「ワイドのボックスとはどんな馬券?」
「ワイドボックスで勝てるの??」
そんな疑問にお答えします。
ワイドボックスとは、ワイド馬券の買い方の1つです。
そもそもワイドは、3着までに入る2頭の組合せを馬番号で当てる馬券で、「単勝」「複勝」に次いで3番めに当たりやすい馬券です。
そんなワイドで、より簡単に的中が狙える買い方が「ボックス」です。
ワイドボックスは、競馬初心者でもわかりやすい買い方で、簡単に的中が狙えます。
この記事作成にあたり、実際に5レース分で検証したところ、2レースで的中し、2,290円のプラス収支を実現しました。
ワイドボックス5レース検証 | |
---|---|
馬券代 | 2,400円 |
獲得配当 | 4,690円 |
収支 | +2,290円 |
- 「ワイドボックスとは?」3つの基礎情報
- ワイドボックスの買い方
- ワイドボックスに潜むトリガミの罠
- ワイドボックスを実際に購入して当たるか検証
ぜひ、最後までチェックしてください。
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【初心者向け】競馬の「ワイドボックスとは?」3つの基礎情報
まずは、ワイドボックスの基礎情報について確認していきましょう。
- ワイドボックスとはとにかく当たりやすい馬券
- ワイドボックス以外に「流し」もある
- そもそもワイドの平均配当は600円程度
ワイドボックスとはとにかく当たりやすい馬券!
ワイドボックスは、とにかく当たりやすいという特徴があります。
そもそもワイド馬券は、3着までに入る2頭の組合せを馬番号で当てる馬券です。
必然的に的中の組み合わせは3通りとなります。
ワイドボックスでは、3着までに入りそうな馬を複数頭選んで、そのうち2頭以上が3着内に入れば的中。
▼ワイド3頭ボックスの組み合わせ
上記のワイド3頭ボックスの場合は、3通りの組み合わせとなり、③⑤⑦の馬のうち2頭が3着までに入れば的中!
初心者でもわかりやすく、当たりやすいのでおすすめの買い方です。
ワイドボックス以外に「流し」もある
ワイドには、「ボックス」以外に「流し」という買い方があります。
流しとは、軸となる1頭を決めて、相手となる馬に流していく買い方です。
ワイドボックスの場合、選んだうちの2頭どの馬でも3着以内に入れば的中ですが、ワイド流しの場合、軸馬が3着以内に入れなければその時点で不的中となります。
▼ワイド3頭流しの組み合わせ
上記のワイド3頭流しの場合は、3通りの組み合わせとなり、③が3着に入れなければ不的中です。
ワイド流しは、ワイドボックスよりもシビアな分、馬券代を抑えることのできる買い方で、少し難易度が上がります。
そもそもワイドの平均配当は600円程度
ワイドは、当たりやすい馬券なので、そこまで高配当は望めません。
平均の配当金額は約600円となっています。
もちろん、1,000円、2,000円の配当がつくこともありますが、110円、200円といった少額の配当もあることを頭に入れておきましょう。
ワイドボックスに潜むトリガミの罠
ワイドボックスには、トリガミという罠が潜んでいます。
トリガミとは、「当たったのに、マイナスになる」こと。
「えっ?当たったのにマイナス??意味がわからない…」
となりますよね。。。
トリガミとは、どのようなことを言うのか、実例を踏まえて確認していきましょう。
トリガミとは、当たって損すること
ワイドのボックスは当たりやすい馬券で、たくさんの頭数を選べばそれだけ当たる確率が上がります。
例えば、出走頭数が10頭のレースで、ワイド7頭ボックスを買えば、ほぼ的中は堅いでしょう。
しかし、ワイド7頭ボックスは、組み合わせ数が21通りあります。
1点あたり100円で購入すると、馬券代は2,100円。
3通りとも的中したとして、平均配当で計算すると、
獲得金額は、
収支は、
完璧に的中させたにも関わらず、資金は減ってしまいます。
このように、的中させたにもかかわらず収支がマイナスとなることを「トリガミ」と言います。
ワイドボックスは、頭数を増やすことでトリガミになりやすい買い方なので、3~5頭程度で買うことをおすすめします。
ワイドボックスでトリガミを実演
実際のレースで、ワイド5頭ボックスを買ったとします。
選んだのは、1番人気~5番人気の人気上位5頭。
ちなみに、ワイドの5頭ボックスは10通りの組み合わせとなり、馬券代は1,000円です。
▼レース結果
人気上位3頭がそのまま3着以内に!
これは、見事に的中です。
では、払い戻しを見てみましょう。
▼払い戻し
この場合、3通りすべて的中となるので、受け取る配当金は、
となります。
馬券代が1,000円だったので、
収支は、
う~ん、、、残念ながらマイナス収支の「トリガミ」です。
このように、ワイドボックスは頭数を増やせば馬券代がかさみやすいので、「トリガミ」にならないように注意しながら、上手に買うことが大切となります。
ワイドボックスの買い方
ワイドボックスを買う前に押さえておくべきことは3つあります。
- ワイドボックスの点数について
- 3〜5頭買いがおすすめ
- 人気馬をはずす
一つずつ解説します。
ワイドボックスの点数について
まずワイドボックスの点数について知っておきましょう。初心者向けの情報ですが、ワイドボックスを購入する前に必ず押さえておきましょう。
「選んだ馬の数×(選んだ馬の数-1)÷2」
例えばワイド5頭ボックスの場合、5×(5-1)÷2=10点となります。
いちいち計算するのは面倒だと思いますので下記で各頭数別のボックスの点数を一覧にしています。
購入金額は点数に賭け金を掛け合わしてください。
頭数 | 点数 |
3頭 | 3点 |
4頭 | 6点 |
5頭 | 10点 |
6頭 | 15点 |
7頭 | 21点 |
8頭 | 28点 |
9頭 | 36点 |
10頭 | 45点 |
10頭ワイドボックスを100円で購入した時点で4500円かかるため、的中させてもトリガミになる可能性が高いので、気をつけてください。
頭数は少なければ少ない方ほどおすすめ
ワイドボックスの頭数でおすすめなのは3頭です。理由は外れてもリスクが小さくトリガミになる可能性が低いからです。
また、うまく当たることで全通り的中となる可能性もあります。
そもそもワイドボックスは的中率の高い馬券のため、頭数を増やすことで買い点数を増やすメリットはあまりありません。
人気馬をはずす
ワイドボックスは、的中率が高い馬券のため、オッズも低いです。そのため1番や2番人気などの人気馬を入れてしまうと回収が難しくなります。
そのため当たり前のことではありますが、ワイドボックスでは人気馬を外して買うことで回収率を高められます
【検証】ワイドボックスを実際に購入して当たるのか調べてみた
実際にワイドの4頭ボックスで購入して、当たるのか、稼げるのかを検証しました。
検証したのは、以下の5レースです。
●東京9レース(ホンコンJCT)
●中京10レース(弥富特別)
●東京10レース(麦秋S)
●中京11レース(高山S)
●東京11レース(G1・安田記念)
馬券購入のルールは、
全ての対象レースで、「1番人気」「3番人気」「5番人気」「7番人気」の4頭のワイドボックスを購入。
(ワイド4頭ボックスは6通りなので、馬券代は1レースあたり600円)
結果は、2レースで的中して、馬券代を差し引いてもプラス2,290円という非常によい成果を挙げました。
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1レース目:【的中】450円獲得!しかしトリガミ…
1レース目は、東京9レースの「ホンコンJCT」です。
▼レース結果
2着に1番人気、3着に5番人気が入ったので、1通りのワイド的中をゲット!
1レース目から幸先いいです。
▼払い戻し
450円の配当を獲得!
しかし、馬券代が600円なので、マイナス収支の「トリガミ」です。。。
2レース目:【的中】4,240円獲得!デカイのキタッ!!
2レース目は、中京10レースの「弥富特別」です。
▼レース結果
1着に5番人気、2着に7番人気の馬が入選!
これはいい配当が期待できそう!!!
▼払い戻し
スゴイっ!
4,240円の配当を獲得!
中位人気同士だと、こんな配当の獲得も可能なのです。
3レース目:【不的中】残念ハズレ
3レース目は、東京10レースの「麦秋S」です。
▼レース結果
選んだ馬は、5番人気が3着に入っているだけ。
残念ながらハズレです。
ハズレましたが、念の為に払い戻しを確認しておきましょう。
▼払い戻し
1~3番人気が馬券内に入らなかったことで、3通りすべて1,000円オーバー。
4~6番人気でも結構良い配当が得られます。
4レース目:【不的中】残念ハズレ
4レース目は、中京11レースの「高山S」です。
▼レース結果
選んだ馬は、1番人気が3着に入っているだけ。
残念ながらハズレです。
8番人気と10番人気ですか、、これは難しい!
▼払い戻し
8番人気と10番人気で6,300円。
やはり、下位人気が絡むと一気に配当が上がります。
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5レース目:【不的中】残念ハズレ
5レース目は、東京11レースの「G1・安田記念」です。
▼レース結果
選んだ馬は、1番人気が2着に入っているだけ。
残念ながらハズレです。
▼払い戻し
4番人気と8番人気で、5,460円。
結構配当ついてますね。
今回の検証では最も大きいG1レースだっただけに、当てたかったですが残念!
結果:プラス2,290円!的中率40%で回収率195%
ワイド4頭ボックスで、結果的に5レース中2レース的中、収支はプラス2,290円でした。
的中率40%で、回収率195%。
十分にいい結果が得られました。
ぜひ参考にして、ワイドボックスにチャレンジしてみてください。
ワイドボックス5レース検証 | |||
---|---|---|---|
レース | 馬券代 | 配当 | 収支 |
1レース目 | 600円 | 450円 | -150円 |
2レース目 | 600円 | 4,240円 | +3,640円 |
3レース目 | 600円 | 0円 | -600円 |
4レース目 | 600円 | 0円 | -600円 |
5レース目 | 600円 | 0円 | -600円 |
合計 | 2,400円 | 4,690円 | +2,290円 |
ワイドボックスはトリガミしないよう気をつけよう
ワイドボックスについて解説しました。
ワイドボックスは、ワイド馬券の買い方の1つです。
選んだ馬全ての組み合わせを買うことができるので、初心者でもわかりやすく、当たりやすい買い方です。
しかし、ワイドボックスは「トリガミ」のリスクのある買い方なので注意しましょう。
ワイドのボックスは、3~5頭で買うのがおすすめです。
ウマダネが実際に5レースで、ワイド4頭ボックスを検証したところ、2レースで的中。
馬券代を差し引いても、2,290円のプラス収支となりました。
初心者でも簡単に的中が狙える「ワイドボックス」を、ぜひチャレンジしてみましょう。