【新潟2歳ステークス2023予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

新潟2歳ステークスは、日本中央競馬会（JRA）が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（G3）です。

世代初のマイル重賞であり、G1制覇を狙う素質馬が集結します。

今回は2023年新潟2歳ステークスへ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

「新潟2歳ステークス」出走馬情報

今年の新潟2歳ステークスで注目を集めているのは、新馬戦で上がり3ハロン33.3秒を記録した「アスコリピチェーノ」です。

後方11番手から一頭だけ次元の違う末脚を披露し、将来性を感じさせる強い内容でした。

仕上がりの早いダイワメジャー産駒である点も、大きなプラス材料となりそうです。

また、近親にアロゲートを持つ注目の良血馬「ルージュスタニング」も出走します。

新馬戦ではスローの展開でも折り合うレースセンスを見せていて、2歳馬ながら完成度の高い一頭です。

その他、新馬戦で2着に5馬身差をつけて圧勝した「エンヤラヴフェイス」、2戦連続で上がり最速タイムを記録している「ヴァンヴィーヴ」なども出走を予定しています。

「新潟2歳ステークス」注目馬

今年の新潟2歳ステークスにも、将来を期待されている2歳馬たちが出走を予定しています。

そこで、2023年新潟2歳ステークスに出走予定の注目馬をご紹介します。

注目馬①：アスコリピチェーノ

【東京6R 2歳新馬(芝1400)】#アスコリピチェーノ
父ダイワメジャー
母アスコルティ
叔母タッチングスピーチ
叔父サトノルークスhttps://t.co/hceeFWeh3M#クリストフ・ルメール 騎手はこの時点で川田将雅騎手を抜きリーディング首位に。撮影：下野雄規 pic.twitter.com/yR3WijKxou

— netkeiba (@netkeiba) June 24, 2023

アスコリピチェーノ
性齢	牝2歳
通算成績	1戦1勝
主な勝鞍	2歳新馬
父	ダイワメジャー
母	アスコルティ
母の父	Danehill Dancer

「アスコリピチェーノ」は、ダイワメジャー産駒の2歳牝馬です。

2023年6月24日に東京競馬場でデビューすると、単勝オッズ1.7倍の1番人気に応えて1着でゴール板を駆け抜けました。

上がり3ハロン33.3秒という驚異的な末脚を発揮し、2歳馬とは思えない完成度の高さを見せています。

祖母にはイギリスG1・フィリーズマイルを制したリッスンいて、近親にローズSを制したタッチングスピーチがいる良血馬です。

ダイワメジャー産駒は仕上がりが早く2歳戦に強い特徴があるので、新潟2歳Sでも上位に入ることが期待できる一頭です。

注目馬②：エンヤラヴフェイス

#菱田裕二 #エンヤラヴフェイス pic.twitter.com/FgCa7teLgW

— はっさん@ベルーガ産駒 (@mw883mu) July 16, 2023

エンヤラヴフェイス
性齢	牡2歳
通算成績	1戦1勝
主な勝鞍	2歳新馬
父	エイシンヒカリ
母	タイキアプローズ
母の父	Devil’s Bag

「エンヤラヴフェイス」は、エイシンヒカリ産駒の2歳牡馬です。

2023年7月16日に中京競馬場の芝1600m戦でデビューし、2着に5馬身差をつけて圧勝しました。

騎手との折り合いも問題はなく、距離に融通が利きそうなレース内容です。

中京競馬場で既に左回りを経験している点もプラス材料であり、長く良い脚を使えるタイプなので直線の長い新潟競馬場にも合っています。

兄にはG2・浦和記念を制したサミットストーンがいる血統で、重賞勝ち馬が出てもおかしくない牝系となっています。

前走の勝ちっぷりは見事だったので、重賞でも楽しみな存在と言えそうです。

注目馬③：ジューンテイク

2023/7/8
中京5R メイクデビュー中京
勝馬 ジューンテイク(岩田望来騎手)#中京競馬場 #ジューンテイク #岩田望来 #武英智厩舎 pic.twitter.com/DNYNRLiKFz

— mat (@totalvdv) July 8, 2023

ジューンテイク
性齢	牡2歳
通算成績	1戦1勝
主な勝鞍	2歳新馬
父	キズナ
母	アドマイヤサブリナ
母の父	シンボリクリスエス

「ジューンテイク」は、キズナ産駒の2歳牡馬です。

2023年7月8日に中京競馬場の新馬戦でデビュー。3～4番手でレースを進めると、最後の直線で鋭く抜け出して勝利しました。

好位置で騎手と折り合うレースセンスの高い走りを見せ、短距離で前に行けるスピードは武器となっています。

姉が今春のフィリーズレビュー3着ジューンオレンジで、兄は東京ジャンプSで重賞初制覇を達成したジューンベロシティという良血馬です。

新馬戦でそれほど着差をつけて勝利したわけではありませんが、まだまだ余力を感じさせ、距離延長でも問題はありません。

キズナ産駒は仕上がりが早く2歳戦にも強いので、早い時期からの活躍が期待できそうです。

新潟2歳ステークス予想に使えるコースの特徴

新潟2歳ステークス（G3）
競馬場	新潟競馬場	コース	芝 1600m
性齢	2歳	負担重量	馬齢

新潟2歳ステークスは、新潟競馬場の芝1600mで行われます。

新潟競馬場の芝1600mは外回りコースが使用され、向正面からのスタートとなり、最初のコーナーまでの直線距離は548mです。

レース前半はペースが速くなる傾向があり、最後の直線は中央競馬の競馬場の中で最も長い659mなので、差し馬の活躍が目立つコースです。

また、コーナーでロスなく立ち回ることでのアドバンテージも少なく、外枠が好走しやすい傾向も見られます。

馬場状態の良い場所を選んで走れる外枠の馬が狙い目です。

「新潟2歳ステークス」過去3年のレース結果

2022年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	6	7	キタウイング	牝2	戸崎圭	4	8.1
2	7	9	ウインオーディン	牡2	三浦	3	4.9
3	7	8	シーウィザード	牡2	浜中	2	4.0

2021年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	1	1	セリフォス	牡2	川田	3	4.5
2	6	8	アライバル	牡2	ルメール	1	2.9
3	5	6	オタルエバー	牡2	幸	2	4.0

2020年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	8	11	ショックアクション	牡2	戸崎圭	2	4.3
2	7	9	ブルーシンフォニー	牡2	田辺	1	3.9
3	5	5	フラーズダルム	牝2	福永	3	4.5

近年の新潟2歳ステークスでは、上位人気馬が好走する傾向が見られます。

2022年の新潟2歳ステークスは、1番人気アイスグリーンこそ馬券圏外になってしまいましたが、2～4番人気が3着以内を独占し堅い決着になっています。

また、2021年と2020年の新潟2歳ステークスにおいても、1～3番人気が上位3着を占める堅い決着で、高配当にはなっていません。

近年3年の勝ち馬は全て4番人気以内であり、下位人気馬は良い成績を残せていないのが近年の傾向です。

そのため、近年の傾向から考えると、新潟2歳ステークスでは上位人気馬を軸にしつつ馬券を組み立てたいところです。

「新潟2歳ステークス」過去10年のデータとレース傾向

新潟2歳ステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、新潟2歳ステークスの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①：【血統】から見る「新潟2歳ステークス」

種牡馬	成績	勝率	連対率	複勝率
ダイワメジャー	2- 2- 1- 7/12	16.7%	33.3%	41.7%
ディープインパクト	1- 1- 0- 3/ 5	20.0%	40.0%	40.0%
キングカメハメハ	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%
ロードカナロア	1- 0- 0- 4/ 5	20.0%	20.0%	20.0%
ハーツクライ	1- 0- 0- 3/ 4	25.0%	25.0%	25.0%
ダノンバラード	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%
ローエングリン	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%
マツリダゴッホ	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%
Gleneagles	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%
ステイゴールド	0- 1- 0- 6/ 7	0.0%	14.3%	14.3%

過去10年の新潟2歳ステークスでの種牡馬別成績を調べると、最も勝ち馬を輩出していたのはダイワメジャー産駒で、連対率33.3%・複勝率41.7%と好成績を残していました。

ダイワメジャー産駒はスピードを発揮するレースが得意舞台であり、力強いスピードが発揮できるマイル戦は得意中の得意です。

さらに仕上がりも早く2歳戦から活躍する産駒も多いので、新潟2歳ステークスはダイワメジャー産駒にとって、上位に入りやすいレースと言えます。

また、新潟競馬場外回りコースの長い直線は、2歳馬にとっては過酷な条件です。

ハーツクライ産駒のようなスタミナ豊富な2歳馬も積極的に狙いたいところです。

傾向②：【枠順】から見る「新潟2歳ステークス」

枠番	成績	勝率	連対率	複勝率
１枠	2- 0- 1-11/14	14.3%	14.3%	21.4%
２枠	1- 1- 2-12/16	6.3%	12.5%	25.0%
３枠	1- 0- 0-15/16	6.3%	6.3%	6.3%
４枠	0- 1- 2-13/16	0.0%	6.3%	18.8%
５枠	1- 0- 2-14/17	5.9%	5.9%	17.6%
６枠	3- 1- 0-16/20	15.0%	20.0%	20.0%
７枠	0- 6- 2-15/23	0.0%	26.1%	34.8%
８枠	2- 1- 1-19/23	8.7%	13.0%	17.4%

新潟2歳ステークスの過去10年の枠番別成績を調べると、内枠と外枠で大きな成績の差は見られませんでした。

過去10年で1枠から2頭の勝ち馬が出ていますが、大外の8枠からも2頭の勝ち馬が出ています。

さらに、7枠も勝ち馬こそ出ていませんが6頭が2着に入り、複勝率は34.8%ともっとも馬券に絡む確率が高くなっていました。

内枠をロスなく立ち回れる内枠も好成績を残していますが、新潟競馬場の外回りコースはJRAの競馬場の中で最も長い直線を誇っているので、外差しにも警戒が必要です。

傾向③：【人気】から見る「新潟2歳ステークス」

人気	成績	勝率	連対率	複勝率
１番人気	4- 3- 0- 3/ 10	40.0%	70.0%	70.0%
２番人気	1- 1- 4- 4/ 10	10.0%	20.0%	60.0%
３番人気	4- 2- 1- 3/ 10	40.0%	60.0%	70.0%
４番人気	1- 1- 0- 8/ 10	10.0%	20.0%	20.0%
５番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	10.0%
６番人気	0- 1- 2- 7/ 10	0.0%	10.0%	30.0%
7～9人気	0- 0- 3- 27/ 30	0.0%	0.0%	10.0%
10～12人気	0- 1- 0- 26/ 27	0.0%	3.7%	3.7%
13～15人気	0- 0- 0- 18/ 18	0.0%	0.0%	0.0%
16～18人気	0- 0- 0- 10/ 10	0.0%	0.0%	0.0%

新潟2歳ステークスの過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気の信頼度が高いことがわかりました。

過去10年で1番人気は連対率70.0%・複勝率70.0%と高確率で馬券に絡んでいます。

また、3番人気も連対率60.0%・複勝率70.0%と好成績を残していて、新潟2歳ステークスでは1～3番人気が好走する傾向が見られます。

さらに、新潟2歳ステークスでの過去10年の勝ち馬は全て4番人気以内でした。

そのため、馬券の頭は4番人気以内の馬から選びたいところです。

傾向④：【馬体重】から見る「新潟2歳ステークス」

馬体重	成績	勝率	連対率	複勝率
400～419kg	0- 0- 0- 3/ 3	0.0%	0.0%	0.0%
420～439kg	1- 0- 1- 32/ 34	2.9%	2.9%	5.9%
440～459kg	3- 2- 2- 20/ 27	11.1%	18.5%	25.9%
460～479kg	4- 4- 6- 32/ 46	8.7%	17.4%	30.4%
480～499kg	2- 3- 1- 19/ 25	8.0%	20.0%	24.0%
500～519kg	0- 1- 0- 8/ 9	0.0%	11.1%	11.1%
520～539kg	0- 0- 0- 1/ 1	0.0%	0.0%	0.0%

過去10年の新潟2歳ステークスの年齢別成績を調べると、最も複勝率が高かったのは460～479kgの馬で、複勝率は30.4%となっていました。

また、次に複勝率が高かったのは、馬体重は440～459kgの馬です。

新潟2歳ステークスの上位馬のほとんどが馬体重440～499kgまでの馬になっているので、馬体重440～499kgに該当するかは重要なポイントになります。

また、馬体重439kg以下の小柄な馬は、過去10年で2頭しか上位に入っていません。

馬体重439kg以下の小柄な馬の評価は下げたいところです。

傾向⑤：【脚質】から見る「新潟2歳ステークス」

脚質	成績	勝率	連対率	複勝率
逃げ	0- 1- 1- 8/ 10	0.0%	10.0%	20.0%
先行	1- 2- 3- 30/ 36	2.8%	8.3%	16.7%
差し	7- 4- 5- 48/ 64	10.9%	17.2%	25.0%
追い込み	2- 3- 1- 29/ 35	5.7%	14.3%	17.1%

過去10年の新潟2歳ステークスの脚質別成績を調べると、逃げ・先行馬よりも差し馬が好走しやすい傾向が見られました。

特に逃げ馬は苦戦傾向にあり、連対率10.0%・複勝率20.0%は良い成績とは言えません。

過去10年で差し馬が連対率17.2%・複勝率25.0%と好成績を残しているのは、新潟競馬場の外回りコースの最後の直線が659mと長いからです。

JRAの競馬場の中で最も長い直線のコースなので、新潟2歳ステークスでは差し・追い込み馬の活躍に注目です。

当日の新潟競馬場の天気と馬場状態

8月27日の新潟競馬場の天気予報は、「晴れ時々曇り」です。

前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

新潟競馬場では依然としてAコースが使用されますが、全体的に良好な状態を維持しています。

スピードが出やすい馬場状態であり、最後の直線での瞬発力勝負になる可能性が非常に高い状況です。

より馬場状態の良い外側を走ることによって、レース終盤の末脚が活かせる形になるので、大外枠に入った馬の好走にも警戒が必要です。

ウマダネが真剣予想！「新潟2歳ステークス」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断【A】：アスコリピチェーノ

【#新潟２歳S ・追い切り】#アスコリピチェーノ 豪快ラスト１１・７秒　ド迫力の好馬体「外回りも対応できるはず」 https://t.co/pXQlzXa6NJ pic.twitter.com/g09RHStLCg

— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) August 23, 2023

	年月日	調教コース	6F	5F	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.6.21（水）	美浦 W	83.4	68.2	53.2	38.1	24.2	11.8
今回	2023.8.23（水）	美浦 W	82.6	67.3	52.5	37.8	24.1	11.7

新馬戦で上がり3ハロン33.3秒を記録した「アスコリピチェーノ」は、8月23日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン82.6秒-11.7秒をマークしました。

3頭併せで大外に進路を取り、真ん中の馬を軽く抜き去ってフィニッシュし、牝馬とは思えないほど迫力のある走りを披露しています。

管理する黒岩調教師も「予定通りの時計ですね。１度実戦を経験して必要以上にテンションが上がらなかったのは幸いだったし、成長力も秘めていそう。前走のレースぶりから外回りコースにも対応できるはず」と自信を覗かせていました。

前走の走りから決め手が抜群なことがわかるので、新潟競馬場の長い直線とも相性は良さそうです。

調教診断【A】：ルクスノア

中京5Rを制した #永島まなみ 騎手🏇🏽
早くもキャリアハイに並ぶ、今年21勝目🏁#ルクスノア#中京競馬場 #競馬 #keiba pic.twitter.com/UdXQbAbkN2

— 競馬ブックネットSHOP (@keibabookshop) July 22, 2023

	年月日	調教コース	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.7.19（水）	栗東 坂路	52.1	37.9	24.7	12.4
今回	2023.8.23（水）	栗東 坂路	52.8	37.6	24.3	12.0

小倉競馬場の新馬戦で逃げ切り勝利を果たした「ルクスノア」は、8月23日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン52.8秒-12.0秒をマークしました。

手綱を抑えながらも楽に高水準の時計を記録し、能力と高さと調子の良さを感じさせます。

管理する平田調教師も「（手綱を）放せばはじけそうな雰囲気だったそうだが、今日は無理をしない程度に。スピードを生かした競馬がしたいね」と雰囲気の良さを感じていました。

前走の新馬戦でスピード能力の高さは証明しているので、距離延長でどのような走りを見せるのか注目です。

調教診断【A】：ジューンテイク

ジューンテイク応援お願いします‼️#ジューンテイク https://t.co/UKAdgY1hsF pic.twitter.com/qfZ0kufJi3

— Eyuu (@Eyuu39) August 20, 2023

	年月日	調教コース			4F	3F	2F	1F
今回	2023.8.23（水）	栗東 CW			57.9	41.0	24.9	12.3

キズナ産駒の注目馬「ジューンテイク」は、8月23日に栗東CWコースで追い切りを行い、4ハロン57.9秒-12.3秒をマークしました。

急遽坂路からCWコースへと予定が変更になりましたが、最後まで余力十分にフィニッシュしています。

武英調教師も「馬なりでいい感じの動きでしたね。状態良く臨めそうですし、距離もちょうどいいと思います」と状態の良さをアピール。

1200mからの距離延長となりますが、折り合い面での不安がないため、初のマイル戦でも好走が期待できそうです。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年の新潟2歳ステークスで馬券の軸として期待したいのは、上がり3ハロン33.3秒の驚異的な末脚で新馬戦を快勝した「アスコリピチェーノ」です。

仕上がりの早いダイワメジャー産駒であり、完成度の高さでは頭一つ抜けているので、2戦目での重賞制覇も期待できそうです。

また、エイシンヒカリ産駒「エンヤラヴフェイス」も新馬戦での勝ちっぷりは見事でした。

余裕のある手応えで2着に5馬身差をつけて圧勝し、マイル適性の高さを見せています。

その他、2戦連続で上がり最速タイムを記録するなど決め手抜群の「ヴァンヴィーヴ」、デビュー戦で余力十分に3馬身差で快勝した「ルクスノア」なども積極的に馬券に絡めたいところです。

「新潟2歳ステークス」ウマダネの馬券予想

2023年新潟2歳ステークスのウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

枠	馬番	予想印	馬名
8	12	◎	アスコリピチェーノ
3	3	○	エンヤラヴフェイス
2	2	▲	ヴァンヴィーヴ
5	5	☆	ルクスノア
4	4	△	ルージュスタニング
8	11	△	クリーンエア

【馬連ボックス】
2.3.4.5.11.12
15通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬：12
相手：2.3.4.5.11
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着：3.12
2着：2.3.4.5.12
3着：2.3.4.5.11.12
32通り各100円