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新潟2歳ステークス2023 過去10年のデータ・傾向 |
キーンランドカップ2023 過去10年のデータ・傾向 |
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宝塚記念は阪神芝2200mという条件で行われ、非根幹距離のレースとなっています。
2000mや2400mとはまた違った能力が求められ、2200mという距離への対応が重要になります。
また、梅雨の時期に開催されることも含めて、荒れた馬場となりやすく、タフな馬場への適性も考えておかなければいけません。
そこで、今回の記事では2023年宝塚記念で注目しておくべき血統やおすすめの買い方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
宝塚記念2023の出走予定馬情報
今年も、上半期のグランプリレース・宝塚記念が開催されます。
宝塚記念で優勝候補として多くの注目を集めているのが、昨年の年度代表馬に輝いた「イクイノックス」です。
春のクラシック戦線では惜しいレースが続いていましたが、秋にはその才能を開花させ、3歳馬ながら天皇賞(春)・有馬記念を制しました。
さらに、古馬になった2023年には、ドバイシーマクラシックを制し、海外G1初制覇を達成します。
好スタートを決めて逃げる形となりましたが、最後まで手応え十分のまま、ノーステッキでの完勝と圧倒的なパフォーマンスでした。
世界の強豪相手にも圧巻の走りで実力の違いを見せつけているので、国内では敵なしと言える存在です。
また、今年の天皇賞(春)の勝ち馬「ジャスティンパレス」も出走します。
昨年の秋からメキメキと力をつけ、古馬になった今年は馬体も大きく成長しました。
阪神大賞典、天皇賞(春)を連勝し、長距離では国内トップの実力を見せています。
「イクイノックス」相手にどれだけ迫れるか注目の一頭で、3歳時からの成長力に注目です。
その他、昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で、有馬記念でも3着に食い込んだ「ジェラルディーナ」、G1で2着4回と実績は申し分ない「ディープボンド」なども出走します。
上半期のグランプリレースに相応しいメンバーが揃ったので、楽しみな一戦となりそうです。
宝塚記念で注目の血統は?
競馬で馬券を当てるためには、血統面からの考察も重要です。
そこで、宝塚記念で注目の血統を過去のレースデータを基に解説していきます。
過去10年でキングカメハメハ・ステイゴールド・バゴが6勝
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 2- 1- 0-15/18 | 11.1% | 16.7% | 16.7% |
ステイゴールド | 2- 0- 0-14/16 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
バゴ | 2- 0- 0- 0/ 2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ディープインパクト | 1- 2- 5-26/34 | 2.9% | 8.8% | 23.5% |
ハーツクライ | 1- 2- 1-12/16 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
Marju | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ドゥラメンテ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ルーラーシップ | 0- 2- 0- 4/ 6 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
スクリーンヒーロー | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
Tavistock | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年の宝塚記念での種牡馬別成績を調べると、キングカメハメハ、ステイゴールド、バゴが2頭ずつ勝ち馬を輩出していました。
いずれも馬力がある産駒を多く輩出している種牡馬であり、阪神競馬場のようなタフな競馬場に向いています。
また、荒れた馬場を苦にしないパワーを持ち合わせていて、宝塚記念は梅雨の時期に開催されるため、馬場が荒れやすいことが影響していると考えられます。
宝塚記念ではスピード重視の血統ではなく、タフな馬場に強い血統を狙いたいところです。
芝の中長距離路線と言えば、ディープインパクト産駒が好成績を残していますが、宝塚記念では勝率2.9%・連対率連対率8.8%とそれほど良い成績は残していません。
これはディープインパクト産駒のような瞬発力に優れたタイプよりも、スタミナやパワーに優れたタイプが好走しているからです。
そのため、他のG1レースに比べ、ディープインパクト産駒の成績が悪いという点は頭に入れておいてください。
スタミナ豊富な血統が好走
宝塚記念は芝2200mの中距離で行われるレースですが、距離以上にスタミナが要求されます。
なぜなら、2度の坂越えがあり、馬場も荒れやすい傾向があるからです。
加えて内回りコースであることも含めると、序盤からペースが緩みなく流れ、瞬発力勝負というよりは、スタミナ勝負になる傾向が見られます。
これは、過去10年の種牡馬別成績を見ても明らかです。
過去10年でステイゴールド産駒が2勝、ハーツクライ産駒が1勝を挙げていますが、どちらもステイヤーを多く輩出している種牡馬です。
長距離を走れるほどのスタミナが要求され、長距離が得意な血統が狙い目となります。
宝塚記念ではスピード重視の血統ではなく、タフな展開に強いステイゴールド産駒やハーツクライ産駒を狙うのがおすすめです。
荒れた馬場への対応や坂を苦にしないパワーが重要
宝塚記念が行われる阪神芝2200mは、ゴール前の上り坂が待ち構えています。
さらに、スタート直後にもゴール前の上り坂を登る必要があり、2度の坂越えに対応しなければいけません。
坂が苦手な馬ではスタミナが切れてしまって、上位に入ることができないコースレイアウトです。
さらに、宝塚記念は6月後半と梅雨の時期に開催されるG1レースです。
この時期は雨によって馬場が荒れることも珍しくはなく、荒れた馬場への対応が求められます。
そのため、ダートを走れるほどのパワーを持っているかも重要になってきます。
過去10年で2勝を挙げているのがキングカメハメハ産駒で、キングカメハメハはダートでも活躍馬を輩出している種牡馬です。
また、バゴ産駒が2勝、Marju産駒が1勝を挙げているのもタフな馬場になっていること要因として考えられるので、出走馬の荒れ馬場適性にも注目してください。
宝塚記念2023で注目血統を持つダークホース2頭
今年の宝塚記念にも、血統面で注目したい穴馬が出走しています。
そこで、ここからは2023年の宝塚記念で押さえておきたい血統が向いているダークホースを紹介します。
血統が向くダークホース①:ボッケリーニ
📷2023/6/3 阪神11R 鳴尾記念 (芝2000m) pic.twitter.com/e2PqJKWF3L
— なんちゃってさん (@nanchattesalary) June 10, 2023
ボッケリーニ | |||
性齢 | 牡7歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 25戦7勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・目黒記念 GⅢ・中日新聞杯 GⅢ・鳴尾記念 |
||
父 | キングカメハメハ | ||
母 | ポップコーンジャズ | ||
母の父 | ダンスインザダーク |
「ボッケリーニ」は、キングカメハメハ産駒の7歳牡馬です。
2020年の中日新聞杯で重賞初制覇を達成し、その後も日経賞や京都大賞典といったハイレベルな重賞レースで2着に入りました。
そして、昨年の目黒記念で久々の重賞制覇を達成すると、前走の鳴尾記念を制し重賞3勝目を挙げています。
今年で7歳を迎えますが、依然として年齢による衰えは感じさせません。
「ボッケリーニ」は宝塚記念や天皇賞(秋)を制したラブリーデイの全弟で、血統的な背景から考えても好走しておかしくない一頭です。
兄のラブリーデイも5歳になってから初G1を達成した本格化が遅い血統であり、「ボッケリーニ」のここで大舞台を制することが期待できます。
キングカメハメハ産駒は過去10年でも2勝を挙げているので、穴をあける展開に注目です。
血統が向くダークホース②:ライラック
ミルコのなでなで、別に自分は馬でもないのに嬉しくなるꕀ
2023.05.28
東京12R #目黒記念
¦𝟰. #ライラック × M.デムーロ 騎手 pic.twitter.com/tI71aPKblY— 𝟰𝟳 (@lien13O1) May 30, 2023
ライラック | |||
性齢 | 牝4歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 10戦2勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・フェアリーS | ||
父 | オルフェーヴル | ||
母 | ヴィーヴァブーケ | ||
母の父 | キングカメハメハ |
「ライラック」は、半兄に札幌2歳Sの勝ち馬・ブラックホールを持つオルフェーヴル産駒の4歳牝馬です。
2021年10月16日に東京競馬場でデビューし、上がり3ハロン33.9秒の末脚を使って見事に勝利すると、京都2歳S8着を経て、3戦目のフェアリーSを勝利し重賞初制覇を達成しました。
牝馬三冠ではいずれも10着以下と大敗してしまいますが、秋のエリザベス女王杯では2着と好走しています。
古馬になった今年は、不良馬場での開催となった日経賞で4着と掲示板を確保していて、荒れた馬場への適性も問題ありません。
また、「ライラック」の父オルフェーヴルは、ブリーダーズカップディスタフを制したマルシュロレーヌを輩出した種牡馬です。
パワーに優れた産駒を多く輩出していて、タフな馬場となればチャンスはあります。
エリザベス女王杯で好走していることからも、阪神芝2200mという条件への適性は申し分ないことがわかるので、牝馬ながら侮れない存在と言えそうです。
まとめ
宝塚記念は、上半期のグランプリに位置付けられているレースです。
2200mという距離ながら、それ以上の豊富なスタミナが要求され、長距離向きの馬が好走する傾向が見られます。
過去10年の種牡馬別成績では、キングカメハメハ、ステイゴールド、バゴが2頭ずつの勝ち馬を輩出していました。
これらの結果から、宝塚記念ではスタミナ・パワー型の血統が好走しやすいことがわかるので、宝塚記念ではタフな展開に強い血統を狙うようにしてください。
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