
「皐月賞」が2021年4月18日に開催されます。
皐月賞はクラシック三冠の初戦であり、皐月賞を制した馬のみが三冠馬の資格を得ることができます。
昨年は「コントレイル」が無敗の三冠馬となりましたが、今年も三冠を賭けて熱い戦いが繰り広げられそうです。
今回は、2021年皐月賞の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
大阪杯 | ダービー卿CT | 桜花賞 | ニュージーランドT | 阪神牝馬S |
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桜花賞2023 過去10年のデータ・傾向 |
ニュージーランドT2023 過去10年のデータ・傾向 |
阪神牝馬S2023 過去10年のデータ・傾向 |
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Contents
1:皐月賞
皐月賞は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
日本ダービーや菊花賞と共にクラシック三冠の一つとされていて、クラシック三冠の開幕戦として位置付けられています。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」と言われ、最もスピードのある優秀な繁殖馬を選定するためのレースとされています。
また、皐月賞のレース条件である中山競馬場の芝2000mはトリッキーなコースでもあり荒れやすい条件です。
2007年の皐月賞では3連単の配当が160万円を超え、大荒れの結果となりました。
高配当が期待できるレースでもあるので、穴馬にも注目して馬券を買いたいところです。
昨年の「コントレイル」に続き2年連続で三冠馬が現れるのかも注目で、クラシック三冠を賭けた熱い戦いに期待してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳牡馬・牝馬 | 定量 | 1着1億1000万円 |
JRA所属馬(外国産馬含む) | 57kg、牝馬2kg減 | 2着4400万円 |
地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ) | 3着2800万円 | |
外国調教馬(9頭まで、優先出走) | 4着1700万円 | |
5着1100万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年皐月賞の特別登録馬と4月13日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「エフフォーリア」でオッズは2.5倍です。
「エフフォーリア」は「エピファネイア」産駒で、デビューから3戦無敗と三冠が期待されている一頭です。
デビュー戦では単勝人気1.4倍と圧倒的人気をしていたことからも、競馬ファンの注目度が高いことがわかります。
前走の共同通信杯では、朝日杯FSで2着になった「ステラヴェローチェ」を下しています。
既にG1で実績を残している相手を負かしているのは、高く評価できる点です。
共同通信杯からレース間隔が多少空いていることによって心身共にリフレッシュした状態で挑め、万全な態勢で皐月賞を迎えられるのも大きなメリットです。
中山競馬場でのレースは初めてですが、前に付けられる先行力があるので直線の短いコースがむしろ合っています。
G1初挑戦となりますが、三冠馬候補として「エフフォーリア」の走りに期待してください。
予想オッズの2番人気は、「ダノンザキッド」でオッズは2.8倍です。
「ダノンザキッド」は昨年の2歳G1「ホープフルS」の勝ち馬で、最優秀2歳牡馬に選ばれました。
クラシック路線の最有力候補として名前が挙がる一頭ですが、前走の弥生賞で3着に敗れてしまっています。
初の敗北となり残念な思いをした競馬ファンも多かったようですが、上り3ハロンのタイムはメンバー中最速だったため、最後までしっかりと伸びてきていることがわかります。
スローペースとなってしまったことが敗因で展開次第では勝ち切っていた可能性があるので、評価を落とすような内容ではありません。
弥生賞はあくまでも前哨戦なので上積みが期待できるので、調子を見極めながら馬券を買うかを判断したいところです。
予想オッズの3番人気は、「ディープモンスター」でオッズは7.3倍です。
「ディープモンスター」は「ディープインパクト」産駒で、4戦3勝2着1回と安定した成績を残しています。
重賞レースに出走したことがないため実力は未知数な部分も多いですが、前走のすみれSでは2着に2馬身差を付けて完勝しました。
また、前々走の梅花賞は2200mという距離で行われるレースで、2000m以上のレースでも結果を出している点からスタミナ面は全く問題ありません。
むしろ、スタミナが必要となるタフなレースでこそその力を発揮することが考えられます。
皐月賞での走り次第では日本ダービーでも注目の存在となるので、皐月賞でどのような走りを見せてくれるのか目が離せません。
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桜花賞2023 過去10年のデータ・傾向 |
ニュージーランドT2023 過去10年のデータ・傾向 |
阪神牝馬S2023 過去10年のデータ・傾向 |
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2:過去10年のデータとレース傾向
昨年の皐月賞では1番人気「コントレイル」が第3コーナーから一気に捲りを決めて、後方から他馬を抜き去り勝利しました。
皐月賞では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・デビュー戦で1着の馬が好走
・前走共同通信杯組に注目
それでは、3つのレース傾向をG1昇格後の過去4年のレース結果を基に紹介します。
2-1:キャリア3~4戦の馬が好成績
皐月賞では、キャリア3戦の馬が好成績を残しています。
過去10年の通算出走数別成績を調べると、キャリア3戦の馬が連対率20.8%、3着内率33.3%と最も良い成績を残していました。
次に良い成績を残しているのがキャリア4戦の馬で、連対率15.2%、3着内率23.9%です。
逆にキャリア6戦以上になってくると、成績は一気に落ちています。
皐月賞の予想をするときには、キャリア3戦もしくは4戦の馬を狙うようにしてください。
2-2:デビュー戦で1着の馬が好走
皐月賞の予想においては、デビュー戦での着順も重要な予想ファクターになります。
過去10年のJRAデビュー馬の新馬戦の着順別成績を調べると、1着だった馬が連対率17.2%、3着内率27.6%となっていました。
デビュー戦2着以下の馬については、連対率5.9% 、3着内率7.1%で大きく差が出ています。
これらの結果から、デビュー戦で1着の馬をできるだけ馬券に組み込むことが大事になってきます。
2-3:前走共同通信杯組に注目
皐月賞には様々なレースを経て出走してきますが、その中でも特筆すべき成績を残しているのが共同通信杯組です。
過去10年の前走別成績では、共同通信杯組が連対率25.0%、3着内率37.5%と好成績を残していました。
今年の皐月賞でも共同通信杯組がいるので、予想をするときには評価を上げたいところです。
また、サンプル数は少ないものの、ホープフルS組も連対率、3着内率共に66.7%と高確率で馬券に絡んでいました。
ホープフルS以来のぶっつけ本番でもしっかりと力を出し切れているので、久々だからと評価を下げないよう注意してください。
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桜花賞2023 過去10年のデータ・傾向 |
ニュージーランドT2023 過去10年のデータ・傾向 |
阪神牝馬S2023 過去10年のデータ・傾向 |
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
皐月賞が行われる中山競馬場はトリッキーなコースで、人気薄の穴馬が上位に来ることも珍しくありません。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の皐月賞で穴馬として注目なのが、「グラティアス」です。
「グラティアス」は、予想オッズでは22.0倍の7番人気となっています。
「グラティアス」は「ハーツクライ」産駒で、G3の京成杯の勝ち馬です。
デビューから2戦2勝とキャリアは少ないものの、一度も負けたことがないという点は高く評価できます。
レース内容も良く、過去2戦においていずれも上がり3ハロンタイムはメンバー中最速でした。
良い脚を長く使えるタイプで、レース終盤に確実に伸びて来ることが予想されます。
京成杯は皐月賞と同じ中山競馬場の芝2000mという条件であり、そこで結果を出しているのもプラス材料です。
デビュー戦では逃げて勝利していて、中山競馬場の直線は短いので逃げても面白い存在です。
決して軽視できない存在なので、期待値の高い穴馬として狙ってみてください。
それでは、皐月賞でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「エフフォーリアーグラティアス」「ダノンザキッド―グラティアス」。
馬単なら「エフフォーリア→グラティアス」「ダノンザキッド→グラティアス」。
「エフフォーリア」はハイレベルなG3の共同通信杯を無敗で制していて、皐月賞でも最有力候補です。
「ダノンザキッド」も、2歳G1のホープフルSを制し最優秀2歳牡馬に輝いているので無視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「グラティアス」を絡めながら、万馬券的中を目指してください。
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桜花賞2023 過去10年のデータ・傾向 |
ニュージーランドT2023 過去10年のデータ・傾向 |
阪神牝馬S2023 過去10年のデータ・傾向 |
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まとめ
2021年皐月賞の過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・デビュー戦で1着の馬が好走
・前走共同通信杯組に注目
皐月賞では、キャリア3~4戦の馬が好成績を残しています。
特に良い成績を残しているのがキャリア3戦の馬で、過去10年の通算出走数別成績では連対率20.8%、3着内率33.3%と最も良い成績でした。
次に、良い成績を残していたのがキャリア4戦の馬です。
これらのデータから、キャリア3~4戦の馬は特に評価を上げるべきだと判断できます。
さらに、皐月賞ではデビュー戦の着順にも注目です。
過去10年のJRAデビュー馬の新馬戦の着順別成績を調べると、デビュー戦1着だった馬が連対率17.2% 、3着内率27.6%となっていました。
デビュー戦2着以下だった馬が、連対率5.9%、3着内率7.1%と苦戦しているので、デビュー戦1着の馬は無視できません。
デビュー戦での着順も確認し、1着だった馬を中心に馬券を買いたいところです。
そして、皐月賞では前走共同通信杯組が好走するという傾向が見られます。
過去10年の前走別成績では、前走共同通信杯組が連対率25.0%、3着内率37.5%と好走していました。
共同通信杯は近年の傾向としてハイレベルなメンバーが揃うというのがあるので、共同通信杯で好走した馬は無視できません。
今年も共同通信杯を経て出走する馬がいるので、前走共同通信杯組に注目しましょう。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、荒れやすいレースでもある皐月賞で高配当的中を狙ってみてくださいね。
大阪杯 | ダービー卿CT | 桜花賞 | ニュージーランドT | 阪神牝馬S |
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