今年も3歳女王決定戦のオークスが、5月21日(日)に開催されます。
若き3歳牝馬が2400mという過酷な距離に挑み、将来を期待される素質馬たちによるハイレベルな一戦が繰り広げられます。
今年の注目馬は桜花賞を圧倒的なパフォーマンスで制した「リバティアイランド」で、牝馬三冠の行方からも目が離せません。
そんな注目度のオークスを楽しむなら、馬券を買ってみるのもおすすめです。
そこで、今回の記事ではオークスの馬券を買う方法や的中率をアップさせる買い方などを紹介します。
最近競馬に興味を持った方も本記事を参考にして、3歳牝馬の頂上決戦を存分に楽しんでください。
オークスの馬券はどうやって買える?
オークスはJRAが主催するG1レースで、様々な方法で馬券を購入することができます。
そこで、オークスの馬券を買う方法を解説するので、ぜひ参考にして馬券を購入してみてください。
JRA競馬場
オークスは、東京競馬場で開催されるG1レースです。
東京競馬場は東京都府中市にあり、京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分となっています。
東京競馬場へ直接行けば、現地でレースを観戦しながら馬券を買うことが可能です。
また、馬券を買うだけなら東京競馬場ではなく、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場など他のJRA競馬場でも問題はありません。
JRAの競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉競馬場の10競馬場です。
これらの競馬場ならオークスの馬券を買うことができ、さらにターフビジョンやモニターなどで観戦ができるので、最寄りの競馬場で馬券を購入するのもおすすめです。
場外馬券売り場
競馬の馬券は、競馬場以外でも購入が可能です。
WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所では、JRA全レースの馬券を購入することができます。
WINS・エクセルは、北海道から九州まで全国に設置されていて、2023年5月15日現在で38箇所あります。
そのため、競馬場がない地域に住んでいても、WINS・エクセル・J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で競馬を楽しむことは可能です。
入場料は無料なので気軽に立ち寄ることができ、雰囲気を楽しみたいだけの初心者の方にもおすすめです。
それぞれの所在地については、JRA公式ホームページから確認してみてください。
即PAT
JRAインターネット投票サービス「即PAT」を活用すれば、インターネット上で高松宮記念の馬券を買うことができます。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば、即日加入でき、その日から馬券を買うことが可能になります。
登録が完了すれば、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使って馬券を購入でき、近くに競馬場やWINSがないという方でも問題ありません。
また、外出先からでも馬券が買えるというのも大きなメリットなので、普段は競馬場で馬券を買っているという方も、これを機会に加入してみるのもおすすめです。
A-PAT
JRAのサービスの一つである「A-PAT」なら、パソコン・スマートフォン・携帯電話・プッシュホン電話で馬券を購入できます。
「即PAT」と大きく違うのは、プッシュ信号の出る電話機でボタン操作により馬券を購入できるプッシュホン投票がある点です。
そのため、インターネットでの操作に不安があるという方におすすめです。
ただし、JRA指定銀行にA-PAT専用口座を新規に開設する必要があり、JRA指定銀行にすでに口座をお持ちの場合でも転用することはできません。
発売開始時刻など細かい違いもあるので、気になる方はJRA公式ホームページを確認してください。
JRAダイレクト
インターネット上で馬券を買う場合は、「JRAダイレクト」というサービスもあります。
こちらはJRA指定のクレジットカードを持っていれば、スマートフォン・パソコンから馬券を購入できます。
「JCBカード」「三井住友カード」「UCカード」などのクレジットカードが登録可能で、インターネットを通して簡単な利用者登録後、すぐに馬券が購入できるようになります。
ただし、1ヶ月の利用限度や1回あたりの最低購入金額なども決まっているので、「即PAT」や「A-PAT」と比較して、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
オークスのレース映像はどこで閲覧できる?
オークスの馬券を購入できたら、次はどこでレース映像が見られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
オークスはJRAが開催するG1レースのため、地上波でのテレビ放送があります。
毎週日曜の15時から放送されている「みんなのKEIBA」や「競馬BEAT」などでレースが観戦できるので、テレビを見る環境がある方は地上波での観戦がおすすめです。
また、テレビが家になく、パソコンやスマートフォンで映像を見たいという人もいるかもしれません。
パソコンやスマートフォンでレースを観戦するなら、中央競馬全レースをライブ配信するJRA公式の動画配信サービス「グリーンチャンネルWeb」がおすすめです。
スマホ会員プランなら月額550円(税込)で中央競馬の全レースを見ることができ、フェブラリーステークス以外の馬券を買うならぜひ加入しておきたいサービスです。
さらに、2023年3月下旬から、JRAで行われる全てのレース動画がJRAの公式ホームページからライブ配信されることになりました。
利用料金は無料で、会員登録などの手続きも必要なく、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで閲覧できます。
自宅にいながら競馬を楽しみたいという方は、これらの観戦方法から自分に合うものを選んでください。
オークスで馬券を的中させる3つの買い方
オークスで馬券を当てるためには、東京競馬場の特性などを理解しておくことも大切です。
他の競馬場とは異なった特徴もあるので、ここからはオークスで馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
距離適性が重要
オークスは芝2400mという距離で行われるG1レースですが、この距離への対応が勝敗を分ける大きな鍵となります。
芝2400mという距離はほぼ全馬が未経験となり、実際に走ってみなければ、距離がこなせるかはわかりません。
特に牝馬クラシックの場合、第一冠目の桜花賞がマイル戦となっていて、オークスでは一気に800mの距離延長となります。
桜花賞での実績が全くあてにならず、桜花賞から着順が一気に入れ替わってもおかしくありません。
そんなオークスですが、出走馬の距離適性を見極めるためには、血統を用いた予想が重要になってきます。
初めて出走する距離だとしても、血統面からその馬の距離適性を読み取ることが可能です。
そのため、中長距離で活躍馬を多く輩出している種牡馬を父に持つ馬を積極的に狙って、2400mという距離に対応できそうな馬を中心に馬券を買いたいところです。
スタンド前の発走
オークスが行われる東京競馬場芝2400mは、スタンド前からの発走となります。
観客が近い場所でのゲート入りであるため、スタート前に入れ込んでしまう馬も珍しくありません。
特に3歳牝馬はデリケートな部分もあり、昨年のオークスでは放馬によりスタートが15分も遅れるアクシデントもありました。
1番人気に支持されていたサークルオブライフは、ゲートが開くとアオるように出て、両側から挟まれて後ろの位置取りになり、12着と大敗してしまいました。
オークスはメンタル面がレース結果に大きく影響を与えるレースであり、高い潜在能力を持っていても、気性が悪ければ力を発揮できずに敗れてしまいます。
また、オークスはほぼ全馬が初めて経験する距離であり、長丁場を意識してスローペースになりやすいレースです。
スローペースになると折り合いを欠いてしまう馬も多く、ゆったりと自分のペースを維持できるかどうかも重要になってきます。
そのため、オークスでは遅いペースでも入れ込まずに折り合うことができる気性面も考慮しながら、予想を組み立ててください。
瞬発力勝負に強い馬が有利
オークスはスローペースになりやすいレースであり、レース終盤の瞬発力勝負になりやすい傾向が見られます。
加えて、オークスが行われる東京競馬場は最後の直線が525.9mと、新潟競馬場に次ぐ長さになっているのも特徴です。
最後の直線で長く良い脚を使える馬が上位に入りやすく、ラスト3ハロンで11秒台のラップが2回は入ることも珍しくありません。
また、最後の直線には高低差2mの長い上り坂が待ち構えていて、3歳牝馬には過酷な条件です。
そのため、逃げ馬は苦戦傾向にあり、過去10年で一度も馬券圏内に入っていません。
オークスで上位に入るためにはいかにスタミナを温存するかが重要となり、馬群の中団で脚を溜められる馬が有利です。
いくらスローペースでも早め先頭で押しきることは難しいコースなので、馬群の後方から鋭い末脚で追い込んで来れる馬を狙うのが良さそうです。
まとめ
オークスはJRAが主催するG1レースであり、JRAの各競馬場で馬券が購入できます。
近くにJRAの競馬場がない場合でも、WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で馬券を買うことは可能です。
また、インターネット上でも馬券を購入することができ、JRAの「即PAT」に加入すれば外出先からも馬券を買うことが可能です。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば即日加入できるので、「即PAT」の活用も検討してみてください。