【オークス2024予想】有力馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

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オークス2024予想 追い切り評価ベスト3

最終追い切りが終了したので、追い切りが良かったベスト3を紹介します。

第3位：スウィープフィート

5月初旬に帰厩。ここまで追い切りは坂路4本を消化し、心肺機能強化を進めてきました。

1週前は未勝利馬と併せ馬を行い、馬なりで2馬身半先着と軽快な走りを披露。

今週も馬なりで、力強く坂路51.9で駆けあがってきました。

ラスト2ハロン12.2-12.1と速い時計のなか、終いまでしっかり反応できました。

第2位：ミアネーロ

中間はウッド4本。1週前は併せ馬で一杯に追われるハードトレーニングを敢行。

ラスト11.1と鋭い末脚をみせました。

今週は古馬OP馬と併せて併入しています。

1週前ほどではないにしろ、きっちり仕掛けられ、ラスト1ハロン10.9。明らかに先週よりも反応は上でした。

攻めた調教が目立ち、オークスへの意気込みを感じます。

第1位：ステレンボッシュ

速い時計はウッド3本。

迎え撃つ女王には気品と余裕すら感じさせます。

1週前は戸崎騎手が騎乗し、3頭併せ。馬なりのまま、ウッド5ハロン65.8、ラスト2ハロン12.1-11.1とさすがの反応をみせました。

今週も馬なり3頭併せと同じパターンで挑み、残り600mからスイッチを入れ、12.8-11.4-11.4と実戦並みの時計を出しました。

軽く走ってこの時計を出すあたり、静かなる女王の闘志を感じます。

オークス2024予想 有力馬3頭

オークス2024で好走を期待できる3頭を紹介します。

有力馬①：ステレンボッシュ

阪神JF2着から逆転で桜花賞をつかみました。

その勝因は中団からアスコリピチェーノを徹底マークし、4コーナーでわずかに外に膨らんだアスコリピチェーノの内に飛び込む好判断にあります。

実力差というより、勝たせたレースだけに、今回の乗り替わりは気になるところです。

つまり、実際の力差はそこまでなく、3着以下との差も人気ほどないかもしれません。
一方で、母の母ランズエッジはディープインパクトの妹。血統的にはむしろ2400m歓迎です。

今回は桜花賞より強気に出られるでしょう。

有力馬②：ライトバック

エルフィンS、桜花賞とスウィープフィートに連勝。

そのスウィープフィートはチューリップ賞を制しており、世代上位の力を持っていることは証明済みです。

桜花賞はスタートで遅れ、最後方追走と絶体絶命の競馬で3着。負けて強しといっていいでしょう。

ただ、スタートの不安は残っており、オークスも距離が延びるとはいえ、流れに乗れないと、厳しそうです。

ペースが落ちるオークスは桜花賞より追い込みにくく、後方一気は滅多に決まりません。

それだけにスタートに全集中したいところですね。

もちろん、ゲートを決め、中団で流れに乗れるようなら、一級品の決め手を活かせます。

有力馬③：スウィープフィート

チューリップ賞、桜花賞とあえて溜める競馬を選択し、1、4着。母の母スイープトウショウ譲りの決め手を発揮してきました。

反面、エルフィンSのように流れに乗れなくなっているのは気になります。

あえてマイル戦の速い流れに対応させなかったとみるなら、オークスはむしろ好機。

武豊騎手が将来を見据え、消耗をおさえて素質を頼りに走らせてきたフシもあり、オークスでは一変する可能性もあります。

祖母スイープトウショウは桜花賞5着、オークス2着。祖母の成績をこえ、クラシックウイナーの座をつかめるでしょうか。

ウマダネ激推しの穴馬はミアネーロ

キャリア4戦目ですが、前走フラワーC1着は高く評価できるレースです。

前半1000m通過1.00.0と締まった流れのなか、後半800mは12.0-12.0-12.0-12.0とすべて同じラップが並ぶ珍しい構成でした。

馬群のインから器用に立ち回ったミアネーロには、レースセンスと持続力勝負への強さを感じます。

母ミスエーニョの一族はフランケル産駒ミスエルテのイメージが強く、気難しいと思われがちですが、ミアネーロはむしろ従順な印象すらあります。

操縦性の高さで一発あってもおかしくありません。

オークス2024最終予想

オークス2024最終予想はレース2日前に公開予定です。
→2日前となりましたので最終予想を公開します。

オークス2024の概要

桜花賞から6週間。牝馬クラシックは舞台を東京へ移し、距離2400mで争われます。これまでマイルへの対応に注力してきた牝馬にとって、800mの距離延長は想像以上の高き壁です。

スピード任せでは決して乗りきれず、いわば種目をかえるようなもの。今度は中盤までしっかり鞍上の意のままに折り合い、しっかり末脚を溜めることが求められます。

近年は牝馬もマイラータイプより中距離志向が増え、以前ほど、距離延長はマイナスにならない傾向ですが、それでも未知なる挑戦であることに変わりありません。少女たちの果敢なる挑戦を見届けましょう。

オークス2024予想 コース分析

「日本を代表するチャンピオンコース」東京芝2400m

ダービー、ジャパンCの舞台。

正面スタンド前、残り400～200m標識の間にゲートが置かれます。ここからぐるっとスタント前を一周するシンプルなコースは誤魔化しが効きません。

ポイントは最初の1コーナーまでの約400mです。フルゲートであれば、外から一斉にポジションを奪いにくるため、内の馬はダッシュを効かせないと、位置をとれませんし、この攻防で狭くなって、リズムを乱す馬も少なくありません。

いかにスムーズに1コーナーに飛び込めるかが、その後のレース運びに大きな影響を与えます。

オークス2024 登録馬の情報

馬名	枠	馬番	性齢	斤量	騎手
ミアネーロ	1	1	牝3	55.0	津村
クイーンズウォーク	1	2	牝3	55.0	川田
エセルフリーダ	2	3	牝3	55.0	武藤
パレハ	2	4	牝3	55.0	田辺裕信
コガネノソラ	3	5	牝3	55.0	石川
サンセットビュー	3	6	牝3	55.0	三浦皇成
ステレンボッシュ	4	7	牝3	55.0	戸崎
ホーエリート	4	8	牝3	55.0	原
ラヴァンダ	5	9	牝3	55.0	岩田望
アドマイヤベル	5	10	牝3	55.0	横山武
ヴィントシュティレ	6	11	牝3	55.0	北村宏司
チェルヴィニア	6	12	牝3	55.0	Ｃ．ルメール
スウィープフィート	7	13	牝3	55.0	武豊
ライトバック	7	14	牝3	55.0	坂井
サフィラ	7	15	牝3	55.0	松山弘平
ショウナンマヌエラ	8	16	牝3	55.0	岩田康誠
タガノエルピーダ	8	17	牝3	55.0	Ｍデムー
ランスオブクイーン	8	18	牝3	55.0	横山和生

桜花賞2着アスコリピチェーノこそ、NHKマイルCへ向かいましたが、桜花賞馬ステレンボッシュ、3着ライトバック、4着スウィープフィート、8着クイーンズウォークらが参戦します。そこに忘れな草賞を勝ったタガノエルピーダ、フローラS勝ちアドマイヤベルらトライアル組が挑みます。

距離適性がもっとも高い馬はいったい、どの馬でしょうか。

オークス2024予想 過去の傾向とデータ分析

次にオークスの過去のデータと傾向を紹介します。

オークス2024 過去10年の人気別成績

人気別成績
人気	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1番人気	6	2	0	2	60.0%	80.0%	80.0%
2番人気	1	3	3	3	10.0%	40.0%	70.0%
3番人気	3	0	1	6	30.0%	30.0%	40.0%
4番人気	0	1	1	8	0.0%	10.0%	20.0%
5番人気	0	0	1	9	0.0%	0.0%	10.0%
6番人気	0	1	1	8	0.0%	10.0%	20.0%
7番人気	0	1	0	9	0.0%	10.0%	10.0%
8番人気	0	0	0	10	0.0%	0.0%	0.0%
9番人気	0	0	0	10	0.0%	0.0%	0.0%
10番人気以下	0	2	3	82	0.0%	2.3%	5.7%

※過去10年

1番人気6勝、勝ち馬はすべて3番人気以内と上位人気の信頼度が非常に高いレースです。

距離適性を味方に一発逆転といったケースはまずなく、下馬評通り、実力がストレートに発揮されるでしょう。

しかし、10番人気以下も2着2回3着3回と連下に突っ込んでくることもあり、馬券は簡単なようでそう単純ではありません。

オークス2024 三連単の配当

過去5年の平均配当は181,540円です。3番人気以内全勝ですが、三連単の平均配当は高めに出ています。つまり、上位人気だけで決着することは少なく、一角崩しが起こりやすい傾向です。馬券を買う際は、意外な人気薄まで手広くチェックしましょう。

◎上位人気堅調も一角崩しあり

オークス2024予想 キャリア別成績

キャリア別成績
キャリア	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
2戦	0	0	0	5	0.0%	0.0%	0.0%
3戦	2	0	1	18	9.5%	9.5%	14.3%
4戦	4	4	2	27	10.8%	21.6%	27.0%
5戦	2	5	4	25	5.6%	19.4%	30.6%
6戦	2	0	3	33	5.3%	5.3%	13.2%
7戦以上	0	1	0	37	0.0%	2.6%	2.6%

春クラシックも二冠目となると、キャリアを積んだ馬も多くみられますが、オークスでのキャリア別成績は3戦、4戦の勝率が高く、複勝率も5戦まで。ここにたどり着くまで色々と寄り道をしてしまうような馬は苦しそうです。理想は新馬、重賞、GⅠと順調にステップすることです。

◎キャリア3～5戦中心。使いすぎに注意

オークス2024予想 枠順別成績

枠番別成績
枠番	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
１枠	1	3	2	14	5.0%	20.0%	30.0%
２枠	2	0	0	16	11.1%	11.1%	11.1%
３枠	1	0	1	17	5.3%	5.3%	10.5%
４枠	0	1	3	16	0.0%	5.0%	20.0%
５枠	3	2	0	15	15.0%	25.0%	25.0%
６枠	0	1	0	19	0.0%	5.0%	5.0%
７枠	2	2	2	24	6.7%	13.3%	20.0%
８枠	1	1	2	26	3.3%	6.7%	13.3%

枠番別では、2、5枠の勝率が高く、複勝率でも若干、内枠が優勢です。外枠は位置取りをとるためにダッシュを効かせねばならず、そこから折り合いをつけるのが難しいようです。

内枠はたとえ外から押されても位置取りを下げず、かつスムーズに1コーナーにさえ入れれば、最短距離を走る優位性を発揮できるでしょう。

◎外枠はレースの入りがカギ

オークス2024予想 重要なポイント

オークスの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！

ポイント①牡牝とも第一冠好走

前走桜花賞は7-5-6-63と好成績。やはり一冠目桜花賞に駒を進められた好素材がここでも上位に入ります。桜花賞1着は4-1-0-3。負けた3頭はレッツゴードンキ、レーヌミノル、ソダシと最終的にはマイル以下を得意とした馬ばかり。ステレンボッシュは父エピファネイア、母の父ルーラーシップですから、中距離を苦にする血統構成ではありません。

ポイント②桜花賞3着

では桜花賞から逆転する馬はいないと言いきれるでしょうか。桜花賞3着は2-1-1-5で2着より確率で上回っています。勝った2頭はヌーヴォレコルトとソウルスターリング。オークスは年明け3戦目でした。

ポイント③忘れたころの忘れな草賞

前走忘れな草賞は2-0-1-8ですが、着差0秒1以上をつけて勝つと、2-0-1-4。0秒3以上は1-0-0-1。

また、前走忘れな草賞のオークス馬は15年ミッキークイーン、19年ラヴズオンリーユーと毎年ではなく、ある程度年数をあけて出現します。昨年は出走がなく、前走忘れな草賞は19年勝利から5年が経ちました。そろそろ来てもおかしくありません。

オークス2024予想まとめ

今回は2024年5月19日に開催されるオークス2024の予想を過去10年の傾向から行いました。

オークス2024はどんなレースなのか知りたい。過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。今すぐ予想が欲しい！

1つでも当てはまる人は、ぜひ予想の参考にして下さい。