
大阪杯は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
2017年にG1へと昇格し、春の中距離路線の大一番として注目されているレースです。

編集長
ハイレベルなメンバーが集う注目のG1レースです!
今回は2023年大阪杯へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
▼本当に当たる競馬予想サイト5選
Contents
「大阪杯」の出走馬情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ジェラルディーナ | 牝5 | 56.0 | 岩田望 | 5.6 | 4 |
1 | 2 | マリアエレーナ | 牝5 | 56.0 | 浜中 | 19.9 | 7 |
2 | 3 | モズベッロ | 牡7 | 58.0 | 西村淳 | 212.7 | 15 |
2 | 4 | ノースブリッジ | 牡5 | 58.0 | 岩田康 | 37.4 | 9 |
3 | 5 | ワンダフルタウン | 牡5 | 58.0 | 和田竜 | 228.8 | 16 |
3 | 6 | ヴェルトライゼンデ | 牡6 | 58.0 | 川田 | 5.8 | 5 |
4 | 7 | マテンロウレオ | 牡4 | 58.0 | 横山典 | 38.2 | 10 |
4 | 8 | ラーグルフ | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭 | 38.8 | 11 |
5 | 9 | ジャックドール | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 3.9 | 2 |
5 | 10 | ポタジェ | 牡6 | 58.0 | 坂井 | 42.0 | 12 |
6 | 11 | スターズオンアース | 牝4 | 56.0 | ルメール | 3.7 | 1 |
6 | 12 | キラーアビリティ | 牡4 | 58.0 | 団野 | 18.9 | 6 |
7 | 13 | ダノンザキッド | 牡5 | 58.0 | 横山和 | 24.6 | 8 |
7 | 14 | ヒシイグアス | 牡7 | 58.0 | 松山 | 4.9 | 3 |
8 | 15 | ヒンドゥタイムズ | セ7 | 58.0 | 池添 | 146.8 | 14 |
8 | 16 | ノースザワールド | 牡5 | 58.0 | 北村友 | 128.1 | 13 |
今年の「大阪杯」で中心となるのは、牝馬二冠馬の「スターズオンアース」です。
牝馬三冠を賭けた秋華賞では惜しくも3着に敗れてしまいましたが、オークス後に両脚を骨折し長期休養明けだったので、決して万全と言える状態ではありませんでした。
そんな中でも3着に来ているのは実力のある証拠であり、牡馬一線級相手でも能力の高さは引けを取りません。
また、牝馬三冠馬ジェンティルドンナの仔「ジェラルディーナ」にも注目が集まっています。
昨年はエリザベス女王杯でG1初制覇を達成するだけでなく、有馬記念でも3着に入るなど存在感を示しました。
有馬記念は出遅れがなければもっと上位に食い込んでいてもおかしくない走りだったので、今年もG1制覇が期待できそうです。
その他、昨年の金鯱賞を制するなど重賞で圧倒的なパフォーマンスを披露した「ジャックドール」、昨年の宝塚記念で2着に入りG1制覇も目前となっている「ヒシイグアス」などが出走を予定しています。
「大阪杯」注目馬
今年の大阪杯にも、中距離G1で活躍している実績馬たちが出走を予定しています。
そこで、2023年大阪杯に出走予定の注目馬をご紹介します。
●スターズオンアース
●ジェラルディーナ
●ジャックドール
注目馬①:スターズオンアース
一閃#オークス#スターズオンアース#クリストフルメール pic.twitter.com/Na7MUCrGq1
— 俺ん家゛🍊 (@Gozen_1126) May 22, 2022
スターズオンアース | |||
性齢 | 牝4歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 8戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・オークス GⅠ・桜花賞 |
||
父 | ドゥラメンテ | ||
母 | サザンスターズ | ||
母の父 | Smart Strike |
「スターズオンアース」は、ドゥラメンテ産駒の4歳牝馬です。
近親にオークス馬ソウルスターリングがいる良血馬で、昨年は桜花賞とオークスを制して牝馬二冠を達成しました。
牝馬三冠をかけて出走した秋華賞では、惜しくも3着に敗れてしまいますが、オークス後に両前脚の第1指骨剥離骨折をしていたことを考慮すると、かなりのパフォーマンスだったと言えます。
秋華賞3着後は左前肢の繋靭帯炎のため休養に入りましたが、3月2日に美浦トレセンに帰厩。大阪杯へ向けて、入念な乗り込みが行われています。
昨年の牝馬三冠路線ではかなりポテンシャルの高さを示したので、無事ならば今年もG1を制覇する可能性が高い一頭です。

編集長
牝馬二冠馬として、今年は牡馬の強豪相手でも好走が期待されます!
注目馬②:ジェラルディーナ
【写真おかわり】#ジェラルディーナ#クリスチャン・デムーロ#エリザベス女王杯 pic.twitter.com/oZOEX5NYvV
— netkeiba (@netkeiba) November 13, 2022
ジェラルディーナ | |||
性齢 | 牝5歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 17戦6勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・エリザベス女王杯 GⅡ・オールカマー |
||
父 | モーリス | ||
母 | ジェンティルドンナ | ||
母の父 | ディープインパクト |
「ジェラルディーナ」はモーリス産駒の5歳牝馬で、母は牝馬三冠馬のジェンティルドンナという血統です。
ジェンティルドンナの第3仔として注目を集め、2020年9月に中京競馬場の新馬戦でデビューしました。
デビュー戦では惜しくも3着に敗れ、2走目の未勝利戦でも2着と惜敗が続いたものの、3走目で初勝利を挙げます。
3歳春までは力が出し切れないレースが続いていましたが、夏から秋にかけて条件戦を3連勝し念願のオープン入りをします。
さらに古馬となった2022年は鳴尾記念2着・小倉記念3着と重賞レースでも善戦し、9月のG2・オールカマーで重賞初制覇を達成すると、次走のエリザベス女王杯も制してG1馬の仲間入りを果たしました。
前走の有馬記念でも出遅れが合った中で3着まで追い込み、結果以上に強さを感じさせる内容でした。
牝馬ながら荒れた馬場を苦にしないパワーを持ち合せているので、最後の直線で坂が待ち構えている阪神競馬場でも好走が期待できそうです。

編集長
昨年の有馬記念での走りを考えると、今年もG1を勝てそうな実力馬です!
注目馬③:ジャックドール
第58回 #札幌記念 (GⅡ)
優勝 #ジャックドール × #藤岡佑介 騎手2000mのスペシャリスト。お見事でした。 pic.twitter.com/zS3SAJn1cv
— yoshiyuki (@_ytphoto) August 21, 2022
ジャックドール | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 13戦7勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・札幌記念 GⅡ・金鯱賞 |
||
父 | モーリス | ||
母 | ラヴァリーノ | ||
母の父 | Unbridled’s Song |
「ジャックドール」は、モーリス産駒の5歳牡馬です。
昨年の金鯱賞を1分57秒2のレコードで逃げ切り、5連勝で重賞初制覇を達成しました。
続く大阪杯では2番人気と高い評価を受けたものの、5着と結果を残すことができませんでした。
しかし、続く札幌記念ではドバイターフを制したパンサラッサをクビ差で抑えて勝利。ハイレベルなメンバー相手でもきっちり勝ち切って、実力の高さを証明しています。
そして、秋には天皇賞(秋)、香港カップへと出走しましたが、いずれも馬券圏内に入ることはできませんでした。
それでも、天皇賞(秋)では4着と大きくは負けていないので、G1をいつ勝ってもおかしくない実力馬です。
昨年の同舞台を経験している点もプラス材料であり、特に中距離戦なら逃げ切り勝利も期待できそうです。

編集長
昨年の金鯱賞と札幌記念は衝撃的な走りでした!
その実力は間違いなくG1級です!
「大阪杯」予想に使えるコースの特徴
大阪杯(G1) | |||
競馬場 | 阪神競馬場 | コース | 芝 2000m |
---|---|---|---|
性齢 | 4歳以上 | 負担重量 | 定量 |
大阪杯は、阪神競馬場の芝2000mで施行され、内回りコースが使用されます。
スタート地点は正面スタンド前で、スタート直後に急坂があるため前半はペースが上がりにくいというのが特徴です。
さらに、4回コーナーを回ることになり、直線距離は356.5mと短いので内枠の逃げ・先行馬が好走しやすいコースです。
ただし、阪神競馬場は開催を重ねるにつれて馬場が荒れ、時計の掛かる馬場になることも多い傾向も見られます。
その場合は内ラチ沿いを通れる内枠のアドバンテージは少ないので、馬場の良いところを通れる外枠を狙うことも必要です。
「大阪杯」過去3年のレース結果
2022年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 8 | ポタジェ | 牡5 | 吉田隼 | 8 | 58.7 |
2 | 7 | 14 | レイパパレ | 牝5 | 川田 | 3 | 9.2 |
3 | 5 | 9 | アリーヴォ | 牡4 | 武豊 | 7 | 47.5 |
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 8 | レイパパレ | 牝4 | 川田 | 4 | 12.2 |
2 | 1 | 1 | モズベッロ | 牡5 | 池添 | 6 | 68.8 |
3 | 5 | 7 | コントレイル | 牡4 | 福永 | 1 | 1.8 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | ラッキーライラック | 牝5 | Mデム | 2 | 4.1 |
2 | 8 | 12 | クロノジェネシス | 牝4 | 北村友 | 4 | 5.2 |
3 | 6 | 8 | ダノンキングリー | 牡4 | 横山典 | 1 | 3.8 |
大阪杯はハイレベルなメンバーが揃うレースであり、混戦模様となることも多いのが特徴です。
2022年は前年の年度代表馬エフフォーリアが単勝オッズ1.5倍と圧倒的支持を受けていましたがまさかの着外に沈み、8番人気のポタジェが接戦を制してG1初制覇を達成しました。
2021年は4番人気レイパパレが無敗で大阪杯を制し、1番人気コントレイルはなんとか3着を死守したものの、突如現れた新星にまさかの敗北という結果でした。
過去3年で1番人気は3着が最高着順であり、1番人気以外の馬も活躍が見られるレースです。
大阪杯で初G1制覇を達成する馬も多いので、古馬になって急に力を付けた新勢力にも注目したいところです。
●2022年は圧倒的1番人気エフフォーリアが着外
●過去3年で1番人気の最高着順は3着
「大阪杯」過去10年のデータとレース傾向
大阪杯で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、大阪杯の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「大阪杯」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 6- 3- 5-24/38 | 15.8% | 23.7% | 36.8% |
ブラックタイド | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
ハーツクライ | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
ステイゴールド | 1- 0- 0- 7/ 8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
オルフェーヴル | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ゴールドアリュール | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
マンハッタンカフェ | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
ハービンジャー | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
ルーラーシップ | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
バゴ | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年の大阪杯での種牡馬別成績を調べると、最も多く勝ち馬を輩出していたのはディープインパクトでなんと6頭もの勝ち馬を輩出していました。
多くのディープインパクト産駒が大阪杯に出走しているので母数が多いのも事実ですが、連対率23.7%・複勝率36.8%と好成績を残している点は見逃せません。
ディープインパクト産駒は瞬発力が活かせる阪神競馬場との相性が良く、大阪杯でも注目の種牡馬です。
また、ブラックタイド、ハーツクライ、ステイゴールドなどサンデーサイレンス系の種牡馬が良い成績を残しています。
大阪杯ではディープインパクトを中心に、サンデーサイレンス系の種牡馬を中心に馬券を買いたいところです。

編集長
大阪杯では、ディープインパクト産駒が明らかに好成績を残していますね!
傾向②:【枠順】から見る「大阪杯」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 1- 0-11/12 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
2枠 | 0- 0- 1-11/12 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
3枠 | 2- 4- 1- 9/16 | 12.5% | 37.5% | 43.8% |
4枠 | 3- 1- 2-11/17 | 17.6% | 23.5% | 35.3% |
5枠 | 1- 1- 3-13/18 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
6枠 | 1- 1- 1-16/19 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
7枠 | 2- 1- 1-15/19 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
8枠 | 1- 1- 1-16/19 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
大阪杯の過去10年の枠番別成績を調べると、最も好成績を残していたのは3枠で、連対率37.5%・複勝率43.8%でした。
馬場の傷んだ内側を避けつつ、やや内寄りでコースロスなく立ち回れる3枠は有利な枠順と言えます。
ただし、内枠の1~2枠はどちらも複勝率8.3%と苦戦傾向にあります。
1~2枠の内枠よりも、7~8枠の外枠の方が良い成績を残しているので、大阪杯では外枠の馬にも警戒した方が良さそうです。

編集長
過去10年で1~2枠から勝ち馬が出ていないので、内枠有利とは言えないデータです!
傾向③:【人気】から見る「大阪杯」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3- 1- 3- 3/ 10 | 30.0% | 40.0% | 70.0% |
2番人気 | 3- 2- 1- 4/ 10 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
4番人気 | 2- 1- 3- 4/ 10 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
5番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 0- 3- 1- 6/ 10 | 0.0% | 30.0% | 40.0% |
7~9人気 | 2- 1- 1- 25/ 29 | 6.9% | 10.3% | 13.8% |
10~12人気 | 0- 0- 0- 26/ 26 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13~15人気 | 0- 0- 0- 15/ 15 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
大阪杯の過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気と2番人気が高確率で馬券に絡んでいました。
1番人気は複勝率70.0%、2番人気は複勝率60.0%と高い確率で馬券圏内に入っているので、3連単や3連複などの馬券では1番人気と2番人気を積極的に絡めておきたいところです。
また、10番人気以下の馬は過去10年で一度も馬券圏内に入っていません。
大阪杯では10番人気以下の穴馬が上位に食い込む可能性は低く、穴馬を狙う場合でも少なくとも9番人気以内の馬を狙いたいところです。

編集長
1~2番人気の信頼度は高そうです!
上位人気馬が実力を発揮しているので、大穴の馬ばかりを狙うのは止めましょう!
傾向④:【馬齢】から見る「大阪杯」
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 4- 3- 6- 25/ 38 | 10.5% | 18.4% | 34.2% |
5歳 | 6- 5- 2- 27/ 40 | 15.0% | 27.5% | 32.5% |
6歳 | 0- 1- 2- 27/ 30 | 0.0% | 3.3% | 10.0% |
7歳 | 0- 1- 0- 13/ 14 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
8歳 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の大阪杯における年齢別成績を調べると、勝ち馬が全て4~5歳馬となっていました。
特に好成績を残しているのは4歳馬で複勝率は34.2%と、かなりの確率で上位に食い込んでいます。
4歳馬は人間でいう20歳と、体力的にピークを迎えている時期なので、ハイレベルなレースの大阪杯では4歳馬を中心に馬券を買いたいところです。
また、7歳以上になると一気に成績が落ちていて、過去10年で7歳以上の馬は1頭しか馬券に絡んでいません。
過去に実績を残していても、7歳以上の馬は評価を下げたいところです。

編集長
過去10年で4歳もしくは5歳の馬しか勝っていません!
馬券の頭は4~5歳馬の中から選びましょう!
傾向⑤:【脚質】から見る「大阪杯」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 1- 1- 7/ 10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
先行 | 4- 5- 3- 22/ 34 | 11.8% | 26.5% | 35.3% |
差し | 2- 3- 5- 45/ 55 | 3.6% | 9.1% | 18.2% |
追い込み | 2- 1- 0- 26/ 29 | 6.9% | 10.3% | 10.3% |
まくり | 1- 0- 1- 2/ 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
過去10年の大阪杯の脚質別成績を調べると、 逃げ・先行馬が好成績を残していました。
逃げ馬は連対率20.0%・複勝率30.0%、先行馬は連対率26.5%・複勝率35.3%で、差し・追い込みに比べ高確率で馬券圏内に入っています。
阪神芝2000mは内回りコースが使用されるため、基本的には逃げ・先行有利です。
ただし、連対率は高くありませんが差し・追い込み馬から4頭の勝ち馬が出ているので、レース前半がハイペースになるかどうかも重要なカギとなりそうです。

編集長
直線距離は356.5mと長くはないので、最後の直線までに先頭争いに加わっておきたいところです!
当日の阪神競馬場の天気と馬場状態
4月2日の阪神競馬場の天気予報は、「曇り時々晴れ」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
良い天気の中での競馬となりそうですが、先週から引き続きAコースが使用され、向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に傷みがみられるようになってきました。
そのため、良馬場ながら荒れた馬場も苦にしないパワーが求められ、単純な高速決着の馬場とは言えません。
大阪杯ではスピード決着に強い馬よりも、時計が掛かる馬場状態で好成績を残している馬を狙いたいところです。
●乾いた馬場状態での開催
●馬場の内側に傷みが見られるタフな馬場状態
●荒れた馬場をこなせるパワーが必要
ウマダネが真剣予想!「大阪杯」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】ラーグルフ
【A評価】ノースブリッジ
【A評価】スターズオンアース
調教診断【A】:ラーグルフ
2023年中山金杯勝ち馬#ラーグルフ #戸崎圭太 騎手 pic.twitter.com/SzrNAIHlK0
— ちゃぼ (@hiro62dober52) January 5, 2023
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.2.22(水) | 美浦 W | 84.5 | 67.7 | 52.9 | 38.1 | 24.4 | 11.9 |
今回 | 2023.3.29(水) | 美浦 W | 82.3 | 66.7 | 51.7 | 37.9 | 24.3 | 11.5 |
中山記念で2着と好走した「ラーグルフ」は、3月26日に美浦Wで追い切りを行い、6ハロン82.3秒-11.5秒と好タイムをマークしました。
3頭併せて行われた中で手応え十分のまま楽々と先着し、タイム以上に動きの良さが目立ちました。
宗像調教師も「もう少し時計は遅いと思ったが、結構出てましたね。あまり速く見えなくても時計が出ているのはいいんじゃないでしょうか。体は輸送もあるので若干締まると思う」
と好気配を感じています。
馬体もふっくらと見せていて、充実ぶりが覗えるので、今回も上位に入ることが期待できそうです。
調教診断【A】:ノースブリッジ
♡2023.1.22 中山11R AJCC
♡#ノースブリッジ #岩田康誠 騎手 pic.twitter.com/XvbAezRufl— ♡ ち (@isbsshu) January 22, 2023
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.1.18(水) | 美浦 W | 84.2 | 67.4 | 52.2 | 37.7 | 24.0 | 11.6 |
今回 | 2023.3.29(水) | 美浦 W | 85.8 | 66.7 | 51.0 | 36.7 | 23.2 | 11.7 |
AJCCを快勝し初のG1制覇を目指す「ノースブリッジ」は、3月29日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン85.8秒-11.2秒をマークしました。
直線で仕掛けられるとラスト1ハロンで11.2秒を楽々と記録し、完璧と言える仕上がりを見せています。
追い切りに騎乗した岩田康成騎手も「先週と今週で動きが全然違います。歩様も軽く、弾んでいました」と好感触を掴んでいました。
AJCCでは強い勝ち方を見せているので、初のG1制覇へ向けた楽しみな一頭です。
調教診断【A】:スターズオンアース
#大阪杯 未来予想🐎🐎🐎
◎#スターズオンアース
登録メンバーで一番強い‼️ pic.twitter.com/fN3FDdgsBn— セミマル (@th2801th) March 26, 2023
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.5.18(水) | 美浦 W | 83.4 | 66.8 | 52.3 | 37.6 | 24.2 | 11.9 |
今回 | 2023.3.29(水) | 美浦 W | 82.2 | 65.7 | 51.2 | 37.2 | 24.0 | 11.7 |
牝馬二冠馬として注目を集めている「スターズオンアース」は、3月29日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン82.2秒-11.7秒をマークする順調な動きを見せていました。
3頭併せの真ん中でスタートし、鞍上の合図に鋭く反応して楽に2馬身差先着と休養明けを全く感じさせない仕上がりです。
佐藤調教助手は「体が大きくなってパワーアップ。状態は抜群にいいですよ。」と昨年からの成長と調子の良さをアピール。
久々の実戦でも不安は全く感じさせない動きで、昨年の骨折の影響もないと考えられるので、牝馬二冠馬の実力が発揮できそうです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年の大阪杯で馬券の軸にしたいのは、牝馬二冠馬の「スターズオンアース」です。
昨年の牝馬路線では他馬を寄せ付けない圧倒的な走りで桜花賞・オークスを制し、牝馬三冠をかけた秋華賞でも骨折明けながら3着に入りました。
決して順調じゃない中でも好成績を残すほどの実力馬であり、G1級の牡馬相手でも上位に食い込んでくることが予想されます。
また、昨年のエリザベス女王杯を制した「ジェラルディーナ」も楽しみな一頭です。
牝馬限定戦だけでなく、昨年末の有馬記念で3着に入った実績は高く評価でき、今年もG1制覇に期待がかかります。
その他、昨年の宝塚記念で2着に入り、今年初戦の中山記念を危なげない走りで快勝した「ヒシイグアス」、G1勝利こそないもののジャパンカップ3着の実績が光る「ヴェルトライゼンデ」なども積極的に馬券に絡めたいところです。
「大阪杯」ウマダネの馬券予想
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ジェラルディーナ | 牝5 | 56.0 | 岩田望 | 5.6 | 4 |
1 | 2 | マリアエレーナ | 牝5 | 56.0 | 浜中 | 19.9 | 7 |
2 | 3 | モズベッロ | 牡7 | 58.0 | 西村淳 | 212.7 | 15 |
2 | 4 | ノースブリッジ | 牡5 | 58.0 | 岩田康 | 37.4 | 9 |
3 | 5 | ワンダフルタウン | 牡5 | 58.0 | 和田竜 | 228.8 | 16 |
3 | 6 | ヴェルトライゼンデ | 牡6 | 58.0 | 川田 | 5.8 | 5 |
4 | 7 | マテンロウレオ | 牡4 | 58.0 | 横山典 | 38.2 | 10 |
4 | 8 | ラーグルフ | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭 | 38.8 | 11 |
5 | 9 | ジャックドール | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 3.9 | 2 |
5 | 10 | ポタジェ | 牡6 | 58.0 | 坂井 | 42.0 | 12 |
6 | 11 | スターズオンアース | 牝4 | 56.0 | ルメール | 3.7 | 1 |
6 | 12 | キラーアビリティ | 牡4 | 58.0 | 団野 | 18.9 | 6 |
7 | 13 | ダノンザキッド | 牡5 | 58.0 | 横山和 | 24.6 | 8 |
7 | 14 | ヒシイグアス | 牡7 | 58.0 | 松山 | 4.9 | 3 |
8 | 15 | ヒンドゥタイムズ | セ7 | 58.0 | 池添 | 146.8 | 14 |
8 | 16 | ノースザワールド | 牡5 | 58.0 | 北村友 | 128.1 | 13 |
2023年大阪杯のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
6 | 11 | ◎ | スターズオンアース |
1 | 1 | ○ | ジェラルディーナ |
7 | 14 | ▲ | ヒシイグアス |
3 | 6 | ☆ | ヴェルトライゼンデ |
5 | 9 | △ | ジャックドール |
7 | 13 | △ | ダノンザキッド |
【馬連ボックス】
1.6.9.11.13.14
15通り各100円
【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:11
相手:1.6.9.13.14
10通り各100円
【三連単フォーメーション】
1着:1.11
2着:1.6.9.11.14
3着:1.6.9.11.13.14
32通り各100円
ローズステークス | セントライト記念 | ||
ローズステークス レース予想特集 |
セントライト記念 過去10年のデータ・傾向 |
オールカマー レース予想特集 |
神戸新聞杯 過去10年のデータ・傾向 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
▼本当に当たる競馬予想サイト5選