【オールカマー2024予想】過去10年のデータ・最終追い切りから有力馬・穴馬・買い目を徹底予想!

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オールカマー2024予想

今回は2024年9月22日に開催されるオールカマー2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

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・オールカマー2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
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1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

オールカマー2024の概要

  • 日時:2024年9月22日(日)中山11R
  • オールカマー(GⅡ)3歳以上オープン(別定)
  • 会場:中山競馬場2,200m

オールカマーとは、サラブレッド、アングロアラブ、地方競馬所属など、あらゆるカテゴリーの馬に広く門戸を開放したレースという意味が込められています。

1955年創設以降、地方所属の優勝は1986年愛知のジュサブロー、1991年ジョージモナークの2頭。往年の地方所属名馬たちが挑戦しました。1995年に指定交流制度が生まれ、オールカマーも地方競馬招待が廃止、特有のイメージは薄れ、かわって天皇賞(秋)の前哨戦といった色が濃くなっていきました。

ところが過去10年、天皇賞(秋)で前走オールカマーは1-0-0-17。昨年3頭、2年前は1頭。20、21年はゼロ。オールカマーは歴史を重ね、そのコンセプトが大きく変わってきました。レースの意義を見つめ直す時期がやってきたのかもしれません。

オールカマー2024 出走予定場馬一覧

※情報が揃い次第順次更新。

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
アウスヴァール セ6 57.0 田辺
アルビージャ 牡6 57.0 嶋田
キラーアビリティ 牡5 57.0 団野
サヴォーナ 牡4 57.0 横山武
サリエラ 牝5 55.0 戸崎圭
ステラヴェローチェ 牡6 57.0 横山典
ナイママ 牡8 57.0 丹内
ニシノレヴナント セ4 57.0 大野
フェーングロッテン セ5 57.0
ミクソロジー 牡5 57.0 菅原明
ヤマニンサンパ 牡6 57.0
ラーグルフ 牡5 57.0 三浦
リカンカブール 牡5 57.0 田辺
レーベンスティール 牡4 57.0 ルメール
ロバートソンキー 牡7 57.0 伊藤

昨年、セントライト記念を制し、今年エプソムCで重賞2勝目をあげたレーベンスティールがコース実績もあわせ、最上位。

函館記念2着グランディア、札幌記念3着ステラヴェローチェら夏の活躍馬がレーベンスティールに挑むという図式です。やはり、今年もちょっと小粒な印象は拭えませんが、その分、馬券妙味を感じます。

オールカマー2024 中山競馬場芝2,200mのコース分析

中山 2200m 芝

「3、4コーナーの外回りがカギ」中山芝2200m

皐月賞の舞台芝2,000mが内回りなら、2,200mは外回り。スタートはほぼ同じ位置ですが、2コーナーから内回りに入る2,000mに対し、2,200mはそこから奥深い外回りコースに入っていきます。

緩いコーナーを抜けた向正面は残り1,200m付近から3コーナーまで一気に下り坂。レース中盤が下り区間にあたるため、先行勢は楽に走れそうですが、下りで抑えが効かず、息を入れられないといった側面も。オーバーペースが発生しやすいので注意です。

3コーナーも非常に緩やかで、ほぼ直線と勘違いするような区間もあり、後半勝負の差し馬にとっては加速しやすい構造になっています。

中盤の下りと勝負所の緩いコーナーから差し馬勢優位のコース。もちろん、先行勢も中盤でじっくり脚を溜められれば、最後の急坂でも脚を残せるでしょう。

オールカマー2024予想 過去10年のデータ分析

次にオールカマーの過去10年間のデータを紹介します。(2014年は新潟)

  • 人気別成績
  • 年齢別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績

上記3点の過去10年分のデータを分析し、予想します。

オールカマー2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2 3 0 5 20.0% 50.0% 50.0%
2番人気 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
3番人気 1 3 3 3 10.0% 40.0% 70.0%
4番人気 2 0 0 8 20.0% 20.0% 20.0%
5番人気 3 1 0 6 30.0% 40.0% 40.0%
6番人気 0 1 2 7 0.0% 10.0% 30.0%
7番人気 0 1 3 6 0.0% 10.0% 40.0%
8番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気~ 0 0 1 46 0.0% 0.0% 2.1%

※過去10年(14年新潟)

勝ち馬はすべて5番人気以内。伝統的に上位人気は簡単には崩れません。しかし、この上位5頭はほぼ似たような数字が並んでおり、力は接近しているのがわかります。

以前のような上位3頭で決まるガチガチなレースではなくなりましたね。

オールカマー2024予想 過去三連単の配当

オールカマー 過去三連単の配当
2019年⑨→①→④54,310円
2020年④→⑧→⑦21,480円
2021年①→②→⑪21,980円
2022年②→①→③246,180円
2023年⑬→②→⑧24,340円

過去5年の平均配当は73,658円です。22年24万馬券は5、6、7番人気。5番人気以上の実績馬は基本的に崩れないものの、徐々に穴馬が入りこむ隙間も生まれつつあります。

実績に頼った安易な組み立ては近年では避けるべきでしょう。

◎勝ち馬は5番人気以内も、近年はヒモ荒れも

オールカマー2024 過去10年間の年齢別の成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 5 5 3 14 18.5% 37.0% 48.1%
5歳 4 3 5 39 7.8% 13.7% 23.5%
6歳 1 2 1 27 3.2% 9.7% 12.9%
7歳~ 0 0 1 27 0.0% 0.0% 3.6%

※過去10年(14年新潟)

年齢別では充実期を迎える4歳が圧倒的です。春は5歳の壁が存在しましたが、秋は成長曲線が入れ替わる季節。3歳、4歳春まで燻った馬が本格化するのもこの季節です。

そういった成長曲線が遅めの馬をあえて狙うのも面白いでしょう。

◎4歳が最上位。充実期を狙え

オールカマー2024予想 過去10年の枠番別成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 5 0 7 7.7% 46.2% 46.2%
2枠 2 1 1 11 13.3% 20.0% 26.7%
3枠 1 2 2 10 6.7% 20.0% 33.3%
4枠 1 1 1 13 6.3% 12.5% 18.8%
5枠 1 0 4 13 5.6% 5.6% 27.8%
6枠 2 0 1 15 11.1% 11.1% 16.7%
7枠 1 0 1 18 5.0% 5.0% 10.0%
8枠 1 1 0 20 4.5% 9.1% 9.1%

※過去10年(14年新潟)

枠番別成績をみると、2枠と6枠の数字が目立ちます。その周辺を比べると、内枠の成績が外枠よりよく、3枠より内を中心に考えましょう。

外は6枠がいいですが、単複回収値は51、31と低く、人気サイドの好走が目立ちますが、2枠は単複回収値180、72。

単勝の数値が高く、内枠の利をいかした伏兵の一発があります。つまり、内枠のアドバンテージは大きく、外は実力馬でないと厳しいということです。

◎内枠優位、6枠は人気サイドなら

オールカマー2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1 1 0 8 10.0% 20.0% 20.0%
先行 4 4 2 24 11.8% 23.5% 29.4%
中団 4 4 6 36 8.0% 16.0% 28.0%
後方 1 1 1 38 2.4% 4.9% 7.3%
まくり 0 0 1 1 0.0% 0.0% 50.0%

※過去10年(14年新潟)

秋の中山らしく、逃げ先行が強いのは基本線ですが、外回りらしく中団に控え、後半勝負の馬も決して悪くありません。

先行力だけを評価せず、G2でも通用する末脚の持ち主は買い目に入れるようにしましょう。

◎逃げ先行上位も差しも有効

オールカマー2024を予想する上で重要な3つのポイント

オールカマー2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう!

予想のポイント

  • 前走宝塚記念
  • サマー2000シリーズ
  • 牝馬

予想ポイント①前走宝塚記念

前走が春のG1以来の休み明けの実力馬が強いのがオールカマー。
とりわけ前走宝塚記念9着以内だと2-2-1-6。かつ中団から差す形をとった馬は2-1-1-3です。

前走宝塚記念9着以内かつ中団から差した馬

  • ヤマニンサンパ

予想ポイント②サマー2000シリーズ

対照的に前走がサマー2000シリーズだった馬は3-1-0-31。
ちょっと確率は低めですが、これは間隔が詰まった新潟記念0-0-0-11の影響です。これを引くと、3-1-0-21。さらに3着以内の好走馬は3-1-0-7。格上のG2に挑む以上、サマー2000シリーズ好走が条件となります。

前走新潟記念を除くサマー2000シリーズ3着以内

  • ステラヴェローチェ

予想ポイント③牝馬

牝馬は5-4-1-14と好成績。厳しい残暑のなか調整される秋口のレースらしく、中距離であっても牝馬は活躍します。
特に前走春のGⅠ大敗後のリフレッシュされた牝馬は1-1-0-0と崩れません。

前走春のG1大敗後の牝馬

  • サリエラ

オールカマー2024予想 追い切り評価TOP3

※9月20日更新予定です。

オールカマー2024 有力馬3頭を予想

※9月20日更新予定です。

オールカマー2024の最終予想・買い目

※9月20日更新予定です。

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