今回は6月2日に開催される安田記念2024の予想を過去データや傾向から行います。
・安田記念2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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安田記念2024の概要
安田記念2024の概要
- 2024年6月2日(日)東京11R
- 安田記念(GⅠ)3歳以上オープン(定量)
- 芝1600m
国内王者なき混戦のマイル戦線。
今年は香港からロマンチックウォリアー、ヴォイッジバブルが参戦します。
安田記念に外国馬が参戦するのは2018年ウエスタンエクスプレス以来6年ぶり。
勝利となると、2006年ブリッシュラック以来18年ぶりになります。
香港の大物登場で一気に注目を集める今年、春のマイル王の座をつかむのはいったいどの馬でしょうか?
安田記念2024 コース情報
「スピードの持続力を問われる」東京芝1600m東京芝1600mはマイルでありながら、2000mをこなせるスタミナが必要とされています。
向正面スタートから3コーナーまで約400m。
そして、最後の直線525.9mとコースに占める直線部分が長いため、ペースが落ちる部分が少ないレイアウトです。
スピードの持続力を問われる流れになりやすく、最後の最後はスタミナがないと踏ん張れません。
2000mをこなすスタミナはここで問われます。
瞬発力だけでは抵抗できず、長くいい脚を使える、そんなマイラーとして欠かせない資質が求められます。
安田記念2024 登録馬の情報
馬名 | 枠 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
カテドラル | 1 | 1 | 牡8 | 58.0 | 斎藤新 |
ガイアフォース | 1 | 2 | 牡5 | 58.0 | 長岡 |
レッドモンレーヴ | 2 | 3 | 牡5 | 58.0 | 横山和 |
ジオグリフ | 2 | 4 | 牡5 | 58.0 | 北村宏 |
ナミュール | 3 | 5 | 牝5 | 56.0 | 武豊 |
ドーブネ | 3 | 6 | 牡5 | 58.0 | 菱田 |
ロマンチックウォリアー | 4 | 7 | セ6 | 58.0 | マクドナ |
エアロロノア | 4 | 8 | セ7 | 58.0 | 幸 |
パラレルヴィジョン | 5 | 9 | 牡5 | 58.0 | ルメール |
ソウルラッシュ | 5 | 10 | 牡6 | 58.0 | モレイラ |
ウインカーネリアン | 6 | 11 | 牡7 | 58.0 | 三浦 |
フィアスプライド | 6 | 12 | 牝6 | 56.0 | 坂井 |
ステラヴェローチェ | 7 | 13 | 牡6 | 58.0 | 横山典 |
コレペティトール | 7 | 14 | 牡4 | 58.0 | 岩田康 |
ヴォイッジバブル | 7 | 15 | セ5 | 58.0 | パートン |
エルトンバローズ | 8 | 16 | 牡4 | 58.0 | 西村淳 |
セリフォス | 8 | 17 | 牡5 | 58.0 | 川田 |
ダノンスコーピオン | 8 | 18 | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭 |
国内マイル路線G1馬が少なく、今年の登録馬ではナミュール、セリフォスとダノンスコーピオンの3頭。
牡馬2頭のGⅠ勝利は2022年のこと。それを狙ってきたのか香港からロマンチックウォリアーが参戦します。
クイーンエリザベスⅡ世C3連覇などG17勝。
香港の英雄が東京マイルでどんな走りを見せるのか、興味が尽きません。
逆転か防衛か、快挙か。今年はどんな物語が待ち構えているんでしょうか。
安田記念2024を過去10年の傾向とデータから予想
次に安田記念の過去10年のデータと傾向を紹介します。
過去10年の人気別成績
人気別成績 | |||||||
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2 | 3 | 3 | 2 | 20.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 1 | 3 | 1 | 5 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 3 | 0 | 1 | 6 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 2 | 1 | 1 | 6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
9番人気 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0 | 1 | 2 | 67 | 0.0% | 1.4% | 4.3% |
※過去10年
1番人気2勝、2番人気未勝利、4番人気3勝で、必ずしも上位安泰のレースではありません。7番人気1勝、8番人気2勝、9番人気1勝など波乱も想定できます。
伏兵の一発に賭けてもいいですし、上位人気から手広く流し、高配当をゲットすることもできます。
安田記念過去三連単の配当
2019年⑤→②→⑭43,720円
2020年⑪→⑤→⑥11,240円
2021年⑪→⑤→⑬110,420円
2022年⑬→⑨→⑰64,140円
2023年⑱→④→⑭14,510円
過去5年の平均配当は61,752円です。
オークスは2、3着に伏兵が入り込む可能性が高く、三連単は大きな配当になる年もありますが、ダービーはそこまでインパクトのある配当は出ていません。
基本的には上位人気が強く、大穴狙いは的中から遠ざかりそうです。
◎上位人気5頭が強力
過去10年の年齢別成績
年齢別成績 | |||||||
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
4歳 | 5 | 3 | 2 | 28 | 13.2% | 21.1% | 26.3% |
5歳 | 3 | 4 | 3 | 38 | 6.3% | 14.6% | 20.8% |
6歳 | 2 | 2 | 3 | 37 | 4.5% | 9.1% | 15.9% |
7歳以上 | 0 | 1 | 1 | 23 | 0.0% | 4.0% | 8.0% |
※過去10年
今週から古馬は3歳以上にクラスが再編成されます。安田記念も3歳馬が参戦できますが、今年は不在。
優勢なのは5勝をあげた4歳です。
スピードの持続力が問われる舞台らしく、若く活力あふれる馬が強く、年齢の若い順に評価しましょう。
とはいえ4歳で目立つ実績馬といえば、毎日王冠を勝ったエルトンバローズ、京都金杯を勝ったコレペティトールぐらい。
正直、手薄な状況にあり、ここも例年通りの傾向とはいかないようです。
◎4歳中心も、今年は迫力不足
過去10年の枠順別成績
枠番別成績 | |||||||
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 0 | 1 | 1 | 15 | 0.0% | 5.9% | 11.8% |
2枠 | 0 | 2 | 0 | 15 | 0.0% | 11.8% | 11.8% |
3枠 | 2 | 0 | 1 | 16 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
4枠 | 0 | 2 | 1 | 16 | 0.0% | 10.5% | 15.8% |
5枠 | 3 | 1 | 0 | 16 | 15.0% | 20.0% | 20.0% |
6枠 | 0 | 2 | 2 | 16 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 4 | 1 | 3 | 15 | 17.4% | 21.7% | 34.8% |
8枠 | 1 | 1 | 2 | 21 | 4.0% | 8.0% | 16.0% |
※過去10年
ダービーまでの長い2回東京が終わり、今週から3回東京が開幕。
ロングラン開催も終盤に入り、芝の馬場状態は気になるところです。
安田記念も7枠4勝など5枠から外の活躍が目立ちます。
開催後半で外側が伸びる馬場になる時期ですし、中盤まで気分よく走れる外枠に注意したいですね。
◎5枠から外8勝で内枠不振
過去10年の位置取り別成績
位置取り別成績 | |||||||
位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1 | 2 | 0 | 7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 1 | 2 | 1 | 31 | 2.9% | 8.6% | 11.4% |
中団 | 6 | 4 | 5 | 52 | 9.0% | 14.9% | 22.4% |
後方 | 2 | 2 | 4 | 40 | 4.2% | 8.3% | 16.7% |
位置取りの傾向は末脚比べのレースらしく、中団から末脚を繰り出す馬が中心と考えていいでしょう。
スピードだけでは押しきれない舞台らしい数字です。
しかし、一方で逃げ馬が残るケースも散見されます。
近年の安田記念は各馬、終いを意識してけん制し合った結果、思わぬスローペースになることが多く、これが逃げ残りにつながっています。
今年もメンバーをよく見渡し、スローになる可能性があるかどうか探っていきましょう。
◎中団から差し優勢も逃げ残り注意
安田記念2024の予想に重要なポイント
安田記念の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!
ポイント①前走香港は不振
正確には前走が香港で4月に行われたチャンピオンズマイルだった馬は不振です。
前走チャンピオンズマイルは0-1-0-5。2着はモーリスしかいません。
約1カ月しかレース間隔がなく、かつ隔離期間がある検疫など調教できないため、仕上げ途上で本番を迎えることが要因でしょう。
もちろん、香港勢にこのデータを当てはまるかどうか微妙ですが、ナミュールのヴィクトリアマイル凡走などをみても、やはり出入国の検疫は壁でしょう。
前走香港チャンピオンズマイル
- ヴォイッジバブル
- エルトンバローズ
- ロマンチックウォリアー(QE2世C
ポイント②前走から中9週以上
ヴィクトリアマイルを除くと、前走から中3週以内は2-1-2-30。
対して中9週以上が3-4-1-29で間隔をとった方が好成績です。
東京マイルG1は続戦ではこなせないタフな舞台。
ゆったり間隔をとり、休養をとったフレッシュな馬を狙うのは面白そうです。
前走から中9週以上【高松宮記念週より前】
- ウインカーネリアン
- ガイアフォース
- ダノンタッチダウン
- ドーブネ
安田記念2024予想 追い切り評価BEST3
最終追い切りが終了したので追い切りが良かったBEST3を紹介します。
第3位:ウインカーネリアン
美浦ウッド 85.3-68.7-53.0-37.9-24.2-11.7
中間はウッド3本。1週前は3頭併せで5ハロン64.6、ラスト2ハロン12.1-11.2とスイッチが切り替わる好内容でした。
今週は単走で馬なり。外目をしっかり集中して走っており、ストライドに伸びを感じました。
自分のペースでレースを演出できれば、得意舞台だけに簡単には止まらなそうです。
第2位:ガイアフォース
栗東坂路 53.0-38.3-25.0-12.5
5月初旬から乗り込み開始。坂路で入念に調教されてきました。
1週前は長岡騎手が騎乗し、坂路で一杯に追われ、52.4、ラスト2ハロン24.1は12.3-11.8の加速ラップ。
確かな心肺機能を証明しました。
今週は長岡騎手騎乗で馬なり単走。調整程度ですが、ハミをしっかり噛み、クビをリズムよく使って走っていました。
ゴールに向かって集中し、ストライドが大きくなり、目下絶好調です。
第1位:ロマンチックウォリアー
東京芝 75.7-60.8-47.3-34.3-エラー-11.5
着地検疫を東京競馬場で行い、そのまま本馬場で追い切りました。
帯同馬に併せ、馬なりのまま馬場の外目を伸びました。
左回りへの対応がポイントですが、直線は右手前にかえ、回転のいいフォームで駆けており、問題はなさそうです。
東京芝とはいえ、馬なりで5ハロン60.8、3ハロン34.3と圧巻の時計を記録しました。さすがは香港の超一流馬です。
安田記念2024予想 有力馬3頭
追い切りを加味し、安田記念で好走するであろう有力馬を3頭紹介します。
有力馬①ソウルラッシュ
前走はセリフォス相手にマイラーズC2勝目をあげました。
その着差は1馬身3/4差あり、決定的ともいえます。
問題はここまで0-1-0-2の東京への対応です。
安田記念は13、9着。その前走はマイラーズC1、3着なので、やはり適性の差を感じます。
もうひとつ、好走パターンは中10週以上3-2-1-2、中5週以内2-0-0-6で間隔が詰まるより、休み明けがよさそうです。
一戦入魂タイプで、走りすぎてしまう傾向があり、好走後に続戦すると凡走が目立ちます。
ここ2年と同じパターンでの出走は気になります。
有力馬②ロマンチックウォリアー
香港・豪州でGⅠ7勝。クイーンエリザベス2世C3連覇は文句なし。
実績では突き抜けた存在ながら、初の日本競馬参戦で、1年半ぶりの1600m。
スピードに対応できるかがポイントです。
追い切りをみる限り、左回りも東京も苦にしなさそうですが、こればかりは実戦でやってみなければわかりません。
香港で走っているとき同じく、好位から最後にひと伸びする競馬ができるかどうか。スタート直後の位置取りは注目です。
有力馬③セリフォス
2年前のマイルCS覇者ですが、それ以降、勝ち星に恵まれていません。
とはいえ、安田記念は3歳時から挑戦し、4、2着と明らかに適性を感じます。
近走は好位で立ち回り、伸びない競馬も目立ちますが、前走は中団に控え、直線で末脚を爆発させる以前のスタイルを思い出したかのようなレース運びをみせ、復活の予感もあります。
器用さに欠く面もあるので、いかに馬群の外で気分よく走らせられるかがポイントです。
ウマダネが激推しする穴馬はウインカーネリアン!
7歳ですが、4歳春から約1年の休養があり、まだまだ馬はフレッシュです。
昨年の東京新聞杯は逃げて前後半45.8-46.0、1.31.8を記録しており、東京マイルはベストといっていいでしょう。
今年の東京新聞杯も逃げて2着と衰えはまるで感じません。
高松宮記念でも流れに乗れるスピードを武器に、後続を幻惑させれば、一発あってもおかしくありません。
安田記念2024最終予想
◎ウインカーネリアン
〇ロマンチックウォリアー
▲レッドモンレーヴ
△ガイアフォース
△セリフォス
△ダノンスコーピオン
△ヴォイッジバブル
安田記念2024予想まとめ
今回は6月2日に開催される安田記念2024の予想を行いました。
安田記念はどんなレースなのか知りたい。
過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
今すぐ予想が欲しい!1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。