競馬の複勝オッズをご覧になったことはあるでしょうか。
複勝オッズは「3.4-8.2」といった表記がされており、どういった見方をすればよいのかわからない方もいるはずです。
これはオッズの下限と上限を表しており、簡単にいえばオッズに幅があるということです。
では、どうして複勝のオッズには幅があるのでしょうか。
当記事では、競馬の複勝オッズに幅がある理由を解説し、オッズの見方、計算方法を説明した後、複勝におけるオッズの活用や複勝で勝つポイントについて紹介していきます。
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競馬の複勝のオッズに幅がある理由
複勝オッズに幅がある理由は、レース確定までオッズが確定しないからです。
これは、複勝という券種の特性が原因で起こるものです。
複勝とは、3着までに入る馬を当てる券種(7頭立て以下のレースであれば2着まで、4頭立て以下のレースでは複勝は買えない)であり、その馬が1~3着のどの着順になるかによってオッズの変動はありません。
しかし、残りの2枠に入る馬によってオッズが変動します。
これが複勝オッズに幅が生じる理由です。
残りの2枠が人気馬であればオッズはあまり高くなりませんが、穴馬が入った場合はオッズが高くなります。
相手馬が確定するまではオッズも確定しないため、目安として上限と下限が表記されているのです。
では、実際に複勝オッズはどのようにして決められるのでしょうか。
次章では、複勝オッズの見方がわかるよう、複勝オッズの決まり方について詳しく解説していきます。
複勝オッズの決まり方・見方・計算方法とは
競馬の払戻金額は以下の計算式で算出されます。
W=勝馬に対する勝馬投票券の総売上
D=勝馬以外の勝馬投票券の総売上
P=勝馬の数
R=JRAが投票法ごとに定めた率(いわゆる払戻率)
例として、8頭立てのレースで、以下の表のように馬券が売れたと仮定して、複勝オッズを計算します。
1つ目のパターンとして、購入者は1番の馬に投票し、人気馬である1~3番の馬が1着~3着に入ったとします。
その場合、
Dは5,000+5,000+5,000+2,000+1,000で18,000円
Pは3頭
Rは0.80(複勝の払戻率は80%)
となり、計算すると12,800円となります。
1番の馬に投票した場合、10,000円に対して12,800円の払戻金を受け取ることになるため、オッズは1.28です。
2つ目のパターンとして、購入者は1番の馬に投票し、不人気馬を含む1,7,8番の馬が1着~3着に入ったとします。
その場合、
Dは10,000+10,000+5,000+5,000+5,000で25,000円
Pは3頭
Rは0.80(複勝の払戻率は80%)
となり、計算すると約14,666円(小数点以下は切り捨て)となります。
1番の馬に投票した場合、10,000円に対して約14,666円の払戻金を受け取ることになるため、オッズは1.46です。
このように、投票した馬が同じでも残り2枠に入る馬によってオッズが変動します。
単勝のように的中馬券が1つの券種はPが1であり、レース結果によってDの値が変わることもないため、複勝オッズのように幅が生じることはありません。
この例は説明のために現実離れした数値を使っていますが、まとめると、残り2枠に人気馬が入る(外れ馬券の総売上が小さい)と配当は少なくなり、残り2枠に穴馬が入る(外れ馬券の総売上が大きい)と配当は大きくなるという認識で問題ありません。
このような計算式で算出されるため、オッズに幅が生じるということです。
複勝オッズを活かすポイントはオッズの歪み
複勝オッズに幅が生じる理由や複勝オッズの算出方法を把握したら、それを予想に活かすポイントも抑えておくことをおすすめします。
複勝に限らず、競馬には「オッズの歪み」と呼ばれる現象があります。
オッズは人気によって決まるため、必ずしもそのレースの馬の実力を正しく表しているわけではありません。
オッズと実力が合っていないことをオッズの歪みと呼びます。
人気が高いのに実力が伴っていない馬には投票するべきではありませんし、人気が低いのに実力が高い馬は投票するべき穴馬だといえます。
このように、オッズの歪みを見抜くことができれば、投票すべき馬や投票すべきでない馬の判別がしやすくなります。
そのオッズの歪みを見つけるポイントの1つが、単勝オッズと複勝オッズの比較です。
単勝は複勝に比べて3倍当てにくいといわれている券種です。
そのため、単勝オッズは複勝オッズの3倍になっている状態が妥当だといえます。
そこで、単勝オッズと複勝オッズの差が3倍という数値と離れていれば離れているほど、オッズに歪みがあると判断できます。
複勝オッズについて理解することで、このオッズの歪みを見抜き、実力は高いのに人気が低い、すなわち勝ちやすいのに配当は高いという、穴馬を見つけることができるようになるのです。
異常オッズについて知っておく
異常オッズとは、大金を賭けて、通常とは異常な数値になっているオッズのことです。
単勝人気と複勝人気の順番が大きく違うことがあります。これは単勝のみが異常に売れていることになります。
これは競馬の内部事情を知っている関係者が大金をかけたことによって異常オッズになることがあるようです。
ずるいと思ってもしょうがないので、購入締め切り直前にオッズの変動がおかしいと感じた場合は、その歪みを利用して馬券を購入することをおすすめします。
単勝オッズと複勝オッズの歪みを見つけよう
複勝のオッズは「1.5-4.2」といった表記がされ、これはオッズの下限と上限を表しています。
このように複勝オッズに幅ができる理由は、複勝の配当は残り2枠に入る馬によって変わるからです。
残り2枠に入る馬が人気馬の場合オッズは低くなり、逆に不人気馬の場合オッズは高くなります。
この複勝オッズの活用法として、単勝オッズと複勝オッズの差に着目することでオッズの歪みを見つけるというものがあります。
オッズの歪みは穴馬を見つける際の1つの判断材料となるため、是非この活用法を試してみることがおすすめです。
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