3連単は1着から3着までを全て的中させないといけない難易度の高い馬券です。
そのため、3連単を的中させるためにはボックス買いやフォーメーションを活用することが多いですが、何通り買えばいいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では3連単を何通り買うべきかや点数を計算する方法、そして3連単を活用した馬券購入事例などを紹介します。
3連単の購入を検討している方は、是非当記事を参考にしてみてください。
3連単は何通り買うべき?
3連単は高配当が期待できる分、的中率の低い馬券です。
18頭立てだと4896通りの組み合わせが存在し、同着が無い限りこの中で的中となる組み合わせは1通りです。
つまり1点買いのときの的中率はわずか0.02%であり、いかに的中率が低い馬券であるかがわかります。
3連単を何通り買うかは人それぞれ軍資金も違うので一概には言えませんが、目安としたいのは50~60点前後です。
50~60点前後なら100円ずつ購入し、馬券の購入費用は5,000~6,000円に抑えられます。
3連単は万馬券になることの多い馬券なので、50~60点前後ならトリガミになる心配もほとんどありません。
荒れそうなレースでは100点以上を購入することも悪くはありませんが、その場合は合計の購入額1万円を超えてしまうので、馬券が外れたときの損失も大きくなってしまいます。
3連単はハイリスクハイリターンな馬券ですが、購入点数を抑えることによって、リスクを下げることが可能です。
自分の軍資金をしっかりと頭に入れながら、1レースに全力を注ぎすぎないよう、バランス良い賭け方を目指してください。
3連単が何通りか計算する2つの方法
3連単は1着から3着までの組み合わせを考えないといけないので、何通りになるかがわかりにくい馬券でもあります。
そこで、ここでは3連単が何通りになるのか計算する2つの方法を紹介します。
計算式を用いて自分で計算する
3連単の買い目の計算は、コツを掴めば自分でも簡単に行うことができます。
例えば、3連単6頭ボックスの場合ですが、これは選んだ6頭全ての組み合わせを購入することになります。
1着から3着まで全て順番通りに購入することになるので、順列の計算公式で何通りかを計算することが可能です。
具体的には「6×5×4=120」という計算になり、3連単6頭ボックスの買い目は120点となります。
これは、3連単軸1頭流しの場合でも同じような考え方ができます。
仮に1着固定の軸馬を1頭を選び、2着と3着にそれぞれ同じ馬を5頭ずつ選びます。
すると「5×4=20」という計算になり、この場合の購入点数は20点です。
このように3連単の点数計算は、計算式に当てはめることでも可能です。
フォーメーション組合せ数計算で調べる
3連単の点数計算は、ボックスや流しなどでは簡単に計算できますが、フォーメーションなどの複雑な買い方になってくると計算方法が難しくなってきます。
そこで、活用したいのがJRAの公式ホームページに掲載されている「フォーメーション組合せ数計算」です。
「フォーメーション組合せ数計算」ではホームページで上で馬番や枠番にチェックを入れるだけで、枠連、馬連、馬単、3連複、3連単の点数を瞬時に計算してくれます。
自分で計算をする必要がないので、計算方法がわからないという方にも便利に使えるサイトです。
自分の購入したい馬券が何通りになるのか気になるという方は、是非JRA公式ホームページに掲載されている「フォーメーション組合せ数計算」を活用してみてください。
3連単を活用した3つの馬券購入事例
初心者にとって3連単は敷居の高い馬券であり、どのように購入すればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは3連単を活用した実際の馬券購入事例を紹介します。
3連単5頭ボックス
全ての組み合わせを購入するボックス買いは、3連単でも活用されることがあります。
特に3連単5頭ボックスは人気競馬番組である「みんなのKEIBA」で、こじはること小嶋陽菜が予想を公開していたことでも知られています。
実際にこじはるは、3連単5頭ボックス予想で、2015年・2016年の2年連続プラス収支を達成しました。
3連単5頭ボックスは買い目を60点に抑えつつ、高配当も狙えるバランスの良い買い方です。
3連単をどのように購入するべきか悩んでいる方は、是非3連単5頭ボックスを活用してみてください。
3連単1着固定流し
次に紹介する買い方は、3連単1着固定流しです。
これは軸馬となる馬を選び、1着に固定しながら他の相手となる馬に流す買い方になります。
例えば、単勝オッズ1倍台の圧倒的支持を受けている馬がいたとして、その馬の勝率が非常に高いと判断できれば3連単の1着に固定します。
そして、相手になりそうな馬が5頭いる場合には2着と3着のところでこの5頭に流します。
すると、馬券の購入点数は全部で20点になり、100円ずつ購入すれば馬券の購入費用は2,000円に抑えられます。
3連単は的中が難しい馬券ではありますが、信頼度の高い軸馬を1着固定とすることで的中率を高めることできるので、1着になる可能性が高い馬を見つけたら3連単1着固定流しを活用してください。
3連単フォーメーション
3連単ではフォーメーション買いもおすすめです。
フォーメーションはこの場合、1着から3着の候補を別々に指定して購入する方法のことを言います。
例えば、1着の候補を1番、2着の候補を2番・3番、3着の候補を2番・3番・4番・5番とします。
すると購入する買い目は「1→2→3」「1→2→4」「1→2→5」「1→3→2」「1→3→4」「1→3→5」の合計6点です。
3連単フォーメーションの大きなメリットは、2着候補や3着候補などを細かく指定できる点です。
ボックス買いでは全ての馬が1着から3着になる組み合わせを購入することになりますが、実際には選んだ馬が上位に入ることはあっても1着になる可能性は低い場合があります。
そうなると無駄な馬券を購入していることになるので、フォーメーションを活用して1着での買い目を削ることが重要です。
馬券の購入費用を抑えることは長い目で見てプラス収支にするために大切なので、3連単フォーメーションの購入も検討してみてください。
3連単はハイリスク・ハイリターン
3連単は的中率が低いですが、高配当が期待できるため人気が高い馬券です。
ときには100万円以上の配当が出ることもあり、一獲千金を狙えます。
ただし、その分当てることが難しく、当てようとすると馬券の買い目が膨らんでしまいます。
買い目が増えると馬券の購入費用も増えてしまい、馬券が外れたときのリスクも高まるので危険です。
そのため、3連単はハイリスク・ハイリターンな馬券と言えます。
3連単を購入するなら、ある程度のリスクを伴うことを頭に入れておかなければいけません。
逆にできるだけリスクを少なくし、コツコツと資金を増やしたいなら、単勝や複勝などの的中率が高い馬券がおすすめです。
一獲千金を狙うのかコツコツ的中をさせ資金を積み上げるのか、どのような形で資金を増やすのか考えながら、勝負する馬券を選ぶようにしてください。
まとめ
3連単は点数が増えやすい馬券であり、何通りになっているかは常に確認しておかなければいけません。
ボックス買いなどの買い方なら簡単に計算もできますが、フォーメーションだとやや複雑になります。
そんなときはJRAの公式ホームページにある「フォーメーション組合せ数計算」を活用してみましょう。
また、3連単5頭ボックスや3連単1着固定流しは、初心者の方でも扱いやすい買い方です。
これらを上手く使って、3連単で高配当的中を目指してください。