今年も秋のG1を見据えて賞金を加算しておきたい馬たちが集まり、混戦模様の一戦となっています。
各出走馬の実力差はほとんどなく、調子の良し悪しがレース結果に大きな影響を与えることは間違いありません。
そこで、今回の記事では2023年エプソムカップ出走予定馬の追い切り情報についてまとめてみましたので、出走馬の調子を見極めるためにぜひ参考にしてください。
エプソムカップ2023の出走予定馬情報
今年のエプソムカップでも、将来を期待されている素質馬が多く集まりました。
その中で優勝候補として多くの注目を集めているのが、昨年のエプソムカップで1番人気に支持されていた「ジャスティンカフェ」です。
昨年の毎日王冠では上がり最速タイムの末脚で2着に入り、一気に注目を集める存在となりました。
2023年初戦の東京新聞杯で1番人気に支持されていたことからも、競馬ファンの注目度が高いことがわかります。
残念ながら安田記念は除外となってしまいましたが、G1へ向けて仕上げていたため、エプソムカップでも好走が期待できそうです。
また、都大路Sからの連勝を狙う「エアファンディタ」も出走を予定しています。
重賞レースこそ未勝利ながら、オープンクラスのレースを2勝していて、いつ重賞を勝ってもおかしくない実力馬です。
昨年の洛陽Sでは1分31秒9という好タイムで勝利していて、ずば抜けたスピードの持ち主なので、速いタイムの決着となりやすい東京競馬場との相性も良さそうです。
その他、昨年のエプソムカップで2着に入った「ガロアクリーク」、初の重賞挑戦となった前走のターコイズSで3着と好走した「フィアスプライド」など、将来が期待される楽しみなメンバーが揃いました。
今年のエプソムカップも、秋の大舞台を見据えた重要な一戦となりそうです。
追い切り内容が高評価な人気馬2頭
追い切りはレース当日の調子を見極める意味でも、重要な予想ファクターの一つです。
ここでは、1週前追い切りや最終追い切りなどで、調子の良さを感じさせる人気馬を紹介します。
調教が良い人気馬①:インダストリア
【 #エプソムC 】インダストリアはWコースでラスト11秒5 宮田調教師「相変わらず迫力のある動きだった」 #keiba #競馬 #競馬予想 https://t.co/Y1exiif28k pic.twitter.com/k0LPBEHjeG
— スポーツ報知 (@SportsHochi) June 7, 2023
ダービー卿CTの勝ち馬「インダストリア」は、前走から引き続き好調を維持しています。
6月7日(水)には美浦Wコースで最終追い切りが行われ、6ハロン82.3秒-11.5をマーク。
馬なりのまま良い行きっぷり見せていて、抜群の手応えの追い切りとなっていました。
中間も熱心に乗り込まれ、馬体はしっかりと引き締まっています。
調教でメンコを着けることによって、落ち着きも出ていて、重賞馬の貫録を見せています。
前走は爪の不安を抱えていましたが、今回はその心配も全くありません。
決して万全とは言えない状態で、前走のダービー卿CTを制しているので、重賞連勝に期待が高まります。
調教が良い人気馬②:ジャスティンカフェ
ふとジャスティンカフェの写真を漁っていた
毎日王冠、懐かしいね…… pic.twitter.com/fTHEZvqOb9— 水面 (@minamo_thr) June 8, 2023
ダービー卿CTで2着と惜しい結果を残した「ジャスティンカフェ」は、中間でもビッシリと追われています。
6月2日(金)には栗東CWコースで、6ハロン85.0秒-11.5秒をマーク。ラスト1ハロンで素晴らしい切れ味を披露しています。
さらに、6月7日(水)の栗東CWコースで行われた最終追い切りでは、6ハロン83.3秒-11.8秒をマークしました。
金曜の追い切りでジョッキーに乗ってもらったことで、馬もレースに対して集中力が高まってきています。
最終追い切りでも気分良く走ることができていて、調子が良さそうなことは間違いありません。
精神状態も安定していて、単走でも従順に走れていました。
1800m戦は久々となりますが、リラックスして走れているので、騎手との折り合いも心配はありません。
府中の長い直線は本馬にとっても絶好の舞台なので、前走から引き続き馬券圏内に入る可能性は高そうです。
追い切り内容が高評価な穴馬2頭
競馬では実力が足りなくても、調子の良さで人気薄の穴馬が上位に飛び込んでくることがあります。
そこで、次は追い切りで高評価を得ている穴馬を紹介します。
調教が良い穴馬①:ガロアクリーク
2022.2.27 中山11R 中山記念
睨みをきかすガロアクリーク#中山記念 #ガロアクリーク #田辺裕信 pic.twitter.com/yeFJc6dEJE— あんパン (@PanAnko) February 27, 2022
「ガロアクリーク」は1年ぶりのレースとなりますが、無視できないほど中間で良い動きを見せています。
6月7日(水)には美浦Wコースで最終追い切りが行われ、6ハロン84.5秒-11.3秒を記録しました。
1年ぶりを感じさせない迫力十分の伸び脚を見せ、ラスト1ハロンは11秒台前半にまとめあげています。
久々の実戦となる点は不安要素ですが、慎重な調教が行われ、じっくりと仕上げられてきました。
昨年のエプソムカップで2着になるなど、実力があることは間違いないので、本来の走りができれば上位に入る可能性は高いと言えます。
上原博調教師も「鉄砲は利く馬」と口にしていて、久々でも実力が発揮できるタイプです。
皐月賞ではコントレイル、サリオスに次ぐ3着に入った実力馬なので、1年ぶりのレースで強い走りを見せて欲しいところです。
調教が良い穴馬②:ルージュエヴァイユ
東京9R 山中湖特別
ルージュエヴァイユ#ルージュエヴァイユ pic.twitter.com/S5gLFj4930— みい (@mee__uma) October 23, 2022
メイS10着からの巻き返しを狙う「ルージュエヴァイユ」も、順調に乗り込まれています。
6月7日(水)に美浦Wコースで行われた最終追い切りでは、6ハロン83.3秒-11.8秒をマークしました。
キビキビとした動きで、3頭併せの真ん中に入り、馬なりのまま5歳1勝クラス・セブンフォールドに併入と素晴らしい動きを見せています。
前走の疲労を感じさせず、馬体も膨らんでパワーアップしています。
前走のメイSでは1番人気ながら10着と大敗しましたが、最後の直線では前が壁になり、さらに内から寄られ不利を受けるシーンがありました。
決死で実力負けと言える内容ではないので、巻き返しが期待できます。
前走のメイSでも好調を維持していました、今回も前走と変わらない良い状態をキープしています。
過去にはオークスで6着になるなどG1レースでも上位に迫っているので、実力が出し切れば上位に入る可能性は十分ありそうです。
まとめ
レース当日の調子を予想する意味でも、1週前追い切りや最終追い切りの内容は重要になってきます。
今年のエプソムカップで追い切り内容が良いのは、「インダストリア」「ジャスティンカフェ」「ガロアクリーク」「ルージュエヴァイユ」の4頭でした。
特に前走でダービー卿CTを制した「インダストリア」は、前走からさらに調子を上げています。
追い切りて良い動きを見せていたこの4頭を馬券に絡めながら、高配当的中を目指してみてください。
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