【ローズステークス2024予想】過去10年のデータ・最終追い切りから有力馬・穴馬・買い目を徹底予想！

今回は2024年9月15日に開催されるローズステークス2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想！

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・ローズステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ買い目・予想が欲しい！

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

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【この記事の監修者】
鶴谷義雄（デイリー馬三郎予想家）

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
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ローズステークス2024の最終予想・買い目

ローズステークス2024予想 追い切り評価TOP3

ローズステークス2024の出走馬に対する最終追い切りが終了しました。

今回はその中でも注目すべき追い切り評価TOP3を紹介します。

• ラヴァンダ
• タガノエルピーダ
• レガレイラ

追い切り評価第3位：ラヴァンダ

ラヴァンダ pic.twitter.com/VQo0lppXxt

— kaito (@kaito_0131_blue) April 21, 2024

1週前のウッドでは5ハロン65.4、ラスト2ハロン11.6－11.2と負荷をかけ、今週の坂路では51.0秒で仕上げてきました。

併せ馬で最後まで気合を入れる攻めた調教は、牝馬ながらも秋に向けた意気込みを強く感じさせます。

やり過ぎとも取れる厳しい内容ですが、ここに向けた本気度がうかがえます。秋シーズンに向けた良い仕上がりです。

追い切り評価第2位：タガノエルピーダ

なんて可愛らしいんだろう。
2024/5/19 東京競馬場#タガノエルピーダ#オークス pic.twitter.com/io39VI4IUL

— はまやん (@Akauni294) May 19, 2024

お盆明けから約1ヶ月間、きっちりとトレーニングを重ねてきました。

ウッドでの調教は4本、2週前には5ハロン66.5秒、1週前も65.7秒をマークし、ラストは11秒台と見事な動きを見せました。

最終追い切りでは3頭併せの馬なり調教。しっかりと反応し、ラストは11.6-11.5で先着するなど、状態は万全です。ローズステークス2024に向けて好仕上がりといえます。

追い切り評価第1位：レガレイラ

今週のレガレイラを。
綺麗な３頭併せです。#レガレイラ #ローズＳ pic.twitter.com/RTpqdl9l5P

— 日刊ゲンダイ　競馬 (@gendai_keiba) September 13, 2024

お盆明けに帰厩し、坂路とウッドでしっかりと調整されてきました。

2週前には5ハロン66.1秒、ラスト11.4秒、1週前には64.4秒と安定したタイムを刻み、強い動きを披露しています。

最終追い切りでは古馬オープン馬2頭との併せ馬で気合十分。ラストも11.3秒とキレ味を見せ、ローズステークス2024の本命候補にふさわしい逞しさを感じさせます。

ローズステークス2024 有力馬3頭を予想

ローズステークス2024に向けて、追い切りや過去データを踏まえた注目の3頭を紹介します。

• レガレイラ
• クイーンズウォーク
• カニキュル

有力馬①レガレイラ

昨年のホープフルSを制し、その後は皐月賞とダービーで牡馬相手に健闘しましたが、結果を残すことはできませんでした。とはいえ、その経験は確実に彼女の成長に繋がっています。

今回はデビュー以来初めての牝馬限定戦となりますが、休み明けということもあり、全力を出す必要はない状況です。

現段階では7、8分の仕上がりといったところですが、それでも勝負になる力は十分にあります。

少し隙があるかもしれませんが、注目すべき一頭です。

有力馬②クイーンズウォーク

デビュー3戦目のクイーンCで後方からの鮮やかな差し切り勝ちを決め、世代トップクラスの存在感を示しました。
しかし、春の二冠では8着、4着と期待に応えられませんでした。

クイーンCのレース内容からも明らかにマイラーではなく、ベストの距離は2,000m前後と見ています。

秋華賞を視野に入れたこの一戦では、まずは好結果を出し、次につなげたいところです。

有力馬③カニキュル

フラワーCでは3番人気に推されるも6着、続くフローラCでも3着とオークスへの出走権を逃しました。
しかし、次走の三浦特別では古馬相手に見事な勝利を収め、鬱憤を晴らす形に。

父エピファネイア、母父ゼンノロブロイという背景からも、秋に向けて本格化する可能性を秘めています。

ウマダネ激推し穴馬は「サフィラ」

2歳牝馬の出世レースであるアルテミスSでは、オークス馬チェルヴィニアの2着に入り、世代上位の評価を受けました。

しかし、その後のG1やG3では1番人気、2番人気ながらも敗退し、一気に評価を落とす結果に。さらに、オークスでも完敗し、一部では「力が足りない」という見解も出ています。

ただし、母サロミナの血統は晩成型で知られており、姉サリエラもローズSで2着に入った実績があります。秋にかけての浮上が十分期待できるでしょう。

加えて、父はハーツクライ。全兄サリオスは2歳チャンピオンでありながら、5歳で毎日王冠を2度制したように、息の長い活躍を見せました。この馬にも、今後の成長が楽しみです

ローズステークス2024の概要

中京芝2,000mで行われるローズSといえば、2020～22年に3回実施されています。

勝ち馬はリアアメリア、アンドヴァラナウト、アートハウス。
リアアメリア、アートハウスはオークス以来の勝利で、もう一頭アンドヴァラナウトは夏の上がり馬。

中京ローズS経由は秋華賞で0-0-1-13。3着1頭がアンドヴァラナウトでした。阪神でのローズSを含め、近年は紫苑S、オークス直行に押され気味ですが、昨年はマスクトディーヴァが牝馬三冠馬リバティアイランドの2着。久々の好走でした。

本番まで中3週と詰まった間隔は在厩調整を迫られ、近郊の牧場にリフレッシュさせ、仕上げる難しさがあるようです。

そういった事情がある分、実績上位馬の出走が少なく、どの馬にも秋華賞出走のチャンスがある。これが近年のローズSです。上下差の力差が少ない激戦を期待しましょう。

ローズステークス2024 出走馬一覧

ホープフルSを勝ち、その後は牡馬相手に二冠6、5着のレガレイラが登場。実績としては抜けた存在です。

一方で、オークス組は4着クイーンズウォーク以外、二桁着順ばかり。夏競馬で2勝目をあげた上がり馬にも出走権獲得のチャンス大です。

ローズステークス2024 中京競馬場芝2,000mのコース分析

「前半のぼり、後半くだり、最後に坂」中京芝2,000m

スタートは急坂の立ち上がりから。残り1400m地点2コーナー手前まではほぼ平坦ですが、そこから残り1000mまで向正面はのぼり勾配が続き、3コーナー手前から直線入り口までコーナーはくだり。そして、最後に急坂と、中京芝2000mはアップダウンとの戦い。

のぼり基調の前半が速くなると、最後の急坂で苦しくなり、前半が遅いと3、4コーナーのくだり区間で一気に後続が押し上げ、混戦となります。

展開によってレースの顔がクルクル変わるのは中京の特徴。まずは流れを読み切りたいですね。

ローズステークス2024予想 過去10年のデータ分析

次にローズS過去10年分のデータを紹介します。
中京は2020～22年の3回ですが、ローズS特有のデータを中心にお伝えします。

• 人気別成績
• 所属別成績
• 騎手乗り替わり成績

上記3点の過去10年分のデータを分析し、予想します。

ローズステークス2024予想 過去10年間の人気別成績

※過去10年

1番人気は3勝で、5番人気以内7勝と上位人気は拮抗しています。

秋のトライアルは春より上下の力差がぐんと縮まり、上位人気互角のレースが多い印象。また、7、8番人気も3勝しており、いわゆる人気の盲点的な馬が存在します。

格では負けるが、実際の力差はそこまでない。そんな馬を探してみたいですね。

ローズステークス2024予想 過去三連単の配当

過去5年の平均配当は270,316円です。中京の3年間は22年を除けば、ヒモ荒れ傾向でした。20年は1着3番人気も、2、3着は14、11番人気。21年は1着4番人気、2着は12番人気でした。

なにせGⅠ出走権がかかった一戦です。人気薄の陣営も一発狙いできっちり仕上げてきます。上位が休み明けの分、仕上がりの差が波乱を呼びそうです。

◎基本は上位拮抗も中京ではヒモ荒れ注意

ローズステークス2024 過去10年間の所属別の成績

※過去10年

秋のG1は牡牝とも関西圏。
地元の関西馬は輸送の負担が少なく、普段通りの力を出せます。

しかし、関東馬は事情が異なります。関西圏のトライアル出走となると、本番を含め、関西まで短期間に二度輸送しないといけません。もちろん、ローズS後は栗東滞在といったオプションもありますが、関東馬は劣勢です。

ですが、今年は東西の中間地点の中京。輸送の負担はイーブンです。中京3年の関東馬は0-1-0-4。数字は微妙ですが、2着は2番人気のサリエラで、上位人気に支持される関東馬であれば、輸送のハンデもなく、互角に戦えそうです。

心配なのはレガレイラにとって輸送競馬がはじめてという点です。もちろん、頻繁に天栄と行き来している馬なので、輸送は苦にしないとは思いますが、輸送競馬は外厩への輸送より到着後の期間が短く、別物です。落ち着いてレースに挑めるか、パドックは要確認ですね。

◎関西馬圧倒！レガレイラは輸送競馬への対応がカギに

ローズステークス2024予想 過去10年の騎手乗り替わり別成績

※過去10年

条件戦を勝った陣営も休み明けで仕切り直したい陣営も、本番前に騎手を替えたくなるのがトライアルです。
しかし、乗り替わりは2着が多く、イマイチ勝ち切れていません。単勝勝負なら、断然、前走と同じ騎手が騎乗してきた馬です。

人馬の呼吸はクラスに関係なく、大切なものです。条件戦なら何度か実戦を経験し、関係を深めるといった幅がありますが、一発勝負のトライアルはそうはいきません。乗り替わりよりすでに実戦経験を積んだコンビを狙いましょう。

◎単勝を買うなら継続騎乗

ローズステークス2024予想の重要な2つのポイント

ローズステークス2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう！

予想ポイント①前走関屋記念

前走オークスは6-2-3-33。5着以内は4-1-3-5なので、まずはオークス好走馬から。

さらに6着以下でもオークス9番人気以内だったら、2-1-0-18。

可能性でいえば、オークス穴人気ぐらいに支持されていれば、通用しても不思議はありません。

予想ポイント②前走条件戦

前走条件戦からここに挑む上がり馬は、前走1着4-4-3-46、2着以下0-3-4-28で条件戦勝利は目安になります。

かつ前走4番人気以内で勝利すると、4-4-3-38。人気に推され勝ったという事実が大切です。

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