
「宝塚記念」が2019年6月23日に開催されます。
宝塚記念は上半期のG1戦線のクライマックスとなるレースで、古馬中長距離路線の実力馬が集結します。
有馬記念と同様にファン投票で出走馬を決めるので、競馬ファンの想いが詰まったレースとも言えるでしょう。
今回は、2019年宝塚記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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1:宝塚記念
宝塚記念は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
1960年に創設され、「上半期の実力ナンバー1決定戦」として位置づけられています。
長く語り継がれる数々の名勝負も多く、競馬ファンが注目しているレースでもあります。
今年もファン投票により豪華なメンバーが揃ったので、どのような熱戦が繰り広げられるのか目が離せません。
上半期を締めくくるような素晴らしいレースに期待です。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上 | 定量 | 1着1億5000万円 |
JRA所属馬(ファン投票選出馬・JRA選出馬) | 3歳53kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減 | 2着6000万円 |
地方競馬所属馬(4頭まで) | 3着3800万円 | |
外国調教馬 (8頭まで) | 4着2300万円 | |
5着1500万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年宝塚記念の特別登録馬と6月17日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「キセキ」でオッズは3.3倍です。
「キセキ」は2017年の菊花賞馬ですが、その後はG1レースを勝てていません。
しかし、昨年のジャパンCでアーモンドアイの2着になるなど、古馬G1戦線で堅実な走りを見せています。
豊富なスタミナを活かしたロングスパートが持ち味で、スタミナ勝負になりやすい宝塚記念では特に有利です。
前走の大阪杯では惜しくも2着に敗れてしまいましたが、直線では粘りを見せて上位に食い込みました。
メンバー中最も実力が上位であることは間違いないので、予想をするときには無視できない一頭です。
予想オッズの2番人気は、「レイデオロ」でオッズは3.4倍です。
「レイデオロ」は2017年の日本ダービー馬で、昨年は天皇賞(秋)を制しました。
有馬記念でも2着と好走し、アーモンドアイとの対戦も期待されている名馬です。
前走のドバイシーマクラシックでは6着に敗れていますが、先着したことのある「シュヴァルグラン」や「スワーヴリチャード」にも負けたことから本調子ではなかったことがわかります。
調子を戻して来れば、宝塚記念でも上位争いに絡む可能性が高いです。
日本ダービー馬らしい走りで、他馬を圧倒するか注目です。
予想オッズの3番人気は、「リスグラシュー」でオッズは5.6倍です。
「リスグラシュー」は、昨年のエリザベス女王杯を制した牝馬です。
G1レースはエリザベス女王杯のみの1勝となっていますが、4度の2着を経験するほど堅実な走りを見せています。
牝馬ながら牡馬相手でも引けを取らず、昨年は海外G1レースの香港ヴァーズで2着になりました。
そのため、牝馬だからという理由で軽視することはできません。
2016年宝塚記念では牝馬の「マリアライト」が勝利しているので、「リスグラシュー」が勝つ可能性も十分あります。
斤量的にも2kg減と有利になるので、馬券の中心にしてみたい一頭です。
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2:過去10年のデータとレース傾向
宝塚記念は上半期を締めくくる大一番として熱戦が繰り広げされていますが、昨年の宝塚記念では7番人気の「ミッキーロケット」が勝ちました。
鞍上の和田竜二騎手が「テイエムオペラオー」以来となる17年ぶりのG1勝利をして、記憶に残っている競馬ファンも多いでしょう。
上半期を締めくくる大一番の宝塚記念では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・年明け初戦3着以内の馬が優勢
・前走で3番人気以内だった馬が好成績
・同年の天皇賞(春)に出走した馬の勝率が高い
それでは3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:年明け初戦3着以内の馬が優勢
宝塚記念は上半期を締めくくる大一番ですが、年明け初戦の結果が直結しているという特徴もあります。
過去10年の年明け初戦での着順別成績を見ると、1着から3着までが好成績を残しています。
1着から3着まで全て3着内率が30%を超えているので、高い確率で馬券に絡んでいることがわかるでしょう。
逆に年明け初戦で4着以下の馬の成績が悪いので、馬券を買うときには年明け初戦で3着以内だった馬を中心に買いたいところです。
2-2:前走で3番人気以内だった馬が好成績
さらに、宝塚記念では過去10年のデータを調べると、前走で3番人気以内だった馬が良い成績を残しています。
過去10年の前走の単勝人気別成績を見ると、3番人気以内の馬が高確率で馬券に絡んでいます。
特に1番人気の連対率23.1%、3着内率34.6%という数字は無視できません。
当日の単勝人気だけでなく、前走での単勝人気も予想のポイントとなってきます。
2-3:同年の天皇賞(春)に出走した馬の勝率が高い
そして、宝塚記念は天皇賞(春)との関わりも深いレースです。
同年の天皇賞(春)に出走した馬は、出走していない馬よりも勝率が高くなっています。
勝ち馬を予想するときには、同年の天皇賞(春)に出走しているかもポイントになります。
同年の天皇賞(春)に出走していない馬の勝率は4.1%と低くなっているので、天皇賞(春)に出走しているかにも注目してください。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
昨年の宝塚記念では三連単が492,560円と高配当になっているので、穴馬も絡めた馬券を買いたいところです。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の宝塚記念で穴馬として注目なのが、「マカヒキ」です。
「マカヒキ」は、予想オッズでは24.1倍の7番人気となっています。
「マカヒキ」と言えば2016年の日本ダービーを制した馬ですが、その後はG1レースを勝利していません。
再びG1レースを勝利する瞬間を待ち望んでいる競馬ファンも多くいます。
「マカヒキ」は日本ダービー以来G1レースを勝利できていませんが、ジャパンCで4着に入るなど実力の高さは示してきました。
今年の初戦である京都記念でも3着と好走し、まだ能力の衰えを感じさせません。
前走の大阪杯でも10番人気と低評価ながら4着に食い込み、いつG1勝利をしてもおかしくないところまで来ています。
復調気配にある「マカヒキ」は、宝塚記念で注目したい穴馬です。
それでは、宝塚記念でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「レイデオロ→リスグラシュー→マカヒキ」。
ワイドなら「レイデオロ―マカヒキ」「リスグラシュー―マカヒキ」。
馬単なら「レイデオロ→マカヒキ」「リスグラシュー→マカヒキ」。
「レイデオロ」は前走のドバイシーマクラシックで6着と敗れたものの、日本のトップホースであることに違いありません。
「リスグラシュー」は斤量面で有利な牝馬でありながら、海外でも戦える実力の持ち主です。
ウマダネ独自の穴馬である「マカヒキ」と組み合わせて、高配当を狙いましょう。
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まとめ
2019年宝塚記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・年明け初戦3着以内の馬が優勢
・前走で3番人気以内だった馬が好成績
・同年の天皇賞(春)に出走した馬の勝率が高い
宝塚記念は年明け初戦との関連性があるレースで、年明け初戦3着以内の馬が好成績を残す傾向にあります。
年明け初戦で好走していることが宝塚記念の予想においても大事になるので、年明け初戦の着順もチェックしてみましょう。
また、前走での人気が上位の馬も好成績を残す傾向があり、前走で3番人気以内の馬が優勢となっています。
そして、天皇賞(春)からのローテにも注目で、同年の天皇賞(春)に出走した馬は出走していない馬よりも勝率が高くなっています。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、宝塚記念で高配当的中を目指してくださいね。
当記事が2019宝塚記念予想の参考になれば幸いです。
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