今年も上半期のグランプリレース・宝塚記念が、6月25日(日)に開催されます。
ファン投票により出走馬が決まる本レースですが、今年も現役最強馬「イクイノックス」を中心に楽しみなメンバーが揃いました。
多くのG1ホースが集まり注目の一戦となったので、馬券を買ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では宝塚記念の馬券を買う方法や的中率をアップさせる買い方などを紹介します。
最近競馬に興味を持った方も本記事を参考にして、上半期の競馬を締めくくる大一番・宝塚記念を存分に楽しんでください。
宝塚記念の馬券はどうやって買える?
宝塚記念はJRAが主催するG1レースで、様々な方法で馬券を購入することができます。
そこで、宝塚記念の馬券を買う方法を解説するので、ぜひ参考にして馬券を購入してみてください。
JRA競馬場
宝塚記念は、阪神競馬場で開催されるG1レースです。
阪神競馬場は兵庫県宝塚市にあり、仁川駅から専用地下道、専用通路(サンライトウォーク)で徒歩約5分となっています。
阪神競馬場へ直接行けば、現地でレースを観戦しながら馬券を買うことが可能です。
また、馬券を買うだけなら阪神競馬場ではなく、東京競馬場、中山競馬場、中京競馬場など他のJRA競馬場でも問題はありません。
JRAの競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉競馬場の10競馬場です。
これらの競馬場なら宝塚記念の馬券を買うことができ、さらにターフビジョンやモニターなどで観戦ができるので、最寄りの競馬場で馬券を購入するのもおすすめです。
場外馬券売り場
競馬の馬券は、競馬場以外でも購入が可能です。
WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所では、JRA全レースの馬券を購入することができます。
WINS・エクセルは、北海道から九州まで全国に設置されていて、2023年6月18日現在で38箇所あります。
そのため、競馬場がない地域に住んでいても、WINS・エクセル・J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で競馬を楽しむことは可能です。
入場料は無料なので気軽に立ち寄ることができ、雰囲気を楽しみたいだけの初心者の方にもおすすめです。
それぞれの所在地については、JRA公式ホームページから確認してみてください。
即PAT
JRAインターネット投票サービス「即PAT」を活用すれば、インターネット上で日本ダービーの馬券を買うことができます。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば、即日加入でき、その日から馬券を買うことが可能になります。
登録が完了すれば、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使って馬券を購入でき、近くに競馬場やWINSがないという方でも問題ありません。
また、外出先からでも馬券が買えるというのも大きなメリットなので、普段は競馬場で馬券を買っているという方も、これを機会に加入してみるのもおすすめです。
A-PAT
JRAのサービスの一つである「A-PAT」なら、パソコン・スマートフォン・携帯電話・プッシュホン電話で馬券を購入できます。
「即PAT」と大きく違うのは、プッシュ信号の出る電話機でボタン操作により馬券を購入できるプッシュホン投票がある点です。
そのため、インターネットでの操作に不安があるという方におすすめです。
ただし、JRA指定銀行にA-PAT専用口座を新規に開設する必要があり、JRA指定銀行にすでに口座をお持ちの場合でも転用することはできません。
発売開始時刻など細かい違いもあるので、気になる方はJRA公式ホームページを確認してください。
JRAダイレクト
インターネット上で馬券を買う場合は、「JRAダイレクト」というサービスもあります。
こちらはJRA指定のクレジットカードを持っていれば、スマートフォン・パソコンから馬券を購入できます。
「JCBカード」「三井住友カード」「UCカード」などのクレジットカードが登録可能で、インターネットを通して簡単な利用者登録後、すぐに馬券が購入できるようになります。
ただし、1ヶ月の利用限度や1回あたりの最低購入金額なども決まっているので、「即PAT」や「A-PAT」と比較して、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
宝塚記念のレース映像はどこで閲覧できる?
宝塚記念の馬券を購入できたら、次はどこでレース映像が見られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
宝塚記念はJRAが開催するG1レースのため、地上波でのテレビ放送があります。
毎週日曜の15時から放送されている「みんなのKEIBA」や「競馬BEAT」などでレースが観戦できるので、テレビを見る環境がある方は地上波での観戦がおすすめです。
また、テレビが家になく、パソコンやスマートフォンで映像を見たいという人もいるかもしれません。
パソコンやスマートフォンでレースを観戦するなら、中央競馬全レースをライブ配信するJRA公式の動画配信サービス「グリーンチャンネルWeb」がおすすめです。
スマホ会員プランなら月額550円(税込)で中央競馬の全レースを見ることができ、フェブラリーステークス以外の馬券を買うならぜひ加入しておきたいサービスです。
さらに、2023年3月下旬から、JRAで行われる全てのレース動画がJRAの公式ホームページからライブ配信されることになりました。
利用料金は無料で、会員登録などの手続きも必要なく、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで閲覧できます。
自宅にいながら競馬を楽しみたいという方は、これらの観戦方法から自分に合うものを選んでください。
宝塚記念で馬券を的中させる3つの買い方
宝塚記念で馬券を当てるためには、宝塚記念のレース傾向を頭に入れておくことも大切です。
他のレースとは異なった特徴もあるので、ここからは宝塚記念で馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
近年4年の勝ち馬は全て3番人気以内
宝塚記念は荒れやすい印象を持っている人も多いかもしれませんが、近年の勝ち馬は上位人気馬となっています。
4年連続で3番人気以内の馬が勝っていて、上位人気馬の好走率が高いことがわかります。
そのため、馬券の頭は3番人気以内の馬から選ぶのが賢明です。
ただし、2着以下について注目してみると、2021年には7番人気ユニコーンライオン、2020年には6番人気キセキと12番人気モズベッロが絡んでいます。
特に2020年は、3連単の配当が183,870円と高配当になりました。
頭は3番人気以内で決まっていますが、決して堅い決着になっているわけではありません。
2着以下には6~9番人気が絡むことが多く、中穴の馬を3連複や3連単の相手に絡める必要があります。
また、過去10年で6歳以上の馬は、一度も宝塚記念を勝っていません。
穴馬を絡めるときには6歳以上の馬は割り引きしながら、5歳以下の馬を積極的に狙いたいところです。
コースの高低差が大きい
阪神競馬場の芝2200mは、スタンド前直線の右端からのスタートになります。
ゴール前の急坂を2回登ることになり、非常に高低差の大きいコースレイアウトと言えます。
そのため、坂を苦手にしている馬では上位に入ることが難しく、平坦なコースばかりで好成績を残している場合は危険です。
反対に、中山競馬場などの直線に急坂があるコースを得意としていれば、宝塚記念でも好走しやすいと言えます。
また、宝塚記念は梅雨の時期に開催されるレースでもあり、馬場が荒れやすいのも特徴です。
2016~2018年には3年連続で稍重での開催となり、湿った馬場での開催となることも考慮しなければいけません。
ある程度荒れた馬場状態になることや2度の坂越えがあることを考慮すると、かなりのパワーが求められます。
宝塚記念はスピードよりも、スタミナやパワーが重要となるので、ダートで活躍馬を輩出している血統やタフな展開に強い欧州血統などを積極的に狙いたいところです。
近年は牝馬が好走
宝塚記念と言えば、上半期の競馬を締めくくるグランプリレースであり、ハイレベルなメンバーが揃います。
そのため、「牝馬は不利」と考えてしまいがちですが、近年の宝塚記念では牝馬の活躍が目立ちます。
2019年の勝ち馬リスグラシュー、2020年・2021年の勝ち馬クロノジェネシスはいずれも牝馬であり、3年連続で牝馬が勝利しました。
さらに、3着にも注目すると、2021年の3着馬レイパパレ、2022年の3着馬デアリングタクトがいずれも牝馬です。
このように近年は牝馬の活躍が目立つため、牝馬の評価を挙げる必要があります。
過去10年を見ても8年で牝馬が3着以内に入っていて、3着以内馬10頭は全て4~5歳でした。
つまり、宝塚記念では4~5歳の牝馬が好走しやすい傾向があると言えます。
ただし、宝塚記念は荒れた馬場で開催されることも多く、それに加えて2度の坂越えがあるタフなレースです。
馬格のない牝馬では上位に入ることは難しく、急坂や荒れた馬場を苦にしないパワーが求められます。
牝馬の中でもパワータイプの馬が好走しやすいと言えるので、タフなレース展開に強い牝馬を狙うようにしてください。
まとめ
宝塚記念はJRAが主催するG1レースであり、JRAの各競馬場で馬券が購入できます。
近くにJRAの競馬場がない場合でも、WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で馬券を買うことは可能です。
また、インターネット上でも馬券を購入することができ、JRAの「即PAT」に加入すれば外出先からも馬券を買うことが可能です。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば即日加入できるので、「即PAT」の活用も検討してみてください。