「競馬を始めたばかりだけどルールがよく分かない!」
「競馬初心者だけどルールってあるの?」
このような方は本記事必見です。
競馬って面白そうだけどルールがよくわからなかったりしますよね。
「でも知らずにルールを破ってしまうのも嫌だ…」
大丈夫です。最初はだれもが初心者で競馬ファンは基本的に初心者に優しい方が多いです。
しかしルールを平気で破ってしまうと、「なにこの人」となってしまうこともあります。
そこで本記事ではまず馬券購入に関する5つのルールを解説していきます。
そして記事終盤では競馬場に関する10個のルールも解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めばあなたも今日から競馬のルールを理解した「中級者」として競馬を楽しむことができます。
《この記事で分かること》
- 馬券購入のルール
- 競馬場での観戦時におけるルール
競馬にも当然ルールが存在する!初心者は気を付けて!
競馬にはさまざまなルールがあります。
例えばレースにおけるルールや獲得賞金のルールなど、挙げればキリがありません。
競馬にまつわるルールを全てまとめると膨大な文字数になるので、当記事では馬券購入時と競馬場にアクセスした際のルールに絞って紹介します。
競馬の馬券購入時の注意するべき5つのルール
最初に、馬券購入時におけるルールを紹介します。
正直なところ、覚えていなくても問題ないルールも多々ありますが、なかには罰則になるルールも存在しますので、初心者の方は特に注意が必要です。
ルール①馬券は二十歳になってから
最初に、馬券は二十歳以上にならないと購入できません。
競馬場や場外馬券売り場自体の入場に年齢制限は設けられていません。
しかし、馬券購入には年齢制限が設けられています。
お酒やタバコと同じで、二十歳未満の方の購入は禁止されています。
なお、未成年者が買いたい買い目を大人が購入する行為は合法です。
ルール②決められた場所で馬券を購入
馬券は決められた場所でしか購入できません。
例えば、競馬場や場外馬券売り場、インターネット投票などです。
現在はあまり聞きませんが、ひと昔前は控除率を省いて賭け金を募るノミ行為が行われていました。
ノミが行われると競馬主催者側に儲けが発生しないので、このようなルールが設けられました。
ルール③出走馬数で購入できる券種は違う
実は、券種の的中条件や販売形式は出走頭数によって変わります。
よく耳にするルールをまとめました。
- 出走頭数が8頭以下のレースでは枠連の販売は行わない
- 出走頭数が7頭以下のレースにおける複勝の的中範囲は1.2着馬まで
- ワイドで3着が同着の場合、3着-3着の組み合わせは不的中
買いたい券種が買えない場合もあるので、初心者にの方は特に気を付けましょう。
ルール④的中馬券の有効期限は60日
的中した券種の払戻有効期限は60日です。
それ以上日数が経つと払戻は無効になります。
競馬場や場外馬券売り場に一日ずっといる場合はその日の内に換金することが多いので、あまり問題ありません。
インターネット投票で購入されている方も気にしなくてもいいです。
なんらかの用事で馬券だけ購入しに来た方は後日換金を想定して馬券を購入しているのでそのような方のみ注意したいですね。
ルール⑤馬券は一度購入したら修正不可
券売機を使って馬券を購入する際、極稀に買い目や購入金額を間違えることがあります。
発券直後に間違いに気づいたら、券売機横に設置されている窓口から修正を申し出ることも可能みたいですが、基本的に修正はできないものと思ってください。
インターネット投票も同様で、一度購入すると修正はできません。
購入前に買い目と購入金額をしっかりチェックするよう心がけましょう。
競馬場に関する10個のルール|初心者は絶対見て!
競馬場にもやってはいけないことや、持ち込んではいけないものがあります。
基本的に、レースに支障がでるような行為は禁止されています。
また、馬やほかの人に迷惑をかけたり危険を及ぼす行為も禁止されています。
ルール①持ち込み禁止物がある
競馬場には持ち込み禁止物があります。
- 危険物(火気・缶類・ビン類)
- 盲導犬、聴導犬以外の動物
- 車輪のついた道具(ベビーカー・車いすを除く)
- テントやパラソル
- 騒音を発生する道具(ホイッスルやメガホン、楽器など)
- 投げることを目的とした道具(フリスビーやボールなど)
- はしごや脚立
ほとんどのものは、レースに支障をきたすものばかりですね。
また、意外かもしれませんが缶類の持ち込みも禁止されています。
JRAの売店で販売されている飲み物はプラスチックのカップに入っていて、自動販売機で売られている飲み物もすべてペットボトルで販売していて缶は見かけません。
缶やビンが指定されたゴミ箱も一切ないので、持ち込まないようにしましょう。
ルール②コースやパドックに物を投げ入れるのはダメ
当然ですが、競走馬の舞台となるコースやパドックに物を投げ入れる行為は禁止されています。
競走馬は非常に憶病で敏感なので些細なことでもレースに支障を及ぼします。
かつて、ダテハクタカという馬が目に硫酸のようなものをかけられて、その後の競走馬としての活躍に大いに支障をきたしました。
ものの投げ入れは絶対にやめましょう。
ルール③馬券の束をばらまいてはダメ
昔のG1レースを映像で振り返ると目にするのが馬券を宙にばらまく行為です。
人によっては競馬場の風物詩としてとらえる人もいますが、ほかの人の迷惑になる上、競走馬にとっても集中力が削がれるようです。
最近はあまり見かけませんが、やっていることはごみ捨てと変わらないのでやめましょう。
ルール④騒音や大声を出しちゃいけない
競馬場では声を上げて応援する人や騒音を出す人が意外と多いです。
とくに大きなレースになるほど歓声は大きくなりますね。
しかし、大声や騒音は臆病な競走馬にとっては非常にわずらわしいものです。
応援する際は静かに見守ってあげてください。
ルール⑤撮影は問題ないが、フラッシュ撮影はNG
競走馬は普段あまり目にしないうえ、毛ヅヤも美しく、馬体もかっこいいのでつい写真に収めたくなりますよね。
競馬場での写真撮影は禁止されていません。
もちろん、競走馬も撮影してよいですが、フラッシュ撮影は競走馬に影響を及ぼす可能性があるので禁止されています。
ルール⑥競馬場観戦には入場料が必要
競馬場は入場料がかかります。
札幌・函館・福島・新潟・小倉
100円
東京・中山・中京・京都・阪神
200円
入場料さえ払ってしまえば一日中競馬場を楽しむことができるので、コストパフォーマンスは非常に優れています。
なお、レースが開催されていない競馬場は場外馬券売り場として営業しています。
このときは無料で入場できます。
ルール⑦ごみのポイ捨て禁止
当然ですが、ごみのポイ捨ては禁止されています。
外れ馬券や読み終えた新聞、書きかけのマークシートなどは必ずゴミ箱に捨てましょう。
ルール⑧タバコは分煙
競馬場内は所定の場所を除いて禁煙です。
喫煙スペースが随所に設置されているので、喫煙する際は必ず喫煙所を使用しましょう。
ルール⑨場所取り禁止
初心者だけではなく、長く競馬に触れられている方にもいえることですが、場所取りは禁止されています。
私物を置いたり、持参した競馬新聞で場所をとるのは大変迷惑なのでやめましょう。
ルール⑩都会にあるWINSは基本的に駐車禁止
WINSは競馬場に足を運ばなくても馬券を購入できる施設なので非常に使い勝手がいいです。
しかし、都会に設置されているWINSは周囲に有料駐車場しかない場所が多いです。
WINS利用のための路上駐車は当然禁止されています。
都会にあるWINSを利用する際は、公共機関を使ってアクセスしましょう。
まとめ
競馬場にまつわるルールと、馬券購入のルールを簡単に紹介しました。
ルールを知らなくても競馬を楽しむことはできるので初心者の方だけではなく、競馬歴の長い人でもはじめて知ったというルールがあったかもしれません。
そして、ルールとマナーを理解することで、より一層競馬を楽しむことができます。
ルールとマナーを守って競馬を楽しみましょうね。