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[banner file=’ad-banner30′]春の東京競馬場で行われる5週連続G1レースのフィナーレを飾る安田記念が迫ってきました。
ここまで馬券が好調だった方はさらなる高配当を、スランプ気味の方は巻き返しを図る絶好のチャンスです。
2022年は波乱で高配当となる要素も多く、一発逆転を図る上でも魅力的なレースとなることが予測されています。
今回は安田記念のオッズをご紹介していきます。
1:安田記念(2022)の予想オッズ・出走馬、登録馬18頭全頭大公開
まずは2022年安田記念の枠順、出走馬、想定オッズについて紹介しましょう。
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枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | カフェファラオ | 牡5 | 58.0 | 福永 | 27.4 | 10 |
1 | 2 | ヴァンドギャルド | 牡6 | 58.0 | 岩田望 | 82.6 | 14 |
2 | 3 | ロータスランド | 牝5 | 56.0 | Mデムーロ | 32.8 | 11 |
2 | 4 | ダノンザキッド | 牡4 | 58.0 | 川田 | 14.3 | 7 |
3 | 5 | ホウオウアマゾン | 牡4 | 58.0 | 坂井 | 86.1 | 15 |
3 | 6 | カラテ | 牡6 | 58.0 | 菅原明 | 69.7 | 13 |
4 | 7 | ファインルージュ | 牝4 | 56.0 | 武豊 | 8.6 | 4 |
4 | 8 | イルーシヴパンサー | 牡4 | 58.0 | 田辺 | 4.2 | 2 |
5 | 9 | シュネルマイスター | 牡4 | 58.0 | ルメール | 2.9 | 1 |
5 | 10 | エアロロノア | 牡5 | 58.0 | 幸 | 217.2 | 18 |
6 | 11 | カテドラル | 牡6 | 58.0 | 戸崎圭 | 189.2 | 17 |
6 | 12 | ダイアトニック | 牡7 | 58.0 | 岩田康 | 154.2 | 16 |
7 | 13 | ソングライン | 牝4 | 56.0 | 池添 | 6.2 | 3 |
7 | 14 | ソウルラッシュ | 牡4 | 58.0 | 浜中 | 12.3 | 6 |
7 | 15 | セリフォス | 牡3 | 54.0 | 藤岡佑 | 11.3 | 5 |
8 | 16 | レシステンシア | 牝5 | 56.0 | 横山武 | 19.6 | 9 |
8 | 17 | サリオス | 牡5 | 58.0 | レーン | 15.0 | 8 |
8 | 18 | ナランフレグ | 牡6 | 58.0 | 丸田 | 49.3 | 12 |
2:【安田記念】2022年の有力出走馬BEST3|予想オッズあり
出走馬の中で注目したい馬を3頭ご紹介します。
いずれも軽視は禁物な馬ばかりですよ!!
1位「シュネルマイスター」前年3着からの巻き返しに注意!!
単勝オッズは2.0~3.0倍で1番人気になると予測されます。
前年2021年はNHKマイルカップに勝利してG1馬となり、安田記念で3着に入りました。
そして秋には毎日王冠を勝って、マイルチャンピオンシップで2着。
このメンバー中で、実績なら断然です。
2021年に先着を許したダノンキングリーとグランアレグリアはもういません。
但し、今回はドバイ遠征から帰国しての一戦です。
状態がどこまで戻っているのかが、ポイントになります。
2位「ソウルラッシュ」4連勝中の上がり馬!!
単勝オッズ7.0~8.0倍での2番人気が予想されます。
メンバー中で最も勢いがあるとすれば、この馬で間違いありません。
2021年12月に中京で1勝クラスを勝ち上がってから4連勝中です。
前走はG2のマイラーズカップでした。
G1への階段を駆け上がるその姿は勢い十分です。
時期的に「夏の上がり馬」と言っても過言ではありません。
但し、これまでとは戦う相手のレベルが違います。
勢いでG1の壁を乗り越えることができるのか、試金石の一戦となります。
3位「セリフォス」斤量54kgが魅力の3歳馬
単勝オッズ10.0~20.0で3番人気が予想されます。
メンバー中、唯一の3歳馬です。
安田記念は古馬の牡馬が58kg、古馬の牝馬が56kgなどに対し、3歳牡馬のセリフォスは54kgで出走できます。
他の馬より、斤量が2~4kg軽いのは大きな魅力となります。
2021年に新潟2歳ステークス、デイリー杯2歳ステークスを連勝し、朝日杯フューチュリティステークスでも2着に入った実績馬です。
そして前走のNHKマイルカップは休養明けで挑み、4着でした。
重賞2勝でG1・2着の実績馬が叩き2戦目です。
その実力と成長力、さらに斤量差で、古馬G1のレベルにどこまで対抗できるのか、興味深い一戦と言えます。
3:【素質開花】2021年の安田記念を振り返る
前年2021年の安田記念は、ダノンキングリーが優勝しました。
単勝オッズ47.6倍で8番人気という低評価を覆しての勝利だったのですが、ダノンキングリーをノーマークにすべきではない理由もありました。
こうした点について振り返ります。
皐月賞2着、日本ダービー(東京優駿)3着馬だったダノンキングリー
当時、ダノンキングリーが人気薄だったのは、前年の天皇賞(秋)で12着に敗れ、その後に長期休養を経た後の一戦だった点にあります。
ダノンキングリーにとって2021年の安田記念は、この年最初のレースでした。
低評価もやむを得なかったのです。
しかし、2019年の皐月賞で2着、日本ダービー(東京優駿)で3着に入るなど、その高い素質で早くから注目を集めていた1頭でした。
その高い素質がようやく開花した末の勝利だったのです。
この時点でG1・5勝を挙げていたグランアレグリアを破っての勝利だった点も要注目と言えるでしょう。
去年のレースを動画でプレイバック
4:2022年の安田記念を予想する上での2つのポイント
2022年の安田記念でどの馬を狙えばいいのか?
そのポイントを2点にまとめてみました。
POINT①若駒の評価をどうするのか?
前年2021年の1・2着馬、ダノンキングリーとグランアレグリアはいません。
マイル戦線は一気に世代交代が進みます。
前述した上位人気ですが、シュネルマイスターとソウルラッシュは4歳、セリフォスは3歳という、いずれも若い馬です。
シュネルマイスターは既に実績馬となっていますが、ソウルラッシュとセリフォスは新興勢力と言っても過言ではありません。
こうした若駒たちの戦力評価をどうするのか、が馬券検討をする上で大きなポイントと言えます。
ソウルラッシュとセリフォスは、古馬G1ではその実力が全くの未知数です。
若さと勢いだけで通用するものなのか、が最大のポイントとなります。
POINT②天候と馬場状態に要注意
2022年の東京競馬場周辺は、例年より5月に雨が多く降っています。
この時期の芝コースは高速馬場と呼ばれることが多いですが、今年は極端に速い馬場とは言えません。
2022年は全国的に梅雨入りが早くなっていますので、東京都府中市も安田記念の頃に梅雨入りする可能性もあります。
今年の登録馬をよく見ると、道悪になると全く異なる結果となる可能性を秘めていることがわかります。
ダート戦で実績を挙げている馬もいて、道悪になるとこうした馬たちにチャンスが巡ってくる可能性も十分にあります。
天候と馬場状態に要注意です。
同時に、道悪を極端に嫌う馬、逆に道悪がプラス材料となりそうな馬を事前にチェックしておくことも重要です。
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[banner file=’ad-banner30′]5:まとめ
世代交代や、天候・馬場状態などといった難しい要素が多く、馬券検討が難解な安田記念となることは間違いありません。
最終追い切りなど、直前の情報も十分に取り入れて、馬券検討をする必要があります。