世の中には数多くの競馬の本が存在しますが、今回はその中でも「競馬ファンなら今読むべき必読本」を31冊ご紹介します。
- 競馬のみに絞った内容である事(ギャンブル全般などはNG)
- 2018年に通用する理論・データである事(コラム系除く)
- 手軽に手に取れる値段である事
これらの条件を元に、専門書からムックに近いものまで、様々な本をまとめました。
今売れ筋の本を知りたい、ネットの情報よりもっと専門的な知識を得たい、という方は是非参考にして下さい。
- 1:今読むべき競馬関連の本を3つのジャンルからピックアップ
- 2:競馬ハウツー本13選
- 2-1:勝馬が分かる競馬の教科書
- 2-2:そうだったのか!今までの見方が180度変わる知られざる競馬の仕組み
- 2-3:新・競馬3点突破論 究極の馬券W (競馬新書)
- 2-4:馬場のすべて教えます~JRA全コース徹底解説~ (競馬道OnLine選書)
- 2-5:ウルトラ回収率 2018-2019 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
- 2-6: (競馬ベスト新書)
- 2-7:競馬力が劇的に上がる一撃馬券ノート (競馬王馬券攻略本シリーズ)
- 2-8:絶対フォーカス 馬券で勝ち切る”コメダ式”買い目構築術 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
- 2-9:競馬で勝ち続ける1%の人になる方法(電子書籍)
- 2-10:単複進化論!
- 2-11:重賞ビーム 2018 (サラブレBOOK)
- 2-12:的中への最短ルート! この父 このテキ この鞍上 この馬主
- 2-13:競馬感性の法則 (小学館新書)
- 3:データ・名鑑系9選
- 3-1:田端到・加藤栄の種牡馬事典 2017-18
- 3-2:中央競馬全重賞データバイブル 2018 (メディアックスMOOK)
- 3-3:中央競馬 2018年度版 重賞競走データBOOK (にちぶんMOOK)
- 3-4:全重賞&全コース別1番人気鉄板全書 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
- 3-5:コース別本当に儲かる騎手大全 2017秋-2018 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
- 3-6:馬券術政治騎手名鑑2018 排除の論理
- 3-7:JRA全競馬場・コース完全解析 コースの鬼! 3rd Edition (競馬王 馬券攻略本シリーズ)
- 3-8:金満血統王国年鑑 for 2018 (サラブレBOOK)
- 3-9:日本競馬レジェンド100人 (別冊宝島 2579)
- 4:競馬にまつわる知識・コラム9選
- まとめ
1:今読むべき競馬関連の本を3つのジャンルからピックアップ
「競馬の本」と一言に行っても、数多くのジャンルが存在します。
そこで今回は、
- 競馬ハウツー本
- データ・名鑑系
- 競馬にまつわる知識・コラム系
の3ジャンルに分けてご紹介していきます。
2:競馬ハウツー本13選
まずは、予想のテクニックや理論に関する書籍「競馬ハウツー本」からご紹介します。
競馬をやるからには勝ちたい!という方におすすめ出来る本です。一方で、競馬の成り立ちや歴史などを含めて「競馬という文化自体が好きな方」には不向きな内容です。
2-1:勝馬が分かる競馬の教科書
著者:鈴木和幸
価格:1,404円
「ミスターパーフェクト予想」の名で呼ばれる競馬評論家、鈴木和幸氏が執筆した一冊。
競馬の基礎から独自の予想理論まで書かれているだけでなく、巻末の競馬用語辞典、馬の生態についてなど競馬に関連する様々な要素に触れられています。
2-1-1:こんな人におすすめ
これから競馬の知識を付けたい人、もっと正確な予想をしたい人など、幅広くおすすめ出来る一冊です。
2-1-2:レビューピックアップ
今年から競馬を趣味の一つにと考え、競馬の基本を勉強できる本を探してました。実際に使わない情報もありますが、競馬についての基礎知識はすべて書かれている気がします。ただこれで馬を確実に当てるというわけにいきませんが、競馬新聞の見方や賭け方などの基本は勉強できます。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-2:そうだったのか!今までの見方が180度変わる知られざる競馬の仕組み
著者:橋浜保子
価格:2,484円
馬の体の細部や、馬が出しているサインや気配など、それぞれの名称・特徴などに関する解説から、その馬が今どのようなコンディションなのか判断する術を事細かに紹介しています。
また無料付録として、馬の体をより分かりやすく知るための動画へのアクセスコードが付いています。
2-2-1:こんな人におすすめ
基礎知識より一歩進んだ知識となるので、競馬初心者ではなく、ある程度の経験がある上で、更に踏み込んだ知識・情報を知りたい方向けの一冊だと言えるでしょう。
2-2-2:レビューピックアップ
競馬を始めて、まだ青二才の3年目です。いつもはパドックなんか見ていたら、どの馬を買おうかと迷いますが…この本を読んでいたら、勉強にもなるし、なにかしらのヒントになるかと思います。何十年も競馬をされているベテランの方が読まれても楽しいのかは分かりませんが、青二才の自分にはとても勉強になった1冊です。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-3:新・競馬3点突破論 究極の馬券W (競馬新書)
著者:今川秀樹
価格:990円
的中率20%、回収率500%の黒字収支に徹底してこだわる著者今川氏が執筆したこの本には、馬連・三連系馬券のテクニックから、勝てる時に投資し、それ以外は馬券を買うな!という自己コントロールについてまで触れられています。
2-3-1:こんな人におすすめ
数字に基づいた手法が多いことから、自ら既に収支を付けている方や、競馬は単発ではなく長期的な目線で勝つものだ、と考えている競馬ファンの方が、さらなる知識を付けるために最適な一冊だと言えますが、実際に自分のスタイルとして応用するには内容が弱い、という辛辣なレビューも。
2-3-2:レビューピックアップ
あまり参考にならない
投資金額も高めだし、過去の的中自慢にしか思えなかった
初心者から中級者向けにわかりやすい説明、買い方、狙い目みたいなのがあればと思った
そもそもそういう本ではないなら私の勘違いですが…
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-4:馬場のすべて教えます~JRA全コース徹底解説~ (競馬道OnLine選書)
著者:小島友実
価格:1,750円
JRAの全10競馬場の馬場・コースを余すところなく解説。季節ごとの芝の特徴や造園士の仕事内容にも細かく触れられています。
競馬場のみにフォーカスしている本自体も珍しいですが、この本がその他と圧倒的に差をつけている部分は、「JRA馬場土木課」からの公式協力を得られていること。単なる著者の予測や通説に留まらないため、情報に重みがあります。
2-4-1:こんな人におすすめ
レース当日の馬場状態やコースを予想に盛り込むのは競馬初心者には難しい部分ですので、さらなる判断基準を身に着けたいと考えている競馬中級者以上か、純粋に競馬のうんちくを知りたい方におすすめの一冊です。
2-4-2:レビューピックアップ
これは良い本だ!まるで研究論文のようです。競馬関係の本は、安直であったり、文章が稚拙で読みづらい等の問題があるものが多いと感じていますが、この本はスグレモノ!じっくり読みごたえのある本です。馬場についての通説は覆りますよ。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-5:ウルトラ回収率 2018-2019 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
著者:伊吹雅也(監修)・競馬王データ特捜班(編集)
価格:1,998円
過去の膨大なデータを元に「継続し続ければ勝てるやり方」を導き出してくれる本です。
JRAの全競馬場合計104コースそれぞれにおいて、もっとも期待できる買い方はどうなのか、自分が参加するレースに置き換えて予想出来る上、データ部分のみを抜き出した小冊子付きなので、競馬場やWINSへの持ち運びにも最適と、かなり実践的な内容となっています。
但し内容的に「結局人気馬に寄ってしまう」ことが多いのもまた事実ですので、長期的な目線で実践し続ける気概が必要かもしれません。
2-5-1:こんな人におすすめ
生き物が走る競馬であっても、統計的に考えれば必ず一定のルールに集約される!と考えているデータ派の競馬ファンにはおすすめです。
2-5-2:レビューピックアップ
データどうりに買うのですが、大体が人気の馬です。単複で買っても全然つかないです
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-6: (競馬ベスト新書)
著者:久保和功
価格:980円
京都大学出身の競馬評論家、久保和功氏が執筆する馬券購入のテクニックブック。
単勝を買う時は?三連系を買う時は?など、状況に合わせて「馬券をどのように選ぶか・活用するか」にフォーカスを当てた内容であることが特徴です。「買い方で穴馬をカバーする方法」「ワイドを買うなら穴馬同士ではなく人気馬同士」など、かなり具体的なテクニックを伝授してくれます。
2-6-1:こんな人におすすめ
馬券の活用術的な側面が強いため、年間収支云々より「今そのレースで勝てるかどうか」を重視する短距離タイプの方におすすめの本です。
逆に、仕事のように年間収支を緻密に計算し期待値の高い勝負を行い続ける、といった落ち着いた買い方を続ける方には不向きと言えるでしょう。
2-6-2:レビューピックアップ
単勝を買う上での注意点だったり、複勝やワイドはリスクと配当のバランスが悪いとか、三連複がいかにバランスが取れた馬券かなどといった情報が今までのデータをもとに詳しく説明されている。
非常に面白いし、競馬を始めて間も無い人や効率の良い馬券の買い方が知りたいという方にはオススメの一冊です。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-7:競馬力が劇的に上がる一撃馬券ノート (競馬王馬券攻略本シリーズ)
著者:古澤秀和
価格:1,944円
穴馬を一撃で釣り上げる!その古澤式メソッドが細かく書かれている一冊。また同氏の数々の勝利を実際の当たり馬券付きで解説もしています。
「ノート」という名前の通り、独自の「古澤式チェックノート」と呼ばれるノートに、その日の傾向や馬の状態などを実際に書き込む、読者参加型の要素があります。
2-7-1:こんな人におすすめ
実際に書き込む事で傾向を掴んでいくものの、パドックでの馬体読みなど初心者には敷居が高く、明らかに手軽にレベルアップを目指すための本ではありません。
自分とは違う視点での考え方をもっと習得したいと考えている競馬中級者~上級者の方におすすめの一冊です。
2-7-2:レビューピックアップ
―「どうせ面倒くさいことをするなら他の人が挫けるくらい面倒くさい事をやればいいと思います。そうすれば他人にできないことができるようになり、大きなアドバンテージを得ることができるのです」(p.138)
というのが筆者の考えです。この考えに共感でき、「面倒だけど自分でやってみよう」と思える方は本書を購入されるといいと思います。
「じっくり読んだ上で分からないことがあれば、パドックに聞きに来て下さい」(p.139)
とのことです。
随分とデータに偏重してしまった昨今の競馬予想ですが、調教映像やパドック、返し馬などもっともっと「馬」に注目してみることで今までとは違う競馬の楽しみ方が出来ると思います。本書だけでは足りないところもありますが、考え方を変えるきっかけにはなりうると思います。悪く言えばきっかけにしかならないということでもあるので、星を一つ減らしました。考え方には非常に共感できるのですが。―
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-8:絶対フォーカス 馬券で勝ち切る”コメダ式”買い目構築術 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
著者:米田幸憲
価格:1,944円
競馬雑誌「競馬王」でのコラム連載などで活躍していた米田氏が書く一冊。
馬券術ではなくもはや自動化に近い独自ルールを元に、予算を絞ってどのように馬券を購入するかを実践的に解説しています。
2-8-1:こんな人におすすめ
自己流で予想を出しているが、馬券の選び方・買い方がいつもネックになる…という方で、思い切ってこの理論に乗っかってみよう!と思える方にはおすすめです。
2-8-2:レビューピックアップ
これ呼んで損する金額は少し減りました。2017年のジャパンカップはこれであてました。ありがたや。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-9:競馬で勝ち続ける1%の人になる方法(電子書籍)
著者:メタボ教授
価格:1,730円
競馬ブロガー「メタボ教授」氏が新たに書き下ろした競馬の攻略本です。
「こうすれば簡単に当たる!」という夢のような事は一切書かれておらず、常識といわれている手法の間違っている点や、状況別に回収率を上げるコツなど、細かなポイントが広く深く網羅されています。
2-9-1:こんな人におすすめ
特定の理論や指数などを元にしたものではなく、様々な側面から有利になるポイントを解説している本なので、競馬初心者から上級者まで万人に進められる本です。
ただし書籍で手元に置きたい方には残念ですが、電子書籍でしか販売されていません。
2-9-2:レビューピックアップ
賛否両論書かれていて購入を迷いましたが、買って良かったです。
他の競馬書籍のようにキャッチーに「~すれば簡単に勝てる」みたいな書き方はせず、
「競馬は簡単には勝てないという立場で、予想ファクターを効率良くフォローするための工夫」
を提示している内容なので、不満に思う人も居るのかもしれませんが、他の競馬書籍を読んでそのまま真似て勝っている人なんて多分居ないはずです。
この本の通り勉強して勝てるかどうかはこれからやってみて判断しますが、読んだ後の満足感は高いです。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-10:単複進化論!
著者:境和樹
価格:1,700円
名前の通り、「単勝」「複勝」にフォーカスした内容です。過去に同氏より「単複論!」「単複論!実践編」も発売されており、これはシリーズの3作目となります。
3連複、3連単といった、ハイリスクハイリターンな券種が人気を集める中、単勝・複勝というローリスクローリターンな馬券で穴を狙い撃つ買い方を理論立てて解説しています。
2-10-1:こんな人におすすめ
堅実に当たりやすい券種で少額の配当を地道に重ねていくタイプの方におすすめです。
しかし血統や競走馬単体の傾向などにも触れているため時事性が強く、世代交代が行われる前にすぐ実践できる方以外は見送った方がよいでしょう。
2-10-2:レビューピックアップ
―最近のデータの分析で、傾向がある程度はっきりしている血統のウンチクは興味深く読めた。
その血統の狙える狙えない距離・コース・競馬場・ローテなど、知っていて損はないだろう。
要するに今ピンポイントで狙える血統が満載だ。
それも、著者も文中でこの傾向は来年には変わってしまうかもしれない、使えるのは今だけかもしれないと述べている。
基本は単複。
単複も当てられないのに、馬連・3連複・3連単など当てられるはずがない。
著者の買う馬券が単複だからそれ以外の馬券は載っていないが、応用やアレンジは読者自身で行えばいいこと。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-11:重賞ビーム 2018 (サラブレBOOK)
著者:亀谷敬正
価格:1,998円
競馬予想家亀谷氏による、2018年に行われる重賞レースの予想本。タイトルの通り、同氏が提唱する血統馬券予想理論の「血統ビーム」を元に書かれた本です。
これから行われるレースをピンポイントにピックアップして独自のデータや解説が行われているので、かなり実践的な内容となっています。
2-11-1:こんな人におすすめ
亀谷氏のファンの方、2018年の重賞レースに今のうちから目星をつけておきたい方におすすめです。
2-11-2:レビューピックアップ
―パッと見はシンプルで良さげなんだけど。
最初に出た重賞アプローチの前説の方がもっと面白かったと思う青い鳥。
亀ちゃんのファンの人なら・・・
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-12:的中への最短ルート! この父 このテキ この鞍上 この馬主
著者:A-10解析班
価格:1,620円
競走馬は厳格な種馬選定や長く厳しいトレーニングを経てレースに挑んでいる事を考えると、当然レース前の段階に何が行われているのか、調教の傾向からその馬の強みとなる部分はどこなのか…なども検討材料にしたいと思う方も多いと思います。
しかし、ネット上でもそれぞれの種馬・調教師・馬主などの情報は得る事は当然出来るとはいえ、それを手元に綺麗にまとめておくのは中々困難な事です。
この本は過去のレース結果だけでなく、種牡馬(父)・調教師(テキ)・騎手(鞍上)・そして馬主などのいわゆる「陣営側」の事情に大きく触れた上で、それぞれのコース別に傾向を導き出している事が特徴と言えます。
2-12-1:こんな人におすすめ
かなり裏話に近い内容となっているため、単純に予想の参考にしたいという方だけでなく、内情をもっと詳しく知りたいという純粋な競馬ファンの方にもおすすめしたい一冊です。
2-12-2:レビューピックアップ
競馬をやる人は毎年購入して使うことをお勧めします。欲を言えば重賞別にデータを分ければもっと使いやすくなります。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
2-13:競馬感性の法則 (小学館新書)
著者:角居勝彦
価格:864円
雑誌「週刊ポスト」にて、調教師角居氏が連載しているコラムをまとめて単行本にした一冊です。
調教師視点からのレースの準備や、当時は明かされなかった調教馬との間の秘話・調教の工夫など競馬ファンならば一度は読みたい濃い内容となっています。
2-13-1:こんな人におすすめ
どのように馬が鍛えられているのかの解説や、厩舎力やパドックでの馬の見方など、予想に応用したい方にもおすすめできる内容ですし、調教師が何を考えているのかもっと知りたいという競馬ファンの方にもおすすめできます。
2-13-2:レビューピックアップ
グリーンチャンネルなんかで重賞直前にインタビューされている角居師の姿(タートピ!笑)をよく見るが
その柔らかい口調のまんま書かれた文面で、パンチがない、サラっとしたライトな印象というのは間違っていない
但、そんなライトに語る中にプチ!プチ!っと核心を突いた一言が混じっている(笑)
へえ~調教師はレース毎にそんなことまで考えて出走させたんだと、と俺自身は楽しく読めたけどな
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3:データ・名鑑系9選
次に辞典・名鑑といったジャンルの、最新のデータをまとめた本をご紹介します。
特定の人物による独自の予想理論などはどうしても好みが分かれるものですが、これらのデータ本については全て事実に基づいた内容ですので、ギャンブルとしての競馬が好きな方・文化としての競馬が好きな方どちらにもおすすめ出来る本です。
3-1:田端到・加藤栄の種牡馬事典 2017-18
著者:田端到、加藤栄
価格:2,484円
種牡馬・血統の観点から、265ページに渡り様々なデータと解説を網羅した一冊。
誰もが聞いたことのある有名な種牡馬からマイナーな種牡馬まで全300頭以上のデータを収録し、様々な条件別の種牡馬ランキングなど、実際の予想にも応用できる内容となっています。
3-1-1:こんな人におすすめ
予想の参考として「種牡馬・血統」を重視したい方におすすめです。
3-1-2:レビューピックアップ
私はとくに重不良馬場のときに種牡馬の適性を判断するために使っていますが、そのほかにも距離適性などは「この馬を入れるべきか、切るべきか」と迷ったとき、やはりこの本を確認します。もちろん、100%正しい結果になることはないのですが、じぶんのカンで判断するよりは的中率は上がっているはずです。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-2:中央競馬全重賞データバイブル 2018 (メディアックスMOOK)
著者:メディアックス
価格:1,500円
JRAが開催する全138種の重賞レースについて、過去10年分の平地重賞と過去5年分の障害重賞のレース結果・データをまとめて収録。
2018年に参加する重賞レースの過去の傾向を知りたい時は、これ1冊で全て網羅できると言っても過言ではないでしょう。
3-2-1:こんな人におすすめ
430ページに渡る大ボリュームでありながら、A5サイズとコンパクトな本ですので、自宅での保管用だけでなく、実際に競馬場・WINSなどに出向く方にも最適です。
3-2-2:レビューピックアップ
これでもかとデータを提供してくる本もありますが、それだと予想してるのか本を読んでるのかわからなくなる。
この本は1レースのデータ数が手頃でとても検証しやすいです。
ページがみつけやすいのも嬉しい。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-3:中央競馬 2018年度版 重賞競走データBOOK (にちぶんMOOK)
著者:日本文芸社
価格:1,080円
JRAが開催するG1~G3レースだけでなく、地方競馬のG1レース,Jpn1レースにも完全対応!
各レースごとの具体的な攻略ポイントや、過去のデータから「これを買ってはいけない」というかなり具体的な指摘まで分かりやすく解説されているデータ本です。
3-3-1:こんな人におすすめ
データ本の中ではカラーページや写真も多く非常に読みやすいため、表だらけのデータよりもう少しとっつきやすいものが良い…という方におすすめできます。
3-3-2:レビューピックアップ
やはり競馬を勝つにはデータが重要です。読んでみたけど本書はかなり役に立つと思いますよ。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-4:全重賞&全コース別1番人気鉄板全書 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
著者:奥野憲一
価格:1,944円
全重賞レース・全コース別の「1番人気の馬」に焦点を当て、状況別に捨てるべきか拾うべきかを記した一冊。
ただし投げっぱなしな印象もあり、単純なデータ本として活用する分には良い着眼点に思えますが、それを活用してどのように予想に活用するのか、についてはほぼ書かれていません。
3-4-1:こんな人におすすめ
一番人気の馬を予想から外すか外さないか迷ってしまう人には、判断材料の1つとしておすすめです。ただし上述の通り、データのみを元にご自身で応用できない方にはおすすめしづらい一冊です。
3-4-2:レビューピックアップ
前作までのものより更に細かな分析をしたデータ冊。
しかし、 どこをどう捉えて馬券に活かせばいいのかが記されていない。
結局、競馬王1月号において天皇賞秋での実践例が記されており、ここではじめて納得のデータ本となる。
何をもって1番人気とするかにもよるが、上位人気馬の取捨に困った際の判断材料にこのポイント加減方法が生きてくるか。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-5:コース別本当に儲かる騎手大全 2017秋-2018 (競馬王馬券攻略本シリーズ)
著者:伊吹雅也
価格:1,728円
過去のデータを元に、騎手とコースの相性についてフォーカスした内容となっている一冊。
この着眼点に魅力を感じるかどうかが論点となりそうですが、特定の騎手がどのコースを得意としているかを知るためには非常に役に立つ内容です。
3-5-1:こんな人におすすめ
騎手により競走馬が操られている以上コースの得意不徳もあるはずという考え方の方や、予想に更なる検討材料が欲しい方におすすめです。
3-5-2:レビューピックアップ
データそのものに根拠があるのかないのかはさておいて、騎手の得意コースを知る手がかりというかポイントにはなるかもしれないと思い直した―
―ただ、3年というデータ集計期間はともかくとして、施行数の極端に少ないコースまでは別に載せなくてもいいと思うけど。―
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-6:馬券術政治騎手名鑑2018 排除の論理
著者:樋野竜司&政治騎手WEBスタッフチーム
価格:1,860円
著者は「ヒノくん」の名で知られる予想家で、様々な著書の執筆や雑誌への連載などをしている方です。有料会員登録が必要な公式ページがありますが、この辺りで毛嫌いする方もいるかもしれません。
とはいえ、この本に誘導するような内容が書いてあるかというと全くそんなことはなく、競馬界の裏側に働く様々な権力・政治により移り変わる騎手に焦点を当てて書かれた一冊です。
3-6-1:こんな人におすすめ
騎手の乗り替わり・騎手と馬との相性に注目している方や、競馬界の裏側に渦巻く闇・利権争いといったワードに目が無い競馬ファンの方におすすめです。
3-6-2:レビューピックアップ
重賞を勝ち負けする馬なら誰が乗ってもある程度の結果を出すだろうけど、未勝利~1000万円クラスのレースだと騎手の腕がものをいうことも多いからこの本が役に立つこともしばしば。
レースをしながらページをめくるのは大変なのでこの本のエキスを抜粋して騎手別の早見表を作成して馬券作戦に役立てることが多いです。
本文中の「お地蔵さんのように頑として動かず馬を引っ張り倒している日本人ジョッキーがあまりに多い」という著者の指摘に激しく同意する馬券親父達も多いはず。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-7:JRA全競馬場・コース完全解析 コースの鬼! 3rd Edition (競馬王 馬券攻略本シリーズ)
著者:城崎哲
価格:2,000円
JRAのレースで使用されている107コース(2015年時点)について、馬場のクッション性・排水性などの専門的な見地や、ラップタイムとコース高低差からペースの変動が起こりやすい場所の解説など、コース別のデータベースをまとめた一冊です。
3-7-1:こんな人におすすめ
コースごとの傾向を掴みたい方、コースの特性をもっと予想に盛り込みたい方には必読の一冊です。
また付録程度ですが海外競馬場の馬場分析も含まれているので、まだまだ日本語の情報が少ない海外競馬について情報を集めたい方にもおすすめです。
3-7-2:レビューピックアップ
発売日に購入。パラパラとめくるだけで有効な情報が目白押し。京都外1600Mが「差し有利」ではデータ上ないことがわかっただけでも買った意味があった。結局、中京芝以外のコースでは逃げ馬を買えば馬券は勝てるようになっていることが改めて分かった。近年、これだけ充実したコース解説本はないので是非買ってほしい。「差し追い込み馬は買ってはいけない」と刷り込まれることでしょう(笑)
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-8:金満血統王国年鑑 for 2018 (サラブレBOOK)
著者:田端 到&斉藤 雄一
価格:1,998円
競馬雑誌「サラブレ」の連載コラム「金満血統王国」に加筆・修正してまとめた一冊です。タイトルには「血統」とありますが、血統に特化してまとめた内容という訳ではなく、過去のレース結果のデータベースとそれを今年に生かす見解をまとめた本である点には注意。
基本的に、過去数年間のレース結果を表としてまとめた後に著者による解説が続くという形なので、ツールとしても使えますし読み物ととしても楽しめます。
3-8-1:こんな人におすすめ
まず競馬雑誌「サラブレ」の「金満血統王国」ファンの方には間違いなくおすすめできる一冊ですが、
「参考にするのは1年前の今ごろのレースである」という著者の方針に則って、2018年に振り返るべき1年前・2年前のレースを比較しやすい作りになっているので、2018年の参考書が今すぐ欲しい!という方にもおすすめです。
3-8-2:レビューピックアップ
定番中の定番本。
今年もやっぱり面白い。
ドル箱重賞データが章の頭に来ていて一見馬券本らしくなったが、読んでみるとこれまでの金満と同じで安心して読める。
内容もなかなかの読み応え。―
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
3-9:日本競馬レジェンド100人 (別冊宝島 2579)
著者:宝島社
価格:736円
競馬界に関わる、いわゆる「レジェンド」と呼ばれる方々をまとめた一冊。日本の競馬史に残る名馬主・調教師・騎手など、過去に活躍した方から現役で競馬界を盛り上げている方まで、写真を多く使って紹介しています。
3-9-1:こんな人におすすめ
予想に応用できる内容ではありませんが、データベースに近い内容でしたのでこちらでピックアップしました。
現在の競馬界を支えてきた100人のレジェンドたちの生き様に興味のある方、競馬の歴史に興味のある方には、必携の一冊となるのではないでしょうか。
3-9-2:レビューピックアップ
若い頃、夢中になった競馬。懐かしい騎手さんの写真を、通った競馬場を思い出しながら読みました。現在も活躍されている方も載っていて楽しく読みました。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4:競馬にまつわる知識・コラム9選
最後に、競馬関連の知識やコラムなど読み物として楽しめる本をまとめます。
競馬を投資としてとらえるタイプの方にはおすすめできませんが、競馬を文化として好んでいる方はぜひご覧ください。
4-1:競馬の世界史 – サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)
著者:木村凌二
価格:907円
遥か昔イギリスでの競馬がどのように誕生したのかから始まり、品種改良とサラブレッドの起源、そして日本への渡来まで、名前の通り「競馬の世界史」を綴った一冊です。
4-1-1:こんな人におすすめ
競馬の歴史に興味のある方・成り立ちを知りたい方だけでなく、世界史が好きで、当時のイギリス史を競馬という独特の側面からなぞる事に面白さを感じる方にもおすすめできます。
4-1-2:レビューピックアップ
―この本を読むと、賭け事としての側面よりも、競馬が競技として洗練されていく歴史や人々の思惑も透けて見えます。競馬の聖地のような地名もこの本でわかったし、これから更に競馬を見るのが楽しみになりそうな予感です。
何よりも古代史を専門としている歴史学者が執筆しているということで、資料の信ぴょう性も高いし、作者の競馬に対する造詣や愛情も伝わります。
競馬ファンだけでなく、ヨーロッパの歴史の一端を理解するにも有意義な一冊。
おすすめ。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-2:サラブレッド101頭の死に方 (徳間文庫)
著者:大川慶次郎
価格:1円より(古本)
1999年に出版された古い本ですがあえてピックアップさせて頂きました。
古い競走馬について書かれた本ですので、なじみのない名前ばかりかも知れませんが、過去に一世を風靡した数々のサラブレッドたちの生涯と最期の瞬間に焦点を当てて書かれています。
既に絶版しており購入するのなら中古のみとなりますが、厩舎の人々と馬の強い結びつきを感じる事が出来、とても心に響く一冊です。
4-2-1:こんな人におすすめ
華やかな商業競馬の世界ですが、生き物である馬を扱っている以上このテーマは切っても切れないものだと思います。タイトルに惹かれた方には、ぜひおすすめしたい一冊です。
4-2-2:レビューピックアップ
一言で言えば、競走馬の薀蓄本。競走馬の死に際に目を向けていることがユニーク。教会では、故人を偲んで、生前の業績を称えるがそんな風に読めた。若い競馬ファンにとっては、伝説の名馬を身近に感じられるだろうし、生産者や競馬関係者とサラブレッドの深い絆を感じ取れるだろう。サラブレッドは人間が作り出した種で、生まれてから死ぬまで人が世話をする動物である。最も深く友情で結ばれた動物だろう。―
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-3:生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと (講談社青い鳥文庫)
著者:倉橋燿子
価格:691円
引退した馬の命を守る活動をしているNPO法人「引退馬協会」の代表である沼田恭子さんにフォーカスを当てた本です。
「小学校中学年から読めます」という表記がある通り、どちらかというと児童書に近い一冊ではありますが、引退した馬がどのように余生を送っているのか、大人の競馬ファンの方が読んでも楽しめる内容です。
4-3-1::こんな人におすすめ
引退した馬が殺処分される…といったうわさを聞いたことのある方、また引退馬協会の方々がどのような活動をしているか興味のある方にはおすすめです。
4-3-2:レビューピックアップ
これを読むことで今の競走馬のおかれている現状などを知り少しでも幸せな余生を過ごせる馬が増えることを願う。病気の旦那様と家族との結びつきや葛藤など真っ直ぐな主人公の性格など共感できる部分も多く、そして何より馬が人に寄り添いそして見守っていてくれることに感激しました。馬を売る場面では想像してしまい…涙が止まらなくて…。引退馬協会と言う大変だけれどとても大事な場を与えてくれた主人公に感謝です。―
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-4:名馬を読む
著者:江面弘也
価格:1,836円
歴代の名馬や、オグリキャップ・テイエムオペラオー・ディープインパクト・オルフェーヴルなど、近代競馬を好む方なら一度は聞いたことのある名前まで、様々な名馬の生い立ちのを追った一冊です。
4-4-1:こんな人におすすめ
競馬雑誌「優駿」に連載されていたコラム「偉大なる顕彰馬の蹄跡」を元に、大幅に加筆修正した内容ですが、優駿読者であるかどうかに関わらず、名馬の裏側に隠された様々なドラマを追いたい方は手に取ってみて下さい。
4-4-2:レビューピックアップ
―一頭一頭の物語が、その馬が駆け抜けた時代の光景をも甦らせてくれる。また時折、物語の最後にポツンと添えられる一文が余韻に満ちていて、オールド・ファンのツボにグッとはまる。もし、長く競馬を語り合ってきた旧友がいるなら、酒場でのアテにもぴったりであろう。
戦前や戦後の、今でもレース名に名を冠するような伝説の名馬については、初めて知る話ばかりで勉強になった。ちょうど競馬が面白くなってきた若い競馬ファンにとっても、日本の競馬の歴史を総覧するために最適の一冊ではなかろうか。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-5:騎手の一分―競馬界の真実 (講談社現代新書)
著者:藤田伸二
価格:799円
2015年に引退した元JRA騎手、藤田伸二氏がまだ現役だった2013年に書き記した自伝です。彼の生い立ちから数々のG1を制する栄光の数年間までの軌跡を追う事ができます。
4-5-1:こんな人におすすめ
無難な内容ばかりではなく、裏事情や他騎手との関係性などかなり際どい事まで書いてあるので、騎手目線での競馬業界がどのように見えているのか興味のある方にもおすすめです。
4-5-2:レビューピックアップ
今はやめてしまいましたが、現役の時に書いた本です。
本当に言いたいことの一歩手前まで書いていると思います。
一部騎手に対してのあたりが厳しいのは、好き嫌いもあるんでしょうねと思います。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-6:馬はなぜ走るのか―やさしいサラブレッド学
著者:辻谷秋人
価格:1,296円
一流のアスリートのように日々訓練され、レースでは数センチを争う戦いを繰り広げているサラブレッドたちは、一体なぜ騎手の指示通りに走り続けるのか?
競馬ファンなら一度は疑問に思ったことがあるであろうこの疑問に、進化・生態などスポーツ科学的側面からアプローチした興味深い切り口の一冊です。
4-6-1:こんな人におすすめ
競走馬が何を考えているのかもっと理解したいと考えている競馬ファンの方におすすめですが、「馬は走る動物」だという認識があるすべての人が楽しめる内容です。
4-6-2:レビューピックアップ
―一気に読み終えて、久しぶりに2歳戦の単勝馬券を買った。レースを走る馬を見る自分が、明らかに以前と違った。返し馬の時の歩き方、コーナーの回り方、直線で騎手に気合いを入れられた時の反応など、順位以外のことを一生懸命見てしまうのだ。運動会で走る子供を見守る親のように。
結果は、まあ残念だったのだが、負けてもなお清々しく、一仕事終えた馬に対してはとても寛容な気持ちだった。難しいことを、よく最後までやり通せたな、と。
枠や馬番や騎手や馬主ではなくて、馬が走るのが競馬なのだと、あたりまえのことを、あらためて知らされた。この本によって、新しい競馬の楽しみ方を手に入れたような気がしている。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-7:栄光のジョッキー列伝
著者:平松さとし
価格:1,620円
競馬ライターの平松さとし氏が、様々な騎手(ジョッキー)とのエピソードを綴った一冊。
著者と騎手との交流を書いた描写が多く、そういう本として楽しめる部分は非常に多いのですが、タイトルの印象から様々な騎手の生い立ちなどをまとめた本に見えてしまうのが残念です。
4-7-1:こんな人におすすめ
とはいえ、距離の近い人ではないと知り得ない騎手の日常などが垣間見える微笑ましい内容となっており、競馬ファンの方・騎手のファンの方であれば楽しんで読める本です。
4-7-2:レビューピックアップ
馬券には関知しないが、これはなかなか面白い。
騎手だけでなく、調教師のエピソードも。
M・デムーロ騎手やルメール騎手、故後藤騎手・武豊騎手・田中勝騎手等の一般人にはわかりえないエピソードの数々。
著者が得意とする海外遠征関連のエピソードも数多い。
残念なのは引退した藤田伸二元騎手が載ってないこと。
日本馬のワンツーとなったドバイワールドカップのエピソードがM・デムーロ騎手に載っているのに・・・
今をときめく藤田菜七子騎手はもちろん載っている(笑)
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-8:世界を制した日本の名馬たち 欧米・オセアニア編
著者:平松さとし
価格:1,404円
オルフェーヴル・アドマイヤラクティなど、海外競馬に遠征し重賞レースを制した馬に密着取材をした平松氏が、語られないレースの裏側に迫ります。
4-8-1:こんな人におすすめ
日本出身のサラブレッドが海外でどのように活躍していたのか興味のある方はもちろん、ネット上にもあまり情報の無い海外競馬に興味がある型にもおすすめです。
4-8-2:レビューピックアップ
平松さんの綿密な取材に基づいており、初めての話も多かったです。
まだ全部読んでませんが、競馬好きなら買って損はありません。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
4-9:新編・調教師伊藤雄二の確かな目 警鐘 (ワニ文庫)
著者:鶴木遵
価格:720円
元JRA調教師の伊藤雄二氏が語る日本競馬批評。競馬雑誌「競馬最強の法則」に連載されていたコラム「調教師伊藤雄二の確かな目」を文庫化した一冊です。古い本ですが、今でも読み応えがあります。
また対となる続編として「新編・調教師伊藤雄二の確かな目 真相」もありますので、興味のある方は併せてご覧ください。
4-9-1:こんな人におすすめ
ベテラン調教師から見た騎手・レース・競走馬の裏側に興味のある方、また雑誌「競馬最強の法則」ファンの方にもおすすめです。
4-9-2:レビューピックアップ
10年前からのことが書かれてあるのに、少しも時間の経過を感じませんでした。それが伊藤雄二元調教師のバイタリティなんでしょうか?この本で、強い馬のことを、輝る馬、弾ける馬というんだということも知りました。競馬のおもしろさが溢れています。読めば判ってくることは、請け合いますよ。
引用元:アマゾンカスタマーレビュー
まとめ
以上31冊をご紹介させて頂きました!
中でもウマダネが特にお勧めするのは、
の3冊です!
どれも読みごたえ・使いごたえのある本ですので、競馬関連の本で人気の1冊を探している方の一助になれば幸いです。