【平安ステークス2024予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

平安ステークス2024予想 中央競馬無料予想
平安ステークス2024予想

今回は2024年5月18日に開催される平安ステークス2024の予想を過去10年のデータから徹底的に行います。

・平安ステークスはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
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平安ステークス2024 追い切り評価ベスト3

最終追い切りが終了したので、特によかったベスト3を紹介します。

第3位:スレイマン

最終追い切り
栗東坂路 
【53.6-38.5-24.9-12.5】

中間は坂路3本。今週は坂路で一杯に追われ、53.6を記録。

3ハロン13.6-12.4-12.5と最後まできっちり追われるあたりに元気の良さを感じます。

心肺機能を鍛えられる坂路でびっしり乗られており、前走以上の粘りを発揮しそうです。

第2位:ヴィクティファルス

最終追い切り
栗東坂路
【53.0-38.4-25.0-12.2】

スレイマンと同厩舎。
こちらも同じように坂路3本で仕上げられました。

スレイマンより遅い時間に登坂し、馬なりでリズムよく加速。53.0を記録。

13.4-12.8-12.2と加速ラップを描いており、息づかいの良さを感じます。

大敗後ですが、状態面は心配なく、前走は阪神が合わなかったとみるべきでしょう。

第1位:オーロイプラータ

最終追い切り
栗東ウッド 
【84.1-67.9-51.4-36.2-22.6-11.3】

4月終わりから坂路でじっくり息をつくり、ウッドでも長めから4本と熱心に乗り込まれています。

今週もウッドで一杯に追われ、ラスト2ハロン11.3-11.3と最後まできっちり伸び、坂路トレーニングの成果を出しました。

明らかに前走より時計が出ており、上昇気配。今度は終い、伸びてきそうです。

平安ステークス2024の有力馬3頭を予想

追い切り評価を加味して、平安Sで期待できる有力馬3頭を紹介します。

有力馬①:ハギノアレグリアス

重賞2勝、GⅠ4、6着と実績は最上位です。

今年もダイオライト記念3着、アンタレスS3着と安定した成績を残しており、衰えはありません。

特に2000m以上での成績がよく、前走から100mでも距離が延びるのは好材料です。昨年2着馬ですし、体調に問題なく、普通に走れば上位入線は確実でしょう。

有力馬②:スレイマン

2年前に3連勝でオープン入りしたあとは、ペースに慣れるのに時間がかかり、なかなか勝ち星をあげられませんでした。

ですが、今年1月門司Sで勝利すると、続くアンタレスSも2着に入り、ここにきてさらに力をつけてきた印象すらあります。

近走は前で流れに乗れるようになり、スピード負けしなくなったのが好走要因のひとつです。

先行抜け出しはダートの必勝パターン。オープンでこの形を見つけたなら、そう崩れることはなさそうです。

有力馬③:ハピ

前走は芝のGⅠ天皇賞(春)に出走するも、1周目で競走中止と競馬に参加できませんでした。

その分、消耗もなく、平安S転戦も心配いらないでしょう。

元々は3連勝でオープンを勝ったダートの好素材。GⅠ3着など実績は申し分ありません。

ただ、昨秋以降、2、3着が多く、勝ち切れない点は気がかりです。

決め手を欠くシーンも多く、詰めの甘さをどう解消するのかがポイントでしょう。

ウマダネの激推し穴馬はオーロイプラータ!

仁川Sは時計の速い馬場になり、7着に敗れましたが、1900~2100mの良馬場なら、堅実な差し脚を披露しています。

京都1900mはペース次第で、残り200mで時計を要するタフな展開にもなるコース。

先行勢が集まっているだけに、最後にこの馬向きの展開になる可能性はありそうです。

平安ステークス2024最終予想

平安ステークス2024最終予想はレース2日前に公開予定です。
→2日前になりましたので最終予想を公開します!

  • ◎オーロイプラータ
  • 〇ハギノアレグリアス
  • ▲スレイマン
  • △メイショウフンジン
  • △ハピ
  • △ヴィクティファルス

この6頭を中心に買い目を組み立てることをおすすめします!

平安ステークス2024の概要

平安ステークスの概要

  • 2024年5月18日(土)京都11R
  • 平安S(GⅢ)4歳以上オープン(別定)
  • ダート1900m

3歳ダート戦線は三冠ロードの真っただ中ですが、古馬のダート戦線も東京ダービーと同じ大井2000mで行われる帝王賞へ向け、活発化していきます。

JRAの前哨戦的な位置づけにある平安Sは、ドバイ遠征から帝王賞へ進むトップ戦線に対し、挑戦状を叩きつける馬たちによるレースです。

ここで賞金を上積みし、帝王賞、もしくはその先のダート交流戦線、さらに暮れのチャンピオンズC出走を確実にする馬があらわれるでしょうか。注目です。

平安ステークス2024予想 コース分析

「上がりがかかるタフなコース」京都ダート1900m

舞台となる京都ダート1900mは1800mよりわずか100mゲートが4コーナー方向へズレただけですが、適性面の違いが大きいのも特徴です。

1800mほどスピードが必要ない反面、スタミナを問う形になりやすく、1800mを中心に使われてきた馬たちが、最後に脚が上がることが多いため、ラスト200mの時計を要するケースが目立ちます。

そのため、ゴール前での逆転が多く、ダートといえど、単調な前残りが少ないコースでもあります。

平安ステークス2024 登録馬の情報

馬名 馬番 性齢 斤量 騎手
テンカハル 1 1 牡6 57.0 坂井
ミトノオー 1 2 牡4 57.0 松山
メイプルリッジ 2 3 牡5 57.0 西村淳
サンデーファンデー 2 4 牡4 57.0 松若
ハギノアレグリアス 3 5 牡7 57.0 岩田望
ハピ 3 6 牡5 57.0 菱田
ミッキーヌチバナ 4 7 牡6 57.0 太宰
スレイマン 4 8 牡6 57.0 斎藤新
カフジオクタゴン 5 9 牡5 57.0 藤岡佑
グロリアムンディ 5 10 牡6 57.0
ゼットリアン 6 11 牡4 57.0 和田竜
メイショウフンジン 6 12 牡6 57.0 酒井
クリノドラゴン 7 13 牡6 57.0 武豊
オーロイプラータ 7 14 牡4 57.0 鮫島駿
ヴィクティファルス 8 15 セ6 57.0 池添
バハルダール 8 16 牡5 57.0 水口

注目は直近のダート重賞を勝ち、勢いに乗るヴァルツァーシャルとミッキーヌチバナです。

またアンタレスSでミッキーヌチバナと差がなかったスレイマン、ハギノアレグリアス、マーチSで見せ場を作ったミトノオーも出走を予定しており、激戦模様です。

平安ステークス 過去10年の傾向とデータ分析

次に平安Sの過去10年間のデータを紹介します。なお、21、22年は中京で行われたので、一部データは京都で行われた8回分を使用します。

平安ステークス2024予想 過去10年の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5 1 0 4 50.0% 60.0% 60.0%
2番人気 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
3番人気 1 3 4 2 10.0% 40.0% 80.0%
4番人気 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
5番人気 0 1 2 7 0.0% 10.0% 30.0%
6番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
7番人気 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
8番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気以下 1 1 1 64 1.5% 3.0% 4.5%

※過去10年(21,22年は中京)

1番人気が半数の5勝をあげ、4番人気以内8勝と上位人気の壁は厚そうです。ダート中距離の力勝負となれば、そう簡単には上位陣は崩れません。まずは上位人気馬の比較から入った方がよさそうですね。

平安ステークス2024予想 過去三連単の配当

過去三連単の配当
2019年⑦→⑥→①218,430円
2020年⑤→⑪→⑦17,870円
2021年⑤→⑯→⑪7,670円
2022年④→③→⑤11,340円
2023年②→⑪→⑮3,030円

過去5年の平均配当は51,668円です。上位人気が堅調なうえに、伏兵が2、3着に入ることも多くなく、三連単の配当は伸び悩み気味です。その分、点数を絞り、確実に仕留められるレースともいえます。柔軟に作戦を組み替え、しっかり的中させましょう。

◎上位人気堅調、波乱度低い

平安ステークス2024 過去10年の年齢別成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 4 3 1 28 11.1% 19.4% 22.2%
5歳 6 2 5 37 12.0% 16.0% 26.0%
6歳 0 3 1 33 0.0% 8.1% 10.8%
7歳以上 0 2 3 29 0.0% 5.9% 14.7%

※過去10年(21,22年は中京)

ダート戦線ではベテランも長く活躍するため、結果を残しますが、このレースは4歳4勝、5歳6勝と主力世代が強力です。

このふた世代は賞金加算の意欲が強く、地方よりはスピードを問われるJRA重賞は得意とする舞台。当然、ここを狙って参戦する主力が実力を発揮すれば、結果を残せます。

◎4、5歳中心

平安ステークス 過去10年の枠順別成績から予想

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 2 0 2 10 14.3% 14.3% 28.6%
2枠 0 1 0 14 0.0% 6.7% 6.7%
3枠 0 2 0 14 0.0% 12.5% 12.5%
4枠 2 0 1 13 12.5% 12.5% 18.8%
5枠 3 0 2 11 18.8% 18.8% 31.3%
6枠 0 3 1 12 0.0% 18.8% 25.0%
7枠 0 2 0 14 0.0% 12.5% 12.5%
8枠 1 0 2 13 6.3% 6.3% 18.8%

※2014~23年のうち21、22年中京を除く8回

ここは京都8回に絞ったデータです。コースレイアウトに癖がなく、枠番に大きなバイアスを感じませんが、5枠より内7勝、6枠から外1勝。

しいていえば、内枠が少しだけ優勢です。人気通り決まることが多いので、狙いうちするなら、5枠より内に入った人気馬を単勝、ないし馬単、三連単のアタマにすえましょう。

◎1着は5枠より内

平安ステークス2024予想 脚質別成績

位置取り別成績
脚質上り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3 0 0 6 33.3% 33.3% 33.3%
先行 3 3 4 19 10.3% 20.7% 34.5%
中団 1 3 4 38 2.2% 8.7% 17.4%
後方 1 2 0 35 2.6% 7.9% 7.9%
まくり 0 0 0 3 0.0% 0.0% 0.0%

※2014~23年のうち21、22年中京を除く8回

ここも京都8回分から。スタミナ志向ですが、結果的に最後はどの馬も脚があがり、我慢比べになるため、最後の最後は位置取りの優位性が結果を左右します。

逃げ3勝、先行3勝で馬券圏内も先行勢が多くを占めます。中団からの差しもみられますが、組み立てとしては先行型が入った方が無難そうです。

平安ステークス2024予想 重要なポイント

平安ステークス2024の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!

ポイント①アンタレスS2~4着以内の惜敗馬

関西圏の直近のダート重賞アンタレスSが前走だと2-3-4-45。数が多く、1着が0-1-0-3と未勝利だったりと取捨が難しいところですが、絞るなら2~4着1-0-3-10です。

アンタレスS2~4着

  • スレイマン
  • ハギノアレグリアス

ポイント②昇級組は厳しい

ダート重賞常連組やこれから常連になるであろう馬たちが集まるレースですが、前走3勝クラスは0-0-0-15と不振。条件戦を勝ち、即重賞へ。そんなローテが通用しないのもダート重賞の特徴です。

数が少ないダート重賞はメンバーレベルの低いレースが少ないため、昇級組は壁にはね返されがちです。

【キケン】前走3勝クラス

  • メイプルリッジ

平安ステークス2024予想まとめ

今回は2024年5月18日に開催される平安ステークスの過去10年データや傾向から予想を行いました。
平安ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。