競馬初心者の一番最初の悩みは競馬馬券をどうやって買うことができるのかです。
実際競馬を始めてみたいけど馬券の買い方がわからない。なんて思っている方がいると思います。
競馬初心者が分からない馬券購入の悩みを当記事で解消!
馬券の買い方について今回は詳しく解説します。
競馬初心者が知っておくべき買い方は3種類
競馬初心者の方は最初に、馬券をどのように購入すればいいのか、気になる方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、馬券を購入する主流の買い方は3つあります。
どのような買い方があるのか、3つの買い方について解説しますので参考にして下さい。
- インターネットで買う方法
- 競馬場で買う方法
- 場外馬券売り場で買う方法
これら3つの買い方について初心者でも分かりやすく解説します。
インターネット投票
まず始めに最も利用している人が多いインターネット購入について。
インターネット購入はどこからでも馬券を購入することができ、初心者でも扱いやすいのでまずは、スマホからインターネット購入をすることがおすすめです。
競馬場はコロナウイルスの影響があったときに入場規制をかけていました。
そんな時に一気に流行した競馬の楽しみ方がインターネット購入です。
各サイトの入会者も一気に増加し、今では主流と呼べる買い方になります。
インターネット投票にはいくつかのサービスがありますが、もっとも手早く利用するのであれば即パットがおすすめしです。
JRAが指定する銀行口座が必要ですが、申し込みしたその日から馬券購入が可能。
また、入会費や年会費も無料なので、登録するだけでも損はありません。
またインターネット購入ができるアプリやサイトについて、詳しく解説している記事もありますので併せてご覧ください。
競馬場で購入する
次に昔から慕われている競馬場に行って馬券を購入する方法です。
この方法は競馬が好きな人にとってはとても主流で、競馬場の雰囲気を味わうことができます。
競馬場では、マークシートに自分の買いたい馬券をマークして、マークシート発券機に持っていき購入。
この一連の流れが初心者にとっては、敷居が高く感じてしまいがちです。
しかし、発券機で購入した際に手に入る馬券が実物で手元に残るのが、記念としてより競馬が楽しく感じます。
自分の好きな馬ができたときは是非一度競馬場に足を運んで、記念馬券を購入するのも楽しみ方の一つです。
場外馬券売り場
場外馬券売り場とは、全国の都市部に設置されている券売機とモニターが設置されている施設です。
馬券購入に加えて、モニター越しで競馬中継を楽しむことができる馬券購入兼観戦施設となっていて、競馬場に足を運ばなくても馬券を購入できます。
自宅の周辺に場外馬券売り場しかないという方が利用されます。
初心者必見!馬券の種類とマークシートを使った馬券の買い方
競馬の醍醐味でもある馬券にはいくつかの種類が存在します。
1着の馬を予想するシンプルな単勝から、1着から3着に来る馬をピタリと当てることで高額配当が期待できる三連単まで、さまざまな券種が発売されています。
そして、馬券を購入する上で用いるのがマークシートです。
マークシートは競馬場や場外馬券売り場に設置されていて、買いたい馬や馬券種を記入することで馬券を購入できます。
本章では、馬券の種類とマークシートについて解説します。
馬券は9種類存在する
現在、中央競馬で発売されている馬券は9種類です。
単勝 | 1着の馬を予想する券種 |
---|---|
複勝 | 3着以上に入線する馬を予想する券種 |
枠連 | 1.2着に入線する馬の組み合わせを枠番で予想する券種 |
馬連 | 1.2着に入線する馬の組み合わせを馬番で予想する券種 |
ワイド | 3着以上に入線する2頭の馬を予想する券種 |
馬単 | 1.2着に入線する馬を着順通り予想する券種 |
三連複 | 1.2.3着に入線する馬の組み合わせを予想する券種 |
三連単 | 1.2.3着に入線する馬を着順通り予想する券種 |
WIN5 | 対象の5レースの勝ち馬を予想する券種 |
いずれの券種も一長一短ありますが、選択した馬が馬券内(3着以上)に入線することではじめて配当になる可能性があります。
言い換えれば、4着以下に入線した馬はどの券種でも外れになります。
馬券種にもよりますが、上位入線する馬を予想し馬券を検討するのが馬券予想の基本です。
なお、WIN5の最高払戻額は2022年3月時点で約5億5,000万円です。
レースに応じて馬券を購入したい
馬券には予想しやすい単勝から的中した時に高額配当が見込める三連単まで、たくさんの券種があります。
そして、レースによって予想しやすい券種もあれば、当てるのが容易ではない券種もあるのです。
例えば、単勝馬券は一般的には予想しやすい券種に分類されます。
しかし、出走馬の中で2頭だけ強い馬がいる場合、例えるならナリタブライアンとマヤノトップガンが激突した1996年の阪神大賞典のような場合は単勝よりも組み合わせ数の多い馬連の方が予想しやすいです。
また、出走馬の能力が拮抗していて誰が勝ってもおかしくないレースでは単勝よりもワイド、馬単よりも三連複のほうが予想しやすくなります。
券種は一般的に購入組み合わせ数が多いほど難しいと思われがちですが、実際は出馬に応じて予想のしやすさは変化するのです。
馬券はマークシートで購入する
競馬場や場外馬券売り場に設置されている券売機で馬券を購入する場合は、券売機の近くに置かれているマークシートを活用します。
用意されているマークシートは2022年3月時点で6種類あります。
緑のマークシート | 一点ずつ購入するポピュラーなシート |
---|---|
赤のマークシート | 「ボックス」「フォーメーション」購入で使うシート |
青のマークシート | 「ながし」「マルチ」購入で使うシート |
ライトカード | 緑のマークシートを拡大し、見やすくしたシート |
クイックカード | 買い目をコンピューターに任せるシート |
G1カード | G1レースのみ対象のシートで、馬名・レース番号・前日発売の項目が省かれたシート |
多くのマークシートが用意されていますが、基本的に使うのは緑のマークシートです。
ボックスやフォーメーションで購入する場合は赤のマークシート、ながしやマルチで購入する際は青のマークシートを活用します。
ちなみにインターネットで馬券を購入する場合はレース番号や式別などを入力したりチェックを入れて購入します。
競馬初心者は見て!4つの特殊な馬券の買い方
馬券には特殊な名称の購入方法があります。
先ほどの項目でも少し触れましたが、ボックスやフォーメーションと呼ばれる買い方のことです。
ここからは、ボックスやフォーメーションといった特殊な馬券の買い方について、解説していきます。
特殊な馬券の買い方その1ボックス
ボックス買いとは選択したすべての馬番の組み合わせをまとめて購入する買い方です。
例えば、A.B.C.D.Eという5頭の馬の組み合わせを三連単で全通り購入すると、60通りの組み合わせを購入しなくてはなりません。
60通りの組み合わせを緑のマークシートにひとつずつ記入するとなると途方もない労力がかかります。
しかし、赤のマークシートを使用すると、購入したい馬番と一点当たりの購入金額をチェックするだけですべての組み合わせをまとめて購入できます。
最低限の記入だけで多点買いできるので非常に使い勝手の良い買い方ですが、購入点数を意識せずに買いたい馬をたくさんチェックしてしまうと、膨大な組み合わせになることもあります。
また、ボックス買いはすべての点数を一律同じ金額で購入しなくてはいけません。
そのため、払戻が安いと馬券が的中したにもかかわらず収支がマイナスになるトリガミが発生することもあります。
購入する前に購入点数とオッズは把握しておきたいですね。
特殊な馬券の買い方その2フォーメーション
フォーメーションとは、着順ごとに来る馬を複数購入する買い方です。
例えば、1着に2頭の馬が絡むと予想し、2着は5頭、そして3着には4頭の馬が絡むと思えば、それぞれの着順に買いたい馬を記入すればフォーメーションで購入できます。
非常に自由度の高い券種で、うまく活用すればボックスよりも少ない点数で的中実績をあげることが可能です。
欠点は、自由度が高すぎるので組み合わせの計算がむずかしくなることです。
幸いにもインターネット上にはフォーメーションの組み合わせ計算サイトが存在します。
サイトと併用しながら買い目を厳選するのがいいでしょう。
特殊な馬券の買い方その3ながし
ながしとは、軸となる馬と相手となる馬の組み合わせをまとめて購入する買い方です。
軸馬とは買い目の中心になる馬です。ながしで購入する馬券の組み合わせには必ず軸馬が絡みます。
相手馬とは軸馬と対になる組み合わせの馬です。
複数の馬が相手候補になります。
ながしの最大のメリットは軸馬を見定めることで購入点数を抑えることができることです。
例えば、あるレースで4頭の馬の馬連ボックスを購入すると、6通りの組み合わせが発生します。
ところが、その4頭のうちの1頭が確実に馬券に絡むであろうと評価し、軸馬にすると、組み合わせは3通りで済みます。
軸馬さえ見定めてしまえば、多点買いで最大のネックになる購入点数の削減に繋がるのでながしを極めたら馬券収支の上で非常に心強い券種です。
ただし、的中するには軸馬が絶対に馬券に絡まなくてはなりません。
軸馬が馬券から外れた時点でいくら相手馬が馬券に絡んでも外れとなるので、ボックスよりも的中難易度は高いです。
特殊な馬券の買い方その4マルチ
マルチは馬単と三連単のみに適応する買い方で、馬単ながしや三連単ながしの軸と相手の逆の組み合わせをまとめて購入する買い方です。
馬単や三連単をながしで購入すると、軸馬と相手馬が逆になって入線した場合、馬券は外れてしまいます。
しかし、マルチで購入すると逆の組み合わせも購入するため、軸と相手が逆になっても馬券は的中します。
別の言い方をすると、マルチは的中難易度を馬単なら馬連、三連単なら三連複レベルに落とす買い方といってもいいでしょう。
的中の幅を広められるので便利な買い方ですが、逆の組み合わせを購入する性質上、購入点数も倍増するので多額の資金が必要です。
まとめ
今回は競馬初心者が初めに悩む馬券の買い方について紹介しました。
馬券の買い方や馬券の基礎的なものは競馬場のビギナーズセミナーやJRAの公式ホームページでも紹介されています。
しかし、もっとも手っ取り早く買い方を覚えるには、実際に馬券を購入するのが一番です。
馬券は100円から購入できるので、気になる券種や買い方があれば、勉強がてら購入してみるのもいいですよ。