【弥生賞2024予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

弥生賞は、日本中央競馬会（JRA）が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（G2）です。

皐月賞の前哨戦に位置付けられていて、クラシックを見据えた有力馬が集結する注目のレースです。

今回は2024年弥生賞へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

【直前情報】弥生賞のレース展望と最終推奨馬

今年の弥生賞で馬券の軸として期待できるのは、ホープフルSで2着に食い込んだ「シンエンペラー」です。

2走前の京都2歳Sでも快勝するなど、現3歳世代のトップクラスの実力を持っていることは間違いないので、皐月賞へ向けてどのような走りを見せてくれるか注目です。

また、オープンクラスのアイビーSを制した「ダノンエアズロック」も軽視できません。

アイビーSでは上がり3ハロン32.7秒と非凡な末脚を披露しているので、重賞でも好走が期待できます。

その他、2戦2勝と勢いに乗っている「ファビュラススター」、弥生賞と同条件で行われた3歳1勝クラスで2着と好走した「コスモキュランダ」なども積極的に狙いたいところです。

弥生賞2024の最終予想

2024年弥生賞のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

枠	馬番	予想印	馬名
5	5	◎	シンエンペラー
7	9	○	ダノンエアズロック
8	10	▲	ファビュラススター
6	7	☆	コスモキュランダ
6	6	△	トロヴァトーレ
3	3	△	シュバルツクーゲル

【馬連ボックス】
3.5.6.7.9.10
15通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬：5
相手：3.6.7.9.10
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着：5.9
2着：3.5.7.9.10
3着：3.5.6.7.9.10
32通り各100円

弥生賞の出走馬情報

今年の弥生賞で中心となるのは、2歳G1・ホープフルSで2着に食い込んだ「シンエンペラー」です。

ホープフルSでは早め先頭で抜け出す横綱相撲を見せ、2着ながらも勝ち馬以上に強さを感じさせました。

中山芝2000mで既に実績を残している点もプラス材料であり、クラシックへ向けて注目しておきたい一頭です。

また、2戦2勝とまだ底を見せていない「トロヴァトーレ」にも注目が集まっています。

2戦とも上がり3ハロン33秒台を記録していて、3歳馬離れした瞬発力の持ち主です。

その他、若駒Sで1番人気に応えて勝利した「サンライズジパング」、無傷の2連勝でアイビーSを勝利した「ダノンエアズロック」なども出走予定です。

「弥生賞」注目馬

今年の弥生賞にも、クラシックでの活躍を目指す3歳馬たちが出走を予定しています。

そこで、2024年弥生賞に出走予定の注目馬をご紹介します。

注目馬①：シンエンペラー

【#弥生賞 特選情報】#シンエンペラー が再び中山へ殴り込み　陣営は新パートナー・川田の効果に期待「しっかり教育してくれるジョッキーですからね」 https://t.co/aEDWoileU5

— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) March 1, 2024

シンエンペラー
性齢	牡3歳
通算成績	3戦2勝
主な勝鞍	GⅢ・京都2歳S
父	Siyouni
母	Starlet’s Sister
母の父	Galileo

「シンエンペラー」は、Siyouni産駒の3歳牡馬です。

全兄に凱旋門賞馬がいる超良血馬であり、2023年11月の新馬戦でデビュー勝ちを収めました。

さらに、2走目にはG3・京都2歳Sへ出走すると、横一線の直線で最後は半馬身抜け出して勝利しました。

そして、前走では2歳G1・ホープフルSへと出走。直線を向くと早めに先頭に立つ積極的な競馬を見せましたが、惜しくも2着に敗れてしまいました。

既に中距離で結果を残している点は大きなプラス材料であり、川田騎手との初コンビにも注目です。

注目馬②：トロヴァトーレ

【#弥生賞ディープインパクト記念2024 この馬に注目！】#トロヴァトーレ はデビューできなかった母のぶんの期待も背負い、クラシックに殴り込みをかけます。https://t.co/qXxZLNGnVQ @sanspoyosououより

— サンスポZBAT！競馬 (@sanspoyosouou) February 29, 2024

トロヴァトーレ
性齢	牡3歳
通算成績	2戦2勝
主な勝鞍	1勝クラス・葉牡丹賞
父	レイデオロ
母	シャルマント
母の父	エンパイアメーカー

「トロヴァトーレ」は、レイデオロ産駒の3歳牡馬です。

2023年9月に中山競馬場の新馬戦でデビューし、上がり3ハロン33.8秒の末脚を使って勝利しました。

さらに、2戦目の葉牡丹賞でも、単勝オッズ1.8倍の圧倒的人気に応えて勝利し、2戦2勝と無傷でオープンクラス入りを果たしています。

過去2戦はいずれも中山芝2000mという条件であり、弥生賞と全く同じ条件であることは大きなプラス材料です。

2戦とも上がり3ハロン33秒台を記録するほど、決め手は素晴らしいものを持っているので、クラシックへ向けて非常に楽しみな存在です。

注目馬③：ダノンエアズロック

今週は #報知杯弥生賞ディープインパクト記念。
注目は #ダノンエアズロック。

ところで、杯・賞・記念と一つのレースに三つもつくの他にあるかな？
テレビ東京杯青葉賞とかはよくあるけど🤔
それから今は「～特別」という重賞ないんですね。
昭和のおっさんにはちょっとショックでした😅 pic.twitter.com/P9oasgzsqR

— あ～る (@uma_shika_niji) February 27, 2024

ダノンエアズロック
性齢	牡3歳
通算成績	2戦2勝
主な勝鞍	OP・アイビーS
父	モーリス
母	モシーン
母の父	Fastnet Rock

「ダノンエアズロック」は、モーリス産駒の3歳牡馬です。

2023年6月に東京競馬場の新馬戦でデビューし、デビュー戦では単勝オッズ1.4倍の人気に応えて勝利しました。

さらに、2戦目のアイビーSでも、上がり32.7秒の末脚を使って勝利。非凡な脚力を披露しています。

前走は馬体重プラス20kgと大きく成長した姿を見せ、古馬の風格を漂わせていました。

年を明けてさらに成長していることも考えられ、今後の成長力にも注目したい一頭です。

「弥生賞」予想に使えるコースの特徴

弥生賞（G2）
競馬場	中山競馬場	コース	芝 2000m
性齢	3歳	負担重量	馬齢

弥生賞は、クラシック1冠目の皐月賞と同じ中山競馬場の芝2000mで施行され、内回りコースが使用されます。

スタート地点はホームストレッチの入り口付近で、1コーナーまでは約400mもあることから、先頭争いが激しくなってハイペースとなりやすいのが特徴です。

また、最後の直線は310mと短く、内回りコースは2コーナーと3コーナーのカーブがかなりタイトなため、内ラチ沿いをロスなく立ち回った逃げ馬が有利なコースです。

さらに、2度の坂越えがあるので、スピードよりもスタミナやパワーが求められます。

内枠の有利を活かして人気薄の逃げ・先行馬が上位に残る傾向も見られ、軽視されている内枠の逃げ・先行馬に注目です。

「弥生賞」過去3年のレース結果

2023年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	6	6	タスティエーラ	牡3	松山	2	4.2
2	4	4	トップナイフ	牡3	横山典	1	2.9
3	2	2	ワンダイレクト	牡3	ルメール	3	4.2

2022年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	8	10	アスクビクターモア	牡3	田辺	3	6.7
2	6	7	ドウデュース	牡3	武豊	1	2.2
3	6	6	ボーンディスウェイ	牡3	石橋脩	9	25.5

2021年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	4	4	タイトルホルダー	牡3	横山武	4	17.9
2	8	10	シュネルマイスター	牡3	ルメール	2	4.9
3	2	2	ダノンザキッド	牡3	川田	1	1.3

近年の弥生賞では、上位人気の馬がしっかりと馬券に絡む傾向が見られます。

2023年は3着以内を1～3番人気が独占。3連単の配当が4,010円と堅い決着になっています。

さらに、2022年の弥生賞はで3番人気アスクビクターモアが2番手追走から抜け出し、1番人気ドウデュースの追撃を抑えて勝利しました。

過去3年の1番人気の複勝内率は100%であり、1番人気というだけでも無視できません。

弥生賞にはクラシックで活躍が期待される素質馬が出走し、上位人気になる馬は世代を代表する実力馬でなので、上位に入りやすい傾向があると言えそうです。

「弥生賞」過去10年のデータとレース傾向

弥生賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、弥生賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①：【血統】から見る「弥生賞」

種牡馬	成績	勝率	連対率	複勝率
ディープインパクト	6- 1- 1- 6/14	42.9%	50.0%	57.1%
キングカメハメハ	1- 1- 1- 7/10	10.0%	20.0%	30.0%
ドゥラメンテ	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%
サトノクラウン	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%
Marju	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%
ハーツクライ	0- 5- 1- 6/12	0.0%	41.7%	50.0%
ネオユニヴァース	0- 1- 0- 1/ 2	0.0%	50.0%	50.0%
デクラレーションオブウォー	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%
Kingman	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%
ハービンジャー	0- 0- 1- 5/ 6	0.0%	0.0%	16.7%

過去10年の弥生賞での種牡馬別成績を調べると、ディープインパクトが驚異的な成績を残していました。

しかし、昨年の3歳馬がディープインパクトのラストクロップであり、今年の弥生賞にはディープインパクト産駒の出走はありません。

そこで注目したいのは、勝ち馬こそ出ていませんが、ハーツクライ産駒が連対率41.7%・複勝率50.0%と好成績を残している点です。

ハーツクライは自身が誇った高い中長距離適性を確実に産駒に伝えている種牡馬で、中山芝2000mが舞台の弥生賞では好走しやすいと言えます。

また、ドゥラメンテ産駒など、中山の急坂でも失速しないパワーを持ち合せている産駒にも注目です。

傾向②：【枠順】から見る「弥生賞」

枠番	成績	勝率	連対率	複勝率
１枠	1- 0- 0- 9/10	10.0%	10.0%	10.0%
２枠	0- 0- 3- 7/10	0.0%	0.0%	30.0%
３枠	0- 0- 2- 8/10	0.0%	0.0%	20.0%
４枠	2- 1- 2- 6/11	18.2%	27.3%	45.5%
５枠	0- 2- 0-11/13	0.0%	15.4%	15.4%
６枠	1- 1- 1-13/16	6.3%	12.5%	18.8%
７枠	1- 5- 1-13/20	5.0%	30.0%	35.0%
８枠	5- 1- 1-13/20	25.0%	30.0%	35.0%

弥生賞の過去10年の枠番別成績を調べると、4枠が連対率27.3%・複勝率45.5%と好成績を残していました。

また、過去10年のうち5頭の勝ち馬が8枠で、連対率30.0%・複勝率35.0%と良い成績を残しています。

反対に、1枠から馬券に絡んだのはわずか1頭であり、弥生賞では内枠有利とは言い切れません。

これは最近は出走頭数が10～11頭ほどになることが多く、大外枠でもそこまで距離のロスを強いられないことが要因として挙げられます。

そのため、弥生賞では出走頭数にも注目しながら、頭数が少なれば大外枠にも警戒したいところです。

傾向③：【人気】から見る「弥生賞」

人気	成績	勝率	連対率	複勝率
１番人気	3- 4- 1- 2/ 10	30.0%	70.0%	80.0%
２番人気	3- 2- 2- 3/ 10	30.0%	50.0%	70.0%
３番人気	2- 0- 2- 6/ 10	20.0%	20.0%	40.0%
４番人気	1- 2- 2- 5/ 10	10.0%	30.0%	50.0%
５番人気	0- 0- 1- 9/ 10	0.0%	0.0%	10.0%
６番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	10.0%
7～9人気	1- 1- 1- 27/ 30	3.3%	6.7%	10.0%
10～12人気	0- 0- 1- 18/ 19	0.0%	0.0%	5.3%
13～15人気	0- 0- 0- 1/ 1	0.0%	0.0%	0.0%

弥生賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率70.0%・複勝率80.0%、2番人気が連対率50.0%・複勝率70.0%と好成績を残していました。

弥生賞では1～2番人気の馬は、素直に馬券に絡めておきたいところです。

また、過去10年のうち9頭は4番人気以内となっています。

そのため、弥生賞では頭が穴馬を買うことは危険で、4番人気以内の馬から選ぶ必要があると言えます。

ただし、2019年の弥生賞では雨で重馬場となったことも影響して、高配当が飛び出しましたので、当日の馬場状態も確認しながら人気馬を狙うのか穴馬を狙うの決める必要がありそうです。

傾向④：【馬体重】から見る「弥生賞」

馬体重	成績	勝率	連対率	複勝率
420～439kg	0- 0- 0- 5/ 5	0.0%	0.0%	0.0%
440～459kg	1- 2- 2- 13/ 18	5.6%	16.7%	27.8%
460～479kg	3- 0- 1- 17/ 21	14.3%	14.3%	19.0%
480～499kg	5- 6- 4- 25/ 40	12.5%	27.5%	37.5%
500～519kg	1- 2- 2- 14/ 19	5.3%	15.8%	26.3%
520～539kg	0- 0- 0- 6/ 6	0.0%	0.0%	0.0%
540～	0- 0- 1- 0/ 1	0.0%	0.0%	100.0%

過去10年の弥生賞における馬体重別成績を調べると、480～499kgの馬が連対率27.5%・複勝率37.5%と好成績を残していました。

また、500～519kgの大型馬も、連対率は15.8%、複勝率は26.3%と良い成績を残しています。

弥生賞が行われる中山競馬場はタフなコースでパワーも要求されるため、480kg以上の馬格のある馬が好走しやすいコースです。

弥生賞の予想をするときには馬体重もチェックし、480～519kgの馬を積極的に狙いましょう。

傾向⑤：【脚質】から見る「弥生賞」

脚質	成績	勝率	連対率	複勝率
逃げ	1- 1- 0- 8/ 10	10.0%	20.0%	20.0%
先行	6- 4- 7- 20/ 37	16.2%	27.0%	45.9%
差し	3- 3- 2- 21/ 29	10.3%	20.7%	27.6%
追い込み	0- 2- 1- 29/ 32	0.0%	6.3%	9.4%
まくり	0- 0- 0- 2/ 2	0.0%	0.0%	0.0%

過去10年の弥生賞の脚質別成績を調べると、先行馬が連対率27.0%・複勝率45.9%と高確率で馬券に絡んでいました。

中山競馬場の最後の直線は310mと短いため、上位に入るためには最終コーナーで前にいる必要があります。

反対に、後方にいた追い込み馬は過去10年で連対率6.3%・複勝率9.4%とかなり苦戦傾向で、最後の直線での後方一気はほとんど決まりません。

スタートの苦手な馬やテンの遅い馬は避け、スタート直後から前目の好ポジションに付けられる馬を狙いましょう。

当日の中山競馬場の天気と馬場状態

3月3日の中山競馬場の天気予報は、「晴れ時々曇り」です。

前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

第2回中山競馬は内柵を最内に設置したAコースで行われていて、内ラチ沿いをロスなく立ち回ることがアドバンテージとなります。

ただし、過去10年の弥生賞の枠順別成績では、外枠が好成績を残していました。

中山競馬場のコーナーはタイトなため、外からマクっていく差し馬が結果を残すこともあるので、ロングスパートが得意な馬の活躍にも注目です。

ウマダネが真剣予想！「弥生賞」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断【A】：シンエンペラー

🐴追い斬り激論🐴
凱旋門賞馬全弟 #シンエンペラー ＆４・５億円馬 #ダノンエアズロック　大物候補２頭に注目／#弥生賞 #keiba https://t.co/SZOvkBBOg4

— 【極ウマ】日刊スポーツ競馬公式 (@goku_uma) February 29, 2024

	年月日	調教コース	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.12.24（日）	栗東 坂路	56.9	41.2	26.3	12.1
今回	2024.2.28（水）	栗東 坂路	54.6	39.6	25.0	11.9

ホープフルSで2着と好走した「シンエンペラー」は、2月28日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン54.6秒-11.9秒をマークしました。

ラスト1ハロンで鋭い伸びを見せ、雰囲気の良さを感じさせています。

金羅調教助手も「放牧明けからはここを目標に調整してきたので、本番につながるような競馬を期待します」と期待を込めていました。

ホープフルSでは勝ち馬に負けない競馬をしていたので、引き続き無視できない存在となりそうです。

調教診断【A】：ダノンエアズロック

弥生賞ディープインパクト記念🐴

久々なレース&中山にコース代わりと不安材料はあるが調教では2週続けてキングJが跨り1週前追も動きは良かった。

約5億円ホースがクラシックを見据えていざ始動‼️#ダノンエアズロック⛰️ pic.twitter.com/JB8m5aRuzU

— KoＵ_keiba (@kou_keiba_36) February 25, 2024

	年月日	調教コース	6F	5F	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.10.18（水）	美浦 W			52.4	36.6	22.8	11.2
今回	2024.2.28（水）	美浦 W	81.9	64.8	50.7	36.3	23.1	11.4

オープンクラスのアイビーSを制した「ダノンエアズロック」は、2月28日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン81.9秒-11.4秒をマークしています。

2週前追い切りからしっかりと負荷がかけられ、休み明けでも初戦から力を出せる状態になります。

管理する堀調教師は「スムーズに加速して無理せず速いラップを出せたし、ＤＤＳＰの症状もまったく出なかった。右回りの不安もなく、リズム良くレースができれば結果はついてくると思う」と自信を覗かせていました。

アイビーSを快勝した実力馬なので、皐月賞へ向けて楽しみな一頭です。

調教診断【A】：ファビュラススター

#ファビュラススター
新たなるエピファネイア産駒のエース pic.twitter.com/WLb6Oc2heL

— puni (@puni_82) January 8, 2024

	年月日	調教コース	6F	5F	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2024.1.4（木）	美浦 W	83.6	67.0	52.2	38.0	24.5	11.7
今回	2024.2.28（水）	美浦 W	84.1	66.8	52.2	37.8	23.6	11.1

デビューから2連勝中の「ファビュラススター」は、2月28日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン84.1秒-11.1秒をマークしています。

ウッド3頭併せで4馬身先着し、申し分ない動きを見せていました。

追い切りに騎乗した横山武騎手は「いい動きでした。外を回して抜け出して、課題の右モタれを確認しましたが、モタれずに問題なく追い切りを消化できました。手応えに余裕があったし、具合もいいですね。メンバーは一気に強くなりますが、重賞でも通用すると思っています」と好感触を口にしていました。

デビューから無傷の2連勝とまだ底を見せていないので、今回も無視できない存在となりそうです。