今年も競馬の祭典・日本ダービーが、5月28日(日)に開催されます。
イギリスの「ダービーステークス」を範として創設されて以来、日本の競馬に関わるすべてのホースマンが憧れる一戦として注目を集めています。
今年も無敗の皐月賞馬「ソールオリエンス」を中心に、今後の競馬界を担う若手のスターホースたちが集結し、例年にも増して楽しみなメンバーが揃いました。
普段は競馬を見ないという肩でも注目するほどのレースであり、折角ならこの機会に馬券を買ってみるのも良いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では日本ダービーの馬券を買う方法や的中率をアップさせる買い方などを紹介します。
最近競馬に興味を持った方も本記事を参考にして、競馬の祭典・日本ダービーを存分に楽しんでください。
日本ダービーの馬券はどうやって買える?
日本ダービーはJRAが主催するG1レースで、様々な方法で馬券を購入することができます。
そこで、日本ダービーの馬券を買う方法を解説するので、ぜひ参考にして馬券を購入してみてください。
JRA競馬場
日本ダービーは、東京競馬場で開催されるG1レースです。
東京競馬場は東京都府中市にあり、京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分となっています。
東京競馬場へ直接行けば、現地でレースを観戦しながら馬券を買うことが可能です。
また、馬券を買うだけなら東京競馬場ではなく、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場など他のJRA競馬場でも問題はありません。
JRAの競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉競馬場の10競馬場です。
これらの競馬場ならオークスの馬券を買うことができ、さらにターフビジョンやモニターなどで観戦ができるので、最寄りの競馬場で馬券を購入するのもおすすめです。
場外馬券売り場
競馬の馬券は、競馬場以外でも購入が可能です。
WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所では、JRA全レースの馬券を購入することができます。
WINS・エクセルは、北海道から九州まで全国に設置されていて、2023年5月20日現在で38箇所あります。
そのため、競馬場がない地域に住んでいても、WINS・エクセル・J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で競馬を楽しむことは可能です。
入場料は無料なので気軽に立ち寄ることができ、雰囲気を楽しみたいだけの初心者の方にもおすすめです。
それぞれの所在地については、JRA公式ホームページから確認してみてください。
即PAT
JRAインターネット投票サービス「即PAT」を活用すれば、インターネット上で高松宮記念の馬券を買うことができます。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば、即日加入でき、その日から馬券を買うことが可能になります。
登録が完了すれば、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使って馬券を購入でき、近くに競馬場やWINSがないという方でも問題ありません。
また、外出先からでも馬券が買えるというのも大きなメリットなので、普段は競馬場で馬券を買っているという方も、これを機会に加入してみるのもおすすめです。
A-PAT
JRAのサービスの一つである「A-PAT」なら、パソコン・スマートフォン・携帯電話・プッシュホン電話で馬券を購入できます。
「即PAT」と大きく違うのは、プッシュ信号の出る電話機でボタン操作により馬券を購入できるプッシュホン投票がある点です。
そのため、インターネットでの操作に不安があるという方におすすめです。
ただし、JRA指定銀行にA-PAT専用口座を新規に開設する必要があり、JRA指定銀行にすでに口座をお持ちの場合でも転用することはできません。
発売開始時刻など細かい違いもあるので、気になる方はJRA公式ホームページを確認してください。
JRAダイレクト
インターネット上で馬券を買う場合は、「JRAダイレクト」というサービスもあります。
こちらはJRA指定のクレジットカードを持っていれば、スマートフォン・パソコンから馬券を購入できます。
「JCBカード」「三井住友カード」「UCカード」などのクレジットカードが登録可能で、インターネットを通して簡単な利用者登録後、すぐに馬券が購入できるようになります。
ただし、1ヶ月の利用限度や1回あたりの最低購入金額なども決まっているので、「即PAT」や「A-PAT」と比較して、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
日本ダービーのレース映像はどこで閲覧できる?
日本ダービーの馬券を購入できたら、次はどこでレース映像が見られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
日本ダービーはJRAが開催するG1レースのため、地上波でのテレビ放送があります。
毎週日曜の15時から放送されている「みんなのKEIBA」や「競馬BEAT」などでレースが観戦できるので、テレビを見る環境がある方は地上波での観戦がおすすめです。
また、テレビが家になく、パソコンやスマートフォンで映像を見たいという人もいるかもしれません。
パソコンやスマートフォンでレースを観戦するなら、中央競馬全レースをライブ配信するJRA公式の動画配信サービス「グリーンチャンネルWeb」がおすすめです。
スマホ会員プランなら月額550円(税込)で中央競馬の全レースを見ることができ、日本ダービー以外の馬券を買うならぜひ加入しておきたいサービスです。
さらに、2023年3月下旬から、JRAで行われる全てのレース動画がJRAの公式ホームページからライブ配信されることになりました。
利用料金は無料で、会員登録などの手続きも必要なく、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで閲覧できます。
自宅にいながら競馬を楽しみたいという方は、これらの観戦方法から自分に合うものを選んでください。
日本ダービーで馬券を的中させる3つの買い方
日本ダービーで馬券を当てるためには、東京競馬場の特性などを理解しておくことも大切です。
他の競馬場とは異なった特徴もあるので、ここからは日本ダービーで馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
人気馬が上位を独占
日本ダービーは、上位人気馬の好走率が高いレースです。
過去10年の勝ち馬10頭のうち、7頭が3番人気以内となっていて、勝つためには上位人気であることも条件と言えます。
また、1番人気は過去10年で7頭が馬券圏内に入り、馬券圏外に飛ぶことは珍しいレースです。
これは、他のレースに比べ、日本ダービーの出走メンバーが常にハイレベルなことが要因として挙げられます。
日本ダービーで1番人気になるような馬は、後の競馬界を担うスターホースである可能性が高く、ダービーでも簡単には凡走しません。
そのため、日本ダービーでは上位人気馬を中心に馬券を組み立てる必要があります。
ただし、3着には7番人気以下の穴馬が絡むことも多く、過去10年で7番人気以下の馬が6頭も3着に入っていました。
3連単などの3着も予想する馬券のときは、3着に穴馬が絡む可能性も考慮しなければいけません。
今年は例年にも増して混戦模様の日本ダービーとなっているので、3着には穴馬を絡めて万馬券を狙っていきたいところです。
最後の直線が長い
日本ダービーが行われる東京競馬場は、最後の直線が525.9mと長いのが特徴のコースです。
これは新潟競馬場に次ぐ長さであり、主要4場の中では最長距離を誇ります。
特に皐月賞が行われた中山競馬場と比較すると、最後の直線距離は200m以上延びていて、コースの性質は全く異なります。
そのため、皐月賞で好走した馬が、必ずしも日本ダービーで好走するわけではありません。
皐月賞の場合は、直線が短い中山競馬場で行われるため、逃げ・先行勢にとって有利なコースです。
しかし、日本ダービーは直線が長い東京競馬場が舞台となり、簡単に逃げ切ることはできません。
加えて、2400mと距離が延びることで、前に行った馬が最後に失速してしまうこともあります。
皐月賞では良い末脚を見せたものの届かなかったという馬にとっては挽回のチャンスとなり、前走で上がり3ハロンタイムが優秀な馬を積極的に馬券に絡めたいところです。
スタミナが要求されるタフなコース
日本ダービーが行われる東京芝2400mという条件は、スピードだけでなく豊富なスタミナも要求されます。
最後の直線には高低差2mの長い上り坂が待ち構えていて、長距離を走り切れるだけのスタミナがなければ、上位に食い込むことは難しいレースです。
「JRAのチャンピオンコース」と言われるほど、総合的な能力が求められ、本当の実力が問われます。
そんなタフなコースで行われる日本ダービーでは、レース中盤でいかにスタミナを温存するかがポイントになってきます。
コーナーでは内ラチ沿いを走り、距離ロスの少ない経済コースを走らなければいけません。
また、道中での騎手との折り合いも重要となり、精神的に未熟な馬では上位に食い込むことは難しくなります。
道中はスローペースになることも多く、ゆったりとしたペースへの対応力も求められます。
レース終盤までスタミナを温存することが重要となるので、内ラチ沿いをロスなく立ち回れる内枠の馬や騎手との折り合いを欠くことない経験豊富な馬を積極的に狙うのがおすすめです。
まとめ
日本ダービーはJRAが主催するG1レースであり、JRAの各競馬場で馬券が購入できます。
近くにJRAの競馬場がない場合でも、WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で馬券を買うことは可能です。
また、インターネット上でも馬券を購入することができ、JRAの「即PAT」に加入すれば外出先からも馬券を買うことが可能です。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば即日加入できるので、「即PAT」の活用も検討してみてください。