POGで指名馬を選ぶとき、牡馬と牝馬を何頭ずつ指名するか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
選んだ馬が牡馬に偏ってしまうと、牝馬路線でポイントを稼ぐことができません。
牡馬と牝馬のバランスを考えながら、指名馬を選ぶことが重要です。
「牡馬と牝馬はどのくらいの割合で選ぶべき?」
「POGで活躍しそうな牝馬が知りたい!」
今回は、そんな方のために、POGで指名馬を選ぶときの牡馬と牝馬の割合や、POGで活躍が期待できるおすすめの牝馬を紹介します。
未来の桜花賞馬やオークス馬を見つけ出して、POGで好成績を残してくださいね。
1:POGで選ぶべき牡馬と牝馬は割合は?
まず、POGにおいて、どのような割合で牡馬と牝馬を選ぶべきかを説明します。
POGは開催団体によってルールが異なりますが、最も一般的なルールでは指名馬を10頭選べます。
そこで10頭のうち、牡馬と牝馬をどう選ぶべきか迷う人も多いようです。
何も考えずに選んでみたら、牡馬ばっかりだったという経験をしたこともあるのではないでしょうか。
POGで好成績を残すためには、牡馬のクラシック路線だけでなく、牝馬のクラシック路線でもポイントを稼がなければいけません。
POGで意識したい牡馬と牝馬の割合は「6:4」か「7:3」で、多い方の割合が牡馬です。
POGではレースの賞金が、ポイントに変換され加算されます。
そのため、レース賞金額もポイントになってきますが、牝馬のクラシックよりも、牡馬のクラシックの方が賞金額は高くなっています。
そのため、POGでは牡馬を少し多めに選ぶのがおすすめです。
活躍する自信が持てる牝馬がいれば、牡馬を多めにして「7:3」の割合で選んでもみるのもひとつの方法です。
牝馬については、少数精鋭で結果を残すことが、POGにおいては大事になってきます。
1-1:POGで牝馬を選ぶときのポイント
POGで牝馬を選ぶときには、押さえておきたいポイントがあります。
まず、牝馬で気を付けるべき点は馬体重です。
牝馬は牡馬と比べて小柄な傾向がありますが、体格が小さすぎる馬については避けたいところです。
馬体重が大きい馬が必ず成功するというわけではありませんが、体格がしっかりしている馬は最後の直線の坂に負けないパワーを持っています。
体格が小さい馬は馬群で怯むことも多く、苦戦を強いられることも珍しくありません。
また、牝馬を選ぶときには、預託厩舎もチェックしておきたいところです。
牝馬は体調面、精神面のいずれにおいても管理が難しい傾向があります。
厩舎によって、牝馬の得意・不得意が異なるので、牝馬で好成績を残している厩舎であるかは調べておかなければいけません。
管理する調教師の牡馬と牝馬の成績も比較しながら、実力を発揮できるか考えて指名馬を選びましょう。
2:POGでおすすめの牝馬7頭
POGで好成績を残すためには、牝馬クラシックで活躍する馬を見つけ出すことが大事です。
そこで、POGで、おすすめしたい牝馬を厳選して紹介します。
おすすめ牝馬①:シャトンアンジュ(ステファニーズキトゥンの2019)
シャトンアンジュはディープインパクト産駒で、母はアメリカG1のBCフィリー&メアターフを勝っています。
海外G1馬の繁殖牝馬に、ディープインパクトを交配した注目の血統です。
本馬は母の第3仔となりますが、第1仔のカトゥルスフェリスが未勝利戦を勝ち上がっている点も高く評価できます。
伸びのある胴とスラっと長い脚が特徴で、ディープインパクト産駒らしい柔らかい走りが期待できます。
超良血馬らしい、光沢ある薄い皮膚からも目が離せません。
父の非凡な瞬発力と母の圧倒的なスピード能力が合わされば、牝馬クラシック路線を総なめするのも可能です。
母ステファニーズキトゥンはアメリカで活躍した名牝ですが、本馬もその名牝として名を連ねる可能性があるので、POGでも押さえておきたい一頭です。
おすすめ牝馬②:スタニングスター(スタセリタ19)
スタニングスターの姉には、オークス馬のソウルスターリングがいます。
父は欧州の名馬フランケルで、ソウルスターリングと父も同じなので、全妹として期待が高まります。
馬主もソウルスターリングと同じく社台レースホースで、募集総額は7000万円と注目度の高さを表す金額設定です。
姉のように瞬発力に長け、東京競馬場のような広いコースで実力を発揮することが予想されます。
柔軟性も高く、距離についても融通が利きそうです。
スタセリタの産駒には早い時期から結果を出している馬も多いので、2歳戦でポイントが稼げそうな点も魅力です。
おすすめ牝馬③:スカーレットオーラ(ダイワスカーレット19)
スカーレットオーラは、有馬記念を制した名牝ダイワスカーレットの第9仔です。
ダイワスカーレットの仔からは大物こそ出ていませんが、コンスタントに未勝利戦を勝ち上がっています。
父がロードカナロアに変わったことで、姉たちよりもスピード面で優れている可能性が高いです。
マイル路線を中心に、重賞クラスでの活躍に期待したいところです。
両親から圧倒的なスピードを受け継いでる可能性は高く、大舞台で最高のパフォーマンスを発揮してくれるかもしれません。
おすすめ牝馬④:ラスール(サマーハ19)
ラスールはキタサンブラック産駒で、兄に日経賞や阪神大賞典を制したシャケトラがいます。
母のサマーハはイギリスで1勝、フランスで3勝し日本で繁殖入りしました。
近親にはドイツG1を勝ったマムールがいて、名牝としてのその能力の高さを産駒へ遺伝させています。
父のキタサンブラックはG1・7勝馬。
無尽蔵のスタミナが産駒へ遺伝すれば、クラシックディスタンスでの活躍が期待できます。
コンスタントに活躍馬を送り続ける母サマーハの仔は、POGでは無視できない存在です。
おすすめ牝馬⑤:アストロフィライト(ウェイヴェルアベニュー19)
アストロフィライトは、ウェイヴェルアベニューの第2仔です。
母のウェイヴェルアベニューは、BCフィリー&メアスプリントを勝った名牝で、第1仔のグレナディアガーズは朝日杯FSを制しました。
母のスピード能力の高さが遺伝すれば、スプリントやマイル戦の大舞台で上位に入ってもおかしくありません。
兄のグレナディアガーズは2歳G1を勝っているので、本馬にも早い時期からの活躍を期待したいところです。
おすすめ牝馬⑥:ショショローザ(マンデラ19)
ショショローザはロードカナロア産駒の牝馬で、兄に皐月賞で2着になったワールドエース、菊花賞を勝ったワールドプレミアがいます。
ワールドエースもワールドプレミアも父はディープインパクトだったので、父がロードカナロアに変わったことで、よりスピード感溢れる走りが期待できます。
ロードカナロア産駒は、アーモンドアイのように距離が延びても問題ない産駒も多いので、牝馬クラシック路線でも問題はありません。
脚長でスラッとした体型をしているので、ストライドの大きい柔らかい走りを見せてくれそうです。
おすすめ牝馬⑦:マンクスホップ(キャットコイン19)
マンクスホップは、父ハービンジャー、母キャットコインという血統です。
母のキャットコインは、G3のクイーンCを勝っています。
キャットコインの姉妹には、ファンタジーSを勝ったタガノエリザベートや愛知杯を勝ったワンブレスアウェイなど、多くの重賞勝ち馬がいます。
優秀な牝系に属している点は、POGにおいても高評価をすべきポイントです。
父のハービンジャー自身は晩成タイプの競走馬でしたが、産駒は早い時期から活躍しているので、2歳戦から好成績を残してくれそうです。
まとめ
POGで指名馬を選ぶときは、牡馬と牝馬のバランスを考えなければいけません。
牡馬ばかりを選んでしまうと、牝馬路線でポイントを稼ぐことが難しくなります。
ただし、牝馬クラシックよりも牡馬クラシックの方が賞金額が高いので、牡馬を多めに選ぶことも重要です。
牡馬と牝馬の割合は、「6:4」や「7:3」を意識してください。
牝馬は牡馬よりも体調管理が難しい面もあり、調教師の実力が問われることもあります。
そのため、牝馬でしっかりと実績を残している厩舎から、POGの指名馬を選ぶこともポイントになってきます。
桜花賞やオークスで活躍する牝馬を見つけ出して、POGでのランキング上位を目指してください。