【桜花賞2024予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

桜花賞 中央競馬無料予想

桜花賞は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。

中央競馬の牝馬三冠の第一関門であり、5着までの馬にはオークスへの優先出走権が与えられます。

男性
ウマダネ
編集長

2020年の勝ち馬デアリングタクトは、史上初となる無敗での牝馬三冠を達成しました!

今回は2024年桜花賞へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
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「桜花賞」の出走馬情報

今年の桜花賞で中心となるのは、昨年の阪神JFを勝利し2歳女王の座に輝いた「アスコリピチェーノ」です。

阪神JF以来の実戦となり、ぶっつけ本番での出走となりますが、牝馬三冠も狙える逸材として注目です。

また、クイーンCを制した「クイーンズウォーク」にも注目が集まっています。

クイーンCでは11番手から物凄い末脚を発揮して勝利していて、大物感を漂わせています。

その他、アルテミスSを快勝し久々の実戦となる「チェルヴィニア」、阪神JF2着馬「ステレンボッシュ」などが出走を予定しています。

「桜花賞」注目馬

今年の桜花賞にも、牝馬クラシックでの活躍を目指す3歳牝馬たちが出走を予定しています。

そこで、2024年桜花賞に出走予定の注目馬をご紹介します。

桜花賞の注目馬
●アスコリピチェーノ
●クイーンズウォーク
●チェルヴィニア

注目馬①:アスコリピチェーノ

アスコリピチェーノ
性齢 牝3歳
通算成績 3戦3勝
主な勝鞍 GⅠ・阪神JF
ダイワメジャー
アスコルティ
母の父 Danehill Dancer

「アスコリピチェーノ」は、ダイワメジャー産駒の3歳牝馬です。

昨年の阪神JFを制し、最優秀2歳牝馬に選出されました。

デビュー戦から3戦連続で上がり3ハロン33秒台を記録していて、抜群の決め手を持っています。

前走で舞台も経験済みであり、直行するのも予定通りのローテで、不安材料はありません。

近年は直行ローテで結果を残している馬も多く、今年の牝馬クラシックを賑わす存在として注目です。

男性
ウマダネ
編集長

2歳女王であり、今年の牝馬クラシック路線の最有力候補です!

注目馬②:クイーンズウォーク

クイーンズウォーク
性齢 牝3歳
通算成績 3戦2勝
主な勝鞍 GⅢ・クイーンC
キズナ
ウェイヴェルアベニュー
母の父 Harlington

「クイーンズウォーク」は、キズナ産駒の3歳牝馬です。

2023年11月に京都競馬場の新馬戦でデビューし、デビュー戦では2着に敗れたものの、上がり3ハロン33.6秒の末脚を使いました。

さらに、2戦目の未勝利戦で快勝すると、3戦目のクイーンCでも勝利して重賞初制覇を挙げています。

特に前走のクイーンCは上がり3ハロン33.4秒という驚異的なタイムを記録していて、決め手が上位であることは間違いありません。

父のキズナはソングラインやアカイイトなど、牝馬G1路線での活躍馬を多く輩出しているので、本馬も牝馬クラシックでの活躍が期待できそうです。

男性
ウマダネ
編集長

前走のクイーンCでは、後方11番手から差し切る強い勝ち方を見せました!

注目馬③:チェルヴィニア

チェルヴィニア
性齢 牝3歳
通算成績 3戦2勝
主な勝鞍 GⅢ・アルテミスS
ハービンジャー
チェッキーノ
母の父 キングカメハメハ

「チェルヴィニア」は、ハービンジャー産駒の3歳牝馬です。

2023年6月の東京競馬場の新馬戦でデビューし、逃げる形となってしまいましたが、逃げ粘って2着に食い込みました。

2戦目の未勝利戦では単勝オッズ1.1倍という圧倒的支持を受け、2着に6馬身差をつけて圧勝しています。

さらに、3戦目のアルテミスSでも、上がり3ハロン33.3秒という驚異的な末脚で快勝し、一躍注目を集める存在となりました。

その後は阪神JFへの参戦を表明したものの、左トモに違和感が出たため回避を余儀なくされました。

久々の実戦である点は不安材料となりますが、ポテンシャルの高さに期待したいところです。

男性
ウマダネ
編集長

母チェッキーノはオークスで2着になっているので、牝馬クラシックでの活躍が見込める血統と言えます!

「桜花賞」予想に使えるコースの特徴

桜花賞(G1)
競馬場 阪神競馬場 コース 芝 1600m
性齢 3歳牝馬 負担重量 定量

桜花賞は、阪神競馬場の芝1600mで施行され、外回りコースが使用されます。

向正面からのスタートとなり、444m走って3コーナーへ突入し、4コーナー途中から直線半ばまで下っていくレイアウトです。

改修前はパワーを要求されることが多かったコースですが、改修後は直線でスピードに乗るための瞬発力が重要になっています。

最後の直線の距離は476.3m(Bコース使用時)と長く、上がり勝負のレース傾向が見られ、ラスト3ハロンで切れる末脚を発揮できる馬が有利です。

ただし、芝の馬場状態が良ければ、内ラチ沿いをロスなく回った逃げ・先行馬が好走することもあるので、馬場状態が良好なときはインを回る能力や先行力も重視してください。

「桜花賞」過去3年のレース結果

2023年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 2 3 リバティアイランド 牝3 川田 1 1.6
2 5 9 コナコースト 牝3 鮫島駿 6 18.4
3 7 14 ペリファーニア 牝3 横山武 5 17.6
2022年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 4 8 スターズオンアース 牝3 川田 7 14.5
2 3 6 ウォーターナビレラ 牝3 武豊 3 6.2
3 1 1 ナムラクレア 牝3 浜中 6 14.5
2021年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 2 4 ソダシ 牝3 吉田隼 2 3.6
2 8 18 サトノレイナス 牝3 ルメール 1 3.3
3 1 2 ファインルージュ 牝3 福永 8 15.3

桜花賞は3歳牝馬限定のG1なので、予想が難しい印象もありますが、近年はそれほど荒れた結果になっていません。

2023年の桜花賞では1番人気リバティアイランドが、上がり3ハロン32.9秒という驚異的な末脚を発揮して快勝しました。

また、2022年の桜花賞では1番人気ナミュール、2番人気サークルオブライフがどちらも馬券圏外となりましたが、
3連単の配当は72,700円とそれほど高配当にはなっていません。

混戦模様となったレースを制したのは7番人気スターズオンアースで、予想が難しい桜花賞となりました。

2022年こそ混戦模様と一戦となったことで人気薄の馬も絡んでいますが、近年の傾向から考えると人気馬が好走しやすいレースと言えます。

さらに、最近ではリバティアイランドやソダシが阪神JFから桜花賞へと直行し1着となるなど、レース間隔が空いている馬の好走も見られるので、前哨戦を走っていない馬の活躍にも注目です。

要チェック✓
●2021年・2023年で1番人気が連対
●前哨戦を使っていない馬の活躍にも注目

「桜花賞」過去10年のデータとレース傾向

桜花賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、桜花賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①:【血統】から見る「桜花賞」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 2- 3- 2-28/35 5.7% 14.3% 20.0%
ドゥラメンテ 2- 0- 0- 3/ 5 40.0% 40.0% 40.0%
ダイワメジャー 1- 2- 0- 8/11 9.1% 27.3% 27.3%
キングカメハメハ 1- 0- 1- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0%
エピファネイア 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
クロフネ 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
ロードカナロア 1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3%
ヴィクトワールピサ 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
ハーツクライ 0- 1- 1- 6/ 8 0.0% 12.5% 25.0%
ステイゴールド 0- 1- 0- 5/ 6 0.0% 16.7% 16.7%

過去10年の桜花賞での種牡馬別成績を調べると、ドゥラメンテ産駒が2勝を挙げていました。

ドゥラメンテはリバティアイランドやスターズオンアースといった強い牝馬を輩出していて、牝馬クラシックでは特に注目しておきたい種牡馬です。

また、ダイワメジャー産駒も過去10年で3頭が馬券に絡んでいる点は見逃せません。

ダイワメジャー産駒は仕上がりの早いことが好成績に繋がっていると考えられるので、3歳春のG1の桜花賞ではダイワメジャー産駒にも注目です。

男性
ウマダネ
編集長

桜花賞で上位に入るためには、成長の早さも重要になります!

傾向②:【枠順】から見る「桜花賞」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 0- 1- 3-15/19 0.0% 5.3% 21.1%
2枠 2- 0- 2-15/19 10.5% 10.5% 21.1%
3枠 1- 2- 0-17/20 5.0% 15.0% 15.0%
4枠 2- 1- 0-17/20 10.0% 15.0% 15.0%
5枠 2- 1- 3-14/20 10.0% 15.0% 30.0%
6枠 0- 2- 0-18/20 0.0% 10.0% 10.0%
7枠 2- 0- 2-26/30 6.7% 6.7% 13.3%
8枠 1- 3- 0-26/30 3.3% 13.3% 13.3%

桜花賞の過去10年の枠番別成績を調べると、枠順による大きな成績の偏りは見られませんでした。

内枠の1枠は連対率5.3%と低くなっていますが、複勝率は21.1%と成績は悪くありません。

大外の8枠も連対率13.3%とまずまずの成績を残していて、内枠と外枠とでは成績に大きな差はありませんでした。

桜花賞が行われる阪神外回りコースは外差しも決まりやすく、内と外での有利不利は見られないので、枠順に囚われない予想も重要です。

男性
ウマダネ
編集長

内枠でも外枠でも、実力を発揮しやすいコースです!

傾向③:【人気】から見る「桜花賞」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2- 3- 1- 4/ 10 20.0% 50.0% 60.0%
2番人気 4- 2- 0- 4/ 10 40.0% 60.0% 60.0%
3番人気 1- 2- 2- 5/ 10 10.0% 30.0% 50.0%
4番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
5番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0%
6番人気 0- 1- 2- 7/ 10 0.0% 10.0% 30.0%
7~9人気 2- 2- 3- 23/ 30 6.7% 13.3% 23.3%
10~12人気 0- 0- 0- 30/ 30 0.0% 0.0% 0.0%
13~15人気 0- 0- 0- 30/ 30 0.0% 0.0% 0.0%
16~18人気 0- 0- 0- 28/ 28 0.0% 0.0% 0.0%

桜花賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、2番人気が連対率60.0%・複勝率60.0%と好成績を残していました。

1番人気も連対率50.0%・複勝率60.0とまずまずの成績を残していて、桜花賞では1番人気や2番人気を馬券の軸にしたいところです。

ただし、7~9番人気が連対率16.7%・複勝率26.7%と好成績を残している点も無視できません。

桜花賞は春に行われる3歳牝馬G1で、混戦模様になることも珍しくないレースです。

伏兵馬が上位に絡むことも多いので、7~9番人気の馬も積極的に狙っていくようにしましょう。

男性
ウマダネ
編集長

桜花賞では人気薄の7~9番人気の好走率が高いです!

傾向④:【馬体重】から見る「桜花賞」

馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
400~419kg 0- 1- 1- 14/ 16 0.0% 6.3% 12.5%
420~439kg 0- 2- 3- 34/ 39 0.0% 5.1% 12.8%
440~459kg 0- 2- 1- 47/ 50 0.0% 4.0% 6.0%
460~479kg 9- 2- 2- 37/ 50 18.0% 22.0% 26.0%
480~499kg 1- 3- 3- 10/ 17 5.9% 23.5% 41.2%
500~519kg 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0%
520~539kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の桜花賞における馬体重別成績を調べると、馬体重480~499kgの馬が連対率23.5%・複勝率41.2%と好成績を残していました。

阪神競馬場には最後の直線に坂が待ち構えていてパワーも要求されるので、馬格のある馬を積極的に狙いたいところですが、馬体重が500kg以上の馬については過去10年で一度も馬券に絡んでいません。

そのため、馬体重が500kgを超える馬については、割り引きが必要です。

また、馬体重459kg以下になると成績は一気に落ちていることがわかります。

桜花賞では、少なくとも馬体重460kg以上の馬を積極的に狙いたいところです。

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ウマダネ
編集長

桜花賞では馬体重480~499kgに該当する馬の評価を上げるようにしましょう!

傾向⑤:【脚質】から見る「桜花賞」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 10.0% 20.0%
先行 3- 4- 2- 30/ 39 7.7% 17.9% 23.1%
差し 2- 3- 7- 67/ 79 2.5% 6.3% 15.2%
追い込み 4- 3- 0- 43/ 50 8.0% 14.0% 14.0%

過去10年の桜花賞の脚質別成績を調べると、 どの脚質の馬にもチャンスがある結果となっていました。

先行馬が連対率17.9%・複勝率23.1%と好成績を残す一方で、差し馬や追い込み馬もよく馬券圏内に絡んでいます。

基本的には後方にいる追い込み馬は連対率・複勝率が低くなることが多いのですが、阪神芝1600mはそれが見られません。

そのため、阪神芝1600mは他のコースよりも、差し・追い込みが活躍しやすいと言えるので、最後の直線で長く良い脚を使える馬を狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

後方からの追い込みもよく決まっています!
どの脚質でもチャンスはあり、人気馬が実力を出しやすいコースです!

当日の阪神競馬場の天気と馬場状態

当日の天気 馬場状態

4月7日の阪神競馬場の天気予報は、「曇り一時雨」です。

当日の降水量次第では、湿った馬場での開催となります。

阪神競馬では先週から引き続きBコースが使用されますが、軽微な傷みこそ見られるものの、全体的に良好な状態を維持しています。

雨が酷くなければスピードが出せる状態であり、瞬発力勝負になる可能性が高い馬場状態です。

ただし、降水量が多くなれば内側が荒れる可能性もあるので、当日の天気と馬場状態はギリギリまでチェックが必要となりそうです。

要チェック✓
●当日に雨が降る可能性あり
●Bコースは軽微な傷みこそあるものの全体的に良好
●雨が酷くなければスピード決着になる

ウマダネが真剣予想!「桜花賞」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断BEST3
【A評価】アスコリピチェーノ
【A評価】ステレンボッシュ
【A評価】コラソンビート

調教診断【A】:アスコリピチェーノ

年月日 調教コース 6F 5F 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.12.6(水) 栗東 CW 81.3 66.6 51.5 36.7 23.7 12.0
今回 2024.4.3(水) 栗東 CW 80.6 65.8 51.5 36.8 23.2 11.6

昨年の阪神JFを制し2歳女王の座に輝いた「アスコリピチェーノ」は、4月3日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン80.6秒-11.6秒をマークしました。

古馬2勝クラス相手に楽々と併入に持ち込み、良い負荷をかけた追い切り内容となっています。

黒岩調教師は「思った以上に時計を軽く出せていた。上がってきてからの雰囲気もすごく落ち着いていた。阪神JFの時よりも踏み込んだ調教ができている」と手応えを口にしていました。

3年ぶり史上9頭目の無敗制覇へ態勢は整っていて、上位に入る可能性が高いと言える一頭です。

調教診断【A】:ステレンボッシュ

年月日 調教コース 6F 5F 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.12.6(水) 栗東 CW 82.0 66.7 52.4 38.4 24.4 12.1
今回 2024.4.3(水) 栗東 CW 82.7 67.5 52.0 37.1 23.4 11.7

阪神JF2着馬の「ステレンボッシュ」は、4月3日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン82.7秒-11.7秒をマークしました。

4馬身追走から楽々と併入に持ち込み、高水準の時計で仕上がりは万全と言えます。

国枝調教師は「先週も今週もいい併せ馬ができました。今朝はやりすぎてもと思って、しまいを伸ばし切る予定だったが、追うほどでもなかった。数字的にはさほど変化はないが、しっかりしてきているし、先週見た時より馬の格好がふっくらしていい感じ。休み明けでも時間に余裕がある分、調整しやすい。牝馬にしてはどっしりしているね」と休み明けでも実力が出せる状態にあることをアピール。

阪神JFでは上がり3ハロン最速タイムの末脚を使っているので、桜花賞での逆転も期待できそうです。

調教診断【A】:コラソンビート

年月日 調教コース 6F 5F 4F 3F 2F 1F
今回 2024.4.3(水) 栗東 CW 79.2 63.9 50.6 36.7 23.1 11.6

前哨戦のフィリーズレビューで2着と好走した「コラソンビート」は、4月3日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン79.2秒-11.6秒をマークしました。

楽な手応えのまま好時計を記録し、さすがと言える追い切り内容です。

加藤士調教師は「今週はあまりやりたくなかったが、時計は出た。最初から最後まで我慢しての時計なので、競馬へいい感じで向かえると思います」と期待を込めていました。

全レースで馬券圏内に入る安定感を見せていて、距離延長でも期待したい存在です。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年の桜花賞で馬券の軸にしたいのは、昨年の阪神JF2着馬の「ステレンボッシュ」です。

阪神JFでは惜しくも2着に敗れましたが、後方10番手から33秒台の脚を使って追い込み、一番強い競馬をしていました。

これまで連対を外したことがない安定感も魅力で、馬券の軸としての期待値は高いと言えます。

また、2歳女王の座に輝いた「アスコリピチェーノ」も無視できません。

3戦3勝とまだ底を見せていないので、牝馬三冠での活躍が楽しみな一頭です。

その他、前哨戦のチューリップ賞を快勝した「スウィープフィート」、クイーンCで上がり33秒台の末脚を使って完勝した「クイーンズウォーク」も積極的に馬券に絡めたいところです。

「桜花賞」ウマダネの馬券予想

2024年桜花賞のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

馬番 予想印 馬名
6 12 ステレンボッシュ
5 9 アスコリピチェーノ
4 7 スウィープフィート
1 2 クイーンズウォーク
4 8 コラソンビート
6 11 ライトバック

【馬連ボックス】
2.7.8.9.11.12
15通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:12
相手:2.7.8.9.11
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着:9.12
2着:2.7.8.9.12
3着:2.7.8.9.11.12
32通り各100円