WIN5の最低配当はなんと6,050円です。
WIN5といえば一攫千金の、夢のある馬券ですが、意外にも配当が1万円を下回る可能性があります。
当記事は、WIN5の最低配当について解説した上で、最高配当や、WIN5で当てるための秘訣についても紹介していきます。
1:WIN5の最低配当はなんと6,050円!
WIN5の最低配当金額はなんと6,050円です。
2018年に記録した金額で、1万円にも満たないのは非常に稀なケースです。
当たれば一攫千金というイメージを持たれる方も多いWIN5ですが、6,050円と聞くとがっかりではないでしょうか。
1-1:5レースのうち3レースで単勝1番人気の馬が1着
なぜここまで低い金額になったのでしょうか。
このケースに限らず、配当が低くなるのは5レースとも人気馬が1着になった場合です。
最低配当を記録した際の勝馬の人気は以下の通りです。
●3レースで1番人気が1着
●2レースで2番人気が1着
最低配当を記録した5レースでも、5レース中3レースで1番人気の馬が1着になり、残り2レースは2番人気の馬が1着になりました。
しかし、こういった例は他にいくつもあり、ほとんどの配当が1万~数万円くらいには到達しています。
6,050円の最低配当を記録したレースがそれらと異なるのは、1着になった1番人気の馬が3頭とも単勝オッズが1.0倍台で、1着になった2番人気の馬の単勝オッズは2.0倍台であることです。
5回とも全て単勝オッズが3.0倍未満の馬が1着となった事例は他に1度もなく、過去に例を見ないほど人気馬がそのまま勝利したことが記録更新の要因だと考えられます。
1-2:WIN5の配当が1万円を下回ったのは過去2回だけ
WIN5の配当が1万円を下回ったのは過去2回だけあり、先述の2018年以外では、2012年に7,320円という配当を記録しました。
WIN5は2011年に開始された券種であるため、2012年に7,320円を記録してから、6年間1度も1万円以下の配当にならなかったことを意味します。
その分、最低配当を6,050円に更新した2018年は衝撃的な年でした。
1-3:WIN5の的中票0は過去7回
WIN5では、的中馬券が1つも出なかったことが過去7回あります。
払戻金額としては0円ですが、実際に払い戻しされていないため、当記事では最低配当金額としてみなしておりません。
平均して1年に約1回のペースで誰も的中しないという現象が起きるのもWIN5の特徴です。
2:WIN5の年度別最低配当金額
以下は、WIN5の年度別最低金額をグラフ化したものです。
最低でも3万円代の年が2回あることを考えると、1万円を下回る2012年と2018年は非常に稀なケースであるといえるはずです。
1万円代になることも珍しく、WIN5は当たれば何十万、何百万の配当が返ってくることが一般的です。
3:WIN5の最高配当は超高配当5億5444万6060円!
では、反対にWIN5の最高配当にも注目してみます。
最高配当はなんと5億5,444万6,060円です。
一生生活できる金額が1つの馬券で手に入ると考えると、文字通り一攫千金の、夢のある馬券です。
3-1:2021年に2度最高配当を更新している
実は、WIN5の最高配当は2021年に2度更新されています。
2020年までは、2019年の4億7,180万9,030円は最高配当でした。
2021年1月に4億8,178万3,190円の馬券が生まれ、そして2021年3月に現在の最高配当である5億5,444万6,060円を記録しました。
5億円を超えたのは1度だけですが、2021年に2度更新していることを考慮すると、今後も更新されていくかもしれません。
また、5億円まではいかなくても、1億円を超えたのは過去33回あります。
WIN5は億単位の配当が平均して年に約3回のペースで回生まれており、これは数千~数万の配当よりも高い頻度です。
3-2:WIN5の配当は6億円が上限である
2021年に入って2度最高配当を更新していますが、ずっと上がり続けるわけではありません。
法令によって上限が定められており、100円の馬券に対して配当が6億円を超えた場合、超えた分は次回のWIN5へ持ち越しとなるため、最高配当は6億円となります。
過去に6億円以上の配当が出たことはないためこの規定が適用されたケースはまだありませんが、今後適用される馬券が生まれるかもしれません。
4:夢をつかめ!WIN5で当てるための秘訣2選
最後に、WIN5で当てるための秘訣を紹介します。
第3章で紹介したように、配当が1億円を超える馬券も年に数回生まれますが、これらを狙うのは非常にハードルが高く、おすすめできません。
WIN5で当てるポイントとして、狙う配当の金額によってセオリーを変えることが挙げられます。
100万円前後か、1,000万円以上で分けるようにして下さい。
●少頭数&荒れないレースに絞る
●穴馬に自信があるレースがあれば強気で攻める
それぞれを詳しく見ていきましょう。
秘訣①:少頭数&荒れないレースで100万円前後の配当を狙う
100万円前後の配当であれば、10番人気以降の馬が5レース中1度も1着にならないような場合でも十分達成可能です。
これはWIN5の中では比較的低い金額の配当であり、穴馬狙いの必要がないため、狙って当てることも不可能ではありません。
少頭数のレースであればあるほど的中する確率は高くなるため、穴馬狙いでない秘訣①においては少数頭のレースを選ぶことをおすすめします。
加えて、荒れにくいと判断できるレースを選ぶことで、手堅く勝負するという戦略です。
秘訣②:穴馬に自信がある時は買い目を増やして数千万円の配当を狙う
数千万円に上る配当の場合、穴馬が1着になるレースが含まれるようになります。
穴馬を含む分予想がし辛くなるため、ある程度買い目を増やす必要があります。
ただ、5レースとも人気馬から穴馬まで投票していたら買い目が膨大になってしまい、ほとんどの方が馬券代の負担に耐えきれないはずです。
そこで、穴馬に自信があるレースがある場合はそのレースを軸として買い目を抑え、自信がないレースは買い目を増やし、高配当を狙う戦略をおすすめします。
5レース中1レースのみ穴馬が1着になり、他の4レースは人気馬が1着になるというケースでも、1,000万円程の配当になる事例は数多く存在します。
穴馬を当てる自信があるレースがあれば、1,000万円以上の高配当を狙うチャンスです。
まとめ
WIN5の最低配当は2018年に生まれた6,050円です。
それ以前は2012年の7,320円が最低配当でした。
WIN5は2011年から販売されている券種ですが、過去に配当が1万円を下回ったのはこの2回のみです。
1万円以上10万円未満の配当は1年に数回のペースで生じていますが、同じくらいのペースで1億円を超える配当も出ています。
10万円以下の配当になってしまう可能性は低いと考えて問題ありません。
そんな夢のあるWIN5を当てるためには、狙う金額に応じて戦略を変えることが重要です。