「競馬始めたばかりだけどどうやって予想すればいいの?」
「競馬で予想をするときって何を見ればいいの?」
このようにお考えではないですか?
実際に競馬を始めたばかりだと何を見てどう予想すればいいのか全くわかりませんよね。
一般的に競馬を予想するさいに見るべき要素は以下の7つとされています。
- 持ち時計
- 舞台適性
- 距離適性
- 馬場適性
- 血統
- 枠順
- 騎手の力量
「持ち時計とか舞台適正ってなんぞや?」
となる方もいるのではないでしょうか。
本記事では上記のことを深ぼっていくのとともに、予想に役立つツールや競争馬のコンディションを見て予想を行う方法も解説していきます。
この記事を読み終わる頃にはあなたも立派な中級者として競馬予想を行うことができます。
また、本サイトが投稿しているレース記事を参考に予想をするやり方もおすすめですので、気になった方はご覧ください。
- 競馬予想で役立つツール
- 成績(データ)から見る予想方法
- 馬の動きから見る予想方法
初心者におすすめ!競馬予想で役立つ3つのツール
競馬予想を行う上で欠かせないのが競馬の情報を発信するツールです。
競馬情報を提供するツールにはどういったものがあるのか、ここでは初心者の方でも気軽に活用できる3つのツールを紹介します。
予想に役立つツールその1競馬新聞
競馬予想の代名詞といえる「競馬新聞」は多くの競馬ファンが活用しているツールです。
競馬新聞とは、週末に開催される出走馬やレース情報、新聞記者の予想や展開などがまとめられている新聞です。
特に重要なのが、出馬表です。
出走欄には馬の情報が細かい文字でびっしりと記載されています。
この文字を読み解くことが予想において非常に重要なのです。
ちなみに、競馬新聞にも大きく分けて2つのタイプがあります。
レース情報に特化した専門紙と、スポーツの一環として競馬を扱うスポーツ紙があります。
専門紙の方が情報量や質は豊富ですが、一紙500円ほどします。
スポーツ紙は情報量が専門紙より劣るものの、150円前後で購入できるのでリーズナブルです。
どちらも人によって相性があるので使いやすい方を利用するといいでしょう。
予想に役立つツールその2インターネット
当然、インターネットを活用して予想する方法もあります。
ネット上には、競馬の情報を総合的に扱うサイトやアプリが存在します。
netkeiba.comやウマダネ(本サイト)などが代表的な競馬総合サイトで、レースの出馬表などを見ることができます。
また、JRAの公式ホームページでも出走馬の情報や近走がまとめられています。
競馬情報は個人サイトやYouTubeの個人チャンネルでも確認できます。
個人で運営されている多くの方はレース予想をメインに公開していますが、なかには競馬の歴史や競馬の過去の名レースなどをまとめられている人もいます。
インターネット上には競馬の情報が膨大にある上、無料で情報収集できるので非常に役に立ちます。
予想に役立つツールその3テレビ
テレビでも競馬を取り扱う番組はあります。
地上波のテレビだとフジテレビのみんなのKEIBAやテレビ東京系列のウイニング競馬が有名ですね。
地上波のテレビ番組はメインレースが開催される15時から16時に放送されることが多く、その時間帯のレース中継や出演者による馬券予想を見ることができます。
BSでも競馬に触れた番組があります。
もっとも有名なのはグリーンチャンネルでしょう。競馬中継はもちろんのこと、競馬非開催日でも競馬に関する番組を放送しています。
テレビ中継は映像越しに競馬を楽しめますし、出演者の予想も参考になりますよ。
初心者が競馬予想する際に重要なファクター
競馬にはさまざまな予想方法があります。
例えば、タイムであったり、競走馬の血統など、本当にたくさんの予想方法があります。
競馬初心者の方はどんな予想方法があるのか、気になる方もいるでしょう。
競馬には大きく分けて、データから予想する方法と、馬の状態から予想する2つの方法があります。
競馬予想の手段について解説していきますね。
初心者でも簡単!データから競馬予想を行う方法7選
データがまとめられている出馬表には小さな枠のなかに膨大な情報が詰め込まれています。
それらのデータを読み解いてはじめて馬券を的中できるのです。
本章では出馬表に記された情報にはどういったものがあるか、紹介します。
方法①持ち時計
持ち時計とは、過去に走ったレースの中でもっとも優れた時計です。
競走馬は毎回同じ距離を走るわけではないので、今回出走するレースの距離と、その距離に限りなく近い距離が表記されることが多いです。
また、どの競馬場で走ったか、そして、持ち時計を叩き出した時の馬場状態なども掲載しています。
競馬新聞にもよりますが、出走馬の中で一番速い時計を持っている馬は黒枠の白文字で表示し、一目で分かるように工夫している新聞もあります。
方法②舞台適正
舞台適正とは、競走馬がその舞台で過去にどれだけの結果を残しているのか示した指標です。
舞台適正は「競馬場」と「右・左回り」の2つのカテゴリーで分けることができます。
競馬場における成績とは、その競馬場で走った時の着順をまとめています。
右・左回りの成績とは、右回りの競馬場もしくは左回りの競馬場における過去の成績をまとめています。
ちなみに、JRAの競馬場は国内に10カ所存在します。
そのうち、右回り競馬場は7カ所で、左回りの競馬場は3カ所あります。
右回り競馬場
- 札幌
- 函館
- 福島
- 中山
- 京都
- 阪神
- 小倉
左回り競馬場
- 東京
- 中京
- 新潟
舞台適性における成績は「※-※-※-※」という風にまとめられることが多いです。
「※」のなかには数字が入ります。左から、
1着に入線した回数-2着に入線した回数-3着に入線した回数-4着以下に入選した回数を表します。
出馬表に記されている情報は4つの数字でまとめられていることが多く、覚えておくと予想で役立ちます。
ちなみに、G1レースを9つ手にして引退したアーモンドアイの東京競馬場における成績は「7-1-1-0」と表記されています。
勝率約78%で3着以内率が100%なのでアーモンドアイは東京競馬場を得意とする馬でした。
方法③距離適正
距離適正とは、過去の成績を距離ごとにまとめたものです。
馬場適性同様、4つの数字で表示していて、1着に入線する回数が多ければ多いほどその距離を得意としています。
ただし、これまでに戦った相手関係などは距離適正だけでは判別できないので、ほかのデータと比較しながら参考にしたいですね。
方法④馬場適性
競馬は屋外で開催されるので、天候の影響を受けます。
大雨が降れば馬場もタフになりますが、JRAでは馬場状態を「良・稍重・重・不良」の4つの漢字で表しています。
そして、過去に走った馬場状態に応じて4つの数字で成績を表しています。
良馬場ではいまいち結果を残せない馬が重馬場で好走していれば、その馬は重馬場巧者と判断してもいいでしょう。
方法⑤血統
血統は両親やその先祖を見ることで、馬の特徴を見極めることができます。
血統では両親がどういった馬なのか見ることが第一です。
両親の情報は、出走馬の名前の近くに表記されています。父と母、そして母の父の名前が記されています。
競馬は「ブラッドゲーム」といわれるほど両親の特徴を引き継ぎやすく、両親が優れた馬だと、仔もポテンシャルの高い馬が産まれやすいです。
とくに父馬の影響は仔に反映されやすいです。
例えばディープインパクト産駒はスピードや瞬発性に長けていたり、ステイゴールド産駒は丈夫な馬が多い傾向にあります。
母の父も父馬同様、特徴を引き継ぎやすいです。
そして母が現役時代にどういった舞台で活躍したかによって、仔がどれだけのポテンシャルを秘めているのか予想できます。
また、兄弟にどういった馬がいるのか、近新馬を掲載している新聞もあります。
兄弟に重賞やG1を手にした馬が多いほど、産駒もポテンシャルの高い馬である可能性は高いです。
過去のレースデータがほとんど存在しない新馬戦や未勝利戦では血統予想が役立つことが多いです
方法⑥枠順
競走馬の枠順もレース展開を読み解く上で大切です。
競走馬は基本的にコースの柵の近く(ラチ沿いといいます。)を走る方がコースロスなく競馬できるので有利です。
そのため、内枠のほうが有利に思われますが、差し馬や追い込み馬の場合は無理に内で競馬すると仕掛けるときに前が馬群の壁になって脚を活かせないので外枠が有利なこともあります。
また、コースによって枠順の有利不利が反映されていることもあります。
例えば、新潟の直線1000mのレースでは外枠の方が好走事例があり、年末に開催される有馬記念は外枠よりも内枠の方が好走率が高いです。
コースや競走馬の脚質によって、有利な枠は変わるのです。
方法⑦騎手の力量
競走馬には必ず騎手が騎乗します。
騎手とは、競走馬がレースで最大限の力を発揮できるようにサポートする人です。
競走馬を車だとしたら騎手は運転手の役割を果たします。
競馬では「馬の力7割、騎手の力3割」といわれるほど、騎手の力量は大きなウエイトを占めています。
そして、騎手を見ながら競馬予想を行う方もいます。
例えば、常に好成績を収めている騎手は馬の能力を引き出すのが得意なので、結果を残すことが多いです。
また、特定の条件で好成績を残す騎手もいます。
内枠が得意な騎手だったり、特定の競馬場や距離を得意とする騎手もいます。
騎手の力量を見極めて予想するのも競馬予想で大切です。
競馬初心者必見!競走馬のコンディションから予想を行う方法3選
馬券を当てる上で、過去のデータを読み解くことは非常に重要です。
しかし、競走馬は生き物なのでどれほど優れた成績を持つ馬でも、当日の体調やコンディションが悪ければ敗れることもあります。
生き物である競走馬の状態を見抜く方法は主に3つ存在します。
本章では3つの見極め方を紹介します。
方法①馬体重
馬体重とは、競走馬の体重のことです。
前走と比較し、そこまで大きな変化がないこともあれば、2桁以上馬体重が変化していることもあります。
一般的には前走よりも馬体重が±5キロの範囲であればそこまで支障はありませんが、±10キロ以上変化があれば、どうして急激に増減したのか意識したほうがいいです。
例えば、過去に一番結果を残していたころの馬体重に近づいていた場合は気合を入れて走る気配があるとみていいでしょう。
また、若い馬が久々のレースで体重を増やした場合も、馬が大きく成長したと捉えていいです。
ただし、急激に馬体重を増やしてお腹回りが太くなっているのは肥満傾向にあります。
また、食が細くなって馬体が細くなっている場合体調が優れないことが多いです。
こういった馬体増減はベストの状態ではないことが多いので、馬券予想で活かすことができるでしょう
方法②調教映像と調教タイム
競走馬はレースに出走する数日前に、「調教」といってレースで勝つためのトレーニングを行います。
トレーニング内容は競馬記者によってまとめられ、新聞やネット上に調教タイムとして公開されます。
調教時計では速いほど馬の能力が垣間見れますが、本番に向けて余力を残しながら走らせる調教も存在するので鵜呑みにはできません。
むしろ、調教映像のほうが馬の状態を確認できます。
調教映像では、馬がしっかりと走ることができているか、過去に結果を残していた時のような走りができているのか確認できます。
また、調教映像ですばらしい走りを見せている馬は本番でも好走する可能性を秘めています。
方法③パドックと返し馬
パドックとは周回する馬の歩行を見ながら状態を把握する予想方法です。
しっかりと歩けているのはもちろんのこと、毛ヅヤや発汗などからも馬の状態を見抜くことができます。
返し馬とはパドックを終えた馬が本馬場(コース)に入って走ることをいいます。
コースに慣れるために軽く走ることがほとんどですが、この時の走法を見ながら馬の状態を確認することができます。
ただし、パドックや返し馬で馬の状態を見抜くのは非常に難しいといわれています。
なぜなら、馬一頭一頭ごとに特徴が違うからです。
そのため、パドックや返し馬を全く利用せずに馬券予想されている方も大勢います。
まとめ
競馬新聞や、馬の状態から予想する方法を紹介しました。
人によって予想スタイルはさまざまです。
ほとんどの人は自分に合った予想スタイルで競馬を楽しまれています。
競馬初心者の方ははじめはどのような予想を行えばいいのか戸惑うかもしれません。
最初は色々な方法で予想をしてみてください。
そのなかで自分に合った予想方法をとっていただければ長く競馬を楽しめますよ。
ぜひ、本記事で学んだことを生かして競馬予想をしてみてください。