競馬動画まとめサイトおすすめ4選とファンが選ぶ歴史に残る名レース10選

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競馬の動画がまとめられているサイトをお探しの方はいませんか?

Youtubeで競馬の動画を見られますが…いちいち検索して探すのはめんどうですね。

競馬史上の歴史に残る名レースや最新の競馬動画をまとめて見たい!!方が多いでしょう。

そこで当記事ではおすすめな競馬動画まとめサイト5選と競馬ファンが選んだ名レース10選をまとめました。

紹介するサイトの中にはただ動画をまとめているサイトだけでなく、予想の参考になるコラムを掲載しているものもありますので、ぜひご参考にしてください。

鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

1:競馬動画まとめサイトおすすめ5選

競馬動画まとめサイトおすすめ5選紹介します。

・ウマログ
・競馬ニュース.tv
・パンダス競馬
・競馬動画まとめサイト

1-1:名馬・伝説の競馬動画がまとめられた「ウマログ」

ウマログ

ウマログは競馬動画の中にはサイレンススズカが11馬身差をつけ優勝した1998年金鯱賞や競馬史上最高のG2と称された1998年毎日王冠など名レースをまとめている競馬動画まとめサイトです。

各動画にはウマログの管理人よる回顧録も掲載され、レース試行前の状況や伝説のレースとなったゆえんなどが紹介されています。

レース開催前の状況などを知っておくと、よりレース動画を楽しめるでしょう。

競馬初心者の方でも「なぜレースが伝説となったのか」わかる便利な競馬動画まとめサイトです。

また、まとめられた競馬動画は「レース別(感動の競馬・熱い競馬・驚きの競馬)と「馬名別」にジャンル分けされていますので気になるレースをすぐにチェックできるのもポイントですね。

伝説の競馬動画や名馬の競馬動画をお探しの方にはウマログをおすすめします。

ウマログの競馬動画まとめを見にいく

1-2:競馬ニュース.tv

競馬ニュース.tv

競馬ニュース.tvは予想コラムを交えながら競馬の動画や回顧録を紹介している競馬動画まとめサイトです。

レースの結果動画を掲載しながらレース回顧や勝馬の情報、レースを振り返ってのベスト予想などを紹介しているのが特徴的です。

回顧録も反省点などが詳しく掲載され、次回のレース予想の判断材料に使えそうですね。

またこれまで開催された各重賞のレース動画のまとめと各レースのタイムや3ハロンのデータ、軽いレース回顧がまとめられています。

重賞レースのまとめ動画と最新動画の両方をチェックしたい方にぜひおすすめしたい競馬動画まとめサイトです。

1-3:パンダス競馬

パンダス競馬

パンダス競馬は主にデータ分析を駆使して収支プラス方法を紹介している競馬予想ブログです。

パンダス競馬の主なコンテンツは近走成績やレース条件の「分析記事」や騎手や調教師の「データ分析」ですが、G1レースの動画もまとめられています。

動画の下にはレース結果が掲載され各馬の騎手や調教師がリンクとなっており、クリックすると騎手・調教師の全体成績・回収率や年別成績・回収率など詳細なデータもチェックできるのです。

パンダス競馬では動画と共にデータも見られるとても便利な動画サイトです。

競馬動画を予想に参考にしたい方にはパンダス競馬をおすすめします。

パンダス競馬を見にいく

1-4:競馬動画まとめサイト

競馬動画まとめサイト

競馬動画まとめサイトはYoutubeにアップされたG1・G2・G3・オープンなどの最新の競馬動画や過去の競馬動画をまとめたサイトです。

サイトの特徴としてはG1・G2・G3のレース毎にカテゴリー分けされている点です。

例えば「フェブラリーステークス」をクリックすると過去に開催されたフェブラリーステークスの動画がまとめられています。

これまで開催された重賞レースの動画をチェックする際に大変便利な機能ですね。

またカテゴリーにないレースは検索窓からチェックすることもできます。

カテゴリーにないレース動画は検索窓から探すと良いですね。

G1・G2・G3・オープンの年度ごとの競馬動画を見たい方にぜひおすすめしたい競馬動画サイトです。

競馬動画まとめサイトを見に行く

2:競馬ファンが選ぶ歴史に残る名レース10選まとめ

競馬ファンが選ぶ歴史に残る名レース10選とエピソードを紹介します。

・1977年有馬記念
・2008年天皇賞(秋)
・1999年有馬記念
・1996年阪神大賞典
・1998年毎日王冠
・1989年ジャパンカップ
・1989年マイルCS
・1965年有馬記念
・1990年有馬記念
・2012年ジャパンカップ

2-1:1977年有馬記念

1977年有馬記念は「トウショウボーイ」・「テンポイント」・「グリーングラス」のTTGの最後の戦いとして中央競馬屈指の名勝負として語り継がれています。

レースはトウショウボーイが逃げるるものの、それをテンポイントが追い、2500mスタートからマッチレースとなったのです。

抜き抜き返す壮絶なたたき合いの末、勝利したのはテンポイントでした。

トウショウボーイに鞍上していた「武邦彦」騎手もテンポイントに鞍上していた「鹿戸明」騎手のどちらも「レースに負けてもいいから相手に勝つ事しか考えていなかった」と語っていた逸話があります。

トウショウボーイに続いて半馬身差で3着に入ったのはグリーングラスで、4着に入った同年菊花賞の優勝馬「プレストウコウ」との間は6馬身もの差が開いていたのです。

3頭以外の馬が蚊帳の外となった1977年有馬記念は競馬ファンの中で最も人気の高いレースの1つです。

2-2:2008年天皇賞(秋)

2008年天皇賞秋は「ウオッカ」と「ダイワスカーレット」2頭の牝馬が女王の座を争った名レースです。

ウオッカは前年の2007年の日本ダービーで牝馬として64年ぶりに勝利を収めたことで脚光を浴びました。

一方のダイワスカーレットは当レースまで連対率100%とパーフェクトな成績を収め、ウオッカとの勝負に3勝をあげていた実力馬でしたがウオッカほど脚光を浴びる馬ではなかったのです。

アイドルホース「ウオッカ」と日陰の実力馬「ダイワスカーレット」の2頭の女傑が激突するレースとして注目を集めまました。

ラスト200mでウオッカがダイワスカーレットを差し先頭に立ち、それを差し返すようにダイワスカーレットが追いあげ、2頭は同時にゴールし写真判定となりました。
ファンからは同着の声が上がったものの写真判定の結果1着はウオッカ、ダイワスカーレットとの差は「わずか2cm」でした。

2008年天皇賞(秋)のレースは現在でも最強の牝馬の議論の際に例に出される名レースです。

2-3:1999年有馬記念

1999年有馬記念はグラスワンダーとスペシャルウィークの伝説の4センチとして語り継がれている名レースです。

最初にツルマルツヨシが坂を駆け上がり、それをテイエムオペラオーが捉え、その後ろをグラスワンダーとスペシャルウィークが交わし2頭の熾烈な勝負となったのです。

ゴールの一瞬スペシャルウィークの内から体を伸ばしたグラスワンダーがわずが4センチの差で勝利を掴みました。

二転三転した坂下から決着までの攻防戦の起承転結はまるで物語を見せらているような名レースです。

2-4:1996年阪神大賞典

1996年阪神大賞典は年度代表馬2頭「ナリタブライアン」と「マヤノトップガン」のマッチレースとして有名です。

5歳春の阪神大賞典後の怪我から不調が続き当レースで復活を狙うナリタブライアンのライバルは前年度代表馬の「マヤノトップガン」でした。

勝負は3コーナーからそれまで4番手だったマヤノトップガンが先頭に立ち、それに合わせてナリタブライアンが外から仕掛けました。

4コーナーでは優勢だったナリタブライアンでしたが直線に入るとマヤノトップガンが巻き返しクビほどリードしそのままま逃げ勝利を収めるかと誰もが思った瞬間、ナリタブライアンが渾身の力で差し返しゴール直前で馬体を伸ばし外からのマヤノトップガンを頭差でかわしゴールを駆け抜けました。

2-5:1998年毎日王冠

1998年の毎日王冠は競馬の歴史上最高のG2として評価されています。

毎日王冠と言えば1998年のサイレンススズカを思い浮かべる方も多いでしょう。

1988年毎日王冠を見るために東京競馬場に有馬記念に匹敵する13万人が集まりました。

競馬ファンの目当ては「グラスワンダー」・「エルコンドルパサー」・「サイレンススズカ」の3頭の有力馬です。

1番人気はサイレンススズカでファンの間では「この馬に追いつける馬はいない」との評判通り、レースはサイレンススズカの逃げから始まりました。

4コーナーから徐々に順位をあげてきたグラスワンダーがが並びかけ、直線では4番手にいたエルコンドルパサーが外から迫ります。

そして13万人の歓声の中サイレンススズカは2着エルコンドルパサーに2馬身半差をつけてゴール、鞍上していた武豊はG2では異例のウイニングランを行ったことでも有名です。

2-6:1989年ジャパンカップ

1989年に開催されたジャパンカップはホーリックスがオグリキャップとの熾烈な接戦を制し当時の芝2400mの世界最高タイム2分22秒2を打ち出し勝利した名レースです。

当レースではアメリカから2400mの世界レコード保持馬ホークスターが出走を表明し、日本からは「スーパークリーク」・「イナリワラン」・「オグリキャップ」の平成三強が集結し注目を集めました。

レースの流れは早く1800m、2200mの日本レコードを更新するペースで進み馬群れは縦にばらけゴール残り400mの地点で3番手ホーリックスが先頭に立ち4番手から差してきた最注目馬オグリキャップをアタマ差で押さえ勝利を収めたのです。

1989年のレコードタイムは2002年に東京競馬場が改装に着手するまで12年以上更新されませんでした。

2-7:1989年マイルCS

マイルチャンピオンシップは第二次競馬ブームの立役者「オグリキャップ」の猛烈な追い込みを見せた名勝負です。

オグリキャップは5.6番手から3コーナーで馬群の外から前方へ進出しようとするものの進出のペースが遅く、4コーナーでも進路の確保に手間取りバンブーメモリーの勝利と思われていました。

しかしゴール手前100m地点からオグリキャップが猛烈な追い込みをかけゴール直前でバンブーメモリーを交わして勝利という劇的な結末となったのです。

このオグリキャップの追い込みは競馬史上に残ると言われるほどのもので鞍上していた南井騎手は「なんて偉い馬なんだろうと思うと、どうしようもなく泣けてきた」と涙したのも有名です。

2-8:1965年有馬記念

伝説名馬「シンザン」の名前を知らない競馬ファンは少ないでしょう。

シンザンは1965年有馬記念を制し、五冠を達成し1984年には顕彰馬に選出されました。

1965年有馬記念はレースを撮影していたテレビカメラの視野からシンザンが消えた伝説のレースとなりました。

当レースは稍重で、シンザンが4コーナーでミハルカスと並びかけるものの、ミハルカスに騎乗していた加賀はシンザンを馬場状態の悪いインコースに誘うためにはわざと外に進路を取りました。

しかしシンザンはミハルカスのさらに外へいき、外ラチ沿いからミハルカスを差し切り勝利したのです。

その際にテレビカメラがシンザンを捉えきれず「シンザンが消えた!!」と実況されました。

加賀の打倒シンザン秘策を封じたコース取りとして半世紀たった今でも語り継がれる名レースです。

2-9:1990年有馬記念

1990年有馬記念は第二次競馬ブームを支えたアイドルホース「オグリキャップ」の引退レースです。

同年秋の天皇賞では6着、ジャパンカップでは11着と惨敗し競走馬としての限界説を唱えられていました。

しかしファン投票では1位での出走となったのです。

4コーナーで先頭に並びかけたオグリキャップ、内からホワイトストーン、外からはメジロライアン、ファンからは「オグリ頑張って!!」との歓声に押されオグリキャップはゴール板を1着で駆け抜け奇跡のラストランとなりました。

老若男女問わず17万人の大観衆が一心になりオグリキャップを応援したレースは現在も競馬ファンの胸を熱くする名レースです。

2-10:2012年ジャパンカップ

2012年ジャパンカップは三冠馬「オルフェーヴル」と同じく三冠馬牝馬「ジェンティルドンナ」の熾烈なレースとして語り継がれています。

4コーナーから馬群外から進出し直線でトーセンジョーダンと並んだオルフェーブルのスパートに対して内から並びかけていたのが三冠牝馬「ジェンティルドンナ」。

両馬の熾烈なたたき合いは3着馬に2馬半身をつけ同着ゴールの末写真判定となりました。

そして1着として告げられたのは「ジェンティルドンナ」、最強の牝馬として称された「ウオッカ」でさえできなかった3歳牝馬ジャパンカップ制覇を成し遂げたのです。

3:人は馬を愛し馬も人を愛す泣ける名動画「キーストン物語」

悲劇が起きたのは第15回阪神大賞典です。

最終コーナーを回りラストスパートをかけたゴール手前約300m地点でキーストンはバランスを崩し前のめりになり騎手山本は落馬し脳震盪を起こしました。

キーストンは勢いで数十メートル進んだ後に転倒、その時キーストンは左前脚を脱臼していていたのです。

キーストンは再び立ち上がり動けない山本騎手の元へ脱臼した左前脚を浮かせ3本の足で歩みよりました。

山本騎手にのところにたどり着くと鼻面を擦り寄せ何度も立たせようとしたのです。

意識がもうろうとする山本はキーストンに鼻面を掻き抱いて綱を人に手渡し意識を失いました。

その後、山本騎手が意識を取り戻したのは予後不良と診断され、直後に安楽死の処置を施されたキーストンの死の後だったのです。

人は馬を愛し馬も人を愛す泣ける名動画です。

まとめ

以上おすすめ競馬動画まとめサイト5選を紹介しました。

名馬・伝説の競馬動画がまとめられたサイトをお探しなら「ウマログ」がおすすめです。

競馬の予想を見ながら動画で結果もチェックしたい方には「競馬ニュース.tv」がおすすめです。

最後に競馬ファンが選ぶ歴史に残る名レース動画10選をまとめました。

競馬は数分で終わる公営競技ですがレース1つ1つには数分では語りきれない物語があります。

だからこそたった数分のレースが数十年後の今でも語り継がれるのでしょう。