競馬の複勝ころがしという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
競馬以外のギャンブルを経験されている方は、初耳でも何となく意味がわかるかもしれません。
当記事では、競馬の複勝ころがしについて、4つのメリットや3つのデメリットを中心に初心者でもわかるよう0から解説していきます。
その後、複勝ころがしで勝つポイントについても触れていきますので、複勝ころがしについて今よりも詳しくなりたい方は是非最後までお読みください。
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ぜひ、最後までチェックしてください。
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1:競馬の複勝ころがしとは
複勝ころがしとは、複勝馬券を当てて得た配当を全額次の複勝の馬券代に回し、これを繰り返すことを指します。
投資額が増え続けることになるため、自然とハイリターンが狙えるようになります。
また、最初の投資額は高くないことが一般的であり、2回目以降の資金も前回の配当であることから、コスト面では低いといえるはずです。
つまり、複勝転がしとは、ローリスクハイリターンともいえる仕組みが魅力の買い方だと考えられます。
複勝は配当が低く的中率が高いため、連続で当てやすく、ころがしに向いている買い方だといわれています。
この複勝の当てやすさが複勝ころがしという戦略を生み出している理由です。
1-1:複勝以外でもころがしは可能
競馬では複勝転がしという言葉が広まっていますが、そもそもころがし自体は複勝以外の券種でも可能です。
また、競馬以外のギャンブルでも用いられる戦略でもあります。
少ない資金で大きく稼ぐ可能性があるということから、ころがしはコストをあまりかけたくない方にもおすすめできる戦略です。
ただ、連続で当てることが前提であるため、やはり複勝が適していると考えられます。
現実的には、複勝より当てにくく配当が高い券種で実践できるのは、単勝くらいかもしれません。
他の券種でもころがしは不可能ではありませんが、初心者の方がころがしで勝負する場合はまず複勝で始めることがおすすめです。
2:複勝ころがし4つのメリット
複勝ころがしの概要を踏まえた上で、本章では複勝転がしの4つのメリットについて紹介します。
- コストを抑えやすい
- ローリスクハイリターン
- 緊張感のある勝負を楽しめる
- 資金管理がしやすい
それぞれを詳しく見ていきましょう。
メリット①:コストを抑えやすい
1つ目のメリットは、2回目以降は前回の配当を資金に回すため、コストを抑えやすいことです。
最初に1,000円賭けて3回連続で当たって4回目に外れた場合、1,000円で4レース分楽しめたことになります。
コストを抑えて実践感覚を養うという意味でもメリットだといえます。
メリット②:ローリスクハイリターン
2つ目のメリットは、ローリスクとハイリターンが両立できることです。
一般的に的中率が高い券種は配当が低く(ローリスクローリターン)、配当が高い券種は的中率が低くなります(ハイリスクハイリターン)。
そのため、ローリスクとハイリターンの両立は困難だといえます。
しかし、複勝ころがしであればローリスクとハイリターンの両立が可能です。
ころがしならではの魅力だといえます。
メリット③:緊張感のある勝負を楽しめる
3つ目のメリットは、1度の負けでそれまでの利益がなくなってしまうため、緊張感のある勝負を楽しめることです。
勝ちが続けば続くほど配当が大きくなる反面、負けた時はそれまでの積み重ねが0になってしまいます。
そのため、後半になると「負けたくない」という気持ちが強くなり、緊張感が生じるはずです。
負けた時に積み重ねが0になるとはいえ、コスト自体は最初に投資した金額であるため、損失が大きくなるというわけではありません。
あくまで利益がなくなるだけで損失が生じるわけではないため、ローコストで緊張感のある勝負を楽しめるという点でもメリットだといえるはずです。
メリット④:資金管理がしやすい
4つ目のメリットは、コストとしては最初の投資金額のみであるため、資金管理がしやすいことです。
たとえば最初に1,000円使うと決めていた場合、負けた回数×1,000円が出費となった金額ということになります。
このように、資金管理がしやすいこともメリットだといえます。
3:複勝ころがし3つのデメリット
メリットに続いて、複勝転がしの3つのデメリットについて紹介します。
- 一度の負けで全ての利益を失う
- ある程度勝ちが続かないと利益がほとんど出ない
- 心臓に悪い
それぞれを詳しく見ていきましょう。
デメリット①:1度の負けで全ての利益を失う
1つ目のデメリットは、1度の負けでそこまで積み重ねてきた全ての利益を失うことです。
ころがしはその時点での配当を全て次の馬券に費やすという性質上、避けることのできない最大のデメリットだといえます。
デメリット②:ある程度勝ちが続かないと利益がほとんど出ない
2つ目のデメリットは、ある程度勝ちが続かないと利益がほとんど出ないことです。
メリット②でローリスクハイリターンだと紹介しましたが、ハイリターンになるのはあくまである程度勝ちが続いた場合のことです。
1度や2度の勝ちでは、よほど穴馬狙いでない限り通常の複勝同様にローリスクローリターンになってしまいます。
デメリット③:心臓に悪い
1つ目のデメリットは、1度の負けで全ての利益を失うため、ある程度勝ちが続いた後の勝負は心臓に悪いことです。
メリット③で緊張感のある勝負を楽しめると紹介しましたが、同時にこのデメリットを伴うことになります。
4:複勝ころがしで稼ぐためのポイント3選
複勝ころがしのメリット・デメリットを踏まえた上で、複勝ころがしで稼ぐためのポイントを紹介します。
- 不安のあるレースは見送る
- 止め時を決めておく
- 最初に決めたルールを必ず守る
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ポイント①:不安のあるレースは見送る
ポイントその①は、不安のあるレースは見送ることです。
複勝ころがしは勝ちが続くことで利益が大きくなる戦略であるため、ついつい勝負を急いでしまうことがあるかもしれません。
しかし、デメリット①で紹介したように、1度の負けで利益が0になってしまい、また1からやり直しになってしまいます。
そのため、勝てる自信が十分でないときは、勝負を急ぐ気持ちを抑えて見送ることが大切です。
ポイント②:止め時を決めておく
ポイントその②は、止め時を決めておくことです。
「配当が○○円超えたら止める」といった金額ベースで決めても、「○○回連続で勝ったら止める」といった回数ベースで決めても、どちらでも問題ありません。
金額ベースの場合、穴馬を当てれば少ない回数で目標達成となる反面、早く終わらせるために勝負を急ぎ、失敗してしまうことが危惧されます。
回数ベースの場合、欲が出て穴馬狙いをして失敗する可能性が低くなるため、金額ベースよりも精神的なブレが少なくなると考えられます。
好みで決めて問題ありませんが、初心者の方は回数ベースで決めた方が無難です。
ポイント③:最初に決めたルールを必ず守る
ポイントその③は、最初に決めたルールを必ず守ることです。
複勝ころがしに限ったことではありませんが、ついつい欲が出て勝負を急いだり、強気な買い方をしたりしてしまうことがあります。
特に複勝ころがしはある程度勝ちを続かせないといけないため、我慢が大切になります。
ポイント①、ポイント②を含め、最初に決めたルールを守ることが非常に重要です。
まとめ
競馬の複勝ころがしは、的中率が高いという複勝の特徴を活かし、ころがしによってローリスクハイリターンを実現させた戦略です。
メリットも多い反面、勝負を急がず、最初に決めたルールを守るなど、忍耐が求められます。
コストが抑えやすいという点では初心者にもおすすめできる戦略のため、当記事で紹介したポイントをしっかり押さえて、1度試してみてはいかがでしょうか。