この記事は、現役で活躍する騎手の中でリーディングジョッキーに近い騎手や、歴代でリーディングジョッキー輝いた騎手についてまとめたものです。
また、今はまだリーディングジョッキーを一度も獲得しておらず、今後獲得する可能性の高い騎手も3人紹介します。
リーディングジョッキーについて詳しくなりたい方は是非最後までお読みください。
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1:【2021年度版】勝利数の多い騎手ランキングトップ10
まず、2021年10月時点での騎手リーディングトップ10を紹介します。
年末時点でもっとも勝利数の多い騎手は、その年のリーディングジョッキーの称号を手にすることが出来ます。
順位 | 騎手名 | 2021年勝利数 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | C.ルメール 騎手 | 157 | 0.244 |
2位 | 川田将雅 騎手 | 124 | 0.282 |
3位 | 福永祐一 騎手 | 116 | 0.183 |
4位 | 松山弘平 騎手 | 105 | 0.149 |
5位 | 横山武史 騎手 | 82 | 0.126 |
6位 | 吉田隼人 騎手 | 74 | 0.112 |
7位 | 戸崎圭太 騎手 | 72 | 0.135 |
8位 | 岩田望来 騎手 | 71 | 0.098 |
9位 | 幸英明 騎手 | 68 | 0.095 |
10位 | 横山和生 騎手 | 65 | 0.128 |
勝率が2割を超えているのは上位2名のみであり、勝利数だけでなく勝率も高く、文句なしでリーディングジョッキーに近い存在だといえます。
特にC.ルメール 騎手は2016年から4年連続でリーディングジョッキーに輝いている最有力候補です。
また、C.ルメール 騎手は2021年に偉大な記録を塗り替えました。
それは、JRA通算1400勝までの騎乗回数です。
C.ルメール 騎手は6650戦目で1400勝を達成しましたが、それまでの記録は武豊 騎手の7419戦目でした。
とんでもないペースで勝利数を積み上げていますね!
また、C.ルメール 騎手は元々フランスで活躍していた騎手で、2015年からJRAのレースに出場しているため、1400戦の到達年齢が41歳11ヶ月と遅めの年齢です。
最初からJRAで活躍している武豊 騎手は28歳10ヶ月で1400戦に到達しているため、もしC.ルメール 騎手が最初からJRAのレースに出場していたら今頃ものすごい勝利数を重ねていたかもしれませんね!
2:過去30年のリーディングジョッキー一覧
次に、直近30年のリーディングジョッキー一覧を見ていきましょう。
年度 | 騎手名 | 取得回数 |
---|---|---|
1991年 | 岡部幸雄 騎手 | 2 回目 |
1992年 | 武豊 騎手 | 3 回目 |
1993年 | 武豊 騎手 | 4 回目 |
1994年 | 武豊 騎手 | 5 回目 |
1995年 | 武豊 騎手 | 6 回目 |
1996年 | 武豊 騎手 | 7 回目 |
1997年 | 武豊 騎手 | 8 回目 |
1998年 | 武豊 騎手 | 9 回目 |
1999年 | 武豊 騎手 | 10 回目 |
2000年 | 武豊 騎手 | 11 回目 |
2001年 | 蛯名正義 騎手 | 1 回目 |
2002年 | 武豊 騎手 | 12 回目 |
2003年 | 武豊 騎手 | 13 回目 |
2004年 | 武豊 騎手 | 14 回目 |
2005年 | 武豊 騎手 | 15 回目 |
2006年 | 武豊 騎手 | 16 回目 |
2007年 | 武豊 騎手 | 17 回目 |
2008年 | 武豊 騎手 | 18 回目 |
2009年 | 内田博幸 騎手 | 1 回目 |
2010年 | 内田博幸 騎手 | 2 回目 |
2011年 | 岩田康誠 騎手 | 1 回目 |
2012年 | 岩田康誠 騎手 | 2 回目 |
2013年 | 福永祐一 騎手 | 1 回目 |
2014年 | 戸崎圭太 騎手 | 1 回目 |
2015年 | 戸崎圭太 騎手 | 2 回目 |
2016年 | 戸崎圭太 騎手 | 3 回目 |
2017年 | C.ルメール 騎手 | 1 回目 |
2018年 | C.ルメール 騎手 | 2 回目 |
2019年 | C.ルメール 騎手 | 3 回目 |
2020年 | C.ルメール 騎手 | 4 回目 |
3:リーディングジョッキーになった回数は武豊 騎手が圧倒的
武豊騎手JRA通算4300勝✨?
ファンのいる所に駆け寄って手を振る武豊騎手✨? pic.twitter.com/orfTQmTC2J— 獅子皇 (@lionlion1018) November 6, 2021
直近30年のリーディングジョッキー一覧を見ると、武豊 騎手の名前が圧倒的に多いことが見てとれます。
騎手リーディングランキングを見てもわかるように、勝率が2割超えることは非常に稀で、1割あればトップ10に名前が挙がります。
しかし、武豊 騎手は勝率が2割以上の年が14年あります。
これは異常ともいえる数値で、ここまで長期間活躍できる騎手は後にも先にも現れないかもしれません。
また、武豊 騎手は身長が170cmで、騎手の中では長身です。
騎手は体重を50kg前後に保つ必要があるため、身長が高い方が減量は大変だと考えられます。
また、年齢を重ねると体重が落ちづらくなることも考慮すると、長期間騎手として活躍するのは自己管理の面でも過酷なはずです。
これらを考慮すると、長身でありながら30代、40代でも見事な成績を残すのは、騎手としての技術だけでなく、日々の体重管理の面でも並大抵のことではありません。
記録だけでなく、私生活の面でも騎手の鑑といえるでしょう。
4:未来のリーディングジョッキー候補3名を紹介!
最後に、今後リーディングジョッキーになりそうな騎手を3人紹介します。
- 松山弘平 騎手
- 横山武史 騎手
- 岩田望来 騎手
未来のリーディングジョッキー①:松山弘平 騎手
松山弘平騎手 pic.twitter.com/WIevrBBmVZ
— ちゃ (@Dadadanokun) October 31, 2021
1人目は、2021年9月にJRA通算10,000回騎乗を達成した、松山弘平 騎手です。
デビューから12年6ヶ月19日で達成というのは史上最速であり、同時に31歳6ヶ月19日で達成というのも史上最年少記録です。
2019年以降は勝率も1割を超え、2020年、2021年と年間100勝を達成しており、ここ数年での飛躍が目立ちます。
以下、2011年から2021年の松山弘平 騎手の勝利数・勝率一覧です。
年度 | 勝利数 | 勝率 |
---|---|---|
2011年 | 26 | .046 |
2012年 | 74 | .093 |
2013年 | 62 | .073 |
2014年 | 56 | .069 |
2015年 | 70 | .077 |
2016年 | 47 | .069 |
2017年 | 61 | .073 |
2018年 | 84 | .092 |
2019年 | 91 | .103 |
2020年 | 127 | .138 |
2021年 | 105 | .149 |
2021年では年間勝利数ランキングの第4位にランクインしており、勝率も5年連続で上昇していることから、リーディングジョッキーに輝く日も遠くないかもしれませんね!
未来のリーディングジョッキー②:横山武史 騎手
函館リーディングは4位で終わりました!
来年は開催リーディング獲れますように✊横山武史騎手、函館リーディングおめでとう? pic.twitter.com/l9O7xOyBqe
— やま (@umayama3) August 8, 2021
次に紹介するのは、22歳(2021年10月現在)の若さで関東リーディングに輝いた横山武史 騎手です。
2017年にデビューし、勝利数・勝率共に年々上昇しています。
2021年4月には皐月賞での勝利も果たし、22歳という若さも考慮すると、今後非常に楽しみな騎手の1人です。
以下、デビューした2017年から2021年の横山武史 騎手の勝利数・勝率一覧です。
年度 | 勝利数 | 勝率 |
---|---|---|
2017年 | 13 | .033 |
2018年 | 35 | .054 |
2019年 | 54 | .074 |
2020年 | 94 | .129 |
2021年 | 82 | .126 |
未来のリーディングジョッキー③:岩田望来 騎手
アルゼンチン共和国杯#フライライクバード#岩田望来 pic.twitter.com/volCCRaxTB
— 景子?? (@p_tkmkuma) November 7, 2021
最後に紹介するのは、デビューして2年目で年間勝利数トップ10に入った岩田望来 騎手です。
初年度から.071という高い勝率を誇り、2年目・3年目には年間勝利数トップ10に入っています。
年齢も21歳であり、今後に期待できる若手のホープです。
以下、デビューした2019年から2021年の岩田望来 騎手の勝利数・勝率一覧です。
年度 | 勝利数 | 勝率 |
---|---|---|
2019年 | 37 | .071 |
2020年 | 76 | .096 |
2021年 | 71 | .098 |
まとめ
2021年度のリーディングジョッキーに最も近い騎手はC.ルメール 騎手で、2017年から2020年まで4年連続でリーディングジョッキーに輝いています。
歴代のリーディングジョッキーを見てみると武豊 騎手が圧倒的な獲得回数を誇っています。
また、松山弘平 騎手、横山武史 騎手、岩田望来 騎手の3人は特に今後目が離せない騎手です。
これからの活躍に注目しましょう。