【CBC賞2023予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

CBC賞は、日本中央競馬会（JRA）が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（G3）です。

サマースプリントシリーズ第2戦に指定されている一戦で、秋のスプリント重賞へ向けて実力のあるスプリンターたちが集結します。

今回は2023年CBC賞へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

「CBC賞」出走馬情報

今年のCBC賞で中心となるのは、キャリア8戦全てで3着以内に入っている「マッドクール」です。

今年のシルクロードSで1番人気に支持されるほどの実力馬であり、今後のスプリント路線を占う意味でも試金石の一戦となりそうです。

また、今年のオーシャンSで3着に入った「エイシンスポッター」も出走します。

前走の鞍馬Sでは16番手の後方から、最後の直線で一気に抜きさって勝利する圧巻のパフォーマンスを見せました。

スプリント戦に的を絞ってからは安定した成績を残しているので、確実に脚を伸ばしてくることが予想されます。

その他、昨年のNHKマイルCの勝ち馬「ダノンスコーピオン」、今年の高松宮記念で3着に入った「トゥラヴェスーラ」などが出走を予定しています。

「CBC賞」注目馬

今年のCBC賞にも、秋の大舞台での活躍を目指すスプリンターたちが出走を予定しています。

そこで、2023年CBC賞に出走予定の注目馬をご紹介します。

注目馬①：マッドクール

皐月賞の日に望遠レンズで撮れたお気に入りの1枚😗(一眼レフ初心者🔰)#マッドクール#春雷S pic.twitter.com/Vu3yFAM2G5

— yosshiᴬᴵᴹﾖｯｼ🦭 (@aim_yoshi) April 22, 2023

ファストフォース
性齢	牡4歳
通算成績	8戦5勝
主な勝鞍	OP・春雷S
父	Dark Angel
母	Mad About You
母の父	Indian Ridge

「マッドクール」は、Dark Angel産駒の4歳牡馬です。

3歳1月とデビューは遅れ、1戦目・2戦目は共に3着に敗れてしまいした。

ところが、3戦目から距離短縮で一変。芝1400mの未勝利戦で初勝利を挙げると、そこからスプリント戦の条件戦を3連勝し一気にオープンクラス入りを果たしました。

そして、古馬になった今年は、初戦のシルクロードSで重賞初挑戦をし、いきなり3着に入る活躍を見せています。

前走の春雷Sでは単勝オッズ1.5倍の圧倒的人気に応えて勝利し、重賞級の実力を持っていることは間違いありません。

これまで一度も馬券圏内を外したことがない安定感も魅力で、重賞初制覇も期待できそうです。

注目馬②：エイシンスポッター

【鞍馬Ｓ】２番人気 #エイシンスポッター が鮮やかな差し切りＶ　#角田大河「もっと上を目指せるように頑張っていきたい」 https://t.co/SNiaDf8LMt pic.twitter.com/t8UK97Q8U2

— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) May 7, 2023

エイシンスポッター
性齢	牡4歳
通算成績	13戦5勝
主な勝鞍	OP・鞍馬S
父	エイシンヒカリ
母	マーゼリン
母の父	Barathea

「エイシンスポッター」は、エイシンヒカリ産駒の4歳牡馬です。

2021年11月にデビューし、デビューからしばらくは中距離戦やダート戦に出走し、結果を残すことができませんでした。

しかし、5戦目の未勝利戦で初のスプリント戦へと出走すると一変し、初勝利を挙げます。

すると陣営もスプリント戦のみへとローテーションをシフトし、条件戦を順調に勝利してオープンクラス入りを果たしました。

そして、今年の初戦にはG3・オーシャンSへと挑戦。初重賞挑戦ながら、3着に入る活躍を見せています。

さらに、前走の鞍馬Sでは後方16番手という絶望的な位置から、直線一気の末脚で見事5勝目を挙げました。

スプリント戦では9戦中7戦で上がり最速タイムを記録する豪脚を見せているので、CBC賞でも「エイシンスポッター」の末脚に注目です。

注目馬③：トゥラヴェスーラ

トゥラヴェスーラ(浜中騎手)のパドック＆レース後の写真
(1月5日 京都11R 京都金杯)#トゥラヴェスーラ #浜中俊 #京都金杯 pic.twitter.com/l6bhsN2MIm

— のだまハイ (@nodama_high) January 6, 2019

トゥラヴェスーラ
性齢	牡8歳
通算成績	28戦4勝
主な勝鞍	OP・淀短距離S
父	ドリームジャーニー
母	ジャジャマーチャン
母の父	アドマイヤコジーン

「トゥラヴェスーラ」は、ドリームジャーニー産駒の8歳牡馬です。

重賞勝ちの経験はありませんが、G2・京王杯スプリングC2着、G3・阪急杯2着と上位に食い込んだ実績があります。

さらに、スプリントG1・高松宮記念には3年連続で出走。4着・4着・3着と上位に迫る好成績を残しています。

今年で8歳を迎えていますが、高松宮記念で勝ち馬とわずか0.2秒差であったことを考えると、年齢による衰えはありません。

前走の京王杯スプリングCでは12着と着順だけ見れば悪い成績ですが、勝ち馬とのタイム差は0.6秒差でかなりの混戦だったので、巻き返しも十分期待できそうです。

CBC賞予想に使えるコースの特徴

CBC賞（G3）
競馬場	小倉競馬場	コース	芝 1200m
性齢	3歳以上	負担重量	ハンデ

中京競馬場の芝1200mは向正面半ばからのスタートとなり、緩やかな上り坂を駆け上がった後は、直線を向くまでずっと下り坂が続くレイアウトです。

さらに、3～4コーナーはスパイラルカーブになっていて、スピードに乗りやすいコース形態のため、スピードに乗った逃げ・先行馬が好走しやすい傾向が見られます。

ただし、馬場状態が荒れると逃げ・先行馬がスピードに乗り切れず、差し馬が上位に飛び込んで来ることもあります。

残り340m付近には急坂が待ち構えていて、芝1200mとしてはタフなコースであり、スピードだけでなくパワーも要求されます。

「CBC賞」過去3年のレース結果

2022年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	3	5	テイエムスパーダ	牝3	今村	2	5.0
2	4	8	タイセイビジョン	牡5	川田	3	5.7
3	1	2	アネゴハダ	牝3	藤懸	1	3.9

2021年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	3	3	ファストフォース	牡5	鮫島駿	8	18.2
2	7	11	ピクシーナイト	牡3	福永	2	4.4
3	7	10	アウィルアウェイ	牝5	松山	6	14.9

2020年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	2	3	ラブカンプー	牝5	斎藤	13	93.1
2	3	6	アンヴァル	牝5	北村友	11	73.1
3	1	2	レッドアンシェル	牡6	福永	3	7.6

2022年のCBC賞では、上位3着を1～3番人気が独占し、上位人気馬同士の堅い決着なりました。

一方で2021年のCBC賞では8番人気と伏兵のファストフォースが勝利。勝ち馬のファストフォースは次走の北九州記念でも2着と好走して、サマースプリント王者に輝きました。

また、2020のCBC賞は、1着に13番人気ラブカンプー、2着に11番人気アンヴァルが入る波乱の決着となり、3連単は2,444,630円の高配当が飛び出しました。

2022年のCBC賞では堅い決着となっていますが、2020年と2021年はいずれも人気薄の穴馬が勝利しているので、混戦模様となりやすいハンデ重賞と言えます。

そのため、CBC賞の予想をするときは人気薄の穴馬を馬券に絡めつつ、高配当を狙いたいところです。

「CBC賞」過去10年のデータとレース傾向

CBC賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、CBC賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①：【血統】から見る「CBC賞」

種牡馬	成績	勝率	連対率	複勝率
ディープインパクト	3- 1- 0- 9/13	23.1%	30.8%	30.8%
ロードカナロア	1- 1- 0- 7/ 9	11.1%	22.2%	22.2%
マンハッタンカフェ	1- 0- 1- 2/ 4	25.0%	25.0%	50.0%
スウェプトオーヴァーボード	1- 0- 0- 5/ 6	16.7%	16.7%	16.7%
アドマイヤコジーン	1- 0- 0- 4/ 5	20.0%	20.0%	20.0%
ショウナンカンプ	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%
フジキセキ	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%
レッドスパーダ	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%
アドマイヤムーン	0- 1- 1- 4/ 6	0.0%	16.7%	33.3%
トワイニング	0- 1- 1- 0/ 2	0.0%	50.0%	100.0%

過去10年のCBC賞での種牡馬別成績を調べると、最も勝ち馬を輩出しているのはディープインパクトで、連対率・複勝率は共に30.8%と好成績を残していました。

ディープインパクト産駒が最も力を出せるのは芝中長距離戦ですが、スピードにも優れているため、そのままスピードで押し切れるスプリント戦でも活躍しています。

また、短距離戦で注目したい種牡馬のロードカナロアも、2頭が連対する活躍を見せています。

ロードカナロア産駒は力強いスピードと器用さを武器にしていて、小回りコースに向いているのが特徴です。

そのため、夏のスプリント重賞においても注目の種牡馬なので、サマースプリントシリーズ第2戦のCBC賞では、ロードカナロア産駒の好走にも期待です。

傾向②：【枠順】から見る「CBC賞」

枠番	成績	勝率	連対率	複勝率
１枠	0- 0- 2-14/16	0.0%	0.0%	12.5%
２枠	1- 0- 1-14/16	6.3%	6.3%	12.5%
３枠	3- 1- 2-11/17	17.6%	23.5%	35.3%
４枠	2- 4- 1-13/20	10.0%	30.0%	35.0%
５枠	0- 2- 1-17/20	0.0%	10.0%	15.0%
６枠	2- 0- 0-18/20	10.0%	10.0%	10.0%
７枠	1- 3- 2-17/23	4.3%	17.4%	26.1%
８枠	1- 0- 1-21/23	4.3%	4.3%	8.7%

CBC賞の過去10年の枠番別成績を調べると、内枠が苦戦傾向にあることがわかりました。

過去10年で1枠は連対率0.0%・複勝率12.5%、2枠は連対率6.3%・複勝率12.5%とほとんど馬券に絡んでいません。

反対に、好成績を残していたのは4枠で、連対率30.0%・複勝率35.0%でした。

また、3枠も連対率23.5%・複勝率35.3%と良い成績で、CBC賞では真ん中寄りの枠が狙い目となります。

そのため、CBC賞では成績の悪い内枠と外枠はやや評価を下げ、3～4枠を積極的に狙いたいところです。

傾向③：【人気】から見る「CBC賞」

人気	成績	勝率	連対率	複勝率
１番人気	2- 1- 1- 6/ 10	20.0%	30.0%	40.0%
２番人気	3- 2- 2- 3/ 10	30.0%	50.0%	70.0%
３番人気	1- 2- 3- 4/ 10	10.0%	30.0%	60.0%
４番人気	2- 0- 0- 8/ 10	20.0%	20.0%	20.0%
５番人気	0- 0- 0- 10/ 10	0.0%	0.0%	0.0%
６番人気	0- 0- 1- 9/ 10	0.0%	0.0%	10.0%
7～9人気	1- 3- 2- 24/ 30	3.3%	13.3%	20.0%
10～12人気	0- 1- 1- 28/ 30	0.0%	3.3%	6.7%
13～15人気	1- 1- 0- 21/ 23	4.3%	8.7%	8.7%
16～18人気	0- 0- 0- 12/ 12	0.0%	0.0%	0.0%

CBC賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、2番人気が連対率50.0%・複勝率70.0%と好成績を残していました。

これは1番人気を大きく上回る成績なので、CBC賞では1番人気よりもむしろ2番人気の信頼度が高いことがわかります。

また、CBC賞ではハンデキャップ重賞らしく人気薄の馬の構想も見られ、過去10年で7～9番人気は連対率13.3%・複勝率20.0%と良く馬券に絡んでいます。

1番人気の複勝率は40.0%と苦戦していて、7番人気以下の馬が上位に食い込むことも珍しくないので、CBC賞では人気薄の馬も積極的に狙いたいところです。

傾向④：【馬齢】から見る「CBC賞」

年齢	成績	勝率	連対率	複勝率
３歳	1- 1- 1- 12/ 15	6.7%	13.3%	20.0%
４歳	0- 1- 1- 17/ 19	0.0%	5.3%	10.5%
５歳	7- 5- 4- 32/ 48	14.6%	25.0%	33.3%
６歳	2- 2- 4- 41/ 49	4.1%	8.2%	16.3%
７歳	0- 1- 0- 12/ 13	0.0%	7.7%	7.7%
８歳	0- 0- 0- 7/ 7	0.0%	0.0%	0.0%

過去10年のCBC賞の年齢別成績を調べると、5歳馬が連対率25.0%・複勝率33.3%と好成績を残していました。

年齢の若い3歳馬や4歳馬は苦戦傾向にあり、CBC賞では5歳馬が中心となっています。

また、6歳馬も上位に絡むことが多く、過去10年の勝ち馬のうち9頭が5～6歳馬でした。

ただし、7歳以上になると過去10年で馬券に絡んだのは一頭のみと成績が悪くなっているので、CBC賞では5～6歳馬の馬券を積極的に買いたいところです。

傾向⑤：【脚質】から見る「CBC賞」

脚質	成績	勝率	連対率	複勝率
逃げ	3- 1- 3- 3/ 10	30.0%	40.0%	70.0%
先行	1- 4- 2- 31/ 38	2.6%	13.2%	18.4%
差し	4- 5- 4- 51/ 64	6.3%	14.1%	20.3%
追い込み	2- 0- 1- 40/ 43	4.7%	4.7%	7.0%

過去10年のCBC賞の脚質別成績を調べると、逃げ馬が連対率40.0%・複勝率70.0%と圧倒的な成績を残していました。

CBC賞はスプリント重賞であり、スピードに乗った逃げ馬がそのまま逃げ粘る展開も珍しくありません。

そのため、前走で速いテンを記録している逃げ馬は、人気薄だとしても警戒が必要になります。

また、先行馬と差し馬を比較するとどちらも複勝率は20%前後と、大きな成績の差はありませんでした。

展開次第では差し馬が上位に食い込む可能性もあるので、レース当日の馬場状態や先行争いが激しくなるかなども重要な予想ファクターとなりそうです。

当日の中京競馬場の天気と馬場状態

7月2日の中京競馬場の天気予報は、「曇り一時雨」です。

前日にも雨の降る予報があり、湿った馬場状態での開催となる可能性が高いです。

しかし、今週は中京競馬場の開幕週であり、非常に良好な馬場状態となります。

湿った馬場状態でも、速い時計の決着になる可能性があり、高いスピード能力が求められます。

もちろん大きく馬場が荒れていれば、時計がかかりパワー勝負となるので、当日の馬場状態を確認しスピードとパワーとどちらが重視されるかをチェックしてください。

ウマダネが真剣予想！「CBC賞」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断【A】：エイシンスポッター

【#ＣＢＣ賞 激推し】指揮官も素質に太鼓判！　開幕週でも狙いたい #エイシンスポッター〝脅威の末脚〟が爆発へhttps://t.co/spkpWdiLNb pic.twitter.com/drMrqY1ZBG

— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) June 28, 2023

	年月日	調教コース	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.5.3（水）	栗東 坂路	53.7	38.8	25.3	12.5
今回	2023.6.28（水）	栗東 坂路	52.9	38.1	25.1	12.4

今年のオーシャンSで3着に入った「エイシンスポッター」は、6月28日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン52.9秒-12.4秒をマークしました。

楽な手応えで高水準の時計をマークし、これ以上ない仕上がりを披露しています。

管理する吉村調教師は「まだ緩さが残っていて位置を取れないところはあるけど、その分、ラストはすごい脚を使ってくれている。前走後はここを目標に調整して仕上がりは問題ない」と自信を覗かせていました。

スプリント戦では好走が続いているので、今回も好走が期待できそうです。

調教診断【A】：マッドクール

マッドクール馬体比較(23.4.16 中山 春雷S時)#マッドクール pic.twitter.com/KlhxIGj0a9

— ぎんまく (@ginmaku6) June 28, 2023

	年月日	調教コース	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.4.12（水）	栗東 坂路	52.6	37.0	23.7	11.8
今回	2023.6.28（水）	栗東 坂路	53.3	37.4	24.2	11.6

スプリント界の新星として注目を集めている「マッドクール」は、6月28日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン53.3秒-11.6秒をマークしました。

ラスト1ハロンはさすがと言える瞬発力を見せ、大物感を漂わせる走りとなっています。

管理する池添調教師は「裂蹄の不安があった前走時に比べ、今回は何の不安もなく順調な調整ができています」と順調ぶりをアピール。

全レースで3着以内に入る安定感は実力のある証拠なので、初重賞制覇も期待できそうです。

調教診断【A】：サンライズオネスト

2023/5/28
京都10R/安土城ステークス#サンライズオネスト#菱田裕二 騎手 pic.twitter.com/PEk9ByXTU7

— さんちゃ。 (@umamimi69) June 2, 2023

	年月日	調教コース	4F	3F	2F	1F
前回連対時	2023.4.5（水）	栗東 坂路	51.1	36.0	24.1	12.5
今回	2023.6.28（水）	栗東 坂路	51.9	37.1	23.9	11.9

昨年の阪急杯で3着に入った実績がある「サンライズオネスト」は、6月28日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン51.9秒-11.9秒をマークしました。

楽な手応えで好タイムを記録し、攻め駆けするタイプであることを考慮しても、良い仕上がりと言えます。

河内調教師も「調教はやればいくらでも動く馬。前走は内が開いていたのに伸び切れず。現状は１２００メートルのほうがいい」と前走からの巻き返しを期待していました。

久々の重賞挑戦とはなりますが、過去の実績から無視できない一頭となりそうです。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年のCBC賞で馬券の軸としたいのは、スプリント界の新星として注目を集めている「マッドクール」です。

初の重賞挑戦となった2走前のシルクロードSでは、3着に入る活躍を見せました。

過去8戦で馬券圏内を外したことがない安定感が魅力で、大物感を漂わせています。

また、「エイシンスポッター」もスプリント路線で安定した成績を残しています。

デビューからしばらくは中距離戦やダート戦に出走していましたが、スプリント路線へと転向すると一変しました。

1200m戦では掲示板を外したのが一度だけなので、今回も好走が期待できます。

その他、G1・高松宮記念で3着に入った実績がある「トゥラヴェスーラ」、今年のオーシャンSで2着と好走した「ディヴィナシオン」なども積極的に馬券に絡めたいところです。

「CBC賞」ウマダネの馬券予想

2023年CBC賞のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

枠	馬番	予想印	馬名
6	8	◎	マッドクール
3	3	○	エイシンスポッター
7	9	▲	トゥラヴェスーラ
8	11	☆	ディヴィナシオン
5	6	△	スマートクラージュ
4	4	△	サンキューユウガ

【馬連ボックス】
3.4.6.8.9.11
15通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬：8
相手：3.4.6.9.11
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着：3.8
2着：3.6.8.9.11
3着：3.4.6.8.9.11
32通り各100円