競馬のオッズ倍率は最低「1.0倍」になる!過去の事例と共にご紹介

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結論から言いますと競馬の最低オッズ(倍率)は単勝馬券の1.0倍です。

100円賭けたら100円が戻ってくる「元返し」というものです。これでは賭けた意味がないですよね。

最近「元返し」が起こったのは2005年の菊花賞です。一体なぜオッズ(倍率)が「1.0倍」にまで低くなるのでしょうか?

また、最低倍率1.0倍の元返しになる場合でも10円を上乗せしくれるシステム「JRAプラス10」もあります。

今回は競馬の最低オッズ(倍率)やオッズ(倍率)の仕組み、過去の事例を紹介します。

1:競馬における最低倍率(オッズ)は1.0倍

オッズ

単勝馬券での最低倍率(オッズ)は1.0倍です。

馬券の倍率は馬券購入者の馬券投票の金額によって決定します。

馬券が100円単位で購入できるので、例えば単勝馬券100,000円分投票されたレースの場合、競馬主催者がここから20%の20,000円をピンハネします。

そして残った80,000円分のお金を的中票数で均等に分けます。

これをパリミュチュエル方式と言い、途中経過のオッズはあくまで目安でしかなく購入時点でのオッズによる払い戻しを保障するものではありません。

当たり馬券が100円1枚なら、たった1人の人が80,000円を獲得します。この場合、倍率は800倍になります。

この当たり馬券を持っている人が1人で200円分の馬券を購入している場合、獲得配当は同じく80,000円ですが倍率は400倍になります。

単勝馬券の最高売上げ額以上の配当は絶対に出ない仕組みなので100円で自分1人だけしか購入しなかった馬は200円以上購入するメリットは0です。

的中した馬券の額面総額が1,000円なら倍率は80倍。10,000円なら倍率は8倍。20,000円なら倍率は4倍と的中者数が多いほど倍率は低くなります

なので上記の場合、勝ち馬に賭けられた金額の総額が80,000円以上だった場合、最低倍率の1.0倍になります

仮に馬券購入者全員が同じ馬の馬券を購入した場合、倍率は1.0倍で的中すればそのまま戻ってきますが、不的中の場合は「特払い」といって全ての馬券が額面100円につき80円の払い戻しを受けられます。

単勝を例に出しましたが単勝以外の最低オッズを紹介します。

複勝:1.0倍
ワイド:1.0倍
2000年の阪神大賞典では3頭が上位人気馬に入選し、複勝が3頭とも全て100円元返しとなりました。またワイドも的中3組とも全て元返しに100円元返しになりました。
馬連:1.1倍
馬単:1.6倍
3連複:1.1倍
3連単:3.3倍

3連単倍率3.3倍が出たレースは2008年7月26日に開催された第2回新潟競馬3日第8レースです。

1着ツルマルジャパン、2着バンガロール、3着スガノメダリストの着順は120通り中1番人気だったようですね。

しかもこのレースは6頭立てとか出走馬がかなり少なく、ちょうど競艇と同じ条件でした。

1-1:いわゆる「100円元返し」

100円賭けして100円戻ってくることを「100円元返し」といいます。JRAで正確な紹介がありましたので下記に引用します。

特定の馬番号・組番号に著しく人気が集中し、100円の投票に対して100円の払戻金になる場合を、「100円元返し」と言います。

引用元:JRA
http://www.jra.go.jp/keiba/plus10/

100円返しは圧倒的に複勝が多くなっています。しかも複勝は1レースで複数の100円返しになる場合もあります。

リターンがなく一切うま味がありませんが、もし人気集中馬が負けた時は高額配当になるケースがありますので、裏を狙ってみても面白いかもしれません。

1-2:2005年の菊花賞での元返し

1-2-1:ディープインパクトの単勝・複勝配当が100円元返しに

めったに起こらない「元返し」ですが2005年の菊花賞が最も新しいものです。

ディープインパクトは2005年菊花賞で見事無敗の三冠を成し遂げ、その時の支持率は79.03%となり単勝馬券と複勝馬券が元返しとなりました

この支持率は1963年のメイズイ(6着馬)の83.2%に次ぐ史上最高支持率です。

複勝なら元返しは時々ありますが、単勝では珍しく「応援馬券」として買った人が多かったのでしょう。

ファンの期待通り、ディープが勝利し「稼ぐギャンブル」から「応援するスポーツ」といった歴史的なレースとなりました。

1-2-2:1965年の天皇賞以来、40年ぶりの出来事

G1級レースでの元返しは1965年の天皇賞(秋)の勝利馬シンザン以来の40年ぶりの出来事となりました。

1965年の天皇賞以降にも元返しになったレースが3レースありますので紹介します。

1957年 桜花賞 ミスオンワード
1957年 天皇賞(秋) ハクチカラ
1957年 有馬記念 ハクチカラ

1957年~65年に元返しが集中していたことを踏まえますと40年ぶりの2005年の菊花賞は本当に稀なレースだったようですね。

2:中央競馬の救済措置「JRAプラス10」

JRAプラス10

中央競馬はJRAプラス10という仕組みを導入していますので紹介します。

2-1:100円元返しとなった場合に、10円上乗せするシステム

上述した倍率の計算方法だと最低倍率1.0倍の元返しになる場合でも10円を上乗せしくれるシステムです。

そのため大抵の場合は上乗せ分で倍率は1.1倍が最低倍率になるケースが多くなります。

しかし、ばんえい競馬を含む地方競馬(大井競馬場)などではJRAプラス10制度が今のところありませんので、単勝支持率が72%で元返しとなってしまいます。

同じ1.1倍のオッズでも中央競馬と地方競馬を同様に捉えないほうが良いでしょう。

2-2:あまりに人気が集中しすぎると適用されない場合も

あまりにも1頭の馬に人気が集中しすぎてしまった場合には単勝売上額の91%を超えた馬はJRAプラス10の対象外となり、倍率は1.0倍になってしまいます。

JRAの公式ページにJRAプラス10による上乗せが適用されない場合が紹介されていましたので下記に引用します。

特定の馬番号・組番号に特に著しく人気が集中した場合、「100円元返し」となる可能性がございます。
注記:投票法ごとの「払戻金総額」と、「上乗せすべき金額の総額」の合計が「売得金の総額」を超える場合には、競馬法附則第5条第3項の規定により、「100円元返し」となります(この場合には、オッズ、払戻金は「1.0倍」「100円」で表示いたします。)

引用元:JRA
http://www.jra.go.jp/keiba/plus10/

まとめ

以上、競馬の最低オッズ(倍率)やオッズ(倍率)の仕組み、過去の事例を紹介しました。

競馬の最低倍率(オッズ)は冒頭で述べたように1.0倍です。100円賭けたら100円戻ってくる「元返し」になります。

最近起きた「100円元返し」は2005年の菊花賞で、ディープインパクトの支持率は79.03%となりました。

また、中央競馬はJRAプラス10という仕組みを導入し、倍率1.0倍でも10円を上乗せしてくれます。(地方競馬やばねいでは対象外なのでご注意。)

2005年の菊花賞では残念ながらJRA10は適用されませんでした。

当選確率の低い券種であれば配当が必ず高額になるわけではありませんので当記事を参考にオッズの仕組みに理解を深めて頂ければ幸いです。

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