【日本ダービー2024予想】有力馬3頭＋過去10年の傾向から導くデータ解析

今回は5月26日に開催される日本ダービー2024の予想を過去データや傾向から行います。

・日本ダービー2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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日本ダービー2024最終予想

日本ダービー2024予想 追い切り評価BEST3

日本ダービー出走馬の最終追い切りが終了したので、追い切りでの評価が高かった順に紹介します。

第3位：シックスペンス

5月上旬に帰厩。中間の追い切りはウッド3本、坂路2本。2週前はウッドで5ハロン64.6を記録。

1週前は63.8とさらに速く、ラスト2ハロン11.2-11.3と実戦と同じく切れ味を感じさせました。

今週は川田騎手が駆けつけ、坂路で3頭併せ。馬なりながら、唸るような気迫が印象的でした。

走る意欲に満ちた姿は皐月賞を回避したことで、フレッシュな状態でダービーに挑める証です。

第2位：ジャスティンミラノ

皐月賞後は在厩調整。坂路とウッド併用でじっくり乗り込まれ、皐月賞の疲れはほぼありません。

1週前はウッドで3頭併せの後方から進め、最後は内に入り、3歳OP馬と併入。

格下の1勝クラスの馬には3馬身先着しました。

ラスト2ハロンは10.9-11.3と圧巻の時計を記録しました。

今週は先週の併せ馬を踏まえ、坂路でリラックスさせることを主眼に置いた馬なり調教。

時計は地味ですが、坂路を真っ直ぐ駆けあがる姿に、張り詰めた空気と集中力を感じます。万全です。

第1位：レガレイラ

5月2週目にノーザンファーム天栄から帰厩。

坂路で基礎トレーニングをきっちり積み、追い切りは坂路へという木村厩舎の得意パターンです。

1週前はウッドで併せ馬を行い、ラスト11.4と切れ味を披露し、併入しました。

全体時計は67.0で負荷もしっかりかかっています。

今週も同じくウッドへ。3頭併せの真ん中に入り、ラストはあえてタイトな隊列にし、狭い真ん中を抜け出してきました。

馬群を割って出てくる顔つきが素晴らしく、闘争心にあふれていました。

牡馬相手とはいえ、あの闘志なら、まったく問題ありません。

ウマダネの激推し穴馬はシンエンペラー！

皐月賞5番人気から今回さらに人気を落としそうです。

京都2歳S以降、勝ち星こそ挙げられていませんが、つねにトップクラスを走っており、経験値は申し分ありません。

皐月賞5着は血統的にもどうやっても時計が速すぎました。

高速馬場の東京なので、そこを不安視されて人気を落としそうですが、実力は間違いなくトップクラス。

メイショウタバルが控え、ペースが落ちるようなら出番はあります。

なにより東京の直線で底力勝負となれば、最後に伸びるのはこの馬ではないでしょうか。

日本ダービー2024予想 有力馬3頭

追い切りを終え、日本ダービーで期待できる有力馬3頭を紹介します。

有力馬①ジャスティンミラノ

3戦3勝無敗の皐月賞馬が負け知らずの二冠をかけます。

新馬、共同通信杯と東京の中距離で好位から上がり33秒台を記録と、非の打ちどころがない総合力が最大の武器です。

中山適性への疑問もありましたが、皐月賞でクリア。世代屈指の完成度と総合力と言えるでしょう。

高速決着の皐月賞を制したことで、ダービーの距離延長を不安視する声もありますが、とにかく完成度が抜けています。

流れに乗れる器用さもあり、ダービーにもっとも近い馬であることは間違いありません。

父キズナ、その父ディープインパクトに続き、親子三代ダービー制覇という偉業に挑戦。ダービー2着2回の戸崎圭太騎手の悲願成就にも期待です。

有力馬②レガレイラ

牝馬による皐月賞制覇の偉業に挑むも、6着。敗因はいったいなんだったのでしょうか。

ホープフルSと同じく後半の末脚勝負に賭ける形は納得できます。
では、なにが違ったのか。間違いなく序盤から中盤にかけてのペースと全体時計の速さなどホープフルSとのレースの質の差がありました。

自身は上がり1位タイ33.9を記録していますし、流れに戸惑いながらも最後は底力を発揮しました。

ついて行かれなかった状況を踏まえると、距離が延び、ペースが変わるダービーなら再浮上して不思議はありません。

同厩舎で同じルメール騎手が乗ったチェルヴィニアがオークスを制覇しましたが、スケールはレガレイラではないでしょうか。

シックスペンス

こちらもジャスティンミラノと同じく3戦無敗。

皐月賞は体調が整わず、パスしましたが、その選択がダービーにつながっています。

前走スプリングSは中山芝1800mで好位から33.3というケタ違いの末脚を披露しました。

中山でも速い上がりを叩き出せる瞬発力は魅力です。皐月賞未出走のため、皐月賞組との勝負づけも済んでいません。

ジャスティンミラノ逆転の資格は十分もっている一頭です。

日本ダービー2024の概要

今週日曜に日本ダービ(東京優駿)が開催！！2021年に国内で生まれたサラブレッドは7740頭。その頂点を決する瞬間がいよいよやってきます。

2023年6月3日に幕が開いた戦いは、約1年の時を経て、一つの結末を迎えます。

もちろん、サラブレッドの生はその後も続きます。
ですが、ダービーはすべてのホースマンが命がけで獲得したいタイトル。

その価値は91回目を迎えた今年も、なんら変わることなく輝き、大きな区切りとなっています。

さあ、91代目のダービー馬を迎え入れる準備をしましょう。

日本ダービー2024 コース情報

「日本を代表するチャンピオンコース」東京芝2400m

その年に生まれたサラブレッドのなかで、たった一頭を決める舞台は東京芝2400m。

正面スタンド前、残り400～200m標識の間にゲートが置かれます。ここからぐるっとスタント前を一周するシンプルなコースは誤魔化しが効きません。

ポイントは最初の1コーナーまでの約400m。
フルゲートであれば、外から一斉にポジションを奪いにくるため、内の馬はダッシュを効かせないと、位置をとれませんし、この攻防で狭くなって、リズムを乱す馬も少なくありません。

かつてダービーポジションという言葉がありました。1コーナー10番手以内にいないと勝てないという意味です。
現在、フルゲートは18頭ですが、かつてのダービーは20頭以上が出走し、いま以上に1コーナーは大混雑するため、生まれた言葉です。

現在の競馬に必ずしも当てはまるとは言えませんが、スムーズに1コーナーに飛び込めるか。これがレース運びに大きな影響を与えるのは変わりません。

日本ダービー2024 登録馬の情報

馬名	枠	馬番	性齢	斤量	騎手
サンライズアース	1	1	牡3	57.0	和田竜
レガレイラ	1	2	牡3	57.0	ルメール
ジューンテイク	2	3	牡3	57.0	岩田望来
ビザンチンドリーム	2	4	牡3	57.0	西村淳
ダノンデサイル	3	5	牡3	57.0	横山典
コスモキュランダ	3	6	牡3	57.0	Ｍデムー
ミスタージーティー	4	7	牡3	57.0	藤岡佑
アーバンシック	4	8	牡3	57.0	横山武
ダノンエアズロック	5	9	牡3	57.0	モレイラ
サンライズジパング	5	10	牡3	57.0	菅原明
シュガークン	6	11	牡3	57.0	武豊
シックスペンス	6	12	牡3	57.0	川田
シンエンペラー	7	13	牡3	57.0	坂井
ゴンバデカーブース	7	14	牡3	57.0	松山弘平
ジャスティンミラノ	7	15	牡3	57.0	戸崎圭
メイショウタバル【出走取消】	8	16	牡3	57.0	浜中
ショウナンラプンタ	8	17	牡3	57.0	鮫島駿
エコロヴァルツ	8	18	牡3	57.0	岩田康

皐月賞でレコードVを飾った無敗馬ジャスティンミラノ、ゴール前に迫ったコスモキュランダ、そして逆転を狙うアーバンシック、シンエンペラー。

そしてウオッカ以来となる牝馬によるダービー制覇をかけるレガレイラ。これら皐月賞組に青葉賞を勝ったシュガークンら新興勢力が挑みます。

逆転か防衛か、快挙か。
今年はどんな物語が待ち構えているんでしょうか。

日本ダービー2024予想 過去10年の傾向とデータ分析

次に日本ダービーの過去10年のデータと傾向を紹介します。

日本ダービー2024予想 過去10年の人気別成績

人気別成績
人気	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1番人気	2	3	2	3	20.0%	50.0%	70.0%
2番人気	1	3	1	5	10.0%	40.0%	50.0%
3番人気	3	2	1	4	30.0%	50.0%	60.0%
4番人気	2	1	0	7	20.0%	30.0%	30.0%
5番人気	1	1	0	8	10.0%	20.0%	20.0%
6番人気	0	0	1	9	0.0%	0.0%	10.0%
7番人気	0	0	1	9	0.0%	0.0%	10.0%
8番人気	0	0	0	10	0.0%	0.0%	0.0%
9番人気	0	0	1	9	0.0%	0.0%	10.0%
10番人気以下	1	0	3	84	1.1%	1.1%	4.5%

※過去10年

1番人気2勝をはじめ、5番人気以内9勝と、上位5頭はデータ上では五分です。

特に3番人気以内は互角に近く、まさに真っ向勝負の舞台。

伏兵の激走は以前ほど減った印象で、馬券ファンが全神経を研ぎ澄ませて予想するレースらしく、その評価は強固なものがあります。

日本ダービー過去三連単の配当

過去5年の平均配当は61,752円です。

オークスは2、3着に伏兵が入り込む可能性が高く、三連単は大きな配当になる年もありますが、ダービーはそこまでインパクトのある配当は出ていません。

基本的には上位人気が強く、大穴狙いは的中から遠ざかりそうです。

◎上位人気5頭が強力

日本ダービー2024予想 過去10年のキャリア別成績

キャリア別成績
キャリア	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
3戦	1	2	0	8	9.1%	27.3%	27.3%
4戦	4	4	2	31	9.8%	19.5%	24.4%
5戦	4	2	4	37	8.5%	12.8%	21.3%
6戦	0	1	3	27	0.0%	3.2%	12.9%
7戦	0	0	1	25	0.0%	0.0%	3.8%
8戦	1	0	0	8	11.1%	11.1%	11.1%
9戦	0	1	0	8	0.0%	11.1%	11.1%
10戦	0	0	0	3	0.0%	0.0%	0.0%

※過去10年

キャリア別では3～5戦が好走馬の大半を占めています。

ようはダービーまで寄り道することなく進める実力が問われます。

負ければ方向転換を余儀なくされるクラシック。

その頂点たるダービーはいかに順調に消耗することなく、駒を進められたかが大切です。

◎キャリア3～5戦中心。使いすぎに注意

日本ダービー2024予想 過去10年の枠順別成績

枠番別成績
枠番	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
１枠	2	2	1	15	10.0%	20.0%	25.0%
２枠	1	1	2	16	5.0%	10.0%	20.0%
３枠	1	1	1	17	5.0%	10.0%	15.0%
４枠	0	2	1	16	0.0%	10.5%	15.8%
５枠	1	0	0	19	5.0%	5.0%	5.0%
６枠	2	2	3	13	10.0%	20.0%	35.0%
７枠	2	1	1	25	6.9%	10.3%	13.8%
８枠	1	1	1	27	3.3%	6.7%	10.0%

※過去10年

東京の芝は今年もダービーウィークにBコースからCコースに替わります。

傷んだ内側が保護されるコース替わりは内枠優勢が定石です。

ダービーもCコース替わり初週になってから、内枠の好走確率が高まっています。

とはいえ、直近10年のデータをみると、そこまで内枠断然とはいえません。1～4枠4勝、5～8枠6勝とむしろ外枠の成績がいいぐらいです。

外枠は1コーナーの入りが難しく、位置を奪えない場面もありますが、近年はそこを工夫して乗り切るシーンも目立っており、馬群で揉まれず、不利を受けにくい外枠は以前ほど致命的とはいえません。

◎最近は外枠優勢

日本ダービー2024予想 重要なポイント

日本ダービーの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！

ポイント①皐月賞馬は位置取りが大切

前走皐月賞は8-9-6-70とダービー好走の第一条件。

なかでも皐月賞馬は2-4-1-3。アルアイン、サートゥルナーリア、ジオグリフ以外はみんな3着以内に入っています。

ただし、皐月賞で中団から差し切ると、2-0-1-2で、先行して勝つと0-3-0-1。

後半の脚力で皐月賞を乗り切ったかどうかは大切です。

ポイント②皐月賞で後方から2着以下

同じように皐月賞で2着以下に負けた馬も後方からレースを進めると、4-0-0-18。一発逆転を託すのであれば、中山で後方からレースを進め、差を詰めてきた馬がよさそうです。

ポイント③皐月賞5番人気以内

もうひとつ皐月賞に関するデータを。第一冠の皐月賞で人気に推されなかった伏兵はたとえ皐月賞で好走しても、ダービーでは苦戦します。

皐月賞6番人気以下0-1-3-47。逆に5番人気以内だと8-8-3-23。

第一冠の舞台に立った時点で、人気に推されていることが重要です。

日本ダービー2024予想まとめ

今回は5月26日に開催される日本ダービー2024の予想を行いました。

日本ダービーはどんなレースなのか知りたい。
過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
今すぐ予想が欲しい！1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。