
「万馬券」を獲得するなら三連単ですよね。
競馬=儲かるというイメージも三連単の爆発的な配当から作りあげられました。
しかし、競馬ファンならわかるように三連単は最も的中させることが難しい馬券種です。
三連単を当てようとすると必然的に買い目点数は上がっていき、不的中のリスクが高かったり、的中してもトリガミになったりなんてもことも珍しくありません。
そこで当記事では三連単の買い方の1つ「三連単フォーメーション」を紹介します。
三連単フォーメーションの魅力は買い目点数を抑えられることです。
三連単フォーメーションのメリットやデメリット。そして、おすすめな三連単フォーメーション5つを紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
また、「小難しいことはいいから三連単で手っ取り早く稼ぎたい!!」という方は競馬予想サイトの利用をおすすめします。
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Contents
1:三連単フォーメーションとは1着から3着までに入る馬を固定して予想する馬券
三連単フォーメーションとは1着から3着までに入る馬を固定して予想する馬券です。
例えば
1着に1番と2番
2着に3番と4番
3着に5番と6番
をフォーメーションで買うと
1-3-5
1-3-6
1-4-5
1-4-6
2-3-5
2-3-6
2-4-5
2-4-6
の8点となります。
着順が固定されていますので1着に1番か2番が来なかった時点で不的中となります。
点数が少ない分、的中すれば回収率は大幅に増えます。

2:三連単フォーメーションのメリットとデメリット
三連単フォーメーションにはメリットとデメリットがありますので、それぞれ紹介します。
2-1:三連単フォーメーションのメリットは買い目を調整できること
三連単フォーメーションのメリットは買い目を調整できることです。
例えば三連単6頭ボックスだと買い目は120点となり、7頭ボックスだと210点になります。
8頭も選んでしますと336点になります。
三連単ボックスは的中率が上がるものの馬券代が高負担です。
仮に、本命同士での決着になると無駄な買い目によりトリガミになる可能性があります。
三連単フォーメーションにすることで無駄な買い目を減らせるメリットがあります。
また、買い目を調整して減らすことで不的中の際のダメージも軽減できるのもメリットですね。
2-2:三連単フォーメーションのデメリットは的中率が低くなること
一方で三連単フォーメーションのデメリットは買い目を減らすため的中率が低くなることです。
仮に1着馬を1番と2番に指定した場合、1番か2番のどちらかが1着に入らなければその時点で不的中となります。
そのため三連単フォーメーションは玄人向けの馬券で、的中を重視する方にはおすすめできない馬券です。

3:三連単フォーメーションの買い方おすすめ5選
三連単ファーメーションのメリットとデメリットを理解して頂ければ、競馬初心者にはあまり向かない馬券だとわかって頂けたでしょう。
しかし三連単フォーメーションは的中した時には数十万円も数百万円もの配当がつく魅力があります。
そこで、おすすめ三連単フォーメーションの買い方を5つ紹介します。
3-1:2-5-8フォーメーション(買い目点数48点)
この三連単フォーメーションは1着を2頭、2着を5頭、3着を8頭指定する買い方で、買い目点数は48点となります。
一般的に、1着を1頭に固定し20点で三連単を購入する方が多いでしょう。
このフォーメーションだと1着を2頭選ぶ分、的中率は単純に1頭選ぶ買い方より上がります。
買い目点数が60点の1頭軸マルチで残り5頭にに対して、買い目点数は48点と少なく1着馬を2頭選べるメリットがあります。
1頭マルチ残り5頭だと、合わせて6頭しか指定できませんが、2-5-8フォーメーションだと3着までに指定する馬を8頭選べるのも◎。
3-2:1-5-8フォーメーション(買い目点数24点)
1-5-8フォーメーションは2-5-8フォーメーションから1着指定馬を1頭減らした買い方です。
買い目点数も1-5-8フォーメーションの半分の24点と100円賭けした場合、2,400円しか馬券代がかかりません。
もしキタサンブラックのような圧倒的1番人気馬が居る場合、的中しても配当金額が低めになりますので倍賭けで購入すると良いでしょう。
3-3:3-3-10フォーメーション(買い目点数48)
3着に入りそうな馬を最大10頭指定できる買い方で、有力馬が3頭いるようなレースにおすすめしたいフォーメーションです。
3着馬に大穴馬を忍ばせられることもメリットですね。もちろん1着と2着も3頭ずつ指定できますので穴馬を入れられます。
このフォーメーションの注意点として、1着馬と2着馬に全て人気馬を入れてはいけません。
人気馬ばかりが2着までを独占すると三連単でも配当は低くなってしまいます。
必ず3頭中1頭は穴馬を入れるようにしましょう。
もし穴馬がはまれば配当は跳ね上がる魅力的なフォーメーションです。
3-4:3-6-10フォーメーション(買い目点数120点)
1着馬を3頭指定でき、2着馬もさらに3頭追加できるフォーメーションです。
的中率が高いフォーメーションで、本命馬が来ても穴馬が来てもフォローできることが魅力なフォーメーションです。
3-6-10フォーメーションを使う際には16頭以上の多頭数レースを選びましょう。
頭数が多い程オッズはばらけ、配当は高くなりやすく120点と高点数でもトリガミを防ぐことができます。
2着3着馬に穴馬を仕込められるので配当も期待できます。
ネックなのは120点とフォーメーションにしては買い目点数が多いことですね。
仮に100円賭けでも馬券代は12,000円となります。
3-5:2-6-6フォーメーション(買い目点数40点)
2-6-6フォーメーションは軸を2頭決めて軸2頭と相手4頭の6頭の組み合わせを残りに配置するフォーメーションです。
有力馬が2頭いる時におすすな買い方で、軸以外も馬も4頭まで選べますので、人気馬はもちろん、穴馬も買い目に入れられるバランスの良い買い目です。
的中すれば高配当も見込めますのでおすすめです。

4:競馬初心者が三連単フォーメーションを組む際に意識する2つのポイント
おすすめな三連単フォーメーションを紹介しましたが、はっきり言って競馬初心者だとどうしても人気馬や穴馬、勝負するレースを見誤ってしまうことがあります。
そこで、競馬初心者が三連単フォーメーションを組む際に意識してほしいコツを2つ紹介します。
4-1:最初は9頭以内のレースで挑戦
出走頭数が多いレース程、三連単の配当は高くなる傾向がありますが、まずが出走頭数が9頭以内のレースから始めましょう。
出走頭数が少ない9頭レースで的中させられなければ、18頭立てのレースで三連単フォーメーションを当てることは、はっきいり言って困難です。
まずは難易度の低いレースで三連単フォーメーションを試してみてください。
4-2:買い目点数は30点以内に収める
また、初めて三連単フォーメーションを組む際には不的中を覚悟してください。
3項で紹介した三連単フォーメーションはあくまで中級者から上級者向けの買い方で、買い目点数も30点を超えるものがほとんどです。
三連単フォーメーションの最大のメリットでもある「買い目の調整」を意識して30点以内に収めるようにしましょう。
仮に100円賭けで30点買って不的中だったとしても、3,000円のマイナスと低リスクで済みます。
おすすめなフォーメーションは1着を1頭に固定することです。
1着馬を1頭にすると買い目30点でも2着3着に各6頭まで指定することができます。
1-5-8フォーメーションは1着馬が1頭で買い目点数も24点なのでぜひ試してみてください。
1着馬には圧倒的1番人気を指定するのがセオリーなので、競馬初心者の方でも1番人気馬を比較的見つけやすいでしょう。

5:三連単フォーメーションの買い目点数計算方法と買い目点数計算ツール
三連単フォーメーションは買い目点数の計算が複雑で、発券機にマークシートを入れるまで買い目点数が分からない方も多いでしょう。
RA-VANのサポートデスクにでも「三連単フォーメーションの計算式を教えて欲しい」との問い合わせが多いようです。
1着から3着までに指定した馬が全て被らない場合の計算は簡単で
その場合は
「1着と3着での重複馬数×2着指定馬数」…C
「2着と3着での重複馬数×1着指定馬数」…D
ただし、そのまま引いてしまうと「1着から3着全てに指定した馬」…Eの分を2回余分に引いてしまうことになりますので三連単フォーメーションの買い目点数の計算式は以下のようになります。
しかし…はっきり言ってめんどくさいですよね?
そこでJRAが公式に提供している「フォーメーション組合せ計算」というツールがありますので紹介します。
フォーメーション組み合わせ計算
URL:http://www.jra.go.jp/kouza/useful/mark_form_tensu/
指定する馬をチェックするだけで、三連単フォーメーションの買い目点数は勿論、枠連・馬連・馬単・3連複の買い目点数まで計算してくれるとても便利なツールですので、ブックマークをおすすめします。
競馬を知る上で、三連単フォーメーションの買い目点数の出し方は重要ですが、自力で計算するよりツールを使ったほうが良いでしょう。

まとめ
以上、三連単フォーメーションについて紹介しました。
三連単は的中すれば数十万や数百万の配当もつく人気の馬券種です。
一方で的中率はWIN5を除いて最も低く、自ずと買い目点数も増えてしまい不的中の際にリスクが高くなってしまいます。
そこで買い目を調整できる三連単フォーメーションが注目されています。
三連単フォーメーションはボックスとは違い、無駄な買い目を減らすことができますので馬券代も抑えることができます。