【富士ステークス2024予想】過去10年のデータ・最終追い切りから有力馬・穴馬・買い目を徹底予想!

富士ステークス2024予想 中央競馬無料予想
富士ステークス2024予想

今回は2024年10月19日に開催される富士ステークス2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・富士ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ買い目・予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

富士ステークス2024の最終予想・買い目

馬番 予想印 馬名
5 9 レッドモンレーヴ
4 7 セリフォス
7 13 タイムトゥヘヴン
6 11 ソウルラッシュ
8 16 ジュンブロッサム
7 14 ロジリオン

三連単フォーメーション
1着: レッドモンレーヴ(◎)
2着: セリフォス(○)、タイムトゥヘヴン(▲)
3着: セリフォス(○)、タイムトゥヘヴン(▲)、ソウルラッシュ(△)、ジュンブロッサム(△)、ロジリオン(△)

三連複フォーメーション
1列目(軸): レッドモンレーヴ(◎)
2列目: セリフォス(○)、タイムトゥヘヴン(▲)
3列目: セリフォス(○)、タイムトゥヘヴン(▲)、ソウルラッシュ(△)、ジュンブロッサム(△)、ロジリオン(△)

ワイド流し
軸: レッドモンレーヴ(◎)
相手: セリフォス(○)、タイムトゥヘヴン(▲)、ソウルラッシュ(△)、ジュンブロッサム(△)、ロジリオン

富士ステークス2024予想 追い切り評価TOP3

菊花賞2024に向けた最終追い切りが終了しました。

レースの鍵を握る有力馬たちの仕上がりを徹底チェックし、追い切り評価TOP3をピックアップ。

これらの馬のパフォーマンスが、レース展開を大きく左右すること間違いなしです。

第3位:ジュンブロッサム

最終追い切り
栗東ウッド68.8-52.7-36.6-22.2-11.0

中間の速い時計は3本記録。2週前は5ハロン66.8秒、1週前67.4秒、そして今週68.8秒と、全体時計はそれほど速くないものの、ラストの反応は11.4秒から11.0秒へと確実に良化しています。

末脚をしっかり強化してきた点が評価ポイントです。

第2位:レッドモンレーヴ

最終追い切り
美浦ウッド66.9-52.0-37.3-23.8-11.5

9月中旬に帰厩し、坂路でしっかり基礎を固め、10月に入ってウッドで3本追い切りを消化。

1週前の追い切りでは5ハロン67.8秒、今週は古馬1勝クラスと併せ馬。3馬身追走から直線で馬なりで併入に持ち込み、加速力の良さを見せました。ゴールへ向けて加速する理想的な仕上がりです。

第1位:セリフォス

最終追い切り
栗東坂路53.2-37.8-23.7-11.6

中間はウッドで速い時計2本、坂路で3本を消化。1週前のウッドではラスト11.6秒から10.6秒へと瞬発力を発揮。折り合いがついた時の切れ味はトップレベルです。

今週は坂路で心肺機能を強化し、ラストも軽く仕掛けられて12.1秒から11.6秒と加速。休み明けながら、すでに仕上がりは万全です。

富士ステークス2024 有力馬3頭を予想

菊花賞2024で注目の有力馬3頭を厳選し、それぞれの勝負ポイントを解説します。
これらの馬がレースの行方を大きく左右するでしょう

有力馬①ソウルラッシュ

マイル重賞3勝、マイルCS2着、安田記念3着と実績は一線級。得意な京都のマイルに比べ、東京では末脚が届かないケースが多いのが不安材料です。

富士ステークスは2年前に2着。中団から伸びたものの、セリフォスの決め手に屈しました。

東京コースの末脚比べでは不安が残るものの、持続力勝負の展開になれば一気に台頭してくるでしょう。

有力馬②セリフォス

2年前のマイルCS覇者。その後勝利に恵まれていないものの、安田記念2着、マイラーズC2着と安定感を示しています。

富士Sは2年ぶりの参戦で、東京の末脚比べが得意なこの馬には最適な舞台です。

現在5歳秋を迎え、GⅠ2勝目を狙う最後のチャンスともいえます。他力本願な面があり、展開の助けは必要ですが、末脚勝負ならこのメンバーでも引けを取りません。

有力馬③ジュンブロッサム

セリフォスと同じ5歳ながら、これまでの歩みは対照的です。

3歳時の重賞挑戦では結果を残せず、条件戦から再スタート。9戦を経てオープン入りを果たし、夏には関屋記念3着で重賞でも結果を出しました。

血統面でも魅力があり、名牝ゴールドティアラの一族で、近親には富士Sを勝ったステファノスもいます。地道に積み重ねてきた経験が武器となり、悲願の重賞タイトルを狙います。

ウマダネ激推し穴馬は「タイムトゥヘヴン」

6歳馬のタイムトゥヘヴンは、31戦目で復調の兆しを見せています。

これまで15戦連続で馬券圏外でしたが、前走の京成杯AHで14番人気2着の大波乱を演出。富士Sには3年連続出走し、3年前に3着が最高成績。柴田善臣騎手との相性も良く、過去の好走は10番、14番人気時です。

今回も大穴の雰囲気があり、再浮上のチャンスを狙います。

富士ステークス2024の概要

  • 日時:2024年10月19日(土)東京11R
  • レース名:富士S(GⅡ)3歳以上オープン(別定)
  • コース:東京競馬場芝1600m

2024年の秋のマイル戦線は、春の安田記念を制した香港のロマンチックウォリアーが注目され、昨年のマイルCS覇者は未勝利のまま本番に臨む状況で、軸馬不在の混戦模様です。

富士ステークスは、本番での好走馬を多く輩出するステップレースとして、2020年にGⅡへ昇格しました。

過去の勝ち馬には、2023年のナミュール、2022年のセリフォス、そして名マイラーのソングラインが名を連ね、その実績からも注目度が高い一戦です。

富士ステークス2024 出走予定馬一覧

※情報が揃い次第、順次更新予定。

今年の注目は安田記念3着ソウルラッシュ、5着セリフォスのこの路線常連組。

ただ正直、この2頭がさらに強くなる可能性は低く、今年は3歳ゴンバデカーブースを含め、世代交代の好機です。

富士ステークス2024 東京競馬場芝1600mの徹底コース分析

東京 1600m 芝
「スピードの持続力を問われる」東京芝1600m

東京競馬場の芝1600mコースは、マイル戦でありながら2000mをこなすスタミナが必要とされています。向正面のスタートから3コーナーまで約400m、さらに最後の直線は525.9mと、直線部分が非常に長いことが特徴です。そのため、ペースが緩む部分が少なく、持続的なスピードが求められるレイアウトです。

このレースでは、スピードの持続力が問われやすく、最後の直線でスタミナを残していないと、踏ん張りが効かなくなります。2000mをこなすスタミナが要求され、瞬発力だけでは通用しません。長く良い脚を使えるマイラーにこそ、富士ステークス2024での好走が期待されます。

富士ステークス2024予想 過去10年のデータ分析

次に富士Sの過去10年間のデータを紹介します。

  • 人気別成績
  • 年齢別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績

上記4点の過去10年分のデータを分析し、予想します。

富士ステークス2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4 1 0 5 40.0% 50.0% 50.0%
2番人気 3 0 2 5 30.0% 30.0% 50.0%
3番人気 1 4 1 4 10.0% 50.0% 60.0%
4番人気 1 3 1 5 10.0% 40.0% 50.0%
5番人気 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
6番人気 0 0 2 8 0.0% 0.0% 20.0%
7番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気~ 0 1 2 57 0.0% 1.7% 5.0%

※過去10年(2020年~GⅡ)

過去10年間のデータを見ると、1番人気が4勝、2番人気が3勝を挙げており、富士ステークス2024でも実績馬が上位に来る可能性は高いです。

東京競馬場の芝1600mは、実力差が如実に反映されるコースで、特に実績のある人気馬が強い結果を残しています。

休み明けでも崩れにくいレースのため、まずは1番人気、2番人気を軸に予想を組み立てるのがセオリーと言えるでしょう。

富士ステークス2024予想 過去三連単の配当

富士ステークス 過去三連単の配当
2019年⑯→⑨→②33,510円
2020年⑤→⑪→⑨44,730円
2021年①→⑰→⑦98,750円
2022年⑩→⑬→⑭2,550円
2023年⑥→⑨→④27,890円

過去5年間の平均三連単配当は41,486円となっています。人気が割れる年も多いものの、結果的には上位人気馬の決着が目立つ傾向にあります。しかし、着順の入れ替わりが頻繁に発生しており、馬単や三連単での高配当も狙えるレースです。

基本的には上位人気を重視しつつも、順番違いには注意して予想を組み立てるのがポイントです。

◎基本は上位人気も順番に注意

富士ステークス2024 過去10年間の年齢別の成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 4 1 2 28 11.4% 14.3% 20.0%
4歳 5 5 2 19 16.1% 32.3% 38.7%
5歳 1 3 6 34 2.3% 9.1% 22.7%
6歳 0 1 0 27 0.0% 3.6% 3.6%
7歳~ 0 0 0 12 0.0% 0.0% 0.0%

※過去10年(2020年~GⅡ)

東京競馬場の芝1600mはスピードの持続力が求められるコースで、若さと充実度が特に重要です。過去10年のデータを見ても、3歳と4歳馬が圧倒的に強力な成績を残しています。特に4歳馬は勝率16.1%、複勝率38.7%と安定した成績です。

一方で、5歳馬は勝率がわずか2.3%と大きく数字が落ち込み、6歳以上になるとさらに厳しい結果が見られます。特に今年の富士ステークス2024では、5歳のセリフォスや6歳のソウルラッシュが出走予定ですが、過去の成績から見ると、上位に食い込むのは簡単ではないかもしれません。

◎本命は3歳・4歳馬が主力となる可能性が高いでしょう。

富士ステークス2024予想 過去10年の枠番別成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 0 1 14 6.3% 6.3% 12.5%
2枠 1 0 1 15 5.9% 5.9% 11.8%
3枠 1 0 0 16 5.9% 5.9% 5.9%
4枠 2 2 2 11 11.8% 23.5% 35.3%
5枠 3 1 0 15 15.8% 21.1% 21.1%
6枠 0 2 1 17 0.0% 10.0% 15.0%
7枠 0 2 5 15 0.0% 9.1% 31.8%
8枠 2 3 0 17 9.1% 22.7% 22.7%

※過去10年

過去10年のデータを見ると、4枠と5枠が他よりもやや強めの成績を残しています。5枠の勝率15.8%、4枠の複勝率35.3%と、真ん中の枠が安定した結果を出しているのは、内外の様子を見ながらポジションを取りやすいからでしょう。

また、外枠の方が成績が良く、特に8枠は連対率22.7%を記録しており、混戦模様の中でスムーズにレースを進められるかが重要なポイントとなります。

◎注目すべきは4枠・5枠、基本は内枠より外枠が有利と言えそうです。

富士ステークス2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
先行 3 1 2 30 8.3% 11.1% 16.7%
中団 5 4 4 49 8.1% 14.5% 21.0%
後方 2 5 4 31 4.8% 16.7% 26.2%

※過去10年

過去10年のデータによると、逃げ馬は勝利どころか、3着以内にも入ったことがありません。東京芝1600mの特徴として、逃げ切りが非常に難しいレース展開が見られます。そのため、レースの終盤に脚を残すことができる馬が重要なポイントとなります。

特に注目すべきは、中団から後方の位置取り。後方からの馬は複勝率が**26.2%**と高く、最終直線での脚の使い方が鍵を握ります。前半に無理せず流れに乗り、後半に余力を残す馬が好走する傾向が強いです。

◎逃げ馬は不利、後半に脚を残せる中団・後方からの馬に注目。

富士ステークス予想のポイントは『前走安田記念』

富士ステークス2024を予想する上で、押さえておきたい重要なポイントは前走安田記念組。

前走が安田記念だった馬の成績は【3-4-0-5】。

特に、格上のGⅠに挑んできた馬たちは、休み明けでも力を発揮しています。

ただし、安田記念で3着以内だった馬はこれまで出走しておらず、数字的に注目すべきは10着以下の成績【2-1-0-2】です。

春の大敗後に休養を経て立て直してきた馬が狙い目です。

前走安田記念10着以下

  • モエアロロノア
  • レッドモンレーヴ