富士ステークスは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G2)です。
マイルチャンピオンシップの前哨戦として、下半期のマイル王を目指すマイラーたちが集結します。
マイルチャンピオンシップへ向けて、重要な一戦となっています!
今回は2023年富士ステークスへ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
「富士ステークス」出走馬情報
今年の富士ステークスで中心となるのは、昨年の牝馬クラシックで活躍した「ナミュール」です。
古馬となった今年は初戦の東京新聞杯で2着と好走したものの、その後はヴィクトリアマイル7着・安田記念16着と結果を残せていません。
しかし、いずれもレース中に不利を受ける場面があり、決して実力負けと言える内容ではないので、まだまだ評価を下げられない一頭です。
また、今年の京王杯スプリングカップを制した「レッドモンレーヴ」にも注目です。
前走の安田記念でも勝ち馬と0.6秒差の6着に入っていて、マイル重賞での活躍が期待できます。
その他、今年のNHKマイルCの勝ち馬「シャンパンカラー」、昨年のドバイシーマクラシック9着以降休養していた「ステラヴェローチェ」なども出走予定です。
「富士ステークス」注目馬
今年の富士ステークスにも、マイルで実績を残している実力馬たちが出走を予定しています。
そこで、2023年富士ステークスに出走予定の注目馬をご紹介します。
●ナミュール
●シャンパンカラー
●ピースオブエイト
注目馬①:ナミュール
【#ヴィクトリアマイル】7着 #ナミュール 横山武史は憮然「あんな不利を受けては…」問題のシーンを検証 https://t.co/I3I57kIGpG pic.twitter.com/qh89cagOGP
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) May 14, 2023
ナミュール | |||
性齢 | 牝4歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 11戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・チューリップ賞 | ||
父 | ハービンジャー | ||
母 | サンブルエミューズ | ||
母の父 | ダイワメジャー |
「ナミュール」は、ハービンジャー産駒の4歳牝馬です。
阪神JF・桜花賞で1番人気に支持されるほど、競馬ファンからもその素質を高く評価されています。
しかし、オークス3着、秋華賞2着と好走はするものの、G1タイトルにあと一歩届いていません。
2023年は初戦の東京新聞杯で2着と好走したものの、その後はヴィクトリアマイル7着・安田記念16着と結果を残せていません。
ただし、レース中に不利を受ける場面があり、実力を出し切ったと言える展開ではありませんでした。
3歳時の活躍を考えるとこのまま終わるとは考えられない競走馬なので、秋の大舞台を見据えての走りに期待です。
モレイラ騎手との新コンビにも注目です!
注目馬②:シャンパンカラー
騎手の凄さが分かります。
この瞬間、トラッキンググラフィック入りレース映像では時速59.9kmを記録していました。目一杯に伸ばしながらも、右目で外のウンブライルを凝視。執念すら感じさせる一枚に。#内田博幸#NHKマイルC #シャンパンカラー pic.twitter.com/ZkAuDg0vIJ— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) May 8, 2023
シャンパンカラー | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 6戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・NHKマイルC | ||
父 | ドゥラメンテ | ||
母 | メモリアルライフ | ||
母の父 | Reckless Abandon |
「シャンパンカラー」は、ドゥラメンテ産駒の3歳牡馬です。
2022年10月に東京競馬場の新馬戦でデビューし、デビュー戦ではメンバー最速の上がり3ハロン33.4の末脚を繰り出して勝利しました。
さらに、2走目のベゴニア賞では逃げ切り勝利を果たし、早くから注目を集めていた一頭です。
3歳になった今年は京成杯6着・ニュージーランドトロフィー3着から挑んだNHKマイルCで、G1初制覇を達成。3歳マイル王の座に輝いています。
前走の安田記念では直線で手応えがなく14着と大敗してしまいましたが、レース後は放牧に出されて成長が促されました。
3歳馬なのでこれからどんどん良くなることを考えると、秋のマイルG1での活躍にも注目です。
3歳マイル王として、古馬相手にどのような走りを見せてくれるか注目です!
注目馬③:ソーヴァリアント
チャレンジCを連覇、心房細動明けの勝利となったソーヴァリアント。
大竹厩舎お馴染みの馬服とともに。#チャレンジC#ソーヴァリアント #C・ルメール pic.twitter.com/Mksj8uT08F— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) December 3, 2022
ソーヴァリアント | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
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通算成績 | 14戦5勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・チャレンジC | ||
父 | オルフェーヴル | ||
母 | ソーマジック | ||
母の父 | シンボリクリスエス |
「ソーヴァリアント」は、オルフェーヴル産駒の5歳牡馬です。
2021年チャレンジカップで重賞初制覇を達成すると、2022年のチャレンジカップでも勝利し連覇を達成しました。
3歳時には菊花賞の前哨戦G2・セントライト記念で2着に入った実績もあり、G1での活躍も期待されている実力馬です。
2022年は右第3中足骨々折が判明し、長期休養が余儀なくされましたが、それでもチャレンジカップを連覇するなど本来の力を取り戻しました。
2023年も札幌記念で3着に入る活躍を見せていて、まだまだ無視できない存在です。
マイル戦は今回が初めてとなるので、初の距離での変わり身にも期待です、
マイル戦で化ける可能性もあるので、引き続き注目の一頭です!
富士ステークス予想に使えるコースの特徴
富士ステークス(G2) | |||
競馬場 | 東京競馬場 | コース | 芝 1600m |
---|---|---|---|
性齢 | 3歳以上 | 負担重量 | 別定 |
富士ステークスは、東京競馬場の芝1600mで施行されます。
東京競馬場芝1600mは2コーナー付近にあるスタート地点からの発走となり、スタート後はしばらく直線が続くため先行争いが激しくなって、ハイペースになることが多いのが特徴です。
レース終盤には525.9mの長い直線と高低差2mの坂が待ち構えているので、スピードだけでなくスタミナも要求され、マイル戦ながら中距離馬の活躍も目立ちます。
さらに外差しも決まりやすく、外を回った差し・追い込み馬も好成績を残しているので、富士ステークスでは前走で脚を余していた差し・追い込み馬に注目です。
「富士ステークス」過去3年のレース結果
2022年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 10 | セリフォス | 牡3 | 藤岡佑 | 1 | 2.3 |
2 | 7 | 13 | ソウルラッシュ | 牡4 | 松山 | 3 | 4.4 |
3 | 7 | 14 | ダノンスコーピオン | 牡3 | 川田 | 2 | 3.6 |
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | ソングライン | 牝3 | 池添 | 1 | 3.9 |
2 | 8 | 17 | サトノウィザード | 牡5 | 戸崎圭 | 9 | 15.8 |
3 | 4 | 7 | タイムトゥヘヴン | 牡3 | 柴田善 | 10 | 27.9 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | ヴァンドギャルド | 牡4 | 福永 | 4 | 6.2 |
2 | 8 | 11 | ラウダシオン | 牡3 | Mデム | 3 | 6.2 |
3 | 7 | 9 | ケイアイノーテック | 牡5 | 津村 | 6 | 10.3 |
2022年の富士ステークスは1番人気セリフォスが人気に応えて勝利。2着には3番人気ソウルラッシュ、3着には2番人気ダノンスコーピオンが入って上位人気馬同士の堅い決着となりました。
さらに、2021年の富士ステークスでも、1番人気ソングラインが中団から長く良い脚を使って勝利しました。
ただし、2着には9番人気サトノウィザード、3着には10番人気タイムトゥヘヴンが入り、2・3着には穴馬が絡む結果となっています。
2・3着馬はどちらも最後方でレースを進めていた馬であり、差し・追い込み勢が有利と言える展開でした。
富士ステークスでは、東京競馬場の長い直線を活かして差し・追い込み馬が活躍するケースが多いので、前走で直線の短い競馬場で大敗している差し・追い込み勢を狙いたいところです。
●2年連続で1番人気が勝利
●2021年は9番人気・10番人気が3着以内
「富士ステークス」過去10年のデータとレース傾向
富士ステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、富士ステークスの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「富士ステークス」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 4- 3- 4-12/23 | 17.4% | 30.4% | 47.8% |
キングカメハメハ | 1- 1- 1-10/13 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
ハービンジャー | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
ダイワメジャー | 1- 0- 0- 9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
ハーツクライ | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
スニッツェル | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
キズナ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
フジキセキ | 0- 2- 0- 1/ 3 | 0.0% | 66.7% | 66.7% |
ロードカナロア | 0- 1- 2- 1/ 4 | 0.0% | 25.0% | 75.0% |
キングヘイロー | 0- 1- 1- 1/ 3 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
過去10年の富士ステークスでの種牡馬別成績を調べると、ディープインパクト産駒が連対率30.4%・複勝率47.8%とかなりの好成績を残していました。
延べ23頭のディープインパクト産駒が出走する中で、およそ半分が複勝圏内に入っていて、4頭の勝ち馬が出るなど無視できない成績です。
末脚が活かせる東京マイルはディープインパクト産駒にとって絶好の舞台なので、ディープインパクト産駒は積極的に馬券に絡める必要がありそうです。
また、過去の勝ち馬の種牡馬には、キングカメハメハ、ハービンジャー、ハーツクライなど、中長距離で活躍馬を輩出している種牡馬が名を連ねています。
東京競馬場は最後の直線が長いタフなコースなので、マイル戦でも中距離をこなせるスタミナが必要になるため、スピードだけでなくスタミナも重視した予想も重要です。
出走頭数の多いディープインパクト産駒ですが、高確率で上位に食い込んでいます!
傾向②:【枠順】から見る「富士ステークス」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 1-14/16 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 1- 0- 1-16/18 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 1- 0- 1-16/18 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
4枠 | 2- 2- 1-13/18 | 11.1% | 22.2% | 27.8% |
5枠 | 3- 1- 0-15/19 | 15.8% | 21.1% | 21.1% |
6枠 | 0- 2- 1-17/20 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 0- 2- 5-15/22 | 0.0% | 9.1% | 31.8% |
8枠 | 2- 3- 0-17/22 | 9.1% | 22.7% | 22.7% |
富士ステークスの過去10年の枠番別成績を調べると、内枠がやや苦戦傾向にありました。
過去10年で1枠は連対率6.3%・複勝率12.5%、2枠は連対率5.6%・複勝率11.1%と、他の枠と比べて成績は良くありません。
反対に大外の8枠からは2頭の勝ち馬が出ていて、連対率22.7%・複勝率22.7%と内枠を大きく上回る成績を残しています。
東京競馬場は最後の直線が長いため外差しも決まりやすく、外枠でも好走できるコースなので、コースロスの少ない内枠よりもスムーズに立ち回れる外枠を狙いたいところです。
1枠と2枠はやや成績を落としていて、7枠と8枠が好成績を残しています!
傾向③:【人気】から見る「富士ステークス」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4- 1- 0- 5/ 10 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 3- 0- 2- 5/ 10 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 1- 4- 1- 4/ 10 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
4番人気 | 1- 2- 1- 6/ 10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7~9人気 | 0- 2- 0- 28/ 30 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
10~12人気 | 0- 1- 2- 26/ 29 | 0.0% | 3.4% | 10.3% |
13~15人気 | 0- 0- 1- 23/ 24 | 0.0% | 0.0% | 4.2% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
富士ステークスの過去10年の単勝人気別成績を調べると、1~3番人気はいずれも複勝率50.0%以上と好成績を残していました。
さらに、過去10年の勝ち馬は全て5番人気以内であり、富士ステークスでは1~5番人気の馬は、どの人気の馬が勝ってもおかしくないというデータとなっています。
また、上位人気馬が上位に入る一歩で、10番人気以下が延べ4頭も馬券に絡んでいて、高配当が期待できるレースでもあるので、10番人気以下の穴馬の激走にも注目です。
6番人気以下からの勝ち馬は出ていないので、軸馬は5番人気以内から選びたいところです!
傾向④:【馬齢】から見る「富士ステークス」
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 4- 1- 3- 30/ 38 | 10.5% | 13.2% | 21.1% |
4歳 | 4- 4- 2- 17/ 27 | 14.8% | 29.6% | 37.0% |
5歳 | 2- 4- 5- 32/ 43 | 4.7% | 14.0% | 25.6% |
6歳 | 0- 1- 0- 30/ 31 | 0.0% | 3.2% | 3.2% |
7歳 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8歳 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の富士ステークスの馬体重別成績を調べると、6歳以上の馬がかなり苦戦傾向にありました。
過去10年で6歳以上が複勝圏内に入ったのは、1頭だけです。
そのため、富士ステークスでは3~5歳馬を中心に予想を組み立てることが重要となります。
また、その中でも特に好成績を残していたのは4歳馬で、連対率は29.6%、複勝率は37.0%でした。
富士ステークスでは4歳馬が上位に入る確率が高くなっているので、馬券の軸馬はできるだけ4歳馬から選びたいところです。
6歳以上の馬は割り引きが必要です!
傾向⑤:【脚質】から見る「富士ステークス」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 4- 2- 3- 28/ 37 | 10.8% | 16.2% | 24.3% |
差し | 4- 4- 3- 51/ 62 | 6.5% | 12.9% | 17.7% |
追い込み | 2- 4- 4- 34/ 44 | 4.5% | 13.6% | 22.7% |
過去10年の富士ステークスの脚質別成績を調べると、逃げ馬が苦戦していることがわかります。
逃げた馬は過去10年で複勝率0.0%と、一度も馬券圏内に入っていません。
直線の長い東京競馬場では逃げ馬にとって厳しい展開になることが多いので、富士ステークスでは逃げ馬の過信は禁物です。
また、追い込み馬が複勝率22.7%となっていて、先行馬や差し馬と同等以上の成績を残しています。
このことから、富士ステークスでは後方一気が決まりやすい傾向となっていることがわかるので、後方集団でじっくりと脚を溜める馬の激走に注目です。
追い込み馬の複勝率が高く、特に2~3着に絡む可能性が高いデータとなっています!
当日の東京競馬場の天気と馬場状態
10月21日の東京競馬場の天気予報は、「曇り時々晴れ」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
東京競馬場の芝コースは先週から引き続きAコースが使用され、3コーナーから4コーナーの内柵沿いに軽微な傷みが出始めました。
しかし、全体的には良い馬場状態を維持していて、依然としてスピードが出やすい芝状態と言えます。
そのため、速いタイムに対応できる能力が重要となり、スピード豊富でキレのある瞬発力を持つ馬を狙いたいところです。
●乾いた馬場状態での開催
●3コーナーから4コーナーの内柵沿いに軽微な傷みあり
●スピード豊富でキレのある瞬発力が重要
ウマダネが真剣予想!「富士ステークス」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】ナミュール
【A評価】ソーヴァリアント
【A評価】ダノンタッチダウン
調教診断【A】:ナミュール
【#ヴィクトリアマイル】7着 #ナミュール 横山武史は憮然「あんな不利を受けては…」問題のシーンを検証 https://t.co/I3I57kIGpG pic.twitter.com/qh89cagOGP
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) May 14, 2023
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.2.1(水) | 栗東 坂路 | 53.6 | 38.7 | 24.8 | 11.8 |
今回 | 2023.10.18(水) | 栗東 坂路 | 54.6 | 39.2 | 24.9 | 11.9 |
秋華賞で2着に入るなど昨年の牝馬三冠で活躍した「ナミュール」は、10月18日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン54.6秒-11.9秒をマークしました。
最後まで余力を残しながらも、ラスト1ハロンで素晴らしい切れ味を見せ、久々のレースでも体調は仕上がっています。
管理する高野調教師も「前走時はさすがに疲れがありました。ひと追いごとに動きが良くなって態勢は整っていますし、この馬の力を出し切れれば楽しみです」と手応えを感じていました。
休養明けにはなりますが、むしろ使い詰めるよりも久々の方が良いタイプなので、好走が期待できそうです。
調教診断【A】:ソーヴァリアント
横山武史×ソーヴァリアント#横山武史#ソーヴァリアント pic.twitter.com/pyL2UI1oDf
— はらぺこさいとー (@TtHVW1lqrK16iWS) August 15, 2021
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.30(水) | 美浦 W | 85.8 | 68.0 | 51.9 | 36.4 | 23.1 | 11.3 |
今回 | 2023.10.18(水) | 美浦 W | 88.1 | 69.0 | 52.1 | 37.0 | 23.8 | 11.8 |
初のマイル戦となる「ソーヴァリアント」は、10月18日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン88.1秒-11.8秒をマークしました。
しまい重点の内容のため全体の時計は平凡ですが、最後にはシャープな動きを披露しています。
追い切りに騎乗した池添騎手は「先週乗って左回りだと左にモタれるところがあったので、今日は片側(左)だけチーク(ピーシーズ)を着けての追い切り。単走だったこともあるけど、一切モタれるところはなかったし、手前も一回の合図でポンと替えてくれた。マイルでどんなレースをしてくれるか楽しみですね」と好感触を口にしていました。
初のマイル戦がプラスの方向に働けば、大化けも期待できそうです。
調教診断【A】:ダノンタッチダウン
2022/10/01
中京競馬場5R
2歳メイクデビュー#ダノンタッチダウン#福永祐一
ダノンザキッドとミッキーブリランテの弟という良血馬が上がり33.6の脚で一気に差し切る pic.twitter.com/x2EfrOWv68— doru@dobe (@berry29051387) October 1, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.12.14(水) | 栗東 坂路 | 55.5 | 40.1 | 25.4 | 12.3 |
今回 | 2023.10.18(水) | 栗東 坂路 | 55.7 | 39.9 | 25.0 | 12.0 |
2歳G1・朝日杯FSで2着に入った実績がある「ダノンタッチダウン」は、10月18日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン55.7秒-12.0秒をマークしました。
タイム以上に力強さを感じさせる内容で、馬体も以前より一回り大きく見せています。
安田隆調教師は「輸送もあるのでサッと。夏負けが尾を引いて本来の息遣いでないのがどうか。東京のマイルは合うと思う」とやや控えめなコメントだったものの、好条件に期待を込めていました。
マイルG1で2着に入った実績を考えても無視できない存在となりそうです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年の富士ステークスで馬券の軸にしたいのは、昨年のチューリップ賞の勝ち馬「ナミュール」です。
近走2走はG1で凡走が続いていますが、いずれもレース中に不利を受ける場面がありました。
スムーズな立ち回りができればG1でも通用する実力馬なので、今回のメンバーの中では頭一つ抜けた存在と言えそうです。
また、重賞初挑戦となる「エターナルタイム」にも注目です。
これまで一度も掲示板を外したことがないのは、かなりの実力を持っている証拠であり、初重賞でも良い勝負が期待できます。
その他、今年の京都金杯の勝ち馬「イルーシヴパンサー」、初のマイル戦での変わり身に期待したい「ソーヴァリアント」なども積極的に馬券に絡めたいところです。
「富士ステークス」ウマダネの馬券予想
2023年富士ステークスのウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
5 | 6 | ◎ | プレサージュリフト |
5 | 7 | ○ | ディヴィーナ |
7 | 11 | ▲ | シンリョクカ |
4 | 5 | ☆ | ルージュエヴァイユ |
3 | 3 | △ | ルージュスティリア |
8 | 13 | △ | フィアスプライド |
【馬連ボックス】
3.5.6.7.11.13
15通り各100円
【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:6
相手:3.5.7.11.13
10通り各100円
【三連単フォーメーション】
1着:6.7
2着:3.5.6.7.11
3着:3.5.6.7.11.13
32通り各100円