ディープインパクトが死亡しました。
皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3つを制した「三冠馬」として史上最強と謳われた名馬です。
当記事では死亡の原因やツイッター、2chの反応を紹介します。
1:ディープインパクト死亡、享年17歳
ディープインパクトが7月30日に死亡しました。享年17歳です。
社台スタリオンステーションのディープインパクトの死亡を2019年7月30日に公式発表をしていましたので引用します。
弊社にて繋養しておりましたディープインパクト号ですが、
かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。
手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、
翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。
30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、
回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。
突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします
引用元:社台スタリオンステーション公式サイト
URL:https://shadai-ss.com/news/info/news-1981/
1-2:死因は頸椎の骨折からの安楽死
ディープインパクトは2007年に種牡馬入りしていましたが、2019年3月頃から立ち上がる時に痛みを訴える動作から2019年の3月から種付け作業を中止していました。
けい用先の社台スタリオンステーションでは「命に関わることではない」との発表を行っていましたが、7月28日に頸部の手術を受けたものの翌日29日の午前中に突然立てなくなくりました。
30日の早朝にレントゲン検査を行った結果、頸椎に骨折が見つかり「回復の見込みなし」の判断から安楽死となったのです。
ディープインパクトは競馬ファンを沸かせるラストスパートが特徴的な名馬でしたが、相当首に負担がかかっていたようですね。
2:ディープインパクト死亡のツイッターの反応
ディープインパクトの死亡についてツイッターでは多くの著名人、大手競馬メディア関わらず惜しむツイートがありましたので転載します。
ディープインパクトが天国へ旅立ったとの報せ。
次元の違う走りで衝撃をあたえ続けた日本最高の名馬でした。
産駒にもその強さは受け継がれ今もなお競馬界を創造し続ける偉大すぎる血統です。
天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。
本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。— 川島明 (@akira5423) July 30, 2019
さよなら スーパーホース
ディープインパクトが死んじゃった!
残念ですね#japan #tokyo #ディープインパクト pic.twitter.com/RIRlwpjhpL— 中野英雄 (@bugsyinc) July 30, 2019
ディープの池江元調教師もショック「まさか、こんなに早く逝くとは」#ディープインパクトhttps://t.co/1HOro9S1Yw
— netkeiba.com (@netkeiba) July 30, 2019
麒麟「川島明」は「天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。」
俳優の「中野英雄」は「さよなら スーパーホースディープインパクトが死んじゃった!残念ですね」
池江元調教師は「まさか、こんなに早く逝くとは」と追悼を述べています。
3:ディープインパクト死亡の2chの反応
2chでもディープインパクト死亡スレが立ち死を惜しむレスが投稿されていました。
一方で「手術したら骨折したのか? 骨折があるのに見落として手術したのか?」・「医療ミスか?」・「馬刺しになるのか」など匿名だからこそ発言できるレスも多く投稿されていました。
2chでは「医療ミス」や「今後馬肉なるのか」などの死因の詳細やディープインパクトの今後に注目が集まっています。
2019年7月30日時点、ディープインパクトの死亡スレが複数立っていますのでまとめます。
ディープインパクトの死亡について2chの反応をチェックしたい方はぜひご参考にしてください。
4:種牡馬を安楽死させる意味はあるのか
またディープインパクトの死亡に関して「種牡馬を安楽死させる意味はあるの?」という反応もありました。
種付けは人工受精などではなく動物本来の自然な方法で行われています。
そのため種牡馬でも立ち上がらなければ役割を果たせないのです。
残念ではありますがディープインパクトの治療に関わってきた方々も予後不良ということで安楽死を選択したようですね。
5:14戦12勝!驚異の勝率85%を誇るディープインパクトの戦歴
日付 | 開催 | レース名 | オッズ | 人気 | 着順 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|---|
2006/12/24 | 中山 | 有馬記念(G1) | 1.2 | 1 | 1 | 武豊 |
2006/11/26 | 東京 | ジャパンC(G1) | 1.3 | 1 | 1 | 武豊 |
2006/10/1 | フランス | 凱旋門賞(G1) | 失 | 武豊 | ||
2006/6/25 | 京都 | 宝塚記念(G1) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2006/4/30 | 京都 | 天皇賞(春)(G1) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2006/3/19 | 阪神 | 阪神大賞典(G2) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/12/25 | 中山 | 有馬記念(G1) | 1.3 | 1 | 2 | 武豊 |
2005/10/23 | 京都 | 菊花賞(G1) | 1 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/9/25 | 阪神 | 神戸新聞杯(G2) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/5/29 | 東京 | 東京優駿(G1) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/4/17 | 中山 | 皐月賞(G1) | 1.3 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/3/6 | 中山 | 報知杯弥生賞(G2) | 1.2 | 1 | 1 | 武豊 |
2005/1/22 | 京都 | 若駒S(OP) | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
2004/12/19 | 阪神 | 2歳新馬 | 1.1 | 1 | 1 | 武豊 |
日本でディープインパクトに勝った馬は、2005年の有馬記念を勝ったハーツクライ1頭しかいません。
ディープインパクトは、圧倒的な末脚で他馬を一気に抜き去り、多くの競馬ファンを熱くさせてくれました。
ディープインパクトの死因は、頸椎の骨折からの安楽死と残念な終幕となりましたが、ディープインパクトの遺伝子は競馬界に今も生き続けています。
今後も、ディープインパクトの血を受け継いだ競走馬が、競馬界を盛り上げてくれるはずです。