「ワイドは流しとボックスのどっちがいい?」
「ワイドで勝つためにはどうすればいい?」
今回は、そう思っている方へ向けて、ワイド馬券の攻略方法を徹底解説していきます。
ワイドとは正式名称で「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」と言って、馬連を3着まで拡大したような馬券です。
選んだ2頭の馬が3着以内に入れば当たりとなるので、競馬初心者でも当てやすい馬券として人気。
しかし、流しにするべきか、ボックスにするべきか悩んだことはありませんか?
結論、回収率を上げるならワイド流し一択です!
この記事を読めばワイド流しをマスター出来ます。
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プロの予想を無料で見れるので回収率UP間違い無しです。
1:競馬のワイドの買い方は「流し」か「ボックス」
馬券を買うときに有効活用したいのが、「流し」と「ボックス」です。
「流し」か「ボックス」で迷う場面も多く、どのように使い分けるべきか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
どちらも一長一短ある買い方なので、うまく有効活用することで大きな利益を上げることが可能です!
まずは、ワイド馬券における「流し」と「ボックス」の違いについて解説していきます。
ワイド流しとは?
「流し」は、特定の馬を軸にして、他の馬へと幅広く賭ける買い方のことです。
ワイド馬券での「流し」は1頭の本命馬を選んで、相手となる複数の馬のワイドを購入します。
競馬場やウインズでマークカードを使って馬券を購入するとき、青のカードなら簡単にワイド流しが購入できます。
軸となる馬が1頭決まっているときには、「流し」で効率よく馬券を購入するようにしてください。
ボックスとは?
「ボックス」とは、選んだ馬の全ての組み合わせの馬券を購入する買い方です。
仮に5頭のワイドボックスを購入するとしたら、10通りの全ての組み合わせを購入します。
マークカードで購入する場合には、赤のマークカードで簡単に購入できます。
「ボックス」は全ての組み合わせを購入する買い方なので、買い忘れを防ぐのに便利です。
軸となる馬が絞り切れないとおきには、「ボックス」を活用した買い方もおすすめです。
流しとボックス買いとの違いは?
流しが軸となる馬から相手馬を複数選択して購入するのに対し、ボックスは選択した馬番の組み合わせをすべて購入する買い方です。
ボックスが買い目を増やして広く購入する買い方としたら、流しは買い目を極力抑えてピンポイントで狙い撃つ買い方と言えます。
的中率が高いのはボックスですが、当たった時の回収率に期待できるのは流しです。
どちらも一長一短ある買い方ですが、当記事では高配当に期待が持てる流しを推奨しています。
なぜなら、ボックスは広く購入できますがその分無駄な買い目も購入しがちだからです。
流しはピンポイントで買い目を抑えられるので、無駄な投資を一切省くことができます。
また、買い目を抑えることで浮いた資金を1点当たりの投資資金に回すことで高配当につなげられます。
結果的には買い目を抑えた方が的中したときのリターンと回収率にも期待できるので、長期的に収支を安定させる流しはぜひ覚えておきたい買い方なのです!
2:【初心者必見】ワイド流しの買い方解説!
実際にワイドの流しはどのようにして購入すればいいでしょうか。
普段、流しを購入しない方にとっては分からないかもしれません。
当項目では、マークシートと即PATごとに流しの買い方を解説します。
買い方①マークシートの場合
マークシートとは、競馬場や場外馬券売り場に置いてある用紙で、紙の馬券を購入するうえで必ず用いるシートです。
マークシートに購入したいレースや馬番をチェックし、記入したマークシートと購入代金を、最寄りの馬券発券機に入れると、馬券を購入できます。
マークシートにはいくつか種類がありますが、流しで購入する場合は青のマークシートを使います。
こちらが青のマークシートで、流しとマルチ購入専用のマークシートです。
表と裏があり、表は馬連・枠連・ワイド・三連複を対象にした連複流し、裏は馬単と三連単専用の連単流しで使います。
どちらか片方しか記入できません。
ワイドの場合は表の連複流しを使います。
記入する項目は6点です。
- 場名
- レース番号
- 式別
- 枠番・馬番
- 1点あたりの金額
- 単位
最低この6点を記入すれば、流し馬券を購入できます。
ひとつだけ気を付けたいのが、購入金額です。
マークシートで金額をチェックするときはあくまでも1点当たりの購入金額をチェックします。
ときどき、1点当たりの購入金額に合計金額をチェックしてしまう人がいますが、場合によってはとんでもない出費になってしまいます。
当たれば最高ですが外れたら最悪なので、そこだけは気を付けましょう。
買い方②即PATの場合
即PATはネット上で馬券を購入できるインターネット投票の一種で、現在もっとも主流の買い方です。
即PATの場合は事前に指定された銀行口座をJRAの即PATと提携することではじめて使用できます。
提携したらログインしましょう。
ログインすると、このような画面が出てきます。
最初に馬券購入費を入金しないといけません。
『入出金メニュー』から馬券購入費を『入金』することで、馬券購入できます。
お金を入金したら入金した金額分だけ、購入限度額に反映されます。
お金が反映されたら、『通常投票』から馬券を購入します。
タップすると以下の要項がでてくるのでひとつずつチェックしましょう。
- 競馬場名
- レース
- 式別(券種)
- 馬番
- 購入金額
すべてチェックすると、買い目をセットできます。
最後は馬券購入金額を入力して投票すると、馬券を購入できます。
即PATは簡単操作で馬券を購入できます。
自宅や外出先から馬券購入できるのでものすごく便利ですし、登録手続きを行った日から使えるうえ、入会金、年会費も無料なのでぜひ登録してみてください!
▼スマホ版即PATの操作方法
▼パソコン版即PATの操作方法
3:ワイド流しは最強?メリットデメリットを解説
本命馬が決まっているのなら、「流し」を活用しない手はありません。
ここでは、ワイド流しの3つのメリットと3つのデメリットについて、それぞれ見ていきましょう。
メリット①:点数が絞れる
ワイド流しの最大のメリットは、点数が大きく絞れる点です。
例えば、ワイドボックスの場合、選んだ馬の全ての組み合わせを購入することになるので、点数が増えやすいのがデメリットとして挙げられます。
しかし、軸となる馬を1頭決めておけば、ワイド流しで相手を5頭選んだとしても、購入点数はわずか5点です。
競馬で勝つためには馬券の点数をできる限り減らして、馬券の購入費用を抑えなければいけません。
無駄な馬券を買っていると、長い目で見て競馬で勝つのは難しくなります。
本命となる軸馬を選んで、ワイド流しで点数を絞りながら的中を目指してください。
メリット②:複数の的中を狙える
ワイド流しには、複数の的中が狙えるというメリットもあります。
ワイド馬券は他の馬券と違って、的中となる組み合わせが複数存在します。
例えば、1着5番、2着6番、3着10番だった場合に、ワイド馬券の的中となる組み合わせは「5-6」「5-10」「6-10」の3つです。
5番を軸としてワイド流しを購入すれば、「5-6」「5-10」の2点が的中する可能性があります。
ダブル的中が狙えるという意味でも、ワイド流しはおすすめの買い方です。
メリット③:当たりやすい
ワイド流しは的中率が高いので、初心者にもおすすめです。
ワイド馬券自体の的中率が高いだけでなく、流しを活用することでさらに的中率が上がります。
本命とした軸馬が上位にきたとき、ワイド流しにしておけばかなりの確率で当たります。
確実に3着以内に入りそうな馬がいれば、ワイド流しで馬券を的中させることは難しくありません。
高配当はあまり期待できませんが、馬券をとにかく当てないならワイド流しの活用してみてください。
デメリット①:軸馬がハズレた時点で負け
ワイド流しの最大のデメリットは軸馬選びに失敗すると、いくら相手馬が馬券に絡んでも馬券が外れてしまうのです。
ボックス買いの場合は仮に本命馬が馬券に来なくても、紐にしていた相手同士の馬券で的中することも珍しくありません。
しかし、ワイド流しの場合には、軸馬がハズレた時点で負けとなってしまうのです。
そのため、軸馬選びに自信がない人や軸馬が絞り切れないときには向いていません。
流しはあくまでも、本命となる軸馬が信頼できるというときに活用したい買い方です。
デメリット②:人気決着の配当が低い
ワイド馬券は、3連単のように高配当が期待できる馬券ではありません。
人気馬同士の決着となってしまうと、配当が低いというデメリットもあります。
ワイド馬券の平均配当は、およそ500~1000円程度です。
万馬券になることは珍しいので、一発逆転を狙うような馬券ではありません。
ワイド流しでは、着実に的中を繰り返していく必要があります。
そのため、プラス収支にするために、的中率を高めなければいけません。
ワイド流しを活用するときには、的中率を高く維持できるように意識してみてください。
デメリット③:トリガミになることがある
ワイド流しでは、トリガミになってしまう可能性もあります。
ワイド馬券自体の配当が低いので、流しで点数を増やしてしまうと馬券が当たってもマイナス収支になってしまいます。
ワイド流しを購入するときには、オッズのことも頭に入れておかなければいけません。
軸馬を1頭に絞っても、相手を10頭選んでしまうと、ワイド流しの購入点数は10点になってしまいます。
1点100円ずつ購入した場合は合計で1000円の支出となるので、的中しても配当が1000円を下回ってしまうとトリガミです。
回収率を上げるためには、トリガミになることもできるだけ避けなければいけないので、ワイド流しを
購入するときはオッズも確認しながら、購入点数を決めるようにしてください。
4:ワイド流しで的中させる2つの必勝法
ワイド流しでプラス収支にしていくためには、ポイントを押さえた買い方が大事です。
そこで、ワイド流しを的中させる2つの秘訣について紹介します。
秘訣①:軸馬は上位人気馬にする
ワイド流しを的中させるために最も大事なのが、軸馬の選び方です。
なぜなら、軸馬選びを失敗してしまうと、その時点で全ての馬券が外れてしまうからです。
そこで、軸馬は素直に上位人気馬から選ぶようにしてください。
人によっては高配当を狙いたいという気持ちから、軸馬を穴馬にしてしまう人がいます。
しかし、人気と3着以内に入線する複勝率は比例しているので穴馬を軸にするということはそれだけ馬券に絡む確率も下がるのです。
そのため、穴馬を軸馬にすると、ワイドの的中率も一気に下がってしまいます。
上位人気馬を軸馬にしたとしても、相手が穴馬であればそれなりの配当を得ることも可能です。
穴馬ばかりを狙うのは止めて、上位人気の馬を軸馬としたワイド流しを心掛けてください。
秘訣②:「勝つ馬」ではなく「3着内に入る馬」を狙う
ワイド馬券は、馬連を3着まで拡大したような馬券です。
「3着以内に入ればOK」なので、勝ち馬を選ぶ必要もありません。
そのため、「勝つ馬」ではなく「3着内に入る馬」を狙うことが大事です。
必ずしも、勝ち馬を予想しないといけないわけではありません。
ワイド流しでは、成績の浮き沈みが激しい馬よりも、2~3着が多い成績の安定している馬の方が信頼できます。
「勝つ馬」よりも「3着内に入る馬」を探し出すように意識して、ワイド流しで効率よく資金を増やしてくださいね。
4:【検証】ワイドの流しで回収率136%を実現!
ワイドの流しが有効的な買い方であることは間違いありません。
しかし、どの馬を軸に据えるかで勝敗を大きく変わります。
ここでは、以下のルールでワイド流しで勝てるのかを検証してみました。
●5番人気を軸に1・2・3・4・6番人気にワイド流し
●1レース当たりの馬券代は500円
検証結果は以下の通りです。
2022年 1月5日 |
中山 | 中京 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
馬券代 | 払戻し | 収支 | 馬券代 | 払戻し | 収支 | ||
1R | 500円 | -500円 | 500円 | 3,130円 | 2,630円 | ||
2R | 500円 | -500円 | 500円 | 1,660円 | 1,160円 | ||
3R | 500円 | -500円 | 500円 | 670円 | 170円 | ||
4R | 500円 | -500円 | 500円 | -500円 | |||
5R | 500円 | -500円 | 500円 | -500円 | |||
6R | 500円 | -500円 | 500円 | -500円 | |||
7R | 500円 | 1,690円 | 1,190円 | 500円 | 1,730円 | 1,230円 | |
8R | 500円 | 2,330円 | 1,830円 | 500円 | -500円 | ||
9R | 500円 | 1,750円 | 1,250円 | 500円 | -500円 | ||
10R | 500円 | 1,840円 | 1,340円 | 500円 | -500円 | ||
11R | 500円 | -500円 | 500円 | -500円 | |||
12R | 500円 | 1,500円 | 1,000円 | 500円 | -500円 |
合計 | 馬券代 | 払戻し | 収支 | 回収率 |
---|---|---|---|---|
12,000円 | 16,300円 | 4,300円 | 136% |
なんと、みごとに4,300円もの利益を獲得できました。
的中率を重視すると、1~3番人気あたりを軸に据えるべきですがそれでは配当が少なく、
結果的に回収率で100%を上回るのは非常に困難です。
今回の検証から、適度に馬券内が期待できる5番人気あたりを軸に考えると、配当妙味があり勝てるという実証結果が得られました。
ぜひ、ワイド流しを検討の際は参考にしてください!!
まとめ
競馬で回収率を上げる上で、ワイド流しはぜひとも活用したい買い方です。
ワイド流しは軸となる馬が上位に来れば、かなりの確率で当てられる買い方です。
ワイド流しのメリットとして挙げられるのが、以下の3つです。
- 点数が絞れる
- 複数の的中を狙える
- 当たりやすい
的中率が高いだけでなく、複数の的中も狙えたり、点数が絞りやすいというメリットもあります。
ワイド流しは高配当で一発逆転を狙えるような買い方ではありませんが、着実に的中を繰り返すことで資金を増やせる可能性があります。
信頼のできる軸馬が見つかったときには、積極的にワイド流しを活用して、少ない点数で馬券を的中させてくださいね。