父 | ルーラーシップ | ||
母 | アユサン | ||
母の父 | ディープインパクト |
「ドルチェモア」はルーラーシップ産駒の3歳牡馬で、母は2013年桜花賞の勝ち馬アユサンです。
期待の良血馬として2022年8月に札幌競馬場でデビューすると、スタートからゴールまで終始先頭を譲らない走りで見事初勝利を挙げました。
さらに、2戦目には重賞のサウジアラビアRCへと挑戦し、2番手から上がり3ハロン33.4秒の末脚を使って、重賞初勝利を達成しています。
そして、前走の朝日杯FSでも3番手の好位置から早め先頭で抜け出し、「ダノンタッチダウン」の猛追を凌いでG1制覇を果たしました。
無傷の3連勝でG1制覇を達成し、現3歳世代を代表する一頭であることは間違いありません。
マイル戦に照準を絞っている点も好印象であり、得意舞台で引き続き好走が期待できそうです。

編集長
朝日杯FSの勝ち馬として、今後の活躍に期待が高まります!
注目馬②:ウンブライル
出遅れも問題なし🐴#ウンブライル pic.twitter.com/YHQh2zOhYk
— 🐴📸よぴ (@UMAYOPI_PASHA) October 16, 2022
ウンブライル | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 4戦2勝 | ||
主な勝鞍 | OP・もみじS | ||
父 | ロードカナロア | ||
母 | ラルケット | ||
母の父 | ファルブラヴ |
「ウンブライル」はロードカナロア産駒の3歳牝馬で、兄にはマイルSCの勝ち馬ステルヴィオがいます。
G1馬の妹として注目を集める中、2022年6月に東京競馬場の新馬戦でデビューし、デビュー戦では単勝オッズ2.1倍の1番人気に応えて勝利しました。
さらに、間隔を空けて出走したもみじSでも、2着に3馬身差をつけて快勝。上がり3ハロン33.5秒という非凡な末脚を披露しています。
そして、3戦目にはG1・阪神JFへ出走し、3番人気と期待を集めましたが15着と大敗。
続くクイーンCでも見せ場なく6着に敗れ、近走は本来の実力を発揮できていません。
クイーンCのレース後に鞍上のルメール騎手は、馬具の装着を提言していたので、ブリンカーなどの馬具を装着してくれば一変も期待できそうです。

編集長
もみじSでの走りは衝撃的だったので、まだ見限るのは早計と言えそうです!
注目馬③:シャンパンカラー
戸崎圭太騎手が5Rメイクデビュー東京
🐎シャンパンカラーで
JRA通算1300勝を達成しました!!👏🎊😊#戸崎圭太騎手 #シャンパンカラー pic.twitter.com/jk3yL6tWxB— hozhoz🌸🌸🌸 (@hozhoz_k) October 29, 2022
シャンパンカラー | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 3戦2勝 | ||
主な勝鞍 | 1勝クラス・ベゴニア賞 | ||
父 | ドゥラメンテ | ||
母 | メモリアルライフ | ||
母の父 | Reckless Abandon |
「シャンパンカラー」は、ドゥラメンテ産駒の3歳牡馬です。
2022年10月に東京競馬場の新馬戦でデビューし、デビュー戦ではメンバー最速の上がり3ハロン33.4の末脚を繰り出して勝利しました。
さらに、2走目のベゴニア賞では一転して逃げに打って出て、終始先頭を譲らない走りで連勝。クラシックの有力候補として名乗りを上げます。
そして、3走目にはG3・京成杯へと出走し、3番人気と期待されながらも6着に敗れてしまいました。
しかし、前走からいきなり2ハロンの距離延長が響いたことが敗因であり、再び得意のマイル戦に戻ったことでの変わり身が期待できます。
前走の敗因がハッキリしている分、今回も積極的に狙ってみたい一頭です。

編集長
前走は距離が敗因だと考えられるので、距離短縮で再び浮上してくる存在です!
「ニュージーランドトロフィー」予想に使えるコースの特徴
ニュージーランドトロフィー(G2) | |||
競馬場 | 中山競馬場 | コース | 芝 1600m |
---|---|---|---|
性齢 | 3歳牡馬・牝馬 | 負担重量 | 馬齢 |
ニュージーランドトロフィーは、中山競馬場の芝1600mで施行され、外回りコースが使用されます。
スタート地点から最初のコーナーまでの距離が短いため、外を回らされる外枠は不利となり、基本的には内枠が好走しやすいコースです。
先行争いは激しくなりやすく、3コーナーまで終始下り坂になるので、ペースが落ちづらいという特徴があります。
また、ゴール前の急坂でも失速しないパワーやタフなコースでもバテないスタミナ、小回りへの適性なども重要になってきます。
JRAの芝1600mのコースの中では、コーナーが3回と独特な形態なので、中山芝1600mのスペシャリストを見つけ出すことが大切です。
「ニュージーランドトロフィー」過去3年のレース結果
2022年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 6 | ジャングロ | 牡3 | 武豊 | 3 | 7.0 |
2 | 1 | 1 | マテンロウオリオン | 牡3 | 横山典 | 1 | 2.3 |
3 | 6 | 7 | リューベック | 牡3 | 吉田隼 | 6 | 11.5 |
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | バスラットレオン | 牡3 | 藤岡佑 | 2 | 3.2 |
2 | 8 | 15 | タイムトゥヘヴン | 牡3 | Mデム | 3 | 6.2 |
3 | 1 | 2 | シティレインボー | 牡3 | 横山典 | 11 | 52.9 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 11 | ルフトシュトローム | 牡3 | 石橋脩 | 2 | 4.6 |
2 | 7 | 14 | シーズンズギフト | 牝3 | 津村 | 5 | 7.2 |
3 | 8 | 16 | ウイングレイテスト | 牡3 | 横山武 | 7 | 13.8 |
ニュージーランドトロフィーは3歳春の時期に行われる重賞レースであり、信頼度の高い人気馬を見つけることも難しいと言えます。
2022年のニュージーランドトロフィーでは1番人気マテンロウオリオンが2着を確保したものの、2021年と2020年は1番人気が馬券圏外へと飛びました。
そのため、1番人気に支持されているからといって、実力を過大評価するのは避けたいところです。
また、2021年は11番人気シティレインボーが3着、2020年は7番人気ウイングレイテストが3着に入っていて、人気薄の穴馬も上位に食い込んでいます。
ニュージーランドトロフィーでは上位人気馬の過信は避け、人気に囚われないで各馬の能力を純粋に評価したいところです。
●2021年は11番人気が3着、2020年は7番人気が3着
●2021年と2020年は1番人気が馬券圏外
「ニュージーランドトロフィー」過去10年のデータとレース傾向
ニュージーランドトロフィーで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、ニュージーランドトロフィーの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「ニュージーランドトロフィー」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 1- 1- 0- 1/ 3 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
ショウナンカンプ | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
キングカメハメハ | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
キンシャサノキセキ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ヘニーヒューズ | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ブライアンズタイム | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ジョーカプチーノ | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
キズナ | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Tale of the Cat | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
More Than Ready | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年のニュージーランドトロフィーでの種牡馬別成績を調べると、10頭の勝ち馬の種牡馬は全て異なっていました。
大きなデータの偏りは見られませんでしたが、その中でも多く馬券に絡んでいたのがディープインパクト産駒とショウナンカンプ産駒です。
特にディープインパクト産駒は切れ味鋭い末脚が武器であり、一瞬の切れが求められる中山マイル戦では無視できません。
また、キンシャサノキセキやヘニーヒューズなど短い距離で活躍馬を輩出している種牡馬からも勝ち馬が出ていて、ニュージーランドトロフィーでは高いスピード能力を遺伝させている種牡馬を狙いたいところです。

編集長
仕上がりが早いディープインパクト産駒には特に注目です!
傾向②:【枠順】から見る「ニュージーランドトロフィー」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 1- 1-13/16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
2枠 | 0- 3- 3-13/19 | 0.0% | 15.8% | 31.6% |
3枠 | 4- 0- 1-14/19 | 21.1% | 21.1% | 26.3% |
4枠 | 1- 1- 0-17/19 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
5枠 | 0- 2- 0-16/18 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
6枠 | 3- 0- 2-15/20 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 1- 1- 0-18/20 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
8枠 | 0- 2- 3-15/20 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
ニュージーランドトロフィーの過去10年の枠番別成績を調べると、最も好成績を残していたのは2枠で、連対率15.8%・複勝率31.6%でした。
また、1枠こそ連対率12.5%・複勝率18.8%と特別成績が良いわけではありませんが、3枠は連対率21.1%・複勝率26.3%と好成績を残しています。
中山芝1600mは基本的に内枠が有利なので、ニュージーランドトロフィーでは3枠から内側の枠を狙いたいところです。
ただし、大外の8枠は過去10年で一頭も勝ち馬を出ていないものの、複勝率は25.0%と3着以内に食い込む確率は高くなっています。
頭で買うのは難しいかもしれませんが、3連複や3連単などの馬券には絡めるようにしてください。

編集長
2枠と3枠が好成績なので内枠が有利と言えますね!
傾向③:【人気】から見る「ニュージーランドトロフィー」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1- 3- 0- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 5- 0- 2- 3/ 10 | 50.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 1- 3- 0- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
4番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7~9人気 | 1- 1- 3- 25/ 30 | 3.3% | 6.7% | 16.7% |
10~12人気 | 1- 0- 3- 25/ 29 | 3.4% | 3.4% | 13.8% |
13~15人気 | 0- 1- 0- 25/ 26 | 0.0% | 3.8% | 3.8% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ニュージーランドトロフィーの過去10年の単勝人気別成績を調べると、2番人気が連対率50.0%・複勝率70.0%と好成績を残していました。
これは1番人気の連対率40.0%・複勝率40.0%を上回る成績なので、ニュージーランドトロフィーでは1番人気よりも2番人気の評価を上げたいところです。
また、7~9番人気が複勝率16.7%、10~12番人気が複勝率13.8%と人気薄の好走も目立ちます。
7番人気以下の下位人気の馬にも注目しながら、高配当も狙いましょう。

編集長
1番人気よりも2番人気の信頼度が高そうです!
また、7番人気以下の激走にも期待してください!
傾向④:【馬体重】から見る「ニュージーランドトロフィー」
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
400~419kg | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
420~439kg | 0- 0- 1- 10/ 11 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
440~459kg | 0- 1- 2- 25/ 28 | 0.0% | 3.6% | 10.7% |
460~479kg | 3- 6- 4- 38/ 51 | 5.9% | 17.6% | 25.5% |
480~499kg | 5- 2- 2- 22/ 31 | 16.1% | 22.6% | 29.0% |
500~519kg | 1- 0- 1- 15/ 17 | 5.9% | 5.9% | 11.8% |
520~539kg | 1- 1- 0- 7/ 9 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
540~ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のニュージーランドトロフィーにおける馬体重別成績を調べると、馬体重480~499kgの馬が連対率22.6%・複勝率29.0%と好成績を残していました。
また、460kgを境に大きく成績は落ちていて、 馬体重440~459kgの馬は連対率3.6%・複勝率10.7%と苦戦しています。
そのため、ニュージーランドトロフィーで上位に入るためには、少なくとも馬体重460kgは欲しいところです。
ニュージーランドトロフィーが行われる中山競馬場はゴール前に急坂があるタフなコースなので、馬体重460kg以上の馬格のある馬を中心に馬券を買うようにしてください。

編集長
馬体重460kg未満の馬は苦戦しています!
好走するためにはゴール前の坂で失速しないパワーが重要です!
傾向⑤:【脚質】から見る「ニュージーランドトロフィー」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 3- 1- 0- 7/ 11 | 27.3% | 36.4% | 36.4% |
先行 | 3- 2- 5- 29/ 39 | 7.7% | 12.8% | 25.6% |
差し | 4- 5- 4- 50/ 63 | 6.3% | 14.3% | 20.6% |
追い込み | 0- 2- 1- 33/ 36 | 0.0% | 5.6% | 8.3% |
まくり | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のニュージーランドトロフィーの脚質別成績を調べると、 逃げ・先行馬が好成績を残していました。
逃げ馬の複勝率は36.4%、先行馬の複勝率は25.6%で前でレースを進める馬ほど、複勝率は高くなっていました。
ただし、差し馬についても連対率14.3%・複勝率20.6%と成績は悪くありません。
上りがかかる展開となれば後方にいた馬でもチャンスはあるので、レース展開も重要になってきます。
当日の馬場状態や逃げ馬の頭数などもチェックして、前残りになるのか、前崩れになるのか展開を予想してください。

編集長
基本的には逃げ・先行馬が有利です!
ただし、外から一瞬の脚で差せる馬が好走しやすいコースでもあります!
当日の中山競馬場の天気と馬場状態
4月8日の中山競馬場の天気予報は、「晴れ」です。
前日は雨予報ですが、当日は良い天気となりそうなので、乾いた馬場状態での開催が予想されます。
先週から引き続き3メートル外に内柵を設置したBコースが使用されますが、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みが見られるようになりました。
そのため、内ラチ沿いを通るためには荒れた馬場をこなすパワーが必要になります。
内よりも外が伸びやすい馬場状態であり、外枠の馬の好走にも注目です。
●乾いた馬場状態での開催
●コース内側の芝は傷んだ状態
●内側から伸びるにはパワーが必要
ウマダネが真剣予想!「ニュージーランドトロフィー」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】ルミノメテオール
【A評価】ドルチェモア
【A評価】メイクアスナッチ
調教診断【A】:ルミノメテオール
東京4R、芝1400mの新馬戦は2番人気ルミノメテオールが勝利! 父はエピファネイア。#ルミノメテオール pic.twitter.com/A7t2SXSoMr
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) October 29, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.12.17(水) | 美浦 坂路 | 54.7 | 39.2 | 25.3 | 12.6 |
今回 | 2023.4.5(水) | 美浦 坂路 | 53.4 | 38.8 | 25.0 | 12.2 |
チューリップ賞4着からの巻き返しを狙う「ルミノメテオール」は、4月5日に美浦坂路で追い切りを行い、4F53.4秒-12.2秒をマークしました。
古馬1勝クラス相手に5馬身追走から楽に併入に持ち込み、素晴らしい仕上がりを見せています。
管理する金成調教師も「やればいくらでも出るが、その必要はない馬なので、やりすぎないようにした。連勝時は脚元の問題で攻めきれなかったが、今は不安がなくて状態が一番いい」と状態の良さを感じていました。
前走のチューリップ賞では勝ち馬とのタイム差は0.1秒差とその差はわずかだったので、今回も重賞レースでの好走が期待できそうです。
調教診断【A】:ドルチェモア
【写真おかわり】#ドルチェモア#坂井瑠星#朝日杯FS pic.twitter.com/Ty3c4Xhj03
— netkeiba (@netkeiba) December 18, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.12.14(水) | 栗東 坂路 | 51.7 | 38.0 | 25.1 | 12.6 |
今回 | 2023.4.5(水) | 栗東 坂路 | 51.9 | 37.2 | 24.6 | 12.5 |
無傷の3連勝で朝日杯FSを制した「ドルチェモア」は、4月5日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン51.9秒-12.5秒と好タイムをマークしています。
良いリズムを刻みながら速い時計を記録していて、臨戦態勢は整っています。
管理する須貝調教師は「ちょうどいい追い切りができたと思う。気持ちも体も成長を感じるね」と心身共に成長を感じていました。
3戦3勝とまだまだ底を見せていない実力馬なので、素直に馬券には絡めておきたいところです。
調教診断【A】:メイクアスナッチ
メイクアスナッチ×岩田望来#メイクアスナッチ#岩田望来 pic.twitter.com/VX7fx0VNrs
— はらぺこさいとー (@TtHVW1lqrK16iWS) August 6, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.1.4(水) | 美浦 坂路 | 53.2 | 38.3 | 24.5 | 12.3 |
今回 | 2023.4.5(水) | 美浦 坂路 | 56.0 | 40.4 | 25.5 | 12.4 |
フェアリーSで2着に入った「メイクアスナッチ」は、4月5日に美浦坂路で追い切りを行い、4ハロン56.0秒-12.4秒をマークしました。
軽めの追い切りのためタイムは平凡ですが、併せ馬で楽々先着と調子の良さを疑う余地がありません。
管理する武市調教師は「前走までの過程がよく、この中間もすごく雰囲気よく来ています。オンオフがしっかりしているので、スイッチがうまく競馬に向けば」と雰囲気の良さを感じていました。
前走のフェアリーSではクビ差の2着と惜しい結果だったので、ニュージーランドトロフィーでも上位に入ることが期待できそうです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年のニュージーランドトロフィーで馬券の中心にいたいのは、3連勝で朝日杯FSを制した「ドルチェモア」です。
抜群の先行力が大きな武器であり、安定して上位に入れる実力馬であることは間違いありません。
また、チューリップ賞4着からの巻き返しを狙う「ルミノメテオール」も面白い存在です。
前走のチューリップ賞では初めての距離だったことが結果に影響を与えたと考えられ、2回目のマイル戦での上積みが期待できます。
その他、2連勝中で大物感を漂わせている「エエヤン」、フェアリーS2着の実績が光る「メイクアスナッチ」なども馬券に絡めておきたいところです。
「ニュージーランドトロフィー」ウマダネの馬券予想
2023年ニュージーランドトロフィーのウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
4 | 8 | ◎ | ドルチェモア |
1 | 2 | ○ | ルミノメテオール |
3 | 5 | ▲ | エエヤン |
7 | 13 | ☆ | メイクアスナッチ |
3 | 6 | △ | シャンパンカラー |
8 | 15 | △ | ウンブライル |
【馬連ボックス】
2.5.6.8.13.15
15通り各100円
【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:8
相手:2.5.6.13.15
10通り各100円
【三連単フォーメーション】
1着:2.8
2着:2.5.6.8.13
3着:2.5.6.8.13.15
32通り各100円
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