
単勝や馬連は的中率が良いですが回収率に劣ります。
そこで的中率と回収率の最もバランスの良い馬券種は3連複です。
3連複は3連単に次ぎ的中が難しい馬券ですが当記事で紹介する買い方「フォーメーション」を利用すれば長期的に見て回収率向上が期待できるでしょう。
ただし3連複フォーメーションには多くのメリットがある一方デメリットもあります。
それを踏まえておすすめ3連複フォーメーションの組み方3選を紹介します。
是非、ご参考にしてください。
また、「3連単で万馬券を狙いたい!!」という方はプロ馬券師と契約している競馬予想会社の利用をおすすめします。
おすすめの競馬予想会社は競馬予想会社で本当に信用できる5サイトを171社から厳選紹介でご紹介していますので、合わせてご確認ください。

Contents
1:3連複とは
正式名称は、馬番号三連勝複式勝馬投票法。
1着、2着、3着となる馬の馬番号の組合せを的中させる投票法。
組合せとして当たっていれば良く、1着、2着、3着の着順は問わない。
JRAでは、平成14年より発売を開始。
引用元:JRA
http://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w532.html
3連複は1着から3着になる馬番を着順問わず組み合わせて的中させる馬券種です。
的中する確率は単勝や馬連に比べてグンと難易度が上がりますが的中した際の配当は高額で3連複を購入する競馬ファンの割合はかなり多いと言われています。
1着から3着の馬番を順番通りに当てなければいけない3連単程難しい馬券ではありませんが全馬券種の内3連単に次ぐ難易度です。
3連複の配当は中央競馬だと2017年の統計で25,000円前後で、3連単の3分の1から10分の1程度と覚えておくと良いでしょう。
1-1:3連複のメリット
3連複には2つのメリットがありますので紹介します。
・3連単に比べて的中率が高い
・他の馬券種に比べて「回収率」が高い
1つ目の3連複のメリットは3連単に比べて的中率が高いことです。
3連単に比べて的中率が高いためコンスタントに的中を繰り返せば勝ち続けることもできます。
しかも人気薄が1頭でも絡んだ場合配当は跳ね上がります。
今まで3連複の購入を避けてきた方は「3連複は当たらない」と思っていることが多いのではないでしょうか?
たしかに単勝や馬連に比べると圧倒的に的中率は良くありません。
しかし競馬で稼ぐためには「的中率」より「回収率」に目を向けるべきです。
3連複の2つ目のメリットは他馬券種に比べて「回収率」が高いことです。
例えば単勝を100円賭けしたと仮定して10回中2回的中したとします。馬券代は100円×10回なので1,000円になります。
単勝の平均配当額は1000円前後なので回収率は200%で、的中率は20%です。
次に3連複を毎回100円ずつ10回購入したとしてその内1回しか的中しなかったとしても3連複の平均配当は25,000円前後なので馬券代1,000円を差し引いて回収率は2500 %で的中率は10%。
つまり的中率に関して言えば単勝の方が良いかもしれませんが回収率に目を向けると3連複のほうが稼げます。
1-2:3連複のデメリット
3連複は的中難易度に対して配当が低いデメリットがあります。
そうはいっても平均配当が25,000円前後なのであくまで3連単に比べると低い程度ですね。
1-3:3連複フォーメーションのメリット
単勝より3連複フォーメーションのほうが回収率が良いことを説明しましたが馬券には「ボックス」・「1頭流し」・「フォーメーション」の3つがあります。
その中でも「フォーメーション」がおすすめです。
フォーメーションのメリットは2つありますので紹介します。
・ボックスよりも買い目点数を減らせる
・1頭流しより的中率が良い
・2頭の軸馬を決められる
フォーメーションはボックス買いよりも買い目点数が減らせ1頭流しより的中率が良いです。
例えばどうしても絞れない2頭がいて、かつ1着に万が一入ってきそうな穴馬1頭、3着に入りそうな馬が3頭いるとした場合、全部で6頭の候補馬がいますのでこれをボックスで購入しようとすると20点の買い目点数となります。
20点の買い目の中には「穴馬」と「3着になりそうな3頭」の馬たちだけで構成された買い目も入っているので「当たる可能性が低い割には本命と同等の扱いで金額的にどうなのか?」といらない買い目がありますので理想な買い目とは言えません。
これがフォーメーションの場合
1着:AB
2着:ABC
3着:ABCDEF
と購入することによって可能性の低い馬同士の組み合わせは除外でき買い目点数も10点に抑えられます。
3連複は3連単と違って着順は関係ないので
1着:ABCDEF
2着:AB
3着:ABC
と購入しても問題ありません。
またフォーメーションだと2頭の軸馬を決められるのもメリットです。
「流し」でも「2頭軸」という買い方がありますがこれ2頭が揃って馬券圏内に入らなければなりません。
しかしフォーメーションならどちらか1頭が入っていれば的中です。
いわば、フォーメーションはボックスと1頭流しの「あいのこ」的なポジションで長期的に見ると回収利のバランスを保てる買い方です。
1-4:3連複フォーメーションのデメリット
3連複フォーメーションのデメリットは2つありますので紹介します。
・買い目点数の計算方法が複雑
・惜しい外れ方が多い
3連複フォーメーションに限ったことではありませんがフォーメーションは「流し」のようにも「ボックス」のようにも購入できるため買い方の幅が広く点数計算が複雑で競馬の知識が深い方でもぱっと見ただけでは簡単に計算することが困難です。
またフォーメーションは1つ1つ馬の着順を置けるので迷走した結果、惜しい外れ方をしてしまうこともあります。
事前の競馬予想は当たっていたのに特定の組み合わせだけフォーメーションで外してしまったり、着順を限定しすぎてしまい外してしまうことも珍しくありません。
3連複のフォーメーションを使うのならある程度競馬の知識が必要です。
1-4-1:3連複フォーメーションの計算方法
そこで3連複フォーメーションを簡単に計算するツールがJRAにありましたので下記に転載します。
引用元:JRA
http://www.jra.go.jp/kouza/useful/mark_form_tensu/
このツールで複雑なフォーメーションの計算も簡単にできますので是非試してみてください。
例えば1-4-7の買い目だとチェックリストにチェックを入れるだけで買い目点数が表示されます。
もし、計算ツールが使えない場合は
「3連複ボックスの買い目数-3連複ボックスにない買い目数」で3連複フォーメーションが計算できます。
1-5:3連複フォーメーションとボックスの違いと買い目例
3連複のボックスとは3頭以上選んで、その組み合わせを全て買う購入方法です。
選択した3頭同士の組み合わせで決着がつけば必ず的中となります。
一方で3連複フォーメーションは1頭目・2頭目・3頭目をそれぞれ選び、組み合わせるので、ボックスより購入点数を抑えれる代わりに組み合わせ方法が複雑になります。
例えば、1番から5番までの馬を3連複ボックスとフォーメーションの買い目例をご紹介します。
1-2-3
1-4-5
1-2-4
2-3-4
1-2-5
2-3-5
1-3-4
2-4-5
1-3-5
3-4-5
計:10点
・3連複フォーメーション
例えば、1番を軸に、2頭目を2番と3番、3頭を2番・3番・4番・5番とした場合
1-2-4
1-2-5
1-3-4
1-3-5
計:5点
となります。
3連複フォーメーションは1頭目の軸馬が外れれば、全買い目が不的中となりますので、軸馬選びが簡単なレースで使ったほうが良いでしょう。
一方で各出走馬の能力差が少ない場合、ボックスをおすすめします。

2:競馬の3連複フォーメーションのおすすめ買い方3選
3連複のフォーメーションは様々あり長所と短所があり、レース展開を想定して状況に応じたフォーメーションを組むことが競馬で稼ぐ鍵です。
そこでおすすめしたい3連複フォーメーション3選を紹介します。
2-1:3連複フォーメーション1-4-7
計算表の例で紹介したこのフォーメーションは軸馬以外で7頭選べ、買い目点数も18点に抑えられる最もおすすめしたい組み合わせです。
ただし1行目を見ると1着1頭の行は1番しかチェックが入っていないので、1番の馬が3着以内に入賞しなければ不的中です。
2行目では1番から5番までチェックが入っていますので、2番から5番までの馬が3着以内に入賞すれば良いことになります。
このフォーメーションは2頭流しより的中率が格段に上がり、2頭軸の2頭目が4頭の中から選べることがメリットですね。
もちろんですが1行目の1番が3着以内に入賞する前提です。
3行目はでは8番にまでチェックが入っています。
1行目の1頭が3着以内に入賞し、もう1頭が2行目の中から3着以内に入ることが前提ですが、最後の1頭は2番から8番までどれが入っても的中となります。
3連複フォーメーションを考えるコツとしては1行目に本命馬を入れて2行目には対抗馬、3行目には穴馬を入れるのがベターです。
ただし全て人気馬をで組むのは止したほうが良いでしょう。
的中率は勿論あがりますが長期的な回収率を考えますと、1番人気から3番人気が全て3着以内に入賞する確率は7.5%なのであまり利益を見込めません。
100レース中8回しか人気馬で固めても的中しませんのあまり人気馬だけで固めるのは止したほうが良いでしょう。
2-2:3連複フォーメーション1-3-7
1-4-7より15点と買い目点数が少ないのが特徴的な組み合わせです。
リスクは1-4-7より高くなります。
3行目だけチェックが入っている馬が4頭に増えますので、1行目の1頭が3着以内に入賞したとして、他の2頭が3行目の5番と7番が入賞してしまったら不的中です。
不人気馬を入れているだけに本当に3行目だけの馬が2頭入賞してしまうと高配当馬券を惜しくも逃す結果となります。
1-3-7の組み合わせを使う場合は2行目の3頭の中、それか1頭でも高確率で3着以内に来る見込みがある時に使うと良いでしょう。
2-3:3連複フォーメーション1-3-6
1-3-7の組み合わせから1頭減らした組み合わせです。
点数は12点と少なく軸馬以外を6頭まで選べます。
しかし自分の中で3着以内に入賞する馬を7頭以内に絞れる時に限りおすすめします。
人気馬同士で決着しても馬券代が安いのでトリガミになる可能性は低いことも特徴です。
コツを掴むのが難しい馬券ですが一度コツを掴んでしまえばちゃんと的中することも珍しくありません。

3:予想印で3連複フォーメーションを組むおすすめ方法
最後の予想印で3連複フォーメーションを組むおすすめ方法をご紹介します。
予想印「◎○▲△」の順で組む場合は
「◎ - ○○▲▲ - △△△△△△△」計:18点
「◎ - ○○▲ - △△△△△△△」計:15点
をおすすめします。
予想印で3連複フォーメーションを組む方はぜひご参考にしてください。

まとめ
以上、3連複フォーメーションについて紹介させて頂きました。
3連複は3連単の次に的中難易度の高い馬券種ですが、フォーメーションという買い方を使えば的中率は格段にあがります。
ただし3連複フォーメーションで当てるには少しコツがあり点数の計算方法も若干複雑で競馬初心者の場合とっつきにくい面がデメリットです。
そこで当記事で紹介したおすすめ組み合わせ3選をご参考にしていただければ競馬初心者でも長期的な回収率の向上が見込めます。ぜひ実践してみてください。
