
「中山大障害」が2019年12月21日に開催されます。
中山大障害は、歴代の名ジャンパーたちが激戦を繰り広げてきた伝統の一戦です。
JRA賞最優秀障害馬のタイトルを獲得する上でも、重要なレースとなっています。
今回は、2019年中山大障害の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:中山大障害
中山大障害は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(J・G1)です。
大竹柵障害や大生垣障害を飛越する中山競馬場の襷コース(大障害コース)が用いられるため、障害レースの中でも特に過酷な点が注目されています。
1934年に日本ダービーに匹敵する中山競馬場の名物競走とすることを目的として創設された障害競走で、障害競走の総決算として位置付けられています。
JRA賞最優秀障害馬のタイトルを獲得したの多くが中山大障害を勝利しているので、中山大障害を勝利することがタイトル繋がるでしょう。
障害競走のスターたちが多く集うレースなので、盛り上がること間違いなしです。
ハードル界の頂上決戦として期待しているファンも多く、繰り広げられる熱い熱戦から目が離せません。
今年も好メンバーが揃い、障害競走のハイレベルな一戦がみられそうです。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系障害3歳以上 | 定量 | 1着6500万円 |
JRA所属馬 | 3歳61kg、4歳以上63kg、牝馬2kg減 | 2着2600万円 |
外国調教馬(8頭まで、優先出走) | 3着1600万円 | |
4着980万円 | ||
5着650万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年中山大障害の特別登録馬と12月17日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「シンキングダンサー」でオッズは1.6倍です。
「シンキングダンサー」はG1勝利こそありませんが、2019年中山グランドジャンプで2着になり、G1勝利まであと一歩です。
前走ではオープンクラスのレースをしっかりと勝ち切り、実力の高さを証明しています。
2019年になってからは全てのレースで3着以内に入っていて、安定感が増しているのも魅力です。
2019年に飛躍を遂げた一頭として、中山大障害での走りからも目が離せません。
中山大障害の最有力候補として、「シンキングダンサー」の走りに注目してください。
予想オッズの2番人気は、「メイショウダッサイ」でオッズは4.3倍です。
「メイショウダッサイ」は3歳まで、平地レースを走っていました。
障害に転向してから一気に飛躍を遂げ、2019年には小倉サマージャンプを勝利し障害の重賞競走を勝利しています。
前走も東京ハイジャンプで2着になっていて、G1レースでも十分重用する実力の持ち主です。
2019年は3着以下になったことがなく、最も勢いのある馬として中山大障害でも無視できません。
平地競走でも勝利した経験があり、スタミナだけでなくスピードも兼ね備えている点が魅力です。
中山競馬場での好走歴もあるので、上位に食い込むことが予想される一頭です。
予想オッズの3番人気は、「シングンマイケル」でオッズは5.3倍です。
「シングンマイケル」は東京ハイジャンプと東京ジャンプSを連勝し、中山大障害の本命候補として名乗りを挙げました。
前々走の東京ジャンプSを勝利するまで重賞を勝ったことがなかったのですが、重賞を連勝したことで注目の存在として話題を集めています。
3歳時には平地競走に出走していて、未勝利戦で2着が最高着順でした。
障害に転向後もしばらくは芽が出ていなかったのですが、2018年後半から安定した走りを見せるようになっています。
3連勝で一気にG1を勝利できるのか期待が高まっている一頭です。
勢いを武器に中山大障害でも、素晴らしい走りが期待できるでしょう。
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2:過去10年のデータとレース傾向
昨年の中山大障害では3番人気だった「ニホンピロバロン」が勝利し、三連単の配当は64,680円という結果でした。
中山大障害では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走3着以内の馬が優勢
・前走の馬体重480kg以上の馬が好走
・7歳以上の馬の成績が不振
それでは、3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:前走3着以内の馬が優勢
中山大障害では、前走の成績が重要になってきます。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走3着以内の馬が連対率32.0%、3着内率48.0%と好成績を残していました。
高い確率で馬券に絡んでいるので、前走3着以内の馬については要注意です。
前走4着以下の馬については一気に成績が落ちているので、中山大障害の予想では前走で3着以内に入っているかに注目してください。
2-2:前走の馬体重480kg以上の馬が好走
中山大障害では、馬体重に注目することで面白い傾向が見られます。
過去10年の出走馬の馬体重について調べてみたところ、480kg以上の馬が好走する傾向が見られました。
480kg以上の馬は連対率20.0%、3着内率27.1%です。
反対に480kg未満の馬については、連対率6.3%、3着内率14.6%と苦戦しています。
中山大障害は、大竹柵障害や大生垣障害を飛越するタフなレースです。
馬体重480kgの身体がしっかりとしている馬が好走しているので、予想をする際には馬体重もチェックしてください。
2-3:7歳以上の馬の成績が不振
中山大障害の予想の際には、年齢に注目するのも大切です。
過去10年の年齢別成績を調べると、7歳以上の馬の成績が悪い傾向が見られました。
7歳以上の馬の連対率が9.8%、3着内率が15.7%なのに対し、6歳以下の馬は連対率18.3%、3着内率26.8%となっています。
7歳以上と6歳以下の成績を比較すると、7歳以上の馬が苦戦していることがわかるでしょう。
中山大障害の本命馬を決めるときには、できる限り6歳以下の馬を選びたいところです。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
昨年の中山大障害では1番人気と2番人気共に馬券圏内を外しているので、穴馬の活躍からも目が離せません。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の中山大障害で穴馬として注目なのが、「ヨカグラ」です。
「ヨカグラ」は、予想オッズでは41.4倍の7番人気となっています。
「ヨカグラ」は父が欧州で活躍した「ハービンジャー」で、豊富なスタミナを武器としています。
3歳時には平地競走の未勝利戦を勝利していて、スピードという面でも期待できる一頭です。
障害競走においても重賞勝利経験がありませんが、昨年の東京ハイジャンプで2着と好走しています。
東京ハイジャンプはレベルの高いJ・G2競走であり、実力を発揮できれば中山大障害で上位に来てもおかしくありません。
年齢も6歳と、まだまだ上積みが期待できる点も魅力でしょう。
前走のイルミネーションJSにおいても2着と好走していて、中山大障害での走りにも期待が持てます。
上位に食い込めば高配当も狙えるので、ウマダネ独自の穴馬として「ヨガクラ」に注目してください。
それでは、中山大障害でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「シンキングダンサー→メイショウダッサイ→ヨカグラ」。
ワイドなら「シンキングダンサーーヨカグラ」「メイショウダッサイ―ヨカグラ」。
馬単なら「シンキングダンサー→ヨカグラ」「メイショウダッサイ→ヨカグラ」。
「シンキングダンサー」はJ・G1での実積があり、出走メンバーの実積を考えると無視できません。
「メイショウダッサイ」も2019年の小倉サマージャンプを勝利しているので、注目の一頭です。
ウマダネ独自の穴馬である「ヨカグラ」を馬券に絡めて、高配当の期待できる組合せを狙ってみてください。
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まとめ
2019年中山大障害の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走3着以内の馬が優勢
・前走の馬体重480kg以上の馬が好走
・7歳以上の馬の成績が不振
中山大障害では、前走で好走している馬が優勢となっています。
特に、前走3着以内の馬の成績が良い傾向が見られます。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走3着以内の馬が連対率32.0%、3着内率48.0%で無視できない数字です。
出走馬の前走の着順が、予想でのポイントになりそうです。
また、中山大障害では、馬体重にも注目すると面白い傾向が見られます。
馬体重480kgを境いに成績が分かれていて、480kg以上の馬が好成績を残しています。
反対に、馬体重480kg未満の馬が苦戦しているという点も頭に入れておいてください。
そして、中山大障害には様々な年齢の馬が出走するので、年齢別成績にも注目したいところです。
過去10年の年齢別成績を調べると、7歳以上の馬の連対率が9.8%、3着内率が15.7%と苦戦しています。
中山大障害はタフなレースとなる傾向があり、豊富なスタミナが要求されます。
7歳以上の馬には厳しいタフなレースとなりやすいので、7歳以上の馬については割引が必要です。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、中山大障害でも高配当的中を目指してくださいね。
当記事が2019中山大障害予想の参考になれば幸いです。
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