今回は5月25日に開催される葵ステークス2024の予想を過去データや傾向から行います。
・葵ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
この記事を読むと分かること
また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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今週の重賞予想は下記もチェック！
葵ステークス2024最終予想
レース直前となったので最終予想を公開します！
◎エリカカリーナ
○ガロンヌ
▲オーキッドロマンス
△エトヴプレ
△シカゴスティング
△モンシュマン
葵ステークス2024予想 追い切り評価BEST3
最終追い切りが終了次第更新予定です。
葵ステークス2024予想 有力馬3頭
葵ステークス2024の出走馬の最終追い切りが終了したので、追い切りでの評価が高かった順に紹介します。
第3位：エトヴプレ
中間は坂路でしっかり乗られ、心肺機能を強化するトレーニングを消化してきました。
1週前は坂路で52.8を計時するなど順調です。最終追い切りはウッドへ。
併走馬を前に置き、直線で並びかける形に。軽く仕掛けられると、併走馬の前に半馬身ほど出て、そのまま先着。
終い2ハロン11.8-11.3と鋭く反応しました。
第2位：ガロンヌ
栗東坂路 53.3-38.2-24.8-12.3
中間は坂路でじっくり体幹を鍛えるトレーニングを積み、今週は坂路で併せ馬を敢行。
併走馬が並びかけてくると、即座に反応し、前へ出させないよう粘り、最後まで併入に持ち込みました。
強調したいのは闘争心と粘り強さです。
実力拮抗の短距離戦では欠かせない要素ですし、調教でその点を強化してきたのは共感できます。
第1位：ナナオ
栗東坂路 54.4-39.3-25.5-12.4
5月上旬に帰厩。坂路4本で心肺機能向上を目指してきました。
その成果が出たのが今週の最終追い切りです。併せ馬で追いかけ、ラストは仕掛けられると、あっという間に併走馬を突き放しました。
最後の苦しいところで伸びるのは心肺機能強化の証。
坂路で突き放せるパワフルな走りに状態の良さを感じます。
葵ステークス2024の有力馬3頭を予想
追い切りを終え、葵ステークスで期待できる有力馬3頭を紹介します。
有力馬①エトヴプレ
ここまで1200m2勝、1400mの重賞勝ちと経歴としては立派なスプリンターです。
明らかに距離が長かった桜花賞は大敗も覚悟の一戦でしたが、2番手から5着と粘り腰を発揮しました。
上位はすべて差し馬勢ですし、負けて強しの一戦でした。ここは主戦場の1200mですし、実績では負けられません。
ただ、マイルを目指した調教、桜花賞の経験が1200mになってどう出るか気になるところです。
追走に苦労するようなら、武器の粘り腰を発揮できないかもしれません。
有力馬②オーキッドロマンス
京王杯2歳S3着、クロッカスS2着、ファルコンS2着と1400mのオープン、重賞の実績なら負けません。
一方で、1400mだとあと一歩足りないという印象もあり、距離の壁も感じます。
つまり、今回の距離短縮は試金石の一戦でもあります。前走は逃げて前半600m33.8。スピードは通用するはずです。
有力馬③ナナオ
函館2歳S2着のスプリンター。最大の武器はパワーです。
420キロ前後の小さな馬とは思えない力強い走りをし、道悪をまったく苦にしません。
ここまで6戦して良馬場はたった2回。良馬場想定の今回はスピード負けの懸念があります。
高速馬場の京都も含め、不安材料はありますが、1200mを主戦場とするなら、ぜひとも克服したいところです。
葵ステークス2024の概要
葵ステークス2024の概要
- 2024年5月25日（土）京都11R
- 葵S（GⅢ）3歳オープン（馬齢）
- 芝1200m
マイルから中距離中心のクラシック戦線が最終盤を迎えるなか、次代の短距離界を担う馬たちに重賞の出番が回ってきた。
葵Sが重賞になって6年。ウインマーベルがその後、重賞3勝など活躍しており、サマースプリントシリーズ、そしてその先を占う意味で、その価値は年々高まっています。
葵ステークス2024 コース情報
「中盤の丘がポイントになる」
1200mというと、ハイペースの我慢比べを想像しますが、京都芝1200mは前半が速くなりにくく、短距離戦としては後半が速くなる構造にあります。
京都芝1200mは内回りで行われます。外回りほどではありませんが、3コーナーには約3mの丘が存在します。1200m戦でいうと、スタートしてもっとも速くなる200～400m地点です。
ダッシュがつき、速くなる地点に丘があれば、そうそう速い流れにはなりません。一方で、残り800～600mは下り区間にあたり、後半の末脚比べに向けて、勢いをつけやすい構造になっています。
前半が速くなりにくく、後半が速くなりやすい。一般的な短距離戦とは真逆の形になっている点がポイントです。
葵ステークス2024 登録馬の情報
| 馬名 | 枠 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| ナムラアトム | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 浜中 |
| モンシュマン | 1 | 2 | 牡3 | 57.0 | 松山 |
| ガロンヌ | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | 池添 |
| ニコラウス | 2 | 4 | 牡3 | 57.0 | 荻野極 |
| アスクワンタイム | 3 | 5 | 牡3 | 57.0 | 岩田望 |
| オーキッドロマンス | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | 内田博 |
| ジョーローリット | 4 | 7 | 牡3 | 55.0 | 柴田裕 |
| モズトキキ | 4 | 8 | 牡3 | 55.0 | 亀田 |
| アウェイキング | 5 | 9 | 牡3 | 57.0 | 菱田 |
| エトヴプレ | 5 | 10 | 牡3 | 55.0 | 藤岡佑 |
| エポックヴィーナス | 6 | 11 | 牡3 | 55.0 | 酒井 |
| シカゴスティング | 6 | 12 | 牡3 | 55.0 | 西村淳 |
| ペアポルックス | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 松若 |
| ナナオ | 7 | 14 | 牡3 | 55.0 | 和田竜 |
| クリスアーサー | 7 | 15 | 牡3 | 57.0 | 幸 |
| エリカカリーナ | 8 | 16 | 牡3 | 55.0 | 鮫島駿 |
| ピューロマジック | 8 | 17 | 牡3 | 55.0 | 横山和 |
| カルチャーデイ | 8 | 18 | 牡3 | 55.0 | 武豊 |
フィリーズレビューを勝ったエトヴプレなど牝馬の実績馬が顔をそろえました。
ファルコンS2着オーキッドロマンス、マーガレットS1、2着ナナオ、ピューロマジックなど今年はハイレベルな組み合わせになりました。
葵ステークス2024予想 過去6年の傾向とデータ分析
次に葵S（21、22年中京）の過去6年間のデータを紹介します。
葵ステークス2024予想 過去6年の人気別成績
| 人気別成績 | |||||||
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 3 | 0 | 1 | 2 | 50.0% | 50.0% | 66.7% |
| 2番人気 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0.0% | 33.3% | 50.0% |
| 3番人気 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
| 4番人気 | 1 | 0 | 1 | 4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
| 5番人気 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
| 6番人気 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
| 7番人気 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 8番人気 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 9番人気 | 1 | 1 | 1 | 3 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
| 10番人気以下 | 1 | 2 | 0 | 43 | 2.2% | 6.5% | 6.5% |
※過去10年
1番人気3勝と堅実な反面、9、13番人気の勝利もあり、まだ7年目ですが、極端な傾向にあります。10番人気以下2着2回と下馬評はアテにならないかもしれません。
2019年⑥→⑬→⑦45,520円
2020年⑫→③→⑤98,060円
2021年⑦→②→⑧1,454,720円
2022年⑦→⑥→⑬67,480円
2023年⑮→①→②13,470円
過去5年の平均配当は335,850円です。21年145万馬券のインパクトが大きく、平均を押し上げていますが、4ケタ配当はなく、すんなり決まりません。今年は実力の上下差がありそうで、堅く収まる予感もしますが、さて、どうなるでしょうか。
◎人気薄激走アリ！下馬評は信頼できない
葵ステークス2024予想 過去4年の枠順別成績
| 枠番別成績 | |||||||
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| １枠 | 0 | 2 | 1 | 5 | 0.0% | 25.0% | 37.5% |
| ２枠 | 1 | 1 | 0 | 6 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
| ３枠 | 1 | 0 | 1 | 6 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
| ４枠 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
| ５枠 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ６枠 | 1 | 0 | 0 | 7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
| ７枠 | 1 | 2 | 0 | 6 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
| ８枠 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
※過去10年
枠番別成績は京都の4回に絞りました。コースとしては内枠が優勢ですが、このレースでは6、7枠からも勝ち馬が出ており、外枠も軽く扱えません。一方で穴は2枠からも出ており、枠で決めつけるのは危険ですね。
◎8枠不振も内外互角
葵ステークス2024予想 過去4年の位置取り別成績
| 位置取り別成績 | |||||||
| 位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 逃げ | 3 | 0 | 0 | 1 | 75.0% | 75.0% | 75.0% |
| 先行 | 1 | 1 | 1 | 9 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
| 中団 | 0 | 3 | 2 | 24 | 0.0% | 10.3% | 17.2% |
| 後方 | 0 | 1 | 0 | 20 | 0.0% | 4.8% | 4.8% |
位置取り別も京都4回から。逃げ3勝は見逃せません。ハイペースになりにくい構造の京都芝1200mでは逃げ馬はマイペースで進められ、止まりません。まして、後ろを離したい地点に下り坂もあり、ペースアップがしやすいため、逃げ馬がゴールまで走りやすいようです。まずは逃げ馬、いちばん速い馬はどれか。これを探すところがはじめてもいいかもしれませんね。
◎逃げ馬は4回で3勝
葵ステークス2024予想 重要なポイント
葵ステークス2024の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！
ポイント①前走1200m1着
前走1200m戦で勝った馬はクラスを問わず、2-1-3-18。このうち逃げ切った馬は0-0-0-6。逃げ馬天国ですが、前走で逃げた馬はさっぱり。やはりマークされる立場になってしまうようです。前走先行して勝った馬は2-1-1-4。狙うなら1200mで好位抜け出しで勝った馬です。
- エリカカリーナ
- ナナオ
- アララララ
- モズトキキ
- モンシュマン
ポイント②前走桜花賞
前走桜花賞は1-1-1-3と好成績。やはりクラシック出走の実力はここでも強く、イメージとしては適距離に戻って好走するといったパターンです。すべて桜花賞10着以下。大敗でも気にせず距離適性を重視しましょう。
- シカゴスティング
葵ステークス2024予想まとめ
今回は5月25日に開催される葵ステークス2024の予想を行いました。
葵ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
今すぐ予想が欲しい！1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。