今年も古馬長距離戦線の最高峰・天皇賞(春)が、4月23日(日)に開催されます。
前年の覇者タイトルホルダーを始め、前哨戦の阪神大賞典を制したジャスティンパレス、有馬記念2着馬ボルドグフーシュなど楽しみなメンバーが揃いました。
例年にも増してハイレベルなメンバーとなり、今後も競馬界を占う意味でも見逃せない一戦です。
そんな注目度の高い天皇賞(春)を楽しむなら、馬券を買ってみるのもおすすめです。
そこで、今回の記事では天皇賞(春)の馬券を買う方法や的中率をアップさせる買い方などを紹介します。
最近競馬に興味を持った方も本記事を参考にして、ハイレベルな長距離G1を存分に楽しんでください。
天皇賞(春)の馬券はどうやって買える?
天皇賞(春)はJRAが主催するG1レースで、様々な方法で馬券を購入することができます。
そこで、天皇賞(春)の馬券を買う方法を解説するので、ぜひ参考にして馬券を購入してみてください。
JRA競馬場
天皇賞(春)は、京都競馬場で開催されるG1レースです。
京都競馬場は京都府京都市にあり、京阪電鉄淀駅から徒歩2分となっています。
京都競馬場へ直接行けば、現地でレースを観戦しながら馬券を買うことが可能です。
また、馬券を買うだけなら京都競馬場ではなく、東京競馬場、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場など他のJRA競馬場でも問題はありません。
JRAの競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉競馬場の10競馬場です。
これらの競馬場なら天皇賞(春)の馬券を買うことができ、さらにターフビジョンやモニターなどで観戦ができるので、最寄りの競馬場で馬券を購入するのもおすすめです。
場外馬券売り場
競馬の馬券は、競馬場以外でも購入が可能です。
WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所では、JRA全レースの馬券を購入することができます。
WINS・エクセルは、北海道から九州まで全国に設置されていて、2023年4月23日現在で38箇所あります。
そのため、競馬場がない地域に住んでいても、WINS・エクセル・J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で競馬を楽しむことは可能です。
入場料は無料なので気軽に立ち寄ることができ、雰囲気を楽しみたいだけの初心者の方にもおすすめです。
それぞれの所在地については、JRA公式ホームページから確認してみてください。
即PAT
JRAインターネット投票サービス「即PAT」を活用すれば、インターネット上で高松宮記念の馬券を買うことができます。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば、即日加入でき、その日から馬券を買うことが可能になります。
登録が完了すれば、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使って馬券を購入でき、近くに競馬場やWINSがないという方でも問題ありません。
また、外出先からでも馬券が買えるというのも大きなメリットなので、普段は競馬場で馬券を買っているという方も、これを機会に加入してみるのもおすすめです。
A-PAT
JRAのサービスの一つである「A-PAT」なら、パソコン・スマートフォン・携帯電話・プッシュホン電話で馬券を購入できます。
「即PAT」と大きく違うのは、プッシュ信号の出る電話機でボタン操作により馬券を購入できるプッシュホン投票がある点です。
そのため、インターネットでの操作に不安があるという方におすすめです。
ただし、JRA指定銀行にA-PAT専用口座を新規に開設する必要があり、JRA指定銀行にすでに口座をお持ちの場合でも転用することはできません。
発売開始時刻など細かい違いもあるので、気になる方はJRA公式ホームページを確認してください。
JRAダイレクト
インターネット上で馬券を買う場合は、「JRAダイレクト」というサービスもあります。
こちらはJRA指定のクレジットカードを持っていれば、スマートフォン・パソコンから馬券を購入できます。
「JCBカード」「三井住友カード」「UCカード」などのクレジットカードが登録可能で、インターネットを通して簡単な利用者登録後、すぐに馬券が購入できるようになります。
ただし、1ヶ月の利用限度や1回あたりの最低購入金額なども決まっているので、「即PAT」や「A-PAT」と比較して、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
天皇賞(春)のレース映像はどこで閲覧できる?
天皇賞(春)の馬券を購入できたら、次はどこでレース映像が見られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
天皇賞(春)はJRAが開催するG1レースのため、地上波でのテレビ放送があります。
毎週日曜の15時から放送されている「みんなのKEIBA」や「競馬BEAT」などでレースが観戦できるので、テレビを見る環境がある方は地上波での観戦がおすすめです。
また、テレビが家になく、パソコンやスマートフォンで映像を見たいという人もいるかもしれません。
パソコンやスマートフォンでレースを観戦するなら、中央競馬全レースをライブ配信するJRA公式の動画配信サービス「グリーンチャンネルWeb」がおすすめです。
スマホ会員プランなら月額550円(税込)で中央競馬の全レースを見ることができ、フェブラリーステークス以外の馬券を買うならぜひ加入しておきたいサービスです。
さらに、2023年3月下旬から、JRAで行われる全てのレース動画がJRAの公式ホームページからライブ配信されることになりました。
利用料金は無料で、会員登録などの手続きも必要なく、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで閲覧できます。
自宅にいながら競馬を楽しみたいという方は、これらの観戦方法から自分に合うものを選んでください。
天皇賞(春)で馬券を的中させる3つの買い方
天皇賞(春)で馬券を当てるためには、京都競馬場の特性などを理解しておくことも大切です。
他の競馬場とは異なった特徴もあるので、ここからは天皇賞(春)で馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
外回りコースを1周半
天皇賞(春)は京都競馬場の芝3200mという条件で行われ、外回りコースを1周半するコースレイアウトとなります。
向正面半ばからスタートして最初のコーナーまでは417mあり、騎手も長距離レースであることを意識してゆったりとしたペースになるのが特徴です。
そのため、短距離や中距離に比べてスタートは重要ではなく、多少ゲートのタイミングが合わなくても巻き返すことは可能です。
外枠からでも良いポジションを取りに行くことは可能で、スタートの上手さよりも、騎手の合図に反応できる操縦性が重要だと言えます。
また、外回りコースの最後の直線は約404mと長く、差しや追い込みが決まる展開も珍しくありません。
直近の京都競馬場で行われた2020年の天皇賞(春)では、中団から1番人気フィエールマンが差し切り勝ちを収めました。
このときはスローペースだったにも関わらず外差しが決まる展開であり、天皇賞(春)で逃げ切ることは至難の業です。
今年は2年ぶりに京都競馬場での開催となりますが、久々の開催のため馬場も柔らかく、見た目以上にタフな馬場となる可能性もあるので、前を行く馬の総崩れにも注意が必要です。
スタンド前の歓声に注意
京都競馬場の芝3200mは外回りコースを1周半するコースレイアウトであり、スタンド前を2回通るのが特徴のコースです。
天皇賞(春)のようなG1レースでは1周目のスタンド前で歓声があがり、歓声に動揺して入れ込んでしまう馬も珍しくありません。
そのため、歓声に動じず、自分のペースで走れるかも勝敗を分ける大きなポイントとなります。
また、天皇賞(春)は長距離を意識して、スローペースになりやすいのも特徴です。
直近の京都競馬場で行われた2020年の天皇賞(春)では、1000m通過タイムが1分3秒0とゆったりとしたペースになりました。
遅いペースで折り合うことは簡単なことではなく、スムーズなレース運びのためには気性面も非常に重要です。
天皇賞(春)では出走馬のスピードやスタミナなどの競走能力だけでなく、気性面などの精神面にも注目してください。
外回りコースの高低差は4.3m
京都競馬場の外回りコースには、3コーナーに「名物」と知られる坂があります。
高低差は4.3mに及び、起伏の激しいコースになっています。
天皇賞(春)の場合は外回りコースを1周半するため、この坂を2回登らなければいけません。
そのため、芝3200mという長距離も相まって、かなりタフなコースと言えます。
また、2回目の坂の上りあたりからペースが一気に速くなり、ゴールまでずっと速いラップを刻むことになります。
一瞬の切れ味というよりもロングスパートできる持久力が重視され、長く良い脚を使えなければ上位に食い込むことはできません。
その分、レース序盤は如何にスタミナを温存するかが重要なカギとなり、内ラチ沿いをロスなく立ち回れる内枠が有利なコースです。
まとめ
天皇賞(春)はJRAが主催するG1レースであり、JRAの各競馬場で馬券が購入できます。
近くにJRAの競馬場がない場合でも、WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で馬券を買うことは可能です。
また、インターネット上でも馬券を購入することができ、JRAの「即PAT」に加入すれば外出先からも馬券を買うことが可能です。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば即日加入できるので、「即PAT」の活用も検討してみてください。