【競馬】馬単の必勝法が知りたい！勝つための3つの賭け方とは！

当記事では、馬単で勝つための方法を紹介します。

しかし、100％勝つことのできる、いわゆる必勝法は存在しません。
勝率を100％に近づけるためのセオリーはいくつかありますので、その方法を紹介していきます。

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1：馬単ボックスは必勝ならず…。回収率72％で惨敗

まず、馬券がもっとも当たりやすいとされる買い方「ボックス」と馬単を組み合わせることで必勝法になるのではないかと考えました。

実際に検証を行った内容が以下の通りです。

馬単で馬券を買うなら、間違いなく高い的中率が出せる買い方です。
高配当が絡めば安定した回収率100％以上、、、すなわち必勝法になるのではないかと考えました。

検証結果が以下の通りです。

開催日	競馬場	馬券代	払戻し	収支	回収率
2021/12/25	中山	24,000円	13,100円	-10,900円	55%
	阪神	24,000円	20,280円	-3,720円	85%
2021/12/26	中山	24,000円	22,710円	-1,290円	95%
	阪神	24,000円	17,790円	-6,210円	74%
2021/12/28	中山	24,000円	24,550円	550円	102%
	阪神	24,000円	4,170円	-19,830円	17%
2022/01/05	中山	24,000円	24,710円	710円	103%
	中京	24,000円	12,750円	-11,250円	53%

合計	馬券代	払戻し	収支	回収率
	192,000円	140,060円	-51,940円	73%

まぁ見事な惨敗です。
少なくとも、上位人気馬で固めた的中率重視の馬単ボックスでは、必勝など夢のまた夢でした。

2：【悲報】馬単には必勝法はない…

結論からいうと、馬単に必勝法はありません。

カジノなどでは、いわゆる必勝法と呼ばれる賭け方が存在しますが、馬単には通用ないのです。
以下、有名な必勝法について説明していきます。

2-1：馬単のマーチンゲールはかなり危険

様々なギャンブルで用いられる有名な賭け方の1つとして、「マーチンゲール法」が挙げられます。
マーチンゲール法とは、負けたら賭け金を2倍にしていき、勝ったらリセットするという方法です。

1度でも勝てばそれまでの損失を取り戻せることから、いわゆる必勝法と呼ばれています。
例えば、コインの裏表をかけるゲームで、当たれば賭け金が2倍になって返ってくる、外れたら賭け金が没収されるというゲームで実践します。

最初の賭け金を1(単位は省略)、6回負けが続いて7回目に勝つとすると、以下のようになります。

回数	1	2	3	4	5	6	7
賭け金	1	2	4	8	16.0	32	64
勝敗	負け	負け	負け	負け	負け	負け	勝ち
損益	-1	-3	-7	-15	-31.0	-63	1

何度負けが続いても1度勝てば損失を取り戻せるため、理論上負けない方法といわれています。
一般的に勝率が2分の1で、配当が2倍のギャンブルで用いられる方法ですが、競馬に応用することも可能です。

しかし、馬単のマーチンゲール法はかなり危険です。

馬単は18頭立てのレースで306通りの買い目があり、連続で負けが続くことも十分考えられます。
マーチンゲール法は1度の勝ちでそれまでの損失を取り戻せる代わりに、負けが続くほど高額な賭け金が必要になります。

馬単でのマーチンゲール法は、1度勝つ前に資金を使い果たしてしまうことも十分考えられるため、おすすめできません。

2-2：同様にココモ法も危険

マーチンゲール法同様、「ココモ法」も危険だといえます。
ココモ法とは、前回と前々回の賭け金の合計を賭ける方法で、一般的に勝率が3分の1、配当が3倍のギャンブルで用いられます。

仕組みはマーチンゲール法と似ており、1度でも勝てばそれまでの損失を取り戻せるという点は共通です。
マーチンゲール法同様に6回連続で負けて7回目で勝つ場合、損益は以下のように計算されます。

回数	1	2	3	4	5	6	7
賭け金	1	1	2	3	5.0	8	13
勝敗	負け	負け	負け	負け	負け	負け	勝ち
損益	-1	-2	-4	-7	-12.0	-20	6

マーチンゲール法よりは賭け金が少ないとはいえ、馬単でのココモ法は資金を使い果たしてしまう可能性も十分あるため、危険だといえます。

3：勝つ確率を100％に近づける3つの馬単の賭け方

マーチンゲール法やココモ法といった必勝法は、馬単ではリスクが高く、あまりおすすめできません。
必勝法とまではいきませんが、勝率を100％に近づけるセオリーは存在するので、本章でそれぞれ紹介します。

賭け方①：【最もおすすめ】軸馬に自信がある時は1着固定流し

賭け方その①は馬単流しです。
軸馬に自信がある時しか使えませんが、買い目を抑えつつ当てやすさも十分であるため、最もおすすめな賭け方です。

馬単は比較的配当が高い券種ですが、買い目を増やしていくと意外と馬券代が高くなり、配当が追いつかないことがあります。
そのため、買い目を抑えるという点も重要なポイントです。

加えて、1着固定流しを使えるタイミングこそ馬単の出番だといえます。
その理由は、馬単は単勝に加えて2着を当てる券種だからです。

馬単を当てるためには、1着と2着のうち、どちらかには自信がある状況であることが望ましいです。
そして、特に単勝馬券を買うことがある方にとっては、2着をピンポイントで当てるよりは、1着をピンポイントで当てる方がハードルは低いはずです。

単勝の1点買いの要領で1着予想の馬を1頭に絞ることができれば、馬単で勝負しやすい状況になります。
仮に18頭立てのレースで総流しで勝ったとしても、購入点数は17点となり、後述する5頭ボックスより買い目は少なくなります。

例えば以下のレースだと、1着に人気馬が入るため単勝オッズは低く払戻金も240円ですが、2着に穴馬が入ったことで馬単の配当は大きく上昇しています。

この例のように1番人気の馬が1着になって万馬券が生まれることは珍しいといえますが、単勝より大きく稼げる例は少なくありません。
単勝で自信をもって勝負できる状況であれば、馬単を1着固定総流しで買えば大きな配当を得ることが可能です。

もちろん、総流しではなく、相手馬も絞ることができれば買い目が減るため、利益も大きくなります。

賭け方②：バランスのよい5頭ボックス

賭け方その②は馬単5頭ボックスで、1着固定流しと比べて軸馬を固定する必要がないというメリットを持ちます。
馬単は単勝だけでなく、馬連と比較されることも多く、馬連との違いは1着、2着が順不同かどうかです。

ボックス買いによって結果的に順不同となり、馬連と比べた馬単のデメリットを解消したといえます。
5頭ボックスであれば買い目も20点となり、少ないとはいえませんがバランスを考えると5頭ボックスが無難です。
4頭以下にすると的中率に不安が生じ、6頭ボックスでは買い目が30点となってしまい、負担が大きくなってしまいます。

また、5頭ボックスであれば、5頭の人気を分散させて手堅い予想と大穴狙いを両立させることも可能です。

このようにバランスのよい5頭ボックスですが、結局それなら馬連でいいという見方もできてしまいます。
馬連であれば、半分の買い目で同じ的中率にすることができ、外れた場合のダメージが少なくなります。

買い目が倍になってもそれ以上に配当が高くなることもあるので、どちらがいいとは一概には言えませんが、1着固定流しよりは買い目が高くなる点も含め、あくまで軸馬を固定できない時の手段と捉えることをおすすめします。

賭け方③：流しとボックスの間をとる馬単フォーメーション

賭け方その③は馬単フォーメーションで、軸馬を1頭に固定できないがボックス買いよりは買い目を絞れるという状況の時におすすめです。
流しとボックスの間をとれるといったイメージで問題ありません。

馬単フォーメーションとは、1着と2着それぞれに候補となる馬を決め、その全ての組み合わせを買う買い方です。
例えば、1着に入りそうな馬は1番と2番に絞れたが、2着に入りそうな馬は1番~6番の6頭考えられるとします。

この場合の馬単フォーメーションにおける買い目は、以下の10通りです。

1-2	1-3	1-4	1-5	1-6
2-1	2-3	2-4	2-5	2-6

6頭ボックスの買い目は30通りであるため、フォーメーション買いによってボックス買いよりは買い目を抑えることができます。

4：【重要】競馬において「必勝」「100％」は危険

馬単に限らず、競馬において「必勝」「100％」という表現を見たら注意が必要です。

大前提として、競馬において絶対に勝てる方法や、絶対に勝てるレースは存在しません。
しかし、悪徳業者はこういった甘い言葉で利用者を集め、料金や個人情報をだまし取る詐欺行為を行っています。

もしこのような表現を見たら、詐欺である可能性を疑うことを強く推奨します。

信用できる競馬予想会社をお探しの方は以下の記事で詳しく解説しています！

まとめ

残念ですが馬単における必勝法は存在しません。

馬単で勝率を100％に近づけるために最もおすすめできる買い方は、1着固定流しです。
1着予想に自信が持てることが条件となってしまいますが、2着を総流しで買ったとしても買い目は17点以内となり、買い目を抑えながら高い的中率を保てるという強みを持ちます。

逆にいえば、1着予想に自信がない状態で馬単を買うのは少々リスクが高いと考えられます。
買い目は少し多くなってしまいますが、5頭ボックス買いも比較的おすすめできる買い方です。

いずれにせよ、買い目を抑えつつ一定以上的中率を保つことがポイントです。