【スワンステークス2024予想】過去10年のデータ・最終追い切りから有力馬・穴馬・買い目を徹底予想!

スワンステークス2024予想 中央競馬無料予想
スワンステークス2024予想

今回は2024年10月26日に開催されるスワンステークス2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・スワンステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
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1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

スワンステークス2024の最終予想・買い目

馬番 予想印 馬名
8 16 セルバーグ
4 8 スズハローム
2 4 クランフォード
3 6 オフトレイル
8 17 ダノンマッキンリー
6 11 シングザットソング

三連単フォーメーションでの買い目
16 → (8, 4) → (8, 4, 6, 17, 11, 10)

三連複フォーメーションでの買い目
16 – (8, 4) – (8, 4, 6, 17, 11, 10)

ワイド流しでの買い目
16 – (8, 4, 6, 17, 11, 10)

スワンステークス2024予想 追い切り評価TOP3

追い切り評価第3位:オフトレイル

最終追い切り
栗東坂路53.3-38.1-24.4-12.2

毎日王冠後も在厩のまま調整され、1週前の追い切りでは坂路58.0秒、ラスト12.7秒と控えめな仕上げでした。

しかし、今週の追い切りでは坂路53.3秒と上々の時計を記録。外ラチ沿いを走りながらも、自らハミを取り、前進気勢を見せています。

距離短縮による新たな一面が期待できる、闘志あふれる動きを見せました。

追い切り評価第2位:アグリ

最終追い切り
栗東坂路53.0-38.3-24.7-12.3

アグリは10月初旬から坂路で速い時計を5本消化し、入念に仕上げられました。

1週前は併せ馬で坂路54.1秒を記録し、ラスト12.7秒から12.1秒への加速ラップでゴール。今週は単走で終い重点の追い切りを行い、ラスト12.4-12.3秒と良い仕上がりを見せました。

先週の併せ馬と今週の追い切りがセットになり、状態は万全です。

追い切り評価第1位:スズハローム

最終追い切り
栗東坂路56.5-40.6-25.2-11.6

スズハロームは10月初旬から坂路とウッドを併用し、じっくりと仕上げられました。

1週前のウッドでは、ラスト11.1-11.0秒と鋭い伸びを見せ、調子の良さをアピール。最終追い切りは坂路で、序盤は折り合い重視のスローな入りから、ラスト1ハロンを11.6秒でまとめました。

オン・オフの切り替えを意識した実戦的な調教で、レースでの瞬発力を最大限に引き出せる状態に仕上がっています。

スワンステークス2024 有力馬3頭を予想

有力馬①:クランフォード

デビューから3戦1勝、2着2回と安定した成績を残してきたクランフォードですが、転機は4戦目のマーガレットS。ここで、それまでの逃げ・先行スタイルを崩して7着*と苦戦を強いられました。

しかし、この経験がその後の競馬にプラスとなり、先行力に磨きがかかりました。 その後、1勝クラスを逃げ切り、続くレースでも古馬相手に2連勝。いずれも2番手からの押し切り勝ちを決め、1400mで3連勝を達成しました。特に、前走の豊明Sでは**1分19秒0**のレコードタイムをマーク。

これだけのスピードがあれば、重賞でも十分通用するでしょう。

有力馬②:スズハローム

1400mの成績は3勝、3着1回、着外1回と高い適性を誇り、京王杯SCでも3着に入るなど、1400mの巧者としての実力を証明しています。

前走ではキャリア初の1200m戦に挑戦し、2着と好走。スプリント戦を経験したことで、1400mでの追走に余裕が生まれ、末脚の鋭さも増すことが期待されます。

母のアイラインも6歳までオープン戦で活躍し、得意の1400mで3勝、2着2回を挙げた実績があります。

この血統背景からも、1400mはベストの距離であり、ここでも安定したパフォーマンスが期待できるでしょう。

有力馬③:アグリ

高松宮記念では3番人気に支持されましたが、結果は7着と期待に応えられませんでした。

以降は若干歯車が狂い気味ではありますが、セントウルS2着、阪神C3着、シルクロードS2着と重賞で安定した成績を残しており、実力の衰えは見られません。

着差や内容から見ても、アグリにとってベストの距離は1400mです。前走のCBC賞では、58.5kgを背負い17着と敗れましたが、これは叩き台と捉えられます。

ここで久々の1400m戦に戻ることで、持ち味を存分に発揮し、一発を狙える状態にあります。

ウマダネ激推し穴馬は「セルバーグ」

昨年の中京記念勝利以降は、先手を取った競馬でも他馬にマークされ、思い切ったレースができていません。ペースを握るために2000m戦など異なる距離にも挑戦しましたが、結果を残せず、やや迷走状態にありました。

しかし、前走の京成杯AH(4着)では、好位に控えた差しの競馬で粘り強さを発揮し、復調の兆しが見えました。これまでにない走りからも、状態は上向いていると言えます。

今回のスワンステークスでは、距離を1400mに短縮。これは京王杯2歳S以来となる距離です。前走で見せたしぶとい内容と、新たな刺激でレースに臨む今回は、一変の可能性も十分に秘めています。

スワンステークス2024の概要

  • 日時:2024年10月26日(土)京都11R
  • レース名:スワンS(GⅡ)
  • 条件:3歳以上オープン(別定)
  • コース:芝1400m(京都競馬場)

スワンステークスは、マイルチャンピオンシップ(マイルCS)と同じ京都競馬場で行われる前哨戦ですが、近年はマイルCSを見据えた出走馬が少なくなってきています。

その要因としては、本番までの中2週という短い間隔が挙げられ、調整が難しくなることが影響しています。

むしろ、スワンステークスは芝1400m戦線の中心的なレースとして位置づけられており、年末の阪神カップ、翌年の阪急杯へと続く1400m路線を意識した馬たちが集まります。

特に、1400mに特化した実績を持つ馬に注目が集まるこのレースは、関西圏で展開される芝1400mシリーズの第一歩として重要な位置づけとなっています。

スワンステークス2024 出走予定馬一覧

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 サーマルウインド 牝5 55.0 団野
1 2 ジョウショーホープ 牡4 57.0
2 3 キングエルメス 牡5 57.0 北村友
2 4 クランフォード 牝3 53.0 西村淳
3 5 トゥラヴェスーラ 牡9 57.0 藤岡佑
3 6 オフトレイル 牡3 55.0 武豊
4 7 バースクライ 牝4 55.0 岩田望
4 8 スズハローム 牡4 57.0 鮫島駿
5 9 ウインカーネリアン 牡7 57.0 三浦
5 10 ピンハイ 牝5 55.0 高倉
6 11 シングザットソング 牝4 55.0 斎藤
6 12 ダノンスコーピオン 牡5 58.0 シュタルケ
7 13 ノーブルロジャー 牡3 55.0 田口
7 14 アグリ 牡5 57.0 Cデムーロ
8 15 マテンロウオリオン 牡5 57.0 横山典
8 16 セルバーグ 牡5 57.0 今村
8 17 ダノンマッキンリー 牡3 55.0 松山

注目馬の一頭は、CBC賞2着のスズハローム。

芝1400mでの適性も非常に高く、上位争いに食い込む有力候補です。

また、セントウルステークスやキーンランドカップ組など、スプリント系の馬たちが多く参戦する一方、安田記念以来となるウインカーネリアンや、毎日王冠で敗れた3歳重賞ウイナーのオフトレイルなど、別路線からの実力馬も揃います。

今年も例年通り、波乱含みの混戦が予想されます。

スワンステークス2024 京都競馬場芝1400mの徹底コース分析

「外回り特有のスローが勝負のカギ」京都芝1400m

スワンステークス2024の舞台である京都競馬場芝1400mは、同じ1400mの阪神競馬場と比較して、3、4コーナーの適性に大きな違いがあります。

京都競馬場では外回りコースを使用し、スタートから約500m続く向正面は、200mを過ぎると登り坂に差し掛かります。

序盤のペースはこの登り坂の手前で早々に落ち着くことが多く、残り800mの下り坂に入ると徐々にペースが上がり始め、ゴール前は平坦な直線が待っており、速い上がりが求められる場面が多くなります。

特に、3コーナー付近の「丘」を巡る攻防がレースの勝敗に直結します。

ハイペースで進むとゴール前で厳しい展開となりますが、先行馬が少ないレースでは、先行馬が有利にレースを進めやすく、展開が極端になることが特徴。

これらの点をしっかりと踏まえた予想が必要です。

スワンステークス2024予想 過去10年のデータ分析

次にスワンSの過去10年間のデータを紹介します。

  • 人気別成績
  • 年齢別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績

上記4点の過去10年分のデータを分析し、予想します。

スワンステークス2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 2 1 4 30.0% 50.0% 60.0%
2番人気 4 1 2 3 40.0% 50.0% 70.0%
3番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
4番人気 1 1 2 6 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
7番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
9番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気~ 2 2 2 67 2.7% 5.5% 8.2%

※過去10年(21、22年阪神開催)

4番人気以内が8勝を挙げており、基本的には上位人気が優勢。

しかし、10番人気以下の伏兵が2勝するなど、波乱の展開も多いレースです。

京都芝1400mの特性上、ペースが微妙に影響しやすく、大穴の激走が期待できるレースとなっています。

スワンステークス2024予想 過去三連単の配当

スワンステークス 過去三連単の配当
2019年⑰→⑩→⑧8,560円
2020年④→⑯→②662,610円
2021年⑨→②→⑥30,750円
2022年④→③→⑪403,230円
2023年③→⑮→⑱514,740円

過去5年の三連単平均配当は323,978円。

10番人気以下の馬が2勝しており、さらには二桁人気馬が2着や3着に入ることも多く、波乱含みの結果が続いています。

スワンステークス2024では、1400m適性と京都競馬場の適性、さらに展開次第での逃げ先行型の人気薄に注目することが重要です。

◎上位人気堅実も人気薄激走あり

スワンステークス2024 過去10年間の年齢別の成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 3 0 1 12 18.8% 18.8% 25.0%
4歳 1 2 2 28 3.0% 9.1% 15.2%
5歳 4 5 4 37 8.0% 18.0% 26.0%
6歳 1 3 3 30 2.7% 10.8% 18.9%
7歳~ 1 0 0 26 3.7% 3.7% 3.7%

※過去10年(21、22年阪神)

年齢別成績を見ると、3歳馬が好成績を挙げており、特に斤量差が大きなファクターとなっています。今年も注目のオフトレイルがエントリーしており、京都競馬場への適性を持つだけに見逃せない存在です。

一方、5歳馬も安定した成績を残しており、ここまでマイル路線を試した馬たちが、1400mに特化したレースで結果を出す傾向が強いです。4歳馬の成績がやや振るわないのは、まだGI戦線での挑戦が続いており、出走数が少ないことも影響していると考えられます。

◎3歳と5歳が強力

スワンステークス2024予想 過去10年の枠番別成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 0 2 2 13 0.0% 11.8% 23.5%
2枠 4 2 0 12 22.2% 33.3% 33.3%
3枠 0 0 1 17 0.0% 0.0% 5.6%
4枠 0 0 2 17 0.0% 0.0% 10.5%
5枠 1 1 2 15 5.3% 10.5% 21.1%
6枠 2 0 1 17 10.0% 10.0% 15.0%
7枠 2 1 1 22 7.7% 11.5% 15.4%
8枠 1 4 1 20 3.8% 19.2% 23.1%

※過去10年(21、22年は阪神開催)

過去10年のスワンステークスにおける枠番別成績を見ると、2枠が特に優れた成績を残しており、勝率・連対率・複勝率すべてで他の枠を上回っています。

また、1枠も複勝率が23.5%と高く、内枠のアドバンテージが感じられます。スローな展開になることが多いこのレースでは、内枠での距離ロス軽減が大きく作用することが考えられます。

一方で、外枠である6枠や7枠も安定した成績を残しており、外枠だから不利というわけではありません。むしろ、3枠や4枠の不振が目立っており、この枠に入った馬には注意が必要です。

◎2枠が◎、3、4枠は不振

スワンステークス2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2 0 2 6 20.0% 20.0% 40.0%
先行 1 2 2 31 2.8% 8.3% 13.9%
中団 5 7 2 52 7.6% 18.2% 21.2%
後方 2 1 4 44 3.9% 5.9% 13.7%

※過去10年

過去10年のスワンステークスでは、逃げ馬の勝率が非常に高く、スローペースでの逃げ切りが決まるケースが多いです。

一方、先行馬の成績はやや低調で、むしろ中団から差しや追い込みに優位性があります。

逃げと差しという極端な脚質が好成績を収めており、波乱の要因となっています。

◎スローの逃げに注意も基本は差し馬

スワンステークス予想のポイントは『スプリンターズS10着以下』

前走がGⅠだった馬の成績を見ると、直近のスプリンターズステークス組は1-1-1-17という結果です。

特に注目すべきはスプリンターズS10着以下の馬で、過去の成績は0-0-0-9と振るわず、大敗後の巻き返しは期待薄。

GⅠ大敗後に適距離に戻って一発というシナリオはあまり見込めないため、このあたりの見極めが重要です。

【消し】前走スプリンターズS10着以下

  • ダノンスコーピオン