今回は2024年8月31日に開催される札幌2歳ステークス2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!
予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。
・札幌2歳ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ買い目・予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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札幌2歳ステークス2024の最終予想・買い目
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
2 | 2 | ◎ | マジックサンズ |
8 | 12 | ○ | モンドデラモーレ |
3 | 3 | ▲ | マテンロウサン |
5 | 6 | △ | ニシノタンギー |
7 | 9 | △ | トップオンザヒル |
6 | 8 | △ | ファイアンクランツ |
1着:2,12
2着:2,12
3着:3,6,8,9
合計8点
ワイド流し
◎マジックサンズを軸にしたワイド流し
2 – 3
2 – 6
2 – 8
2 – 9
2 – 12
合計5点
札幌2歳ステークス2024予想 追い切り評価TOP3
札幌2歳ステークス出走馬の最終追い切りが終えたので、追い切り評価TOP3を紹介します。
- トップオンザヒル
- マテンロウサン
- マジックサンズ
追い切り評価第3位:トップオンザヒル
札幌芝 63.4-49.2-36.0-12.2
2週前まで栗東で坂路とウッドで入念に乗り込みました。北海道移動後は、札幌で調整され、最終追い切りは札幌の本馬場へ。古馬2勝クラスを相手に併せ馬で最終追い切りを行いました。
最後は内へ併せ、馬なりながら、しっかり馬体を併せ、闘争心を燃やすような走りで併入。輸送もクリアし、精神的にほどよい状態で本番を迎えられそうです。
第2位:マテンロウサン
札幌芝 64.5-49.9-37.1-11.8
最終追い切りは横山和生騎手を背に札幌芝で敢行。2歳新馬を先行させ、追いかける形でスタート。4コーナーで内から追い上げ、直線では楽な手応えで併走。少し首を上手に使えないところもありますが、余裕たっぷりに併入。気持ちに余裕がありました。
追い切り第1位:マジックサンズ
札幌芝 63.7-50.3-36.3-11.9
北海道で調整されており、元気いっぱい。最終追い切りは昨年のこのレースに出走したガイアメンテと本馬場で併せ馬。僚馬を追いかけ、最後は内に併せる方へ。
終始馬なりでしたが、唸るような手応えで馬体を併せ、いい調教を消化できました。活力みなぎる雰囲気は絶好調の証です。
札幌2歳ステークス2024 有力馬3頭を予想
追い切り、過去データを踏まえ、今年の新潟記念でウマダネが有力視する馬はこの3頭です。
- アスクシュタイン
- マジックサンズ
- マテンロウサン
順に解説します。
有力馬①アスクシュタイン
メンバー唯一の2勝馬。函館のデビュー戦を逃げ切り、2戦目コスモス賞も同じく逃げ切り。ですが、着差が違います。
コスモス賞では2着に1秒1という大差をつけ、ぶっちぎり。一度使われて、明らかにパフォーマンスをあげてきました。後半800mはすべて11秒台でまとめており、決して恵まれただけではありません。
今回もマイペースでラップを刻めれば、直線入り口でセーフティリードなんて場面もあるでしょう。
有力馬②マジックサンズ
函館のデビュー戦は序盤、中団に控え、3コーナー手前からじわりと進出、4コーナーで2番手にとりつき、抜け出すという大人びたレースを披露し、完成度の高さを感じさせます。
母コナブリュワーズといえば、産駒は早くから活躍できる馬が目立っており、血統のよさが全面に出ています。
母の母アンブロワーズは函館2歳チャンピオンで阪神JF2着。母系に流れる速攻の血が騒ぎます。
有力馬③マテンロウサン
初陣は今回と同じ札幌芝1,800m。上手に流れに乗り、仕掛けたいタイミングで動き、最後は2着に4馬身差快勝と、こちらも完成度ならひけをとりません。
父イントゥミスチーフは2019~22年の北米リーディングサイヤー。産駒はケンタッキーダービーを制したオーセンティック、マンダルーンなど中距離もこなします。
極端に速い時計が出ない札幌なら芝も問題ありません。
札幌2歳ステークス2024の概要
- 日時:2024年8月31(日)札幌11R
- 札幌2歳S(G3)2歳オープン(馬齢)
- 会場:札幌競馬場芝1,800m
函館6週、札幌6週、12週間の北海道シリーズが終わります。
その掉尾を飾る重賞が札幌2歳S。夏の札幌2歳チャンピオン決定戦は芝1800mの中距離戦。短距離が中心になる夏の2歳戦ですが、芝1800mのここは秋そしてクラシックへとつながるレース。
来春を展望するうえでも見逃せない一戦です。
札幌2歳ステークス2024 出走馬一覧
※情報が出次第、順次更新致します。
各地の芝1,800mで新馬を勝ったキングスコール、マジックサンズ、ホウオウガイア、ファイアンクランツら、今年も中距離志向の2歳馬が集結しました。
過去にはソダシ、ユーバーレーベン、ジオグリフがクラシックウイナーに。ロジユニヴァースはダービー馬に輝きました。これらG1馬に続く馬はあらわれるか、注目ですね。
札幌2歳ステークス2024 札幌競馬場芝1,800mのコース分析
「正真正銘の平坦コース」札幌芝1,800m
ひとくちに北海道の洋芝といっても、函館と札幌ではコースレイアウトが決して同じではありません。
函館は1、2コーナーを頂上とする起伏がありますが、札幌にはそういった起伏は一切なし。
小倉や福島など平坦コースと呼ばれる競馬場はたくさんありますが、本当に平坦なコースといえば、札幌と新潟内回りぐらい。残りは中央場ほどでないにせよ、起伏がコース上に存在します。札幌は函館のような坂適性は問いません。
さらに楕円形でコーナーが急な函館に対し、札幌コースはどちらかというと円に近く、コーナーは緩やかです。
正確には札幌は大回り、平坦、直線が短いコース。コーナーでの押し上げは函館ほどタイトではなく、差し馬勢にとっても走りやすい舞台です。
末脚や持久力を問うこのコースで争われる2歳重賞は、クラシックを展望できる本格派の台頭が期待できます。
札幌2歳ステークス2024予想 過去10年のデータ分析
次に札幌2歳ステークス過去10年間のデータを紹介します。
- 人気別成績
- 枠番別成績
- 位置取り別成績
上記3点の札幌2歳S過去10年分のデータを分析し、予想します。
札幌2歳ステークス2024予想 過去10年間の人気別成績
人気別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3 | 1 | 2 | 4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 2 | 0 | 2 | 6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 0 | 4 | 1 | 5 | 0.0% | 40.0% | 50.0% |
5番人気 | 3 | 1 | 1 | 5 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
6番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
7番人気 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
8番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気~ | 0 | 2 | 0 | 36 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
※過去10年
3番人気以内6勝。5番人気以内9勝。数字でみても5番人気とそれ以下には差があります。
素質上位5頭による実力伯仲の戦い。これが札幌2歳Sの基本線です。
札幌2歳ステークス2024予想 過去三連単の配当
2019年⑥→⑪→①89,460円
2020年⑬→⑧→⑥17,670円
2021年⑨→⑦→⑩11,510円
2022年⑫→⑬→①26,540円
2023年④→⑧→⑦16,700円
過去5年の平均配当は32,376円です。
上位人気同士ですんなりといった決着は少ないものの、大波乱はありません。
7、8番人気あたりが絡み、配当を押し上げることはありそうですが、展開の紛れも少なく、基本は実力拮抗。ただ、キャリアが浅く、適性をつかみきれない馬同士の争いだからこそ、人気の盲点も存在します。
◎上位人気5頭の激戦
札幌2歳ステークス2024 過去10年間の枠番別の成績
枠番別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
2枠 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
3枠 | 1 | 0 | 1 | 13 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
4枠 | 2 | 0 | 1 | 14 | 11.8% | 11.8% | 17.6% |
5枠 | 1 | 1 | 1 | 15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
6枠 | 0 | 1 | 0 | 17 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
7枠 | 3 | 3 | 1 | 13 | 15.0% | 30.0% | 35.0% |
8枠 | 2 | 5 | 3 | 10 | 10.0% | 35.0% | 50.0% |
※過去10年
枠番別では7、8枠の好走が目立ちます。フルゲート割れが4回あり、頭数がそろわないことも理由でしょう。
同時に最後の直線が短く、3コーナーから激しい進路争いになりがちなため、多少、外を回ってもスペースを探しやすい外枠が有利になります。2歳馬は馬群に入る経験も少なく、内枠で揉まれ、思うような走りができないことも想定されます。
正直、どの馬が揉まれ弱いのかわからないのも2歳戦ですから、まずは外枠に重きを置きましょう。
◎7、8枠優勢
札幌2歳ステークス2024予想 過去10年の位置取り別成績
位置取り別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
脚質上り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2 | 0 | 0 | 8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 4 | 6 | 3 | 20 | 12.1% | 30.3% | 39.4% |
中団 | 2 | 1 | 5 | 38 | 4.3% | 6.5% | 17.4% |
後方 | 0 | 2 | 1 | 31 | 0.0% | 5.9% | 8.8% |
まくり | 2 | 1 | 1 | 1 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
※過去10年
差し馬も力を出しやすい舞台ですが、差し一辺倒だと厳しそうです。控える馬を狙うなら、まくりの成績がよく、4コーナーで一気に先行集団に並べる加速力と持久力が必要です。
優勢なのはやはり先行型。逃げ先行でペースの主導権を握り、そのまま押し切る形が理想。豪快なまくりか、器用な先行か。制するのはどちらでしょうか。
◎逃げ先行中心。差すならまくり
札幌2歳ステークス2024予想の重要な2つのポイント
札幌2歳ステークス2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう!
予想のポイント
- 前走1800m新馬
- 前走米子S
予想ポイント①前走1800m新馬
洋芝の札幌は平坦とはいえ、やはり軽いレースになりにくいコースです。
スタミナも必要になり、短い距離から延ばす組より同じ1800m経験馬が優勢。なかでも函館芝1800m新馬2-1-2-14、東京芝1800m新馬1-1-0-2。ならば同じ札幌芝1800もと思いきや、0-2-3-14と勝っていません。
- マジックサンズ
- モンドデラモーレ
予想ポイント②前走未勝利
前走未勝利は4-2-0-22で勝率は新馬より上。新馬を負けても、その分、多く積んだ実戦経験が重賞の舞台であと押しします。
ただ、間隔が詰まるとよくなく、中2週以内1-0-0-11、中3週以上が3-2-0-11。未勝利を勝ち、ここに向けて準備できた馬が狙いです。
- トップオンザヒル
- マテンロウサン
- マジックサンズ